イタリアお気楽日記

イタリア生活8年目。楽しい事だってあるけど、つらい事だってあんのよねぇー。

呪われたイタリア生活(゜ロ゜)ギョェ

2006-12-21 02:05:25 | イタリア生活
あたいのイタリア生活は呪われているに違いないっ

そうでなければ、そうでなければ、、、、

みなさん、あたくしgellius今日の昼、
洗い物をしている時にグラスを落として、
手を切り、4針縫いますた。。。。。。。。



うえぇぇぇん

痛いよぉーーーー

嘘。
今の所痛くはありましぇん

あたくしイタリア生活6年、
もうすぐ7年目に入ろうとしておりますが、
その6年間イタリアで救急病院に行ったのは

どうよこれ、
すごい確立だと言えるんじゃございませんこと?

ホームドクターにもかかったことないのに、
救急病院は2回。。。

呪われているに違いありませぬ

あたいがあまりにイタリア人の悪口を言うから、
バチがあたったに違いない

さて、こんなに切り傷の大怪我(?)をしたのは、
小学校1年生ぶりのあたい。

切った時には、グラスが手首にぶつかった痛みしかなかったので、
まさか切っているとは思いもしなかったんですよー

人に後ろから急に刺されたりしたら、
ハッって顔になって、
背中見たらナイフ刺さってるやんか======
(゜ロ゜)ギョェェェェェェェェ(←BY テレビドラマ)

ってなるのがわかったわ

切り傷の痛みなんぞなかったから、
血がポトポト落ちてるの見て、
そりゃーーービックシ

急いで、そこにあったタオルで血をふき取り、
傷を見ると、、、、、













ヒイィィィ!!!!(゜ロ゜ノ)ノ

失禁失神するかと思いました。

そこにあったのはなんか・・・・きゃーーーー

鶏肉を彷彿させるものでした。。。

鶏肉食べれなくなっちゃった?メンゴメンゴ

急いで救急病院に直行

今日ばかりはスッピンだとか言ってられない

受付には2人いるけど、
なんか二人ともPCばっかり見つめてて、
こっちが近寄っても相手にしてくれねぇ

何この人たち

ここは救急病院であって、
急の治療を要する怪我した人や病人が来る所じゃなんですかぁ?

なんなのこの緊張感のない雰囲気はっ

で、オバサンに、

あたい『すみません、手を切ったのですが・・・』

オバサン『あーそっちの人に言って』

むぅぅぅーーー

すんげぇ感じが悪い。

で、横のおじさんに聞こうとしたら、
目も合わさずに、
手だけの仕草で正面に回れと言う

そう、受付のテーブルは”L”の字になっててね、
オッサンは角に座ってるからってので、
怪我しているあたくしに、
急を要する怪我人のあたくしに、前に回れと言いやがったわけです

なんなのここ

昔行ったローマの救急病院も感じが良くはなかったが、
ここまで酷くはなかったっ

それでなくても、怪我とか病気とかで参っている人達が来るのだから、
もっといい対応をするべきなんじゃないんですか====

で、そのオッサン、

オッサン『身分証明書。』

あたい『はい。』

で、とろーいタイプでPCに入力していく。

オッサン『SCUOLA?(学校は?)』

あたい『はぁー!?学校は行ってません。働いてもいません。』

オッサン『いやいや、最終学歴。』

なんだそれぇ

こっちは最終学歴を言う暇があったらさっさと治療して欲しいんだよ、
このクソジジィィィヽ(`Д´#)ノ
テメェー最終学歴がなんで関係あんだよー
学歴によって治療のレベルまで変わってくるのかよー
それなら嘘でも東大ですって言ってやるよー
東大がテメーに分かるかどうかわしんねーけど、
賢い大学=東大って公式があたいのなかにあるんだよー
イタリアの大学とは大違いだって言ってんだよ、
このちょろハゲがぁ=====

と、本当に言いたかった。

でも、我慢して伝えると、

オッサン『そっちで待ってて。』

なぬ=====

あたくし、手から血が出てるんでございますよ、おわかり?

ぶち切れしながらも

あたい『どれくらい待つんでしょうか?』

と聞いたら

オッサン『すぐです』

っていうから、
なんだそれ、
と思って座ろうとしたら呼ばれた。。。

待合室行く必要ねーじゃねーか。

第一関門を突破して、待つは第二関門

そこには若い女の人2人と若い男の子が一人

私の傷を消毒しながら、どこでどのようにして何時に怪我したとかを聞いてくる。

第一関門の主達がかなり感じが悪かったので、
どうなる事かと思いきや、
第二関門の若い主達は感じがなかなか良かったので一安心。

すると、

『すぐに呼びますから、待合室で待っておいてください。』

まー今回もどうせすぐ呼ばれるんでしょう。
と待合室で待つあたい。

隣には

『あたいー、腰が痛くってぇー病院にきたって感じぃー

と携帯で誰かに説明している若い女の子がいる。

ちなみに、目の前には

assolutamente vietato l'uso del cellulare
(携帯の使用絶対禁止!)

って貼ってある

その部屋で待つこと、40分

この40分が長いのか短いのかはわからないけど、
私よりもっとすごい怪我した人がいたのかもしれないしさ、
ただ、あたいの横には腰が痛いと言いながらもヒールはいて
禁止されてる所で堂々と携帯で話すような子がいるわけですが。。。

やっと、呼ばれて中に入ると、
ロンゲのめっちゃでかい先生とその弟子3人!

あたいの為だけにって言っても多くね?

すると、先生が何かの注射したことあるかい?って聞いてきた。

そうこれ、ローマの救急病院でも聞かれたけど、
なんの注射の事かわからなかった上に、
若造二人が半分づつあたいのかわいいお尻に注射しよう!
と言い合っていたいやぁ~な思い出がある。

ので、なんの注射ですか?と聞くもさっぱりわからず
小さいときにする予防接種の類っぽいんだけど、
なんせ病名を言われてもわかんないし、
もう単語忘れちゃったし・・・
誰か知っている人がいたら教えてくださいませぇー

そんなわけで、ろくな思い出がないし何の注射かわかんないから、
遠慮しておきました。

その後も先生&弟子達は第一関門のハゲが入力したあたいの身分証明書を見て
日本人とわかったら、
日本食の話で大盛り上がり

先生『日本食食べるならどこがおいしい?』

あたい『日本かな( ´,_ゝ`)プッ』

そして、縫う時になって、
あたくしてっきり麻酔をすると思っていたのね。

日本ではどうだか知りませんが、
小学校1年生の時に縫った時は麻酔したような記憶だったから。

それがいきなり縫われたもので、
サプラーーーイズ

痛そうな顔をするあたいに、

『日本人は痛みを感じないはずだー

と分けわかんない事言ったり、

『こんなに、日本食の話をしてるのに家に招待してくれないのか

と言ってみたり。

この時ほど、イタリア人のくだらぬお喋りがありがたかったことはない!
そのお陰で痛みから気が散って、
そこまで痛くもなく、不安になる暇もなく終わりました

泣いちゃうかもしれない
とカワイコちゃんぶって思っていたけど、
泣くどころか、治療が終わる頃には
これくらいの傷でよかったぁ~っと笑っておりました

9日後には抜糸をしにホームドクターに行かなくてはならないということで、
イタリアホームドクター初体験をすることになったあたい。

こんな事がないと一人で初めての場所行くの嫌いだもんね。

はぁそれにしても、あたいのイタリア生活呪われているに違いありませぬ




針でポチリとされた時の痛みといったら。。。
想像よりは痛くありませんでした

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