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イタリアお気楽日記

イタリア生活8年目。楽しい事だってあるけど、つらい事だってあんのよねぇー。

パルマにも実は行ってたんだよ。

2008-06-30 19:22:32 | イタリアの都市
実はあたくすgellius
ナポリに行く前にパルマにも行っていたんでございますぅ~

でもね、まぁ観光目的に行ったわけでもなく、
ちょっくら用事があったから行ったのと、
まだお天気が雨続きの時だったので、
観光もサァーと見ただけで終わったんでございます。

まぁ、しがない町よりは断然大きなパルマ。

それもそのはず、
世界的に有名なパルマハムやパルミジャーノがあるんですからねぇ

とわかっておきながらも、
パルマハムもパルミジャーノも食べずに帰ってきたあたくす達

やっぱり、しがない町からパルマ日帰りは片道4時間で
ちょっと、つらい物がございましたです

さて、それではそんなちょっとしか見てないパルマの、
これといって、何でもない写真をどうぞ。。。



 





町並みはしがない町とは全く違いカラフルで、
またポルティコ(アーケード)なんかもあったりでまさに北イタリアって感じ

ちゃんと、お掃除もされてるのかきれいだし、
ユー・エヌ・ケー・オー(UNKO)もゴロゴロないし、
道の石畳はボコボコじゃないし、
しがない町との差を非常に感じますタよ。

で、途中でパッと見、すごーくおいしそうだったお菓子屋さんに入りますた





でも、よーく見ると、
やっぱりイタリアのお菓子なんだよなぁ。
洗練されてないんだよなぁ。

甘い物が食べたくて、パッと見おいしそうだったから、
店に入ったのに近くで見た途端に食べる気がなくなり、
ものすごーく困っていたら、
実はジェラートがあることがわかり、
このジェラートがなかなかうまかったから助かりますた



食べかけですんまそん
ふと見たらコーンにPARMAって書いてあったもんだからさっ


さてさて、パルマでは本当になーんにも面白い事一つもなかったわけですけれども、
この間、これまた知り合いの方とお食事するために、
ローマに行った時の事でございます。

MAX MARAでアドリアーナ・ヴォルペに会ったどぉーーーーーー

って、言ってもわかんない人の方がきっと多いよね。
ですので、写真をどーろーーーーーー



分かったかな?

今は彼女何してるのかなぁ?
司会とか時々してるのかな?
結構男性に人気のあるセクシー系タレントでございます。

彼女がさ、マックスマーラーの2階にいたんだよ。

たまたま、プレゼント用のスカーフを探しに2階に案内され、
そこでもう一人のワンコを連れた客がいたのは視界には入っていたけど、
特に意識もせずに、スカーフに集中してたのさ。

そしたら、アドリアーナが試着室から
とってもキレイな緑のドレスを着て出てきたのよ

で、あたくすはてっきりどっかの金持ちのお嬢ちゃんが、
友達の結婚式とかさ、パーチーとかの為に服を選んでるんだろうって思ったわけ。

で、また後姿から彼女のパツキンと緑がすごいあってたから、
似合ってるなぁ~と思ってよーく見たら、
アドリアーナ・ヴォルペだったと。

おぉぉぉ
と思ったけど、向こうはあたすらが外国人だから自分の事を知るわけもないと
油断しまくっているわけだし、
はやし立てるのも、何なんで、そのまま何事もなかったように振る舞い、
1階に下りてから付き添ってくれた店員の人に

『さっさっさっきのアドリアーナ・ヴォルペだよね

って言ったら

『あんた、外人のくせしてすごい知ってるわね

と言われ、ゴシップ好きなまさに絵に描いたような主婦のあたくすの姿が露呈されますた。

テレビで見ても細いと思っていたけど、
やっぱり実物もとっても細く顔がちーこかったでございます。

日本で有名人ってほとんど見たことないんだけど、
イタリアでは結構有名人を見かけているので、
やっぱりローマって首都なんだなぁ
と実感いたしましたです。


では、今日はこの辺で、さようならぁ~





ここにも、非常に残念な日本を発見。



ちなみに、ベンツの宣伝です


何もコレといっておもしろくない事書いてしまいますたのぉ~
ポチーーーーー 
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ありがとさん

ナポリ紀行~夢のSOTTERRANEAへ~

2008-06-18 16:21:06 | イタリアの都市
実はNAPOLI SOTTERRANEAの存在を知ったのは
ごくごく最近でね、これをガイドで見つけてからは、
洞窟とか鍾乳洞好きのあたすが行かないでおれるわけがないっ
と思っておったわけだよ。

ここは、お昼を食べたSORBILLOと同じ通りにあり、
すごーく近かったでございます

入り口がこちら



ここで、イタリア人のガイドさんに

『次回は4時からで1時間半一緒に周ります

という説明を受けると、
案の定

『えぇぇぇ。1時間半もぉーーー

という反応

知ってたさ、知ってたさ、
そういう反応をするのはわかっていたさ

でも、あたすはどーーーーしても見たいので、

『あたいは絶対に見たい

と3人のイタリア人相手にもめげずに主張

自己中

すると、

『gelliusは日本人ねぇ

と言いながらも皆あたすの希望を取り入れてくれることに

あたくす達はイタリア語のガイドと一緒に周りましたが、
英語とかスペイン語とかドイツ語もあったと思う。
日本語はなかったなぁ。
でもガイド本によると前日までに予約すれば日本語でも案内してくれるとか。
料金は追加だったけどね。

まずは、長ーーい階段を降りて行き地下へ



ついた大きな広間でまずはここの説明を聞く。



約4000年前にギリシャ人が地下の石で神殿等を築き、
その後地下水路として19世紀まで活躍していたこと

その後、汚染がひどくなりこの地下水路は使われなくなり、
ゴミを捨てたりされたいたのが、
第二次世界戦争中にここは人々の防空壕として使われていたこと。

まだまだ大半が発掘されていなくって、
あたし達が歩いていた地面も実はオリジナルではなく、
水路として使われなくなった以降に捨てられたゴミの上を歩いていた事
オリジナルの地面は実は約5メートルも下だと言うこと等の説明を皆で受ける。

その後は各場所で説明を受けながら地下を案内してくれる。

ここでは、現在植物が育てられていて
朝の6時から夜の8時まで電気によって光が与えられている。
それ以外はなにもなし
水ももちろんあげておらず、ここの湿気だけで生きているそうでございます



戦争中にここにいた人が残していった
子供用のおもちゃやミシン・ベット、


なんかわかんねーけど、こえぇぇ。

そして、壁には爆弾を描いた後が見られる


見ようと思えば魚にも見えたり。

戦車やガスマスクまで



現在唯一外と繋がっている元井戸があるんだけども、



というのも、戦時中は井戸から爆弾が入ってくる恐れがあったため
全て封鎖されていたわけなんだよ。

で、当然、ここは外が雨だったりしたら水が入ってくるので、
井戸の下に当たるところにはちょこっとした水溜りがあるわけだ。
それをね、気をつけてって誰も言ってくれないもんだから、
あたす、思いっきりはまってしまったじゃないのぉ====

とてーも恥ずすかったよ・・・
東洋人がキョロキョロして水溜りに入る姿は、
やはりイタリア人にも滑稽だったようで、皆に笑われますタよ。
いいさいいさ、皆の心がこれで和むのであれば、
あたいは笑いものにされてもいいのさ・・・

ということで、皆さんはお気をつけアレ。

昔のギリシャ人がどうやって石を取り出していたかを再現した所。



ローマ帝国時代とギリシャ時代の水桶

 

ここにある水が透明感があって結構きれいなんだわ。



そして、最後のメインとも言うべきところが、
せまーーーーーーい通路   と言ってもこの写真のはまだ狭くない

 
ちなみに、前の青年がA子のいとこです。

そこを蝋燭を持って通っていくんですねぇ



でね、ガイドさんが前もって
今から行く所は狭い通路なので
荷物は全てここに置いて行って下さいね
誰も取る人もいないし、ネズミも蛇も虫もいませんから
安心してくださいませ

って言ってくれるのに対してA子が

『もしかして、そうやって安心させて盗むっていう計画なんじゃない

って言ってて、
ホントだわっ
ナポリの噂から言うとそういう作戦もありかもっと思ったものの、
皆荷物を置いてくのでそれに見習うあたす達。

そして、この先通路がすごく狭くなり、天井も低くなります、
ですので、閉鎖恐怖症とか暗い所が苦手というひとは
ここにいてくださって結構ですって言ってくれるの。

ただ、A子達曰く、
そうやって説明するから余計に恐怖心をあおられるそうな。
実際一人の男の人はその場に残っておられますた。

あたしにしたら、その場に一人で残る方が怖いわよ

そんなこんなであっという間に1時間半が過ぎ
A子達も大喜びで
終わった時には皆して
『来てよかったねぇ楽しかったねぇ
と言っておりますた

そして、もう時刻も夕方になっておりますたので、
あたくすたち一行はローマに戻る事に

たーだ、やっぱりイタリア人と行動しますと
帰りのESの時間に間に合わず、   間に合わねーっつーのにお店に入って試着までしたりする。
ICでも嫌がっていた元貴族の方々と、
各駅電車で帰ってきますた

変な人は乗っておりませんでしたけど、
物売りが乗ってくるのねぇ。

でさ、ローマより↑は靴下とか水とかを
街中や電車の中に売りに来る人って普通は外国人なんだけど、
ここではイタリア人が売りに来るのねぇ。

そこでちょっとやっぱりローマとも違うんだなぁと感じますた。

ナポリを歩き回ってヘトヘトに疲れたあたくす達、
今夜はA子が隣にいようともぐっすり眠れるわ

と思っていますたが、
またやってくれますた。。。

あんなに、汗をかいて歩き回ったのに、
どーーーーして君はフロに入らないんですかぁーーーーー

彼女の場合汗臭くはないので、
そこは許せるとしても、
すげぇぇぇぇ足が臭いんですけどぉ========

最初は自分でも足が臭いから足は洗おう
そうじゃないとgelliusに怒られちゃうもんね
なんといっときながら、
洗わずに寝とるやんけぇぇぇ

最後まで、マイペースなA子ですた。
まっあたくすも彼女の扱いにはもう手馴れたもんなので、
最初程の戸惑いもないわけですがね



まぁー、まぁーそういうわけで
10年ぶりのナポリは非常に楽しくステキでございました
また行きたいなって思っちゃったわぁ

でもね、やっぱりイタリア人と一緒に行くと全然違うと思った。
注目され度が全然違う

20代のピチピチの美人なイタリア人二人なもんで、
皆がそっち見るんだねぇ、
道聞いても皆親切だしねぇ。

ローマで道聞いてもこんなに親切に皆答えてくれなかったんですけど?
って思っちゃうくらい親切だったなぁ

やっぱり、これもイタリア美女パワーかしらね。

絶対に夫と行ったらこうはいかないと思いまする。

これにて、10年ぶりにあたくすの中でナポリはもう二度と訪れなくない町第1位から、
もう一度訪れてみたい町に大きく評価が変わりますたぞよ。

ちなみに、もう二度と訪れたくない町第一位はジェノバでごわす。
なんせ、ここではナポリでも経験しなかった怖い目にあったのだった・・・

ジェノバの人ごめんねー
でも、間違った地区に入り込んじゃって怖い思いしちゃったのよん、アハ






ちなみに、中心街にもゴミは少々溢れておりますた。
でも、テレビで流れているのよりはやっぱりましだったな。
あれは、住宅街の問題なんだねぇ。
ポチーーーー
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ありがとねぇ

ナポリ紀行~ナポリピザを求めて~

2008-06-16 00:13:23 | イタリアの都市
ナポリ駅に着いてまず思ったのが

”あら?最後に来た時(4年前)よりも変な人が少ない

以前は駅構内も暗くって、
ローマ以上に怪しい人達がウジョウジョいて、
ちょっと歩けばお金をせびられるということを何度か経験したけど、
そういう人確かにちょこっとはいるけど、
前より全然ましじゃね?
これじゃぁ~、ローマと変わらなくね?

とりあえず、地図のないあたす達は
駅から港の方に歩いて行ってみようという事になった。

駅から出て歩いていくと、
道端には偽物のカバンやらサングラス等色んな物を売っている外人たちがいる。

それを、興奮のあまりキョロキョロとA子と一緒に見つつ歩いていたら
A子姉に

『ちょっと、そこの二人注意力が散漫してるわっ
 さっきから車も見てないから何度も引かれそうになってるじゃないっ

というお叱りを受ける

ちなみに、A子姉あたしより5つ年下。

スリ以前に車に注意しろとは
あたすとA子はどんだけ周りが見えてないんでしょうか・・・

いやはや、そんなあまりの周りが見えてない自分に反省し、
心を引き締め直すも、
市場ゾーンに直面

わーい、市場だぁーーー

と、はしゃぐあたすとA子。

そこで、A子に

『gelliusその手に持ってるガイドをしまいなさいよっ
 そんなの持ってると、旅行者だってばれちゃうでしょっ

ごもっとも。
どーせ、地図もねーんだしな

てか、ついにはA子にまで注意されるあたす。
まさにいいカモですな。

この市場は小さな市場でしたけど、
海鮮類がいっぱい売っててね、
それも初めて見たんだけど貝類専門のお店とかあるのよ
いろんな種類の貝があったよぉ~



ここでは、なぜか安いタバコや偽物のCD・DVDも売られておりました。
タバコが安いのは恐らくロシアやウクライナ・南米からの物らしいからなんですけども、
まっ違法は違法ですわな。
買ったほうも警察がいたら捕まるでしょうな。
ちなみに、A子はA子姉が止めるのも聞かずに
安いタバコを買っておりますた   警察に通報をっ

その市場を抜け、今度は大通り沿いに歩き始めたあたす達。
A子は常に細い小道に入りたがるも、
A子姉の

『こんな細い通りなんか入っちゃったらおしまいよっ

という忠告を聞き、
皆で大通りを歩く

この時、A子パパが姉が一緒に行くとわかって安心した理由が実によくわかった。

きっとあたすとA子二人じゃぁー、
危険なとこに喜んで入って行ってたに違いない。

道に迷いながら歩く事1時間半Σ(゜ロ゜;)!!
やっと、見たことのある景色がぁぁぁ

これは、ヌォーヴォ城だぁ。
カプリに行く船はここの近くの港から出ておりやす。



そして、これがプレビシート広場
A子姉曰く正面はパンテオンを
横に広がる回廊みたいなのはサンピエトロからぱくった物だとか(笑)



その前には王宮があってこんなかわいい小屋(?)も



やっと、観光らしいものをし始めたら案の定A子がトイレに行きたいと・・・

だから、電車の中で言ったってのにぃぃぃ

そこで、彼女達が以前行った事があるというバールへ
お店にはナポリ名物のババ(お酒をしみこませたお菓子)のでっかいのがっ

 

ここで頼んだカフェシェケラートがなんと、
グラニータとジェラートを混ぜたもので非常にうまかった
見た目は、なんてことないっつーか、
いけてはないんだけどね

そこで、ナポリ人のいとこに電話しナポリなんだからやっぱりおいしいピザが食べれる所を教えてもらい、
そこまで観光しながら歩いていこうということに

ミラノみたいなガッレリアを通ったり



治安が悪いと言われるスペイン人地区を眺めたり



ジェズ・ヌォーヴォ教会を見たり



途中のバールででっかいパスタを焼いた奴と沢山のデザートを見たり





そして、目的地のピザ屋に着いたのが3時。

しがない町だと大体2時半でしまるけど、
やっぱりナポリは遅いんだねぇ

このピザ屋はナポリ人のいとこがナポリで一押しのピザ屋でして、
トリブナーレ通りにあるSORBILLOというピザ屋です。



お勧めだけあって、すごい行列で30分くらい待って中へ
そこでいとこも合流

中は最近出来た所なのか、改装したところなのか、
すごくきれいでかわいかったよん



唯一残念だったのが、メニューには日本語もあるんだけど、
その日本語が非常におかしかったこと




バジル→ベズル
スペック→斑点

という風に変な日本語だらけでわけがわかりやせんでした

あたい達が食ったのは
定番のマルゲリータ(トマト・モッツァレラ・バジリコ)

見よっこの皿よりも一回りはでかい本場のピザをっ



ここで、A子姉が

『このモッツァレラもやっぱり有毒なやつ?』

といとこに冗談を言ったんだけど、
そこから彼の暑いナポリゴミ問題についての論議が始まる

あたしは、それを聞く振りしてピザを食う

まいうーーーーー
やっぱりナポリのピザはうまいなぁ
ココは生地が分厚くないんだけど、
モチモチしていてやっぱりローマとかしがない町で食べるのとは違う

そして、魅力的なのがお値段
なんとマルゲリータは3.30ユーロ
これはもうローマでも見れない値段なんだよなぁ。
まぁリラの時代はローマでも約2.5ユーロでは食えてたわけなんだけど・・・

さて、お腹が膨らんだ所で
今回の旅のメインに行きますかーーーーー

そう、ついにあたすの楽しみにしていたNAPOLI SOTTERRANEAだーーーーー





次回をお楽しみに♪
引っ張るよーーーーーー(笑)
↓ ↓ ↓

ありがとねぇ







しがない街が輝く時・・・

2008-05-02 01:29:37 | イタリアの都市
しがない街は、年に2度輝く時がある

1度は以前にも書いた、9月に開催される神輿の祭り。
この時のしがない街の輝き様はすごいものがある

そして、もう一度が5月1日から4日間開催される
お花のお祭りなのであーる。
この時の輝きは9月程ではない、薄輝き程度である

この2回にはしがない街にも沢山の観光客が訪れるのであーる。

まぁ大半はイタリア人(それもトスカーナ・ウンブリア・ラッツィオ辺りから)なんだけどさ。

イタリアでお花のお祭りというと、
有名なのはGENZANOのINFIORATAですわね
道をお花で埋め尽くす様子は圧巻でございます

その様子がこつら



まぁあたくすは行った事ないんでございますけどもね、えぇ。
是非とも一度は行って見たいとは思っておりますんです

今年はどうやら6月14~16日で開催されるようでございます。
情報によれば、土曜日に花を置き終わり、
日曜日からそれが全て見れるということなので、
あせって早めにいくよりは日曜日か月曜日に行くのがベストなようでございますです。

まぁそんな有名どころは置いといて、
今回はしがない街のお花祭りにスポットを当てようじゃないかぁ===

しがない街には旧市街地がありましてね、
中世特有の面影をのこした地区があるんでございます。

そこをお花で埋め尽くそう
なんていう素晴らしいイベントなわけなんです。

昔のイベントの様子の写真とかを見てみると、
しがない街も道をお花で埋め尽くすGENZANOのINFIORATAと
同じような事をやっていたようでございますけれども、
今はもっとしょぼくなっております

でも、お花というのは心を安らげてくれるもの

というわけで、GWを満喫中の日本の皆さんにも、
イタリアで心がささくれ立っている方々にも心安らげるかもしれない
しがない街の花祭りの様子を一気にお届けしまーす


  

  

  

  

  

  

  





いかがでしたでしょうか?

やっぱりしょぼいでしょうか?

道が狭いのに、観光客がすごいものだから、
人が入らないキレイなお花の写真を撮ることがまず不可能でございますけれども、
あたくしの印象としては、
花祭りって言う割には、なんか色とりどりのお花というよりは、
木とかの緑の方が多くね?

まぁ2年前は恐ろしくしょぼかったので、
今年はそれよりはパワーアップしているようでしたので、
市の情勢が良くなったのかな?
なんて思ったりしましたです。


ちなみに、普段は一切このお花達はありませんので、
非常に色のない味気ない町並みになっております
ポチーーーー
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ありがと

カンポバッソに行ってきたどーーー☆

2008-04-17 00:43:45 | イタリアの都市
みなさーーーん、ちぃーーーっす

小さい頃、”焼きうどん”の事を、
”野球丼”だと思っていたと、
昨日衝撃の告白を夫から聞かされたgelliusです

友達のおうちで初めて焼きうどんを食べ、
おいしく感動した彼は
『これはなんと言う名前の食べ物なのだい?』
と聞き、
『焼きうどん』と教えてもらったのに、
”野球丼”だと聞き間違えて、
家に帰り、お母さんに『野球丼を作ってくれ
と言って、
『なんじゃそりゃ?』
と言われたそうな。    そりゃーそうだ。

そんな、あたくすと野球丼が好物な夫は、
イタリア全州制覇を目指しておるのでございます

イタリアは20の州からなっておりまして、  だよね?20だよね?
最低でも各々の州都を訪れ、観光したら、
その州は制覇したことにするという、
あたくす達だけのルールにのっとって、
制覇したからと言って賞金が出るわけでもないのに、
結構、頑張っているのであります。はい。

で、残る州が

野球丼が好きな人サルデーニャ州・モリーゼ州
あたくすサルデーニャ州・モリーゼ州・ピエモンテ州

なんでございますけれども、
今回は、なんと
イタリア2大しがない州のひとつであるモリーゼに行って参りますたぁ===

イタリア2大しがない州とは、
住んでいる人や出身の人には本当に申し訳なく思いもしますが、
そんなことしーらぁねぇぇってことで
公共の場で大声で言わせていただくと、
アブルッツォ州とモリーゼ州
なんだなぁ。

二つともこれといって、重要な観光地もなければ、
重要な特産物もない

他の州と比べればってことなんだけどさ。
イタリアはなんせ、見所が沢山ある国ですから

まぁそんなしがない州の一つであるアブルッツォには去年行きまして、
レストランでもぼられて来ましたので、
非常に素晴らしい思い出になっているわけです  
知らない人はココを見たらどーだい。

さて、モリーゼはと言いますと、
ラッツィオよりも南になるわけですが、
に囲まれているからなのか、
スキー場があるくらい、結構雪が降る所だったりします。
なので、今ぐらいなら暑からず寒からずで調度いいだろう
なんて思ったわけですけれども、
まぁー、なんせ2大しがない州の州都ですから、
全くの期待をせずに行く事にいたしますたーーー

山を超ーーーえぇ、行こーーーよぉーーーーー





あ、向うの山頂にはまだ雪が残ってるわん。
なんと、この辺りはしがない町の気温より10度も低かったでございますよぉ。

こんな、山道を車で走っていると、
なっなっなに?

道端に女の人がポツポツと立っているーーーー

もっもしやして売春婦なのか===

と思って通り過ぎると、
これまた結構なお年の女性達。

えぇぇぇモリーゼ州というのはこういう年配の売春婦が道端に立っちゃっていいわけですか====

そっそんなの、ダメェェェェ=====



と思ったが、よーーーーーく見てみる。

すると、おわかりいただけるかしら?



皆さん、バケツを置いててそこに野生の摘んできたアスパラを入れておいてるんですのよ
あーーー!アスパラ売りなのかーーー  売明日婦と名付けよう。

これは違法ではなく、合法でこうやって売っているのか?
朝から夕方までずーっといらっしゃるようでございましたので、
買ってみようかとも思いますたが、
違法とかだったりして、
実はこれは囮捜査で、アスパラを掴んだ途端、
陰に隠れていた警察が出てきて逮捕なんてことになったらやなので、
買いませんですた。
誰か、一度買ってみてくださいませ

しがない街から3時間半、
ようやくモリーゼ州の州都カンポバッソに到着ーーーー



あら?なんか、想像していたよりもキレイなんだけど

まずは、腹ごしらえということで、
どこに行こうか悩みましたけれども、
前みたいにしょっぼいレストランでぼられるのもヤなので、
ここはミシュラン一つ☆だというレストランに行ってみますた。

ここでは、こんなパスタを食ったり。



まぁ、なんつーかな。
パスタ以外はいかがな物かちょっと考えさせられましたけども、
パスタはフツーにおいしかったです。
フツーっていうのは、家でも簡単に作れそうってことです

まぁ、ぼられなかったから、良かったとしよう。
そして、これでも前のラクイラのレストランよりも安かったから良しとしよう。

さー、おなかも一杯になった事だし、   なぜか満足度は低いけど
カンポバッソを観光だーーーーー

と、言っても、何を観光するのでしょうか?
ということで、レストランの人に聞いてみる。

すると、旧市街とお城があるよって言うじゃなぁい

早速旧市街地の方へ

どうやら、お城の麓に旧市街があるみたいで、
車も入れない階段が続くのである。



喉が乾いた人は僕の唾をどうぞ。


今日はピンク色の洗濯の日


まぁ、旧市街と言っても、きれいに直してあるというか、
しがない街よりも全然きれくって、
そんなに古い感じがしなかったのだけど、
もしかしてここは旧市街ではなかったのだろうか?
なんてちょっと思ってみたり。

空を見上げればこんなにいいお天気



すると、先に何か見えてきたぞーーーーー



これはいったい何なのかわかりやせん。
ここにはネコが沢山おりますたよ。



ここからのカンポバッソの眺めが素晴らしい



ここには、教会もありました。



教会の壁に落書きするとは、なんと罰当たりなっ

その先、木々に囲まれた道を進んで行くと、



キノコを発見



このキノコ、結構高級なキノコらしいでございますけど、
キノコだけに、もしかしたら高級キノコに似た毒キノコの疑いも
捨てきれないということで、写真に収めるだけにしておきますた。

そして、頂上に到着するとぉー、
でたぁぁ=====お城=====



モンフォルテ城というらしいでございます。
中には入れなかったずらよ。

見所は一応これだけらしいでございます、はい。




感想はといいますと、
イタリア2大しがない州の州都だとちょっと馬鹿にしておりましたが、
全然しがない街よりもきれいだったのでびびりますた。

イタリア全州制覇まで後もうちっとだぞーーーー



期待してないから良く感じたのかな(笑)
ぽちーーーーー
↓ ↓ ↓

ありがとぉ

アスパラ狩りにお墓に行こーー☆

2008-04-02 22:34:03 | イタリアの都市
みんなーーーーーー元気かぁぁぁいぃ

ブログさぼってばっかりのgelliusお姉さんだよ

いやぁ、サボるも何も書くことがないんだもの。
どーしろっつー話です

最近起きた事件と言えば、
お茶漬けの素だと思って食べてたのが
実は雑炊の素だったってくらいで

どーりで、出汁の味が利いててうまいが、
ちょっと味が濃いいなぁとか思っちゃうわけだ。

さて、そんな何のハプニングも起きない、
あたくすらしくない毎日を送っていたわけなんですけども、
この間、春の陽気を感じに出かけることにいたしますた。

目的は、春のお野菜アスパラガスを狩りに行こーーーーー

実はダンナのお友達にお花とか草とか野菜とかに詳しい人がおりやして、
その彼がテッセラ(日本語で言うと定期なんだけど・・・)を持っているということで、
今回はアスパラ狩りに行こうってことになったんでございます。

この定期を持ってないと、アスパラを狩ってはいけないのか?というと、
いけないそうな

キノコやアスパラは結構な高値で売れるので、
一般人がバッカバッカ取ったりしたらだめなんだと。
他にも地方によったり野菜によって色々あるみたいでございます。
ちなみに、アスパラは1㌔25ユーロで売れるそうな

もし、見つかったら罰金らしいでございます。
でも、見張っている人がいるわけではないので、
誰かが通報して罰金を取られるとかいうことになるのかねぇ?

で、今回はしがない街から車で10分弱の
CASTEL D’ASSOという所に行ってきますたーーーーー

ここは、エトルリア時代のお墓(ネクロポリ)とお城(の残骸)がある所なのだーーー



さて、車で駐車場に着くと、
早速こんなステキな風景



あぁ、緑って良いわね目に優しいわね

と思うも、どうやらココは夜はカップルが沢山くるらしい・・・  

まぁそんな事よりもアスパラアスパラーーー

で、早速出てきたよ、
ネクロポリがぁーーーーー

じゃぁん、この洞窟みたいなのがそうでございます。





ここは1700年代後半から1800年代にかけて発掘されたそうなんでございますけれども、
やはり、墓泥棒なんぞがおったわけで、
実際は貴金属なぞもあったようですけど、
盗まれちまったようでございます。

中はこんな感じに。。。



ナムーーーーー。  あ、アーメンか。

こういう感じに、棺として遺体がならべてあったそうな。
写真を撮ったら心霊写真になってんじゃねーかと思いますたけども、
何も写ってなくて一安心

そして、お墓の上にはこんな装飾のようなものが。



”T”の文字の頭のようなものがうっすらわかりやすか?
これはいったいなんだろう?という疑問をイタリア人の友達の友達にした所、
これは、そのお墓に入っている家族の家紋だと。

へぇ。

と思って周りを見回すと、
ちょっ、ドコもかしこも同じ家紋なんすけど?



というわけで、家紋ではなさそうだということです。
なんだそりゃ

ネクロポリを過ぎると出たよーーーーー大草原  ってほどでもないけど



口笛はなぜぇ、遠くまで聞こえるのぉ~ 

わーい、ペーター
かわいいお花や、



沢山の羊さんと馬さんがいるよーーー





あ、こんな所に変わったお花が咲いてるー



友達がこのお花の名前を教えてくれたよ

えっと、オッオッオゥ。。。忘れたーー

日本語でもこんな花の名前知らないや

ァ '`,、'`,、'`,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、'`,、'`,、'`,、
待ってぇぇぇ、ペーターーー





以上、しがない町のハイジがお送りしました。

さて、気を取りなおして先に進むと、
またもやネクロポリはっけーーーーーーん



なんか、今回は中が広い。

というわけで、怖いけど入ってみたぞーーー

中はこんな感じで広々と。



本当にこれもお墓だったのかなぁ。
なんか迷路みたいに中はなっております。





おっと、ネクロポリに夢中になりすぎて、
ここに来た目的を忘れていた

あたいは、あたいはアスパラを取りに来たんだーーーーー

ということで、あたしはいったいどれだけアスパラをゲットする事が出来るのか
次回のおたのしみぃぃぃぃ



アスパラ♪アスパラ♪
ポチリーーー
↓ ↓ ↓


ありがとさん

滝に打たれて・・・

2008-03-05 23:57:10 | イタリアの都市
みなさーーーん、お元気してますでしょうか?

イタリアに帰ってきてからなんだか、
不吉なことばっかり起っている気がするgelliusです

だってね、前書いた記事もそうですけれども、
あたくすがイタリアに戻ってきて1週間の内に家の電球が3つ切れましたんですの
そして、バイト先のレストランは、
なんと、あたくすが戻ってきた途端人が減ったと・・・

怪しい・・・これは怪しい・・・
どうも、イタリアの文句を言い過ぎて、
イタリアに感づかれてしまった感じです。

イタリアよ、お前のせいではないのだよ。イタリア人のせいなのだ

このままでは、あたくしとイタリアの関係がギクシャクしてしまうっ  もうしてるって?

これはいけないっ
これからは、イタリアの良い部分に注目してみよう
そう、イタリアにも良いところはたーくさんあるんだよっ

ということで、2008年の目標は    って今頃?とか言わないぃぃ

イタリアの良い所に注目してみよう

でございます。

イタリア悪い所だけじゃない
ちょっとしかないけど良いところはあるんだよっ
ってなもんです。

そんな、2008年の目標も3月になってようやく決めたあたくすですが
この間は、近くの滝を見に行ってきますたーーーーー

もうね、しがない町に住んで約3年。
周りで興味のある所には全て行き尽くした感がありまして、
もう、どっかに行ってみたいと心揺さぶられる所はないわけ。

でも、ちょっと前きっこたんとこで見かけた、
マルモレの滝が心の隅っこに引っかかっていたのよーーー

ヨーロッパ1美しいと言われる ←実際こういう謳い文句を書いているのを見た
マルモレの滝を見ずして、
どーして、イタリアの事を語れようかっ

というわけで、しがない町から車で1時間弱のマルモレの滝を見に
テルニに行ってきますたーーーーー

ちなみに、テルニという町はサン・ヴァレンティーノの町なんですけども、
これと言ってなーんにも見るものがない、
これまったしょっぼい町です。

あ、イタリアの良い所に注目するんだったっ

えぇ、程よい大きさの町で、
あまり観光客で溢れかえることなく、
のんびりと出来る町です・・・     はぁはぁくっ苦しい

で、下調べによりますと、
このマルモレの滝は日に2時間(午前1時間と午後1時間)だけ
放水されるのでございます。

それ以外も全く水がないというわけではもちろんないんですよ。
なんせ、滝ですから。
水がなかったらただの崖ですから。

でも、どうせなら、放水される時間に行ってみよーーー

ということで、時間を調べて行ったんでございます。

入場料は4ユーロ。
車を駐車場に入れ、滝までの有料の道をのんびり景色を見ながらあるくんでございます

すると、あら?
さっきまではあんなに晴天で暑いくらいだったのに、
あたくすが着くやいなや、なんなのこの曇り空

ふんっ、天気ごときに負けてられるかいっ

と、ルンルンと歩いていくと
でた=====

マルモレの滝=====



って、あら?
なんか、水しょぼくね?

これが、ヨーロッパ1美しい滝?
いやぁ、冗談は困るよチミ

時計を見ると、もう放水の時刻は過ぎている。

本当にこれだけなら、まぢでしょぼいんですけどぉーー

って思ってると、
5分位したらキタ━―━―━―(゜∀゜)━―━―━―

水キタ━―━―━―(゜∀゜)━―━―━―



水の量が全然違うっしょ。
これは、放水時刻の時に来たほうが絶対によいでございますよ、奥様。

滝を見ながら先に進むと、
こんな滝があったり



全部で3段になった滝を見渡せたり



滝の周りにはこーんなにかわいいお花達があたくす達を出迎えてくれたり

 

そして、滝をぐるりと回り、
ビューポイントに行く事に

河沿いの山道をえーんやこーらぁ



木の橋を水しぶきを受けながら渡ったり

 



すると、ビューポイントに着いたわけですけれどもぉー、
あのーーーー、雨なんですけどこれ

つーくらい、水しぶきがすごくって、
あたくしゃー、髪の毛がペッタンコになっちまうわ、
けっけっ化粧が崩れるぅぅぅ
というくらいの水しぶきでして、
とてもじゃないですけれども、
写真は撮れませんですた

ここは、夏に来る事をお勧めしますわね。
夏なら、ミストみたいな感じで涼しくて気持ちがいいのかもしれない

近くで見る滝はこんなんや、



こんなんで、



まぁ氾濫した河みたいに見えなくもないと言いますか、
やっぱり、滝を近くで見るにはまだまだ時期が早すぎたと思いましたです。はい。

もうちと暑くならねーと、
さみーでございます。

そして、最後にこのマルモレに行ってみたいという人へのアドバイスとしては、
決してミニスカートとブーツなどという
明らかに自然を堪能しに行くにふさわしくない格好では行かない方がいいということですね。

えぇ、あたくし、ミニスカートにブーツで言ったんです
ブーツでの山道はつらいぜぇ。

だって、だって、服を着た時には滝に行くってまだ決めてなかったんだもん。
で、で、滝に行くからって服着替えるのがめんどくさかったんだもん。


ヨーロッパ1美しいと言われる誰が言ってんだ?
マルモレの滝

皆さんも、一度いかがでしょうか?
まぁ行かなくても特にどーもありませんけどね。






やっぱ、日本の滝の方が風情があるんじゃね?と思ってみたりぃぃぃ
だっだめ、イタリアもこんなに良い所があるんですよーーー
って遅ばせながら、アピってみたりぃぃぃ
ポチリィィィィーーーーー
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ありがとでやんす

死にゆく街・・・

2007-11-22 07:38:21 | イタリアの都市
この間はさしぶりにしがない街から車で30分の
死に行く街へ行って来ますたぁ

死にゆく街への門。。。
ここをくぐったら戻って来れない・・・うそ。



Civita di bagnoregioという街なんだけど、
最近では日本人の間でも随分と知られてきたようでございますね

それがココ
じゃぁぁん





すごいっしょ
なんか”死に行く街”って感じっしょ

写真でもわかると思いますけど、
この町に上る坂の急な事っ

登る途中に動悸、息切れが激しくなり、
思わず頭を救心の宣伝が横切るのは間違いありません

救心って薬のCM知ってるよね?
動悸、息切れにきゅーしん、きゅーしぃーん♪ってやつよ


坂を上がる手前には

『頑張って登ってらっしゃぁぁいぃぃぃ



と言っているようにも見える銅像があったりするので、
登る人は彼女の声援を背中に頑張ってください。

あたくすは2回上まで行った事ありますけれども、
もう結構

それよりも今回は他の事で来たんですもの

実は知り合いの人がこの町の下界付近で家畜を飼っていたり、
野生の鹿を捕まえてレストランに売っていたりするのだよ。

だから、今回はちょっとその方の家畜達とたわむれたり
オリーブオイル工場の見学に出かけたわけでございます。

鹿も見るのを楽しみにしてたんだけど、
鹿は野生ということもあって、
真昼間に人間どもに姿は見せてはくれませんですた・・・

この辺では鹿の肉も結構食べるんだけど、
どうなんだろ?イタリア全土で食べるのかなぁ?

味はあまりクセがなくおいしいでございます。

あら?日本って鹿食べるっけ?

さて、鹿はいないから残念だったけど、
モーモーと臭い牛達があたくすを出迎えてくれますた

ようこそ、モー




って、あーた、鼻になんかついてるじゃない



ムズムズしないのだろうか?

そう言えば小学生の頃、親戚のお兄ちゃんに連れられて、
牛小屋を見に行った時に

『牛の糞に気をつけろよ

って言われた矢先に、
牛の糞をふんずけて、ズコーーーーー
見事糞の上に着地して、
白いジャンバーが美しく茶色になったのを覚えています
あぁ懐かしや

この歳になって糞まみれになりたくないので
牛達と戯れるのは止めて、
オリーブオイル工場に見学へ

去年、違うオリーブオイル工場に見学に行ったのだけど、
ここはオリーブをつぶす機械がこんなんですたよーーー




ごろごろごろとオリーブをこれでもかっ
とすりつぶしておりました。

潰されたオリーブは油と水分に分けられ。。。



最後には油だけになって出てくるのですぅ。



色々と説明していただきましたが、
あたくし白目でどこか遠い所にいってしまってましたので、
全く何も覚えてません。

機械の音がすごいので、
途中までは聞こえてるフリしてフムフムとうなずいていたのだけど、
やっぱり、5分もすると遠い所に行ってしまいました。

ここのオリーブオイルはこの辺りにしては
とってもデリケートなお味のオイル

色も、前に行った工場のよりは真緑ではない。

実は今年はあまりオリーブにとってよくない年だったそうな。
でも、それはココだけの話で、
ちょっと離れた違う街の違うオリーブの種類は豊作だったらしいので、
種類にもよるということでしょうか。

ここは、旅行者向けにこーんな可愛い缶入りオリーブオイルも売ってるんだよ



全部で6種類のアロマのオリーブオイルなんだよ。

一番手前にあるのは”フィノッキオ セルヴァティコ”と言って、
この辺りでは(といってもどこまでなのかさだかではない)
ジャガイモのオーブン焼きとかに混ぜて食べられたりするですねぇ。

フィノッキオとは日本語でいうとウイキョウ。

これは、ウイキョウのお花を乾燥させた物らしいでございます。

あたいはウイキョウはダメだけど、
これは好きなんす

あ、でも、トスカーナにはこれが入ったサラミがあるな
フィノッキオーナって名前のサラミだと思うんだけど、
あれはこの辺では買えないのでかなすぃ・・・

しかし、この缶のデザインと言い大きさと言い、
旅行客のツボをついている商品でございます

マメのスープにたらしたりして食べたらおいしいんだろうなぁ~
まぁ豆のスープなぞ作った事もないが。

ちなみに、お値段の方は、
知りません

アハ聞くの忘れちゃったのね
'`,、'`,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、'`,、

皆さんも、是非一度”死に行く街”の坂を体験くださいませ





ちなみに住民は10人弱いると聞きますた。
ポチーーーー
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ありがとさん

本場のアマトリチャーナ☆

2007-11-02 02:30:01 | イタリアの都市
みなさん、いかがお過ごしですか?

イタリア語では絶対に足し算できないgelliusです

まずは、日本語に置き換えてじゃないと計算出来ない
ってことが、こないだのフリマでわかりやした。

そんな、あたくす
この間、アマトリーチェ村に行ってきますた===

イタリア(特にラッツィオ州から下かなぁ?)でよく食べられる
アマトリチャーナってご存知かすら?

玉ねぎとパンチェッタ(ベーコン)とトマトで作られた
シンプルなおいすぃー一品で、
あたくしの得意料理の一つです

ちなみに、あたくすの他の得意料理はおにぎりです。

でね、アマトリチャーナはアマトリーチェという町出身なわけなんですねぇ。

だから、いつかは行ってみたい町の一つだったわけなんす

そこで、アマトリーチェの学校に通っていたというイタリア人友人と一緒に
本場のアマトリチャーナを食べに行ってきますたーーーー

アマトリーチェはラッツィオ州とアブルッツォ州の堺辺りの
非常に交通の便の悪い所にあるわけなんす。

しがない町も交通の便があまりよろしくない所なので
地図では近くに見えたものの、
道に迷ったりしてる内に3時間もかかっていますたよ。。。

でも、道中は紅葉中のきれいな山を見れたんだなぁ~

しがない町周辺は紅葉してないのか、
赤く紅葉する種類の木があまりないのか、
黄色と茶色くらいしか色がなかったので、
なんか日本の紅葉を思い出しとっても良かった



ただ、山道を猛スピードでクネクネと行くわけですから、
後部座席に座っていたあたくすは、
身体ごとあっちにどーーーん、こっちにどーーーん
と投げ飛ばされたり、
こめかみをしこたま窓枠にぶつけたりと
結構ハードな道のりですた
やっぱり、イタリア人の運転嫌い。。。

そんなこんなで、アママトリーチェに到着



着いた時にはもう2時だったので、
速攻彼が一番おいしいとお勧めのレストランにレッツらゴー



レストランに入った途端、




あぁぁぁ、異物を見るような視線が痛い・・・・

そして、席に着くなり
客の一人に

『中国人?』

なんか、仕事の関係で中国語を訳して欲しいものがあったとか・・・

やっぱり、小さな町に来ると気分が滅入る。。。

でも、そのレストランは友達も学生の頃よく通ったとかで、
お店の人は親切でございますた。

で、食べたのはもっちろん

アマトリチャーナ

でね、注文したら、

『赤?白?』

って聞かれたのよ、
白なんかあるんだぁ===

ということで、赤も白も頼んだあたくす達。

周りを見れば、皆両方味見してるしね

で、赤がこつら




見た目は見慣れたアマトリチャーナと一緒ですが、
ペコリーノ(ちょっとクセのあるチーズ)
がわんさか入っているんでございますねぇ。

実はあたくすは、ペコリーノが好きではない

食べれない事はないけど、
パルミジャーノと選べるなら迷わず、
パルミジャーノを選ぶわけなんす。
でも、本場のカルボナーラもペコリーノで作ったりされるわけで、
それが、本物の味だからと自分を納得させて食べるわけなんすけど、
やっぱり、苦手なもんは苦手なんす。

でも、そのあたくすがおいしいと思いますたよーーー

見慣れたアマトリチャーナと違うかったのは、
玉ねぎが入っていなかった事と胡椒が入ってた事。

まぁレストランや家によって多少レシピが違ったりっていうのは
あるだろうけれどもね。

でん、次は白=====



これがねぇ、赤のトマトソースない版なんですけどね、
結構重い・・・

カチョ エ ペペ(チーズと胡椒のパスタ)みたいな感じなんだけど、
なんせ、ペコリーノ山盛りなので重い・・・

トマトの酸味が加わるだけで、
全然重さが違うのねぇ。

ですので、メインは。。。
なんて考えていたけど、
とてもじゃないけど食えませんですた・・・

イタリア友人はメインも食べてましたけども、
彼も”白が重すぎた・・・”と言っておりました。

でも、うまかった

つーか、実はレストランに入ってから食べ終わるまで
なんと、1時間もかからなかったんですねぇ~。

イタリアで、それってすごくない?

理由は、イタリア人友人は食べるのが半端なく早い
ついでに、うちの夫も食べるのが早い。
でもって、あたいもそれに負けじと早く食う
ってな具合なわけなんです。

てか、友人はパスタを噛むというより
飲むという表現の方が正しいと思います。

腹いっぱいになったあたくし達、
イタリア人友人が15年くらい前に通った学校に彼と一緒に行き、
彼と先生達の全くついていけない話題に愛想笑いし、
コーヒーを奢って貰いますた。

そして、目指すはローマ

イタリア人友人のローマでの用事にも付き合わされたわけなんすねぇ

でね、アマトリーチェからの道中、
牛が道を通せんぼしてたり、



車道でノンビリとミルクを飲んでる親子牛がいたり、



羊達に『あ、あれってもしかして中国人なんじゃね?』
って感じで見られたり、



途中に湖があったり



そこで、オジサンがキノコを拾っていたり、




もぉー田舎の山道満喫しまくりだったわけです

で、イチイチみんなで”きゃー牛ーーー”なんて言っていたわけよ。

すると、なんかがピーーーーーって鳴るじゃない

何?これ?

イタリア友人『あ、ガソリンが後20キロ分しかない・・・


工工エエエエェェェェェヽ(゜Д゜;)ノ゛ェェェェエエエエ工工

てってめーーー、こんな山ん中のどこにガソリンスタンドあんだよっ
なんで、自ら山の中に行こう
って言っておきながらガソリンのこと考えてなかったんだよっ
おめーの車だろうが========

ということで、急遽ガソリンスタンドを探す旅に変わったわけなんですけど、
あるわけないじゃん。山の中なんだもん。

ちょっと、いくらあたいの人生がハプニングだらけだからって、
こんな山の中で立ち往生なんてしたくねーーーよーーーー
こんな、ハプニングはいらねーーーー

そこで、分かれ道に着いた。
右に行けば一番近い町まで13キロ
左にいけば、、、何も書いてない。

で、右に行くことを選んだあたくす達。
冷や汗をかきながらも、ようやく村にたどり着き、
どー見ても、人の数よりも羊の数が多いような村で、
羊飼いの人にガソリンスタンドを聞き、
危機一髪の所でガソリンを入れることが出来ますたーーーー

あぁ~、いがったぁぁぁ

結局その後ローマに無事着く事は出来たんですけども、
晩御飯はやっぱり食べれなかった・・・

アマトリチャーナ白恐るべしっ






アマトリーチェには結構日本人アマトリチャーナ食べに行ってるみたいですねぇ
ポチーーー
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ありがとやん

カプラローラ☆

2007-09-19 05:50:36 | イタリアの都市
みんなーーーーー元気かーーーー

度重なる引越しで元々持病の腰を痛めつけてしまい、
ちょっと痛みもましになったことだし、
これからストレッチでもして腰の強化に当たろうと思い、
ストレッチをしてみたが、
びっくりするくらい体が硬くなっていて、
前屈しても全然曲がらないのでちょっと旦那に背中を押してもらった所、
また腰を痛めてしまったgelliusです

こないだ友人が住むカプラローラって町にGO

カプラローラってガイドに小さく載ってる時もあんだよね。

この街も、この辺り(ラッツィオ州ローマの上)って大概の街の様に
山の上に建てられているんだよねん

こんな感じで、石の家が立ち並ぶ。



山の中に教会があったり。



まぁ見所はこのファルネーゼ宮殿だけなのだけど・・・
昼編



夜編



入り口にかかる橋編。



まぁどーってことない建物っちゃー建物だわな
上から見ると五角形してるんだけどね。

教皇パオロ三世を輩出し、
7世紀にもわたりイタリア全体にその権勢をふるったファルネーゼ家の住居で、
16世紀、アレッサンドロ・ファルネーゼ枢機卿の命で建てられたそうな。

宮殿の背後には素晴らしいイタリア式庭園あるらしいんだけど、
あたい達は夜着いたのでそれは見れず。

まぁ友人がいんだから、いくらでも来る機会はあるわい。

てか、この街の感想。

しがない街よりも、しがねぇぇぇぇぇ
絶対に住みたくねぇぇぇ

ちなみに、中国人はいないそうです。

もし、この街に住もう物なら
住んだその日から町中
”中国人””ニーハオ”コールが止まないことでしょう

ふぅ~あたいのしがない街はこれよりは多少はましだ。





しがない町でよかったって思えることがあって
良かったよーーー
ポチーーー
↓ ↓ ↓


サンキューーーー