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澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

山田優の「世界の果てツアー」

2007年12月24日 11時45分22秒 | マスメディア
昨日、日本テレビ系列で放送された「世界の果てツアー」を見た。
モデル&タレントの山田優が、南米ベネズエラにあるギアナ高地のテーブル・マウンテンからハングライダーで飛行するという。

テーブル・マウンテンにあるエンジェル・フォールは、標高差979mもある滝で、その水は落下途中で拡散してしまい、地上には届かないほどだ。かつてNHK特集が「ギアナ高地」と題して、テーブル・マウンテンの自然環境について放送したことがあるが、ハングライダーで飛び降りることができるなど、想像もつかない壮絶な地形だった。

そこを山田優たちが飛び降りるというので、興味津々で見ていた。彼女たちは怖がることもなく、喜々として飛行を楽しみにしているようだった。
ところが、天候不順でテーブル・マウンテンまで行くヘリコプターが飛べず、待機となった。帰国までの時間はあと3時間だという。

結局番組は、霧の合間にヘリコプターでテーブル・マウンテンに登り、その景色を紹介するだけにとどめた。断崖絶壁から見下ろすエンジェル・フォールや、それに続くジャングルは壮観だったが、肝心の飛行は行わなかった。
疑問に思うのは、こんなところからハングライダーが飛び降りられるのかということだった。うっそうとしたジャングルには、降り立つ空き地も見当たらないし、サポート隊さえ入り込めないところばかりなのだ。

そこで気付いたのは、この番組は「新手の偽装」ではないかということ。初めから誇大表示をして、客を呼び寄せ、結局はお茶を濁すという手法だ。夜祭りの見世物小屋のようなものだ。そう考えれば、山田優がちっとも怖がっていなかった理由が分かる。
現地住民が「悪魔の山」と呼び恐れた「テーブル・マウンテン」から、いとも簡単に素人が飛行できるわけはないだろう。

これは日本テレビの「偽装表示」なのか?!