さぁーこれからオーストリアを通過して
ついにドイツに入国して行くわよーーーーー
実はドイツも、これで4回目。
最初は全く言葉もわからずで、
本当に苦労したけども
3回目ともなれば、
ワサー(水)とかダンケ シェーン(アリガトウ)とか
分かる言葉が出てくるのでこっちのもんだ
全然わかってねーじゃねーかって?
いやね、実は学生時代にドイツ語の授業を3ヶ月ほど受けていたのだけども、
何一つ頭に残っておらず、数字もアイン・ツヴァイ(1.2)までしかわからない
だって、興味があったわけでもなく、
フランス語はすごい難しいって聞くし、
スペイン語なんてドイツ語以上に興味ないしってことで、
ドイツ語を選んだあたすなんだもの。
唯一頭に残っているのは、そのドイツ語の先生が30代後半の女性で
『ドイツ人の男性は日本人女性が大好き

なので、
ドイツに行くとすぐに誰にでも求婚されます

』
と言っていたこと。
おいおい。
外国に住んでる今思うと、
本当かよ、オメー、
もしかして、なんか軽くからかわれてるのを信じちゃってるだけの
痛い野郎なんじゃねーのぉー?
と思ったりもする。
だって、あたすは誰にも求婚されなかったぞよ
まっ彼女が幸せなのなら、それでよしとしようじゃないか。
って、そんな昔の話は置いといてぇー
まずはずーーーとすごい行きたかったくせに、
何度もテレビとかで見てたくせに、
なかなか名前を覚えることが出来なかった城をめざすあたい達。
そう、あの城です。

ノイシュヴァンシュタイン城

だ=====
きゃーーーーついに完璧に覚えたわぁ
あたすって賢い
あたす達が泊まった街(イタリアはアルト・アディジェ州)
から1時間半では行ける距離ではあるのだけど、
ドイツ用のナビがない・・・・
ということは、
あたすたちなら倍の時間は確実にかかる。
なぜなら、絶対に道に迷うから。
迷わない事はないっと断言してもよい
これは、地図がイマイチ見れず、
一方通行が多かったりで予定した道を曲がれずに、
他の道で曲がったりしてしまった日にゃー、
もうどっちがどっちだか全くわからなくなってしまう女

と、
標識と次の標識の間が結構あいてて、
そういう場合は最初の標識どおり真っ直ぐ行けばいいのだけど、
段々不安になってきてしまい、
『俺の男のカンではコッチだ

』と言って
曲がらなくていいところで曲がってしまう為に
毎回検討違いな場所に出てきてしまう冒険家な男

が一緒に旅行するのだから、
当然な事なのである。
冒険家な男のほうはどうやら、
未だに迷う事に苛立ちを覚えるようで、
ちょっとでも道を間違えると機嫌が悪くなる

が、
あたくすはこの点に関しては

神の領域

に達しているので、
道に迷ったくらいでは苛立ちはしない

いつかは着くさ・・・という余裕の身構えである。
まぁ、あたしが運転していないからとも言えるし、
あたしの方が時間にルーズだからとも言える。
ちなみに、あたすが運転している時に、
横のナビが悪いと遠慮なく暴言を発します。
いやぁ~ん、こわいー。
さて、そんなあたす達ですから、
前もって予定よりも1時間早く出発したんです。
でも、やっぱり今回も時間通りに着いた・・・

てか、実は予定時刻よりもちょっと過ぎてた・・・
どこかで道を間違えてえらい遠回りをしていたようでございます。
でも、着いたからそれでいーのだ

さて、問題はどこに駐車するか。
あたすは、何を隠そう、
旅行の計画大好き、でも詰めは甘いよタイプの人間だ。
だから、城に着いたらドコに車を停めるのが一番よいかは調査済み
夫にあっち方面に行けっ

と指示を出すも、
指示が遅いとかっていいやがって、
あたすが行きたかった駐車場に行けずに、
一方通行の他の駐車場へ誘導される道に入ってしまう。。。
あー、あそこの駐車場が一番近くっていいって書いてあったのに

どーしてくれようか、一番いい駐車場は調べたけど、
後の駐車場はどーなのかなんて一切調べてないっヽ(`Д´#)ノ
でも、そこに停めるしかないからやむを得ず駐車するあたい達
そして、歩いてチケットセンターに向かおうとすると、
なんと、あたいが目指していた駐車場はどうやら一杯で途中から通行止めしてあった
なーんだ、結局入れなかったのか。
それなら、あたすの的確な指示に従えなかった夫の失態を許してしんぜよう。
そんな事考えながら、歩くと、
あぁーーーーーー城ーーーーーーー
ノイシュヴァンシュタイン城が遠目だけど、見えてるんだよぉーーーー
へぇ、こっからも見えるんだぁ。
どっちかというと、直前まで見えなくって、
あぁ、本物はどんなのなのかなぁ~

って期待に胸膨らまして、
突然、木の陰からジャーーーーーン

と見えて欲しかった
まぁそんな贅沢は言えまい
言ってるって?
そして、チケットセンターに着くと恐ろしい列にびっくしするあたい。
この炎天下の下、いくらイタリアよりは涼しいとは言え、
この人達は何時間待たなければならぬのだろうか・・・
どーして、予約をしなかったのだろうか?
アホなのだろうか?
あたくすはね、賢いですから、
ちゃーんと予約をして行ってたのね
だって、人多いのわかってんじゃん。
で、予約をしている人は全く列に並ばなくてもいいーーーーーー
たーだ、たーだ、いい商売してんだこれが。
なんと、予約すると一人500円程の予約料金がかかるのね

ずるいよねぇ。
でもさ、500円なら炎天下の下で数時間待つより払った方がよくね?
ちなみに、あたす達夫婦二人、
ノイシュヴァンシュタイン城とホーエンシュヴァンガウ城の見学セットと予約料で、
41.20ユーロ(約7000円)也ーーーーー
高けっΣ(゜ロ゜;)!!
まぁ、オーディオガイド付きなので、
全てのセット料金ということなんすけども、
ここはねぇ、ほんと金を使わうようにしてあるんだわ。
トイレも有料だったしね

で、そーゆー時に限ってトイレに行きたくなるものなんだ。
これをマーフィーの法則と言ふ。
くそー小便泥棒っ
でもね、やっぱり8月とかに行くのなら
こことスペインのアルハンブラ宮殿は経験から言って、
予約した方が絶対にヨシです。
お城の麓はレストランとかお土産屋さんがあったりで
小さな村化しておりますです。
なんかオサレ模様の布のような扉があったり
なんかよくわかんないけど、こんなのが立ってたり。
二つの城の見学を予約したあたす達。
まずはホーエンシュヴァンガウ城にレッツラゴー
ノイシュヴァンシュタイン城があまりにも有名すぎて、
ちょっとその影に隠れ気味のお城だけども、
かわいいお城だったよーん。
中は写真撮影が禁止されてるので一切写真を撮れないんだけど、
オーディオガイドに沿って1時間ほどかけて内部を見学。
お城から下界を見下ろすとこんな感じだったり。
実は、小さくノイシュヴァンシュタイン城が見えていたり。
見えるかな?
次のノイシュヴァンシュタイン城の予約まで1時間しかないのと、
長時間ドライブで疲れているあたい達はバス

をチョイスしたんだけど、
これが、行き(登り)

と帰り(下り)

じゃぁ、
行き(登り)

の方が値段が高いのよ

ずるいでしょー。
きっと、行きは登りだからバス

で、
帰りは下りだから歩こうよ

って言う人が多いんだろうなぁ。
15分ほど待つとバスがやってきた。
そこで、列を作った人がぞろぞろとバスに乗り込もうとした時、
後ろのイタリア人家族の父ちゃんが息子にこう言った
『ちゃんと並ぶぅ=====

人を抜かしたり、押したりしないっ

こういう事お前にを教える為に旅行に連れて来たんだっ
ほら見なさい皆をっ
イタリアと違うだろ!ちゃんと皆列を守ってるだろ

』
父ちゃん、、、、、偉いっ

心の底からの拍手をチミに捧げよう
本当にイタリア人は列が作れないんだ

と思っているあたすをゴリ押ししてバスに乗ろうとする
オリエンタルな若い女性一名
ちょっと、あーたの国ではこういうのいいんですか

イタリアの事言えまへんがな。
そして一同バスに乗って、
まずはノイシュヴァンシュタイン城が一番きれいに見えるマリエン橋へ
大きなバスに超満席で観光客が乗っているわけですから、
写真スポットであるマリエン橋は人で溢れかえっておりますて、
で、これまたマリエン橋が思ったよりもしょっぼい橋でして、
人がすんげぇ沢山いるから、揺れる揺れる

でもって、床板の隙間から下が見えちまうもんだから、
怖くて怖くて、でもここで写真を撮らないと何してんだかっだから、
必死で写真撮ろうとするんだけど、
人が多いから全然いいポジションに位置取れなくて・・・
なーんてしていると、
冒険家の夫が一言
『僕、もう写真はいいんで、戻ります』 by 冒険家だけど高所恐怖症の夫
って、おーーーーーーーーーーいっ

橋の真ん中どころか、
橋に乗って数歩しかまだ進んでませんねんけどぉーーーーーーー
えーーーーー、あたしの写真も撮ってくれないわけぇ======(○`ε´○)
と思って、夫の方を見たら、
顔面蒼白になりながらも、急いで写真を撮る用意をしている。
失禁しそうなくらい怖いけど、
ここであたすの写真を撮らなかったら
その後の方がもっと怖いに違いないと空気を読み取ったらしい。
偉いぞ、夫。その通りだ
そんな夫に撮ってもらった写真は
必要以上にあたくすがアップな上に、隣の人もなぜか一緒に移っており、
城の半分はあたすで隠れているという、
写真としては、全く不合格な写真ではあったが、
許してしんぜよう。
さぁ、これがシンデレラ城のモデルにもなったという
ノイシュヴァンシュタイン城だーーーーー

ちなみに↑がマリエン橋から見える景色だす
今は右側の足元の所を修復しているみたいだす。
やっぱり、すごいきれくってもっと見てたいっ

って思うけど、
あの橋からは見れない

もっと、人が少なかったら揺れが少なくってそこまで怖くなかったのかなぁ。
いや、きっとアレは人がいなくても怖いはず。
このマリエン橋からお城までは歩いて15分

もうすでに疲れ気味のあたす達。
山道を歩いていると少しづつ
姿を見せ始めるノイシュヴァンシュタイン城
あぁ~これよ、これ。
これが見たかったのよ。
入り口でITALIAって書いた青いシャツを着た人と同じグループになる

いくらなんでも自分の国名を書いたシャツは着ないだろう。
これは、きっとイタリアに旅行に行ったイタリア ラブな外国人なのだろう
と思って彼らの会話を聞くと、
なんとイタリア人だったΣ(゜ロ゜;)
おいおい、テメーらどんだけ自分の国が好きなんだっ
ちなみに、この後行くミュンヘンでも
イタリア国旗のついた服を着たイタリア人と出会いまして、
どうやら、イタリア人はカナダ人の次に自分の国旗を身につけているようだと判明いたしますた。
カナダ人の場合はリュックとかに国旗のアップリケをしているのが多いですけども、
イタリアの場合は”イタリア”と書かれた服も着てしまっていることから、
ちょっと痛いと思われます。
イタリア人だとアピールして何かメリットがあるのだろうか?
ちなみにここもお城内部は写真ダメなので、
中庭から取ったお城内部をどうろ
さて、二つの城の見学を終えましてあたくすの感想といたしましては、
イタリアの遺跡で慣れちまったら、
どれもこれもが新しく感じてしまって、
なんかイマイチ歴史を感じねー。
でも、お城の中もオーディオガイドがあるから、
全て興味深く見ることが出来てよかったし、
やっぱりお城はとってもかわいい

イタリアにはこういう日本人が描く城ってのがないもんねぇ。
ただ、ただ、二つのお城の中を一度に見ると、
ごっちゃになっちまうということも・・・
えぇ、あたすはすでにごっちゃになっておりますです
でも、見れてよかったー

ここは冬だと雪が多いだろうからこれる季節が限られてるだろうしねぇ。
さー次はビールの都ミュンヘンでっせぇぇぇ
JAPANって書いてあるTシャツがあったら着る勇気がチミはあるか?
あたしは・・・・・・・・・・あるようなないような・・・・・
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