澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

サンデー・プロジェクトに見る土井たか子の経歴詐称

2008年05月11日 13時18分28秒 | 政治
テレビ朝日系列「サンデー・プロジェクト20周年記念、中曾根康弘、不破哲三、土井たか子に聞く」を見てしまった。

見てしまったというのは、何を今さらこんな番組をやるのか、とも思ったからだ。田原総一朗の引退記念番組だったら、良かったんだけれど…。

スタジオには、3人の履歴が張り出されていた。中曾根、不破の両氏は、政治的立場の違いはあっても、その経歴は輝かしいものだ。

だが、土井たか子については、長らく「学歴詐称」疑惑が取りざたされているので、今回、張り出された履歴にはどう書かれているか、ちょっと関心を誘った。
土井たか子は、京都女子専門学校(現・京都女子大)出身だが、公式の経歴ではそのことを隠して、同志社大学大学院(法学研究科修士課程)修了であることを強調している。TV画面で見た経歴も、同志社大学のことしか書かれていなかった。

田原が「土井さんは、学者を目指していた訳だ」と尋ねると、土井は「学者というわけではなく、研究者を目指していた」と応え、政治の世界への転身については、ある日恩師に選挙に出なさいと言われたからだと答えていた。恩師というのは、田畑忍という、同志社の憲法か国際法の有名教授なのだが、同志社大学を本当に修了したのかどうかについては、大学当局も「個人のプライバシー」を理由に情報開示しないため、依然として闇の中だ。

民主党の古賀議員が学歴詐称問題で辞職を余儀なくされたように、国会議員の学歴詐称は「見栄」や「笑い話」では済まされない。学歴を偽るという行為そのものが、政治家としての適格性を疑わせるに十分であるからだ。

土井の言動を見ていると、自分に都合の悪い事柄は、黙り込むか、話をすり替えるかのどちらかだ。北朝鮮拉致事件での対応、政治資金問題での答弁など、これが偉そうに「平和」「憲法」と言い続けた人なのかと情けなく思うほどだった。

女性に多いキャラクターだが、土井の性格は、肥大化した自己顕示欲の上に、「作話癖」「虚言癖」がトッピングされているのでないかと思われる。
不破哲三が愚直にもマルクスを今なお尊敬すると語っている横で、「女性が…女性が」とわめく、あの見苦しい姿は何なのだと思った人も多いことだろう。


考えてみると、今日の番組は「昭和後期の3大デマゴーグ」の集まりではなかったか。こういうと、土井たか子を褒めすぎなのかもしれないが、空虚な言葉だけで大衆を扇動したという点では、ダントツの存在ではあった。



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