Fポイントで、アマゴイルリトンボに会った。
昨年、この大きなブルーの目玉に初めて会ったのが、7月半ばだった。
まだ先かと思っていたが、やはりイトトンボの仲間は同じようだ。
♀もいたがまだ数は少ない。エゾ、オゼ、オオイトトンボに継いで出てきたところだ。
日差しの強さは苦手なのか、暗いところが好きなようだ。
アマゴイという名と関連ありそうだが、確か新潟の雨乞池で初めて発見されたからだと記憶している。
池の水面を,清らかな小川の辺りを,音もなく静かに移動する。小さな虫を求め、かわいい伴侶を捜しながら・・・。
静かに息づく美しい瑠璃色の宝石だ。
アマゴイルリトンボ



また、今日は水辺で成熟したクロイトトンボ、ヤマサナエ?にも会えた。

クロイットンボ ♂

クロイトトンボ連結

オオイトトンボ(上) クロイトトンボ(下)

エゾイトトンボ連結

ヤマサナエ?
林に入るとクロヒカゲ、ヤマキマダラヒカゲが沢山飛び出した。

クロヒカゲ
ニホンカワトンボ ♂ 成熟橙色翅型

ニホンカワトンボ ♂ 無色翅型

日当たりのいい草原では、ウラギンヒョウモンが元気に飛び回り、アカツメクサに止まった。

コミスジに継ぎ、イイチモンジチョウも出てきた。裏面の模様が何とも言えず魅力的だ。
イイチモンジチョウ


わずか1,2時間の里山だが、静寂の緑に囲まれ虫たちとの出会いは至福のひとときだ。
気温は28度まで上がり、いよいよ夏本番を迎えた。(2011.6.10)
