澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

三か月乗ったカローラ・ツーリングの印象

2020年05月09日 04時02分45秒 | hobby

「新型コロナウイルス」(武漢肺炎)騒ぎがこれほどまでに深刻化する直前の二月末、前月に購入契約していたカローラ・ツーリングが届いた。今なら、こんなときに車を買おうなどとは思わない。まさに「コロナ以前」「コロナ以後」という意識の変化を、実感として感じる。

 
 カローラ・ツーリング・ハイブリッド

 このカローラ・ツーリングを約三か月、走行距離で約1500kmを乗った印象、そして、その前に乗っていたマツダ・アクセラ・ハイブリッドとの比較について、少し記してみた。

EV(電気自動車)走行に近づいたカローラ
 カローラ・ツーリングは、新しいリチウム電池を搭載した結果、ほぼEVに近い走行が可能になった。低速域から、高速道路の80km台まで電気モーターで走行する。二世代前のプリウスのハイブリッド・システムを採用したアクセラ・ハイブリッドは、全走行距離の48%がEV走行だった。一方、カローラ・ツーリングは、80%くらいがEV走行ではないかと思う。

実燃費は
アクセラ・ハイブリッドのカタログ燃費は、28.6km/L(JC08モード)だったが、実燃費は半分ほど。一方、カローラ・ツーリングのカタログ燃費は、35km/L(JC08モード)だ。しかし現在のところ23km/Lの実燃費を記録している。つまり、アクセラの約二倍の燃費の良さだ。

安全性は
カローラ・ツーリングの安全装備は、モデル・チェンジしたばかりなので、現行トヨタのラインアップ上で最高の部類に属する。アダプティブ・クルーズコントロール(ACC)は、時速30kmから設定できるから、一般道でも前車追従運転が可能。時速40km以上ならレーン・キープ機能を加えれば、ほぼ自動運転のようなことが可能になる。ディーラーの社員は「ほぼ、スバルのアイサイトに近づいた」と言っている。

付属機能は
電子ミラー、前後レコーダー、AC電源など、オプションを多くつけたので、最上級グレードを超える価格となってしまった。これは大失敗。購入するときは、最上級グレードを選ぶべきだろう。ただ、どのグレードでもAC電源はオプション(4万四千円)になるので、必ず付けよう。非常時の電源確保として実に便利なので。ツーリングであれば、大人二人が室内で眠ることができて、AC電源でお湯を沸かすことも可能。

結論として
スタイルや走行時の爽快さという点では、カローラはアクセラに及ばないと思う。また、精緻な安全性、律儀なクルマ作りという点では、カローラはスバル・インプレッサに敵わないだろう。しかし、値引き(27万円引きだった)や燃費などを総合的に考えると、この陳腐な名称のクルマ(カローラ)に行きつく。カローラの売り上げ台数は、マツダ全車種の合計よりも多いという事実。やはり「国民車」ということか。老若男女だれでも乗れるクルマ。こういうクルマ、実は好きではなかったが、ついに選んでしまった。でも、後悔はしていない。









 

 

 
 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。