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エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

新緑の候

2021-04-19 | 自然観察

暫らく雑用に追われたり、雨の日が続いた。

ときどきカメラを向けてはいたが、周囲の自然の変化は早い。

庭の緑も、いつしかユキヤナギ、ジンチョウゲ、ドウダンツツジ、ハクモクレンが咲き始め、カイドウ、シャクナゲのつぼみも膨らんだ。

モミジやホウノキも芽吹き、いよいよ新緑の候到来だ。

以下は庭の春

 

     

     雑種 セイヨウ

 

 4/15にギフチョウを求めて西会津へ、

2度目の遠征だがカタクリが咲き始めていたが雪解けは進んでいなかった。

アズマイチゲ  

キクザキイチゲ

  エンレイソウ

  

    

   

  

教育の森 遊歩道は荒れて誰も踏み込まない オオイワカガミあと1週間ほどか。

     

大川のヒメシロチョウ、いよいよ危ない。

  

  

 

暫らく大掛かりな検査あり。たぶん医者の心配が当たりそうだ。 

一段落してから、ギフチョウに会いに行きたい。

そうこうしているうちに、ウスバシロチョウ、そしてムカシヤンマの発生だ。 


ニリンソウ

2021-04-12 | 自然観察

一昨日、土手のヒメシロをようやく初見できた。しばらくお様子を見たいが、いよいよ保護対策を本格的に考えなくてはならない。

その後、ヒメシロの森で産卵を観察し、ニリンソウ群落を見て帰宅した。

以下観察できた感動の命を載せる。

  

カタクリ初見 フッキソウ

飯豊うるわし  磐梯うるわし

 土手に転落水浸し。

  ショウジョウバカマ盛り 

   

 

ヤマザクラうるわし  

 トサミズキ

レンギョウ咲く マンサク終わる

 カンボク咲く

  スズメの大群   

  オクウスギタンポポ

  飯豊連峰近し

 (2021.4.11)

 


ヒメシロチョウ 絶滅が現実となりそう

2021-04-11 | 自然観察

”ヒメシロの里”でのヒメシロチョウの初見は4/1だった。

それよりも早く発生するはずの市内唯一の生息地、

三日に上げずに訪ねてきたが、ようやく初見できた。

忙しい1日、朝から”もリ案”と”つくも会”の総会があった。

町内のお年寄りの集まり、「減った会員を増やそう!、そのための充実した内容を!」と意見を述べてきた。

コロナ禍かいつも楽しみな”観桜会”はお昼のお弁当持ち帰りとなった。

お昼をそこそこに、ヒメシロの土手へ急いだ。

*****************

別の生息地、での春型の発生が4/1だった。

しかし、このところ数年は、絶滅が現実となりつつあり心配していたが、

自称「ヒメシロの里」から遅れること10日、今日、数頭の発生を確認できた。

  

タンポポの綿毛が気になる様子。

  

モンシロ モンキ 

  刈り残したつるフジバカマから新芽

昨年秋の第3化の個体数も少なく、その産卵数や幼虫の成長状況と、一斉草刈り時期の関連が不安材料だった。

もう少しの間土手に通い見守っていきたい。何とか命を繋いで行ってほしい。切なる希望だ。

営々とヒメシロチョウの命を繋いできたつないできフジバカマが自生するわずか300mほどの土手、

年2回の一斉草刈りが必要なのだろうか。

7~8年前から、河川事務所へお願いし、一部食草のつるフジバカマの草刈りを残してもらってきた。

どうすれば、ヒメシロチョウを守ることができるかを真剣に考えていかなければならない。

最近は、世代の引継ぎが綱渡りの状況だ。待ったなしの状況に、夜も眠れない。

  

すぐに自称”ヒメシロの里”へ移動した。三々五々、ヒメシロチョウが飛び回り、産卵も見られた。

以下は”ヒメシロの里”で

  

 フキが好みらしい。

     

  もう産卵を観察

  我が家より早いヤマブキ

ヒメシロチョウ   モンシロチョウ 

エゾタンポポ 

次に、ニリンソウを撮りに。カタクリも咲いていた。

次に報告します。

 

 

 

 

 


山は残雪

2021-04-10 | 自然観察

信州の友から、例年より早いヒメギフチョウ発生のメールをもらった。

定番のカタクリ、ヤマザクラの他に、スイセンやヒメオドリコソウに吸蜜する「春の女神」写真が添付されていた。

例年より10日ほど早い発生のようだ。

こちらはギフチョウ、数日前、西会津でカタクリ咲き始めたニュースが新聞に載っていた。

思い立って、カタクリだけでも撮ろうと出かけた。

見込みが違った。例年見る杉林のカタクリの咲く山道はまだ雪で覆われ、カタクリどころではなかった。

一足早いキクザキイチゲやエンレイソウの花を見つけたが、カタクリはまだ。

慣れてくると、新芽が伸び始め、じきに咲くだろう蕾も散見できた。

帰りに大山祇神社へ立ちよった。もちろん奥の院までも山道は雪道、スギタニルリシジミの撮影もあきらめた。

   雪で倒木も

   コシノカンアオイ

テングチョウ

 

  

 キクザキイチゲ

 ヤマエンゴグサ

 

 

  

マンサク  

   ショウジョウバカマ

 

 

 

 

 

大山祇神社 

イワナシ ミズバショウ

 

 ザゼンソウワサビ   

里山から少し奥に入り、また違った山の春、美しい花々を眺めることができた。

次回のギフチョウとの再会を期待している。

 

 


ヒメシロチョウ オクウスギタンポポ

2021-04-01 | 自然観察

今年の春は早い。

今日ヒメシロチョウを初見、オクウスギタンポポも咲いていた。

今日のヒメシロの里ではしばらくは心配ないだろう。

市内唯一の地区では、数年絶滅の危機にある。

環境省レッドリストで絶滅危惧第Ⅰ類のヒメシロチョウは、県のレッドリストでは南会津での生息からか、Ⅱ類にランクを下げた。

しかし会津若松市内では生息地は1地区で絶滅の危機にある。

今年も春型の発生を注視しているが心配だ。

   

   

キジムシロ カキドオシ

セイヨウタンポポ エゾタンポポ

  オクウスギタンポポ

 コブシ咲く

  

キイロスズメバチか  

 菊の様なフキ

テングチョウも  

コンロンソウ  ムラサキケマン

  

  山桜が咲いていた 

 ショウジョウバカマ

 ワサビ アマガエル?

 コケ まったく同定できない

 

数日中に、絶滅が心配されるヒメシロチョウを見に行きたい。

長い間、河川事務所に協力をいただき、一斉草刈りの工夫を継続しているが、

昨年も第3化の発生と草刈りの時期、その後の成長が危機的状況だった。

いつ絶滅しても不思議はない。何とか飛んでいてほしい。

 


ショウジョウバカマが咲きはじめた

2021-03-25 | 自然観察

 

                         
今日買い物の途中に、低血糖症状となる。

何となくふらつきやすく、汗が出てきてすぐに低血糖と分かった。

ばーちゃんに買い物を任せて車へ、いつも携帯するブドウ糖錠を飲みしばらく安静にした。

月に1~2度ある。ばーちゃんは心配して、どら焼きとペプシコーラを買って店から出てきた。

落ち着きを取り戻し、今日目的の園芸店へ、パンジーの花苗を15鉢と肥料類を求めた。

数日、庭仕事に忙しかった。庭の周囲の黒竹林から7~8本を切り取り、フェンスを作った。

梅の高枝やナナカマド、カリンの枝を整理した。

サンシュウが満開となり、芽が膨らんだスイセンの一本が咲き始めた。

すぐに疲れが出る。炬燵で水分補給、午前中はあっという間だ。

庭で サンシュウ ニオイサクラ 豊後梅

  

以下、数日前の里山の春の様子をまとめた。

   飯豊連峰    磐梯

       

   キクザキイチゲ

      

 

ルリシジミ、スジグシロチョウ、キタテハ、テングチョウに会う。 オツネントンボにも。

  

  虚無僧雪形

  ショウジョウバカマ咲く

 

 

  鮮やかヒヨドリジョウゴ 

  

新しい季節が始まる。

今日も生命のよろこびがみえた。

 ***************

花語らず   柴山全慶

花は黙って咲き 黙って散っていく 
そうしてふたたび枝に帰らない
けれども その一時一処に
この世のすべてを託している
一輪の花の声であり 一枝の花の真である
永遠にほろびぬ生命のよろこびが
悔いなくそこに輝いている


福寿草の群落

2021-03-17 | 自然観察

子規の句に ”毎年よ彼岸の入りは寒いのは” がある。

子規が、”暑さ寒さも彼岸まで”と言ったら、お母さんがこう答えたそうだ。(今朝の毎日新聞:季語刻々)

彼岸を迎えたが、寒い。風が吹き体感からか、庭仕事もできない。

昨日(3/16)、午後からは雨の予報で、磐梯が見える午前中に崎川浜へ向かった。

途中、赤井あたりの田んぼのところどころにハクチョウが群れていた。

数日ぶりだが、崎川浜にはカモも少なく、白鳥はまったくいなかった。

早々に湖畔を離れ、お別れを前に餌をついばむハクチョウを撮った。

相変わらず、泣きあう声がつらく切なく聞こえた。

   

   

  

 

        

目的は、福寿草の群落を撮りたかった。

数日前まで土の見えなかった群生地、雪はほとんど消え、ところどころに咲き始めていた。

ときどき信州松本のブログ仲間の自然を見ているが、会津より春の花が早くて驚いている。

福寿草にしても、梅にしても10日ほどは早いようだ。

会津も寒いが、あれほど低い冬の信州の気温からして、驚きだ。

たぶん、積雪や日照時間などの違いなのだろう。

      

  

     

対岸に翁島を望む浜にも、何羽かコハクチョウが浮かんでいた。

  

  

北帰行の無事を祈って別れを告げた。

 

帰路、いつものように八田野の森をのぞいた。

マンサク、コブシ、ネコヤナギのふくらみは3~4日前といくらも変わらない。

   マンサク

花びらが赤い 

ヒュウガミズキ サンシュウそろそろ

レンギョウ  ボケ

  

 

 シデコブシ

  フサザクラ

思えば、いつも同じ命を見つめ楽しんでいる。

天気が良いと、毎日、同じものでも会いに行きたくなるのだ。

ときどき体調を壊すが、何とか歩ければいつまでも見つめていきたい。

あと何年元気で巡れるだろうか。元気でありたい。

 


春まだ浅き

2021-03-13 | 自然観察

大震災から10年にあたる3・11、慈母観音像を拝みこころの整理をした。 (拙ブログ:「原発事故の検証」2021-03-12|日々の生活)

以下は、複雑な気持ちで八田野に見た浅い春だ。

 

土手にオオイヌノフグリ満開、ハナアブが数頭吸蜜に。一群れ、ヒメオドリコソウも咲いていた。

  

林道、キジも温かい陽気に誘われお散歩か。

  ちと遠い

10日ほど前には雪で通れなかった道も開いた。久々に飯豊連峰越しに会津観音を拝んだ。

  

今日は、たぶん満開だろうマンサクも一つの目的、フクジュソウも。

 

明るい黄色 

  枯葉が付いている

 

  ネコヤナギ(雄花)  

  

  

昨年、U字溝が設置されていて驚いた堰にショウジョウバカマの様子を見に寄った。あらためて、U字溝が必要だったのかと思う。

  

膨らんだ蕾が見えてきた。堰の周囲は少し残雪があった。  

  

白いとげの付くかなり太い大木に出会う。オオウラジロノキだろうか。今後も観察を続けたい。

  枝の部分   

クヌギ トサミズキ ボケ蕾

いつものフクジュソウを見た。この前は影も形もなかったのに、満開だ。 

毎年見ているジンチョウゲの様な黄色い花が、もう咲いていた。ナニワズのようだ。

   

浅い春だが、一日一日本格的な春に近づいている。

そのうち猪苗代湖に、フクジュソウの群落を見に行きたい。(2021.3.11)

 

 

 

 

 

 

 

 


マツヘリカメムシ

2021-03-10 | 自然観察

冬囲いを取り払った。いい天気だが、いつまでも北風が冷たい。
庭でサシガメらしきものを見つけて写真を撮った。

    

ネットや図鑑で探したが、なかなかヒットしなかった。
その後、図書館で「おもしろい生態と上手なつきあい方 カメムシ」(野沢雅美著、農文協刊)を見て「マツヘリカメムシ」と判明した
  https://www.outdoorfoodgathering.jp/insect/matsuherikamemushi/

北アメリカの原産で、1999年以降ヨーロッパで分布を広げた。
新参者のカメムシで日本での発見は2008年、温暖化のせいで北へ分布を広げている。とあった。

写真を撮っただけだが、解説文には、外来種の駆除やフルーティーな匂いがするので食材としての可能性などが書かれていた。

残念ながら、サシガメが頭に浮かび匂いまでは嗅がなかった。

今度見つけたらフルーチフルーティーな匂りをかいでみたい。

松の害虫らしいが、我が家の周りに松はない。

 


コハクチョウ旅立ち

2021-03-02 | 自然観察

北帰行前のハクチョウを観に崎川浜へ。

 

いよいよ旅立ちだ。

もう第1陣はすでに北へ向かったのだろう。

かなり少なくなったコハクチョウが、三々五々泣き叫びながら羽ばたいていた。

春の日を浴びながら、明らかに行動が違う。

   

   

           

  

 黄色い首

 

  

 

 

      

  

      

      

     

(2021.2.28)

************************* 新聞読者欄に掲載(2021.3.2)

春近し 純真な水鳥との別れ

地球温暖化の影響だろうか、ここ数年は雪が少なかったが今年は厳しい冬が戻った。まだ雪の残る猪苗代湖畔の林間をスノーシューで歩いた。湖に伸びるハンノキの枝先に垂れ下がる雄花と完熟の実や羊の顔を思わせるオニグルミの冬芽、木漏れ日に輝くコブシの蕾などを楽しんだ。木々の根開けも広がり春近しを感じつつ、あらためて、自然の只中に閑さを求める自分に気づかされた。紺碧の湖水の彼方に秀峰磐梯の雄姿が浮かび、湖畔の浅瀬にコハクチョウが羽ばたき合い、ひときは大きな叫び声が響いていた。キンクロハジロは得意の潜りを、オナガガモは逆立ちを繰り返し、カモたちはそれぞれに個性的で賑やかだ。しばし厳寒の湖水に過ごした冬の使者たちとの別れも近い。

“白鳥の叫び切なし別れかな”

*************************


マンサク咲く

2021-02-28 | 自然観察

今朝の気温はー7℃、庭の雪なかなか消えない。

八田野のマンサクが咲き始めた。ユキヤナギの冬芽から花穂が出始めた。

      

 キリ    コブシトサミズキ      カラマツ    ネコヤナギ     サンシュウ       

   飯豊連峰      

八田野から

    ハス池で

長原から 

   

ようやく木々の芽が動き始めた。明日から弥生3月だ。


白鳥の湖 北帰行始まる

2021-02-13 | 自然観察

 
昨日、 崎川浜の様子を見に行った。

だいぶ昼の時間が長くなってきた。北帰行のスイッチが入ったか、水鳥たちの様子が少しちがった。

このところ温暖化の影響で雪が少なく北帰行も早かったが、今年は「例年並み」に少し遅くなりそうだ。

 でも、今日の若松の気温は、朝は寒いが(最低気温が5時に-5.1℃)、最高は春を思わせた。(午後3時に8.2度)

いよいよ北へ帰る日も近いと感じた。 

叫びあいながら羽ばたきを繰り返すコハクチョウの姿にし、崎川浜の雪原にも春の土が見え始め、

コハクチョウの群れが何かをついばんでいる。

   雪原の白鳥群れる春の土

  

     

  浅瀬にて潜りはばたく白鳥

     

    

                                                                                                                                                                     はばたきて北を目指して明日飛ぶか

             

     

     

   

       

    白鳥の湖見守る犬静か

俳句もどき  切ない別れを詠んでみた。   

    ?白鳥ハクチョウ)は季語となるか。 また、北帰行は秋の季語とある。? 季重なりの不安・・・いろいろもたげる。

            叫びあう響き切なし北帰行                                 

               涙落つ別れ切なし北帰行

            白鳥と別れ切なし湖畔にて

               白鳥の叫び切なし別れかな

赤井から

                                                                   崎川浜で

カラマツ        ツグミ

(2021.2.13)

 


厳寒のしぶき氷 リベンジは穏やか

2021-01-22 | 自然観察

【前編】 1/20 大寒の日、しぶき氷を訪ねた。

毎年、厳寒を体験に素晴らしい林を歩いている。

強風吹き荒れる曇天、磐梯はとうとう雲に隠れっぱなしだった。

岸に打ち付ける波のしぶき、厳寒の湖に、凍てつく氷の芸術を鑑賞した。

いつものように、天満宮にお参りしてから林へ入った。

ばーちゃんは年ごとに歩けなくなった。無理には誘わない一人旅だ。

メガネが曇るのでマスクなし、時折静かな林の木々が揺れる。

  ユズリハ 犯人は?

ヤママユ    ウバユリ

  ツグミか

林立する木々に纏う雪の何と美しいことか。

わずかに残る秋の葉が揺れる。

突然エナガの群れが林を縫い行きすぎた。 氷上に数羽、シロハラ? いやツグミのようだ。

 倒木

        湖に近づく    厚い雲に覆われ

   

                

長浜へ寄る。

   ホシハジロ

ユリカモメ  キンクロハジロ

  

 

【後編】翌朝は晴れ渡り風なしで、磐梯山もくっきり。 

  昨日のリベンジ、しぶき氷を目指す。

フロントガラスの結晶  若松で最低気温-11℃を記録。

 若松市内を望む

八田野から飯豊連峰 

今日も、まずお参り。今日は望遠も持参し,雪の林に入る。

 早速ツグミが。

     

誰の足跡? ノリウツギ

昨日とは一変、穏やかな林 

 

ベストスポット  足元はツルツル、寄れるところまで寄って。

  

 

 

R49 ハクチョウ浜 

昨日と同じ、長浜で

 

 

スズガモ♀ 

   

 

森閑とした厳寒の林を歩いた。大自然の氷の芸術作品しぶき氷を楽しんだ。

リベンジ成功、厳しい寒さだが、穏やかな豊かなひとときを過ごした。

久々に磐梯山の雄姿を見つめることができた。(1/20 1/21)

 

 


初冬の里山を歩く

2020-12-10 | 自然観察

近くの里山を歩いた。朝方氷点下、でも昼近くにはひだまりはまさに小春日だった。

特に、春先に頻繁に通った、自称「里山公園」の冬芽を見に行った。

木蓮の小さい新芽が膨らんでいた。春咲くレンギョウは数輪咲いていて驚いた。

  

   

 ノイバラ    サンシュウ

    

                                            ヒヨドリジョウゴとアオツズラフジ

 ガマズミ

花の時期にきれいな花をつけるつる性のボタンズル。

この時期にはきれいな冬の花・・・。まるで梅の花が咲いたように木に絡みついている。

白いフワフワの綿毛の中心に放射状に黒い実がついている。

   

その横には、赤いツルウメモドキが高い木に絡みつきいっぱい実をつけていた。

  リョウブ 

クズヒヨドリジョウゴ

陽だまり

 

      

こんな山奥にU字溝を発見!  どうして?。

猪苗代から若松まで全長31キロ。300年の歴史があり、手掘りで流れてきた戸の口堰の流れが、

なぜ今の時期にコンクリートのU字溝に?(戸の口堰の支流だろう)

いつも早春にショウジョウバカマを楽しんでいた流れだ。

U字溝については、いつも嫌な印象を持っていた。もっと、生態系への影響を考えるべきだと。

遠くからは、カメラマンに見えた。近づくと月面に下りた宇宙飛行に・・・。

じきに雪が来る。 

最後の冬の始まりを楽しんだ。            2020.12.5

 

 

 


ホシミスジ幼虫の成長を見つめる

2020-12-09 | 自然観察

                                                     

 

                       

                                                                        【 12/8 営巣の気配見られず 

9月末、庭のユキヤナギにホシミスジの幼虫を見つけた。

現在観察中の3令幼虫と小さな幼虫(2令?)、その横に蛹がみつかった。

当初確認した1~2令幼虫は、いつか見失った。

近くに巣を構えるクモの餌食になったのではないだろうか。

また蛹は何時か破損、十分観察したがどうも抜け殻だったようだ。

その後、3令の一頭について観察し、約2か月が経過した。

ネットでの記録によると、3令幼虫で巣を作って越冬するらしい。

だいぶ寒くなり、雪の季節を前にいろいろ心配している。

ここ2か月間の観察だが、顕著な成長は見られず、まだ巣を作る様子はない。

ほとんど動かず、葉を食べている形跡も見られない。

でも、毎日枝に止まる姿勢が若干違うので、動いてはいるようだ。

もうしばらく観察を続け、越冬の様子を観察していきたい。

9・26(2令幼虫)  9/20 以下3令幼虫

9/25 9/25

 11/5     11/6

11/611/8

11/9 11/12

11/16  11/25

11/26 12/2

発生は6月末、まだまだ先が長い。

無事の羽化を祈りながら、見つめていきたい。

(参)「 お待たせしました。 嬉しいホシミスジ初見」  2020-06-07 | 日々の生活
https://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/e134b71c7f53824bf209e5dd7f523504