『国策通信社「同盟」の興亡~通信記者と戦争』(鳥居英晴著 花伝社 2014年)を手にした。
出版社による本書紹介は次のように書かれている。
・1945年、終戦の年に解散した同盟通信社(通称「同盟」)は、戦時中、国策によって設立され、 政府助成金によって維持された国策通信社で、現在の共同通信および時事通信のルーツとなった巨大通信社です。 同盟は自らを「日本の眼であり、耳であり、その口である」と称した「思想戦の中枢機関」であり、 日本政府のプロパガンダ機関として、アジア全域を拠点としてニュースを発信し続けました。 ・同盟の存在抜きに戦前のメディアを語ることはできないと言われながら、これまで、同盟を含めた通信社に関する研究は乏しく、 同盟の正史とされてきた『通信社史』は、同盟出身者によって書かれた客観性に欠けるものでした。 共同通信出身の著者は、在野でありながら「メディア研究の過疎地帯」とされてきた同盟の研究と歴史的位置づけに挑み、 5年の歳月を費やして本書を書き上げました。 ・800頁を超える大変な労作は、著者の情熱と尽きることのない探究心の結晶です。 ここでしか読めない事実の数々が子細に記録された本書の内容は、メディア史のみならず日本近現代史の史料として 一級の価値を有しています。また、個性豊かな記者たちの群像、日本の戦時情報戦略を扱った壮大な歴史ドラマは、 知的好奇心を刺激してやみません。研究者やメディア関係者はもちろんのこと、歴史ファンの読書人にも自信をもって おすすめできる渾身の一冊に仕上がっています。(出版社(花伝社)からのコメント)
最新の画像[もっと見る]
- 有本香の演説を聴きに日本保守党の街宣に行く 3週間前
- 有本香の演説を聴きに日本保守党の街宣に行く 3週間前
- 有本香の演説を聴きに日本保守党の街宣に行く 3週間前
- 有本香の演説を聴きに日本保守党の街宣に行く 3週間前
- 湖北(琵琶湖)を旅行 1ヶ月前
- 湖北(琵琶湖)を旅行 1ヶ月前
- 湖北(琵琶湖)を旅行 1ヶ月前
- 湖北(琵琶湖)を旅行 1ヶ月前
- 湖北(琵琶湖)を旅行 1ヶ月前
- 湖北(琵琶湖)を旅行 1ヶ月前