澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

私立医大不正入試の顛末

2018年10月12日 13時01分44秒 | マスメディア

 文科省局長の息子が東京医大に不正入学した事件が、いつのまにか私立医大入試における「男女差別」問題にすり替えられ、本丸である不正入試、不正入学事件がうやむやにされてしまった。東京医大の事件に関しては、複数の野党議員の関与が濃厚であるにもかかわらず、マスメディアはそのことをほとんど報道しなかった。モリカケ報道の執拗さを見るとき、マスメディアの異様な偏向を感じるのは私だけなのか。

 要するに、マスメディアは国民をなめていて、いかようにも世論誘導ができると思っているのだろう。毎日、どうでもいいことを囃し立てているTVワイドショーを見る、私たち自身にも責任はあるのかも知れないが。

複数医学部、入試で男女に差を設定 大学名は明言せず

 柴山昌彦文部科学相は12日の会見で、文科省が全国81大学の医学部医学科を対象に実施している入試をめぐる調査で、「複数の大学で性別や浪人年数で合格率に差をつけたり、特定の受験生を優先的に合格させたりしているとみられる事例があった」と明らかにした。すでに入試不正が判明している東京医科大を除く80大学を訪問調査し、年内をめどに結果を公表するという。柴山氏は、疑いがもたれている大学名を明らかにせず、大学側の自主的な公表を求めた。

 

 医学部入試をめぐっては、文科省幹部が起訴された汚職事件をきっかけに、東京医科大で一部の受験生への点数加算や、女子や浪人回数の多い男子への不利な扱いが発覚。文科省は他大学についても、男女別の合格率や、受験生によって合否判定に差をつけていないか報告を求め、男女の合格率の差が大きい大学は訪問などをしている。

 

 柴山氏によると、これまでの調査の結果、「合理的な理由が必ずしもないにもかかわらず、差異を設けていることが客観的に見て取れる」大学が複数あったという。東京医科大を除いて不適切な得点操作を認めた大学はないが、文科省は80大学すべてを訪問して調査し、確認する方針。月内に中間報告を出し、年内に最終報告を出すとした。

 

 9月上旬に公表した同省の第1次報告によると、多くの大学で男子の合格率が女子を上回り、過去6年間の平均では男子の合格率が女子の約1・2倍だったことが判明。また、年齢別では主に1浪が多い19歳の合格率が最も高く、20歳以上になると合格率が下がる傾向も明らかになった。(矢島大輔、増谷文生)


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