澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

東京五輪に止めを刺した宮城県沖M7.3地震 

2021年02月14日 00時58分10秒 | 地震

 さきほど、突然の緊急地震速報。あわてて、外へ出たら、電線がヒューヒューと唸って揺れていた。
 震源は宮城県沖地下55km、M7.3の大地震だったが、幸い津波はなかった。

 この地震は、東京五輪に止めを刺すのではないかと思う。10年前の悪夢を思い出した国民にとっては、森喜朗の「女性差別発言」で揺れている東京五輪開催の可否などは、実は枝葉末節の問題に思えてくるだろう。五輪中止の場合、三兆円もの損害が見込まれるが、それを国土強靭化や減税に回していたら、どんなによかったかと思う人も多いことだろう。

 私見では、東京五輪は福島原発事故から国民の目を逸らすために、少数の政治家や体育関係者が画策した。本来、安全保障や国土強靭化に使うべき血税を「五輪祭り」に費やしてしまった責任は重大だ。だが、その責任は誰にあるのかさえ、この国では明確にされることはない。こういった無責任体制は、戦前から全く変わっていない。

 ともあれ、これで東京五輪の中止は、ほぼ確実。菅義偉がそれなりの見識を持つ人物ならば、コロナ禍とこの大地震を目の前にして、国民にこれ以上「五輪幻想」を強要するのは忍びないはずだが。

 

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