嶽南亭主人 ディベート心得帳

ディベートとブラスバンドを双璧に、とにかく道楽のことばっかり・・・

楽器としての柳宗理のステンレスボウル

2007-07-06 01:51:45 | ブラスバンド
柳宗理のステンレスボウル。直径25センチ。ちょっと深手。

スライスしたきゅうりを塩もみするときなど、勝手に手が動いてく感じがして、とっても使いやすい。

お料理が終わって、それを洗う。

おおっと、手がすべった。ボウルは、水道の蛇口に激突。

と、その時、軽やかに響く音が鳴った。

・・・・ぐおおーぅん、うん、ぅん・・・・

ああ、何たる良い音色。バリのガムランのゴングみたいだ。

もう一回、今度はすりこぎでカツーンと一発やってみる。

・・・・・ぐわわーぁん、うぁん、うぉん、ぅぉん、ぅぉん・・・・

おや、コレは何の音だ? はっきり音程がきこえる。それどころか、その5度上の音まで響いて「和音」になっている!!!

音が取れるまで、何度となくたたいてみる。

【結論】主たる音はD。その5度上は従ってA。

いやはや、これはものすごい。

ここまでくれば、調理器具であると同時に、立派な「楽器」である。主人に作曲の才がもしあらば、一曲、創り上げて差し上げたいくらいだ。

名づけて「キッチン・ガムラン」。どうでしょうか?

(いやこの題名、NHKの「あいのて」で、すでに曲になってたような気がするなぁ)

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