イタリアお気楽日記

イタリア生活8年目。楽しい事だってあるけど、つらい事だってあんのよねぇー。

家政婦gelliusは見たっ!~パート2~

2008-07-30 23:07:44 | イタリア生活
あたくす、ぐうたら家政婦gellius  家政婦じゃないけどさ
実はローマでもう一個すごい事を目撃したんですっ

それはね、車上荒らし

いやぁ、はじめて見た。

それも、最初っから最後までちゃんと見た。

夜中の一時にローマでなんか”バーン”って音が聞こえてきたのだよ。

で、友達とまたガキドモが火薬とかで遊んでるのかね?
なんて、窓際から外を覗いてみると、
なーんと、男の子(年齢はわからないけど、結構若そうだった)がね、
大きな石を持って駐車してある車の窓にぶつけてるじゃない===

工工エエエエェェェェェヽ(゜Д゜;)ノ゛ェェェェエエエエ工工

と思い、彼の行動を見つめる。

彼はその後も何度か窓を割るのに挑戦するも、
窓は割れず彼は隣の車の方に移動した。

そして、そこには女の子がいたわけだ。

この女の子と彼がカップルなのかどーなのかは知らねーが、
どー見ても20代って感じだし、
服装もね全然普通なの。

で、二人して今度は横の車の窓を割ろうとして、
ついにはそれが成功しちまった

で、そこから車の鍵を開け車の中に入り、
何か車の中をまさぐっている女の子。

こっこれは警察に通報した方がいいのではなかろうか?

で、イタリア人に伝えてみるも、
警察に電話した所ですぐに来ないから
彼らは逃げてしまうし、
ローマではそんなに珍しいことではないから
騒ぎ立てるほどのことでもない

ということで、
もうちょっと観察してみる。

すると、車のトランクからもいろーんな物を取り出して、
カップル達はその場を去って行った・・・

善良な一市民として通報できなかった事を悔やんだけども、
この話を職場のイタリア人にしたら、
通報しないのが普通だよ
みたいにいわれたっす。

やっぱり、通報したって警察が着くのは絶対に彼らが逃げた後だから意味はない。
って。

後、もし、通報したからって警察が事情を尋ねに家に来たら、
それを影で見ていた犯人達やその仲間が仕返しをしにこない保証はない。

うーむ。

この国の警察は本当に市民に信頼されておりませんのぉ。

なんだったら、ちょっと馬鹿にされておりますのぉ。

しかし、一番怖いと思ったのがさ、
彼らが狙った車は全然高級車でもなければ、
車の中に何かあった形跡もないんだよ。

その道は確かに人通りも少なかったけど、
夏の午前1時って結構早い時間帯じゃね?

まだイタリア人は寝てない時間じゃね?

いやぁ~やっぱり、人通りの少ない所に車止めるのって
すごい危ないんだなーって思ったでございますわよ。

イタリアではよく窓ガラスが割れたのか、
ビニール袋をガムテープで貼り付けてる
日本ではありえない車を結構見かけるんだけども、
もしかしたら、こうやって車上荒らしに割られたのかもだなぁ。






あーこわこわ。
ポチーーーーー
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ありがとねん






イタリアで病院に行きたくなくなる理由。

2008-07-28 04:36:05 | イタリア生活
イタリアにいるとね、病院に本当に行きたくなくなるわけ。

なんでかってと、イタリアの病院システムが
これまた本当に本当に時間がかかって、
もぉーそんなんしとる内に治ったわいっ

といいたくなる位時間がかかるわけ。

では、どういう風に流れていくかといいますと、

まず、調子が悪いと感じホームドクターの所に行く。

あたすのホームドクターは予約が出来ないので、
直接行って待つわけだけども、
1週間に5日しか開いてない上に、
午後もしくは午前の数時間しか開いていない。

ちなみに、あたすのホームドクターは耳鼻科専門。

そこで、次の日にでも病院に行ってみる。

あたすのドクターは毎回遅れてくるので、
開くと同時に行こうが、
閉まる寸前に行こうが、
結局は最低でも1時間は待たなければならない

病人に囲まれ待つ事1時間。

先生に症状を伝え、薬を買うように指示され
来週また来るように言われる。

薬を買い(約10ユーロ)、
1週間後に先生に診てもらう。

そこで、先生が症状は良くなってるけど、
念のために血液検査をしろと勧めてくる。

で、血液検査に行くも早朝の2時間しか受け付けていないために、
その時間帯に合わせる為に数日経つ。

そして、40ユーロ位払わされる。
これは血液検査の項目によって違うけど、
あたすはこんだけ取られた。

血液検査をしたのは結局はじめてドクターに行った時からすでに2週間以上経っている。

そして、その結果がこれまた1週間後に出る。

それを取りに行き、そのままホームドクターのところに行くと、
故郷(シチリア)での結婚式の為来週まで休みだと告げられる

また1週間がすぎ、病人に1時間囲まれ、
先生に血液検査の結果を見せる。

しかし、血液検査をした時からはもう時間が経っているので、
この検査で役に立つのだろうかとあたすは考える。

そこで、先生がこれまた念のためにと専門医を紹介してくれる。

専門医の予約をすると、
これまた1週間後。。。

1週間後に病院に行くとまずはチケットと呼ばれる物を買わなければならない。

公立の病院はタダだと言うけど、
あたすは20ユーロ払わされる。

聞くところによると、専門医に見てもらう時等は
お金を払わないといけないらしい。

で、専門医とやらに血液検査の結果(もはや1ヶ月前くらいのもの)を見せ、
症状を説明すると、
まー大したことではない事が判明。

10分で診察終わり。

え?専門医に見てもらうのに、
1ヶ月もかかり、70ユーロ近く薬やら血液検査やらチケット代に使って、
10分で終わり?

もっと、詳しく検査しなくていいわけ?

てか、あたしこの10分の検査の為にどれだけの時間と金を費やしたわけ?

こんなんだったら、最初っから専門医を紹介してくれてたら良かったんじゃねーの?

てめーら、人の健康をもてあそんでんのかーーーーー




これで、よーくわかったでしょぉ。
イタリアで病院に行く事がどれだけ大変か。

もし、これが何か進行性の病気だった場合、
確実にひどい事になってんじゃないのか?

あー、恐ろしくって考えるのも怖いワイ。





しかし、専門医は非常に感じが良かったので、まだ助かった。。。
って思えてしまう自分が悔しい
ポチーーーーー
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ありがとねん

家政婦gelliusは見た!

2008-07-26 00:50:36 | イタリア生活
みなさーーーん、ちわっす

あたくすついに、ついに見てしまいますたぁ=====

何をって?

そっそれは、

道端に落ちている注射器を======= (゜ロ゜)ギョェ

実はローマでは道端に結構注射器が落ちているっていう話を
ダンナや友人はするのに、
あたくすは一度も見たことがなかった。

注意しながら歩いてみたけど、
やっぱり見なかった。

皆は見てるのに、どーしてあたすは見ないのだ?
見て見たいじゃないかぁ

と思っていたのでございます。

そもそも、別に注射器が落ちているのを見たからどーのこーの
と言う事は何もないんだけどもさ、
怖い物見たさっていうのかすら?

それを、それをこのあたくすついに目撃したのです=========

ローマの中心地ではなく郊外で、
バス停を降りようとしたあたす。

すると前にいたイタリアおばさんが
バスのステップ降りてすぐのところで
立ち止まり、誰にというわけでもなく道を指差し
チラリとあたすの方も見る。

あたすは

『おいおい、おばはん、降りてすぐ止まったらあたいが降りられまへんがなーーー

と思う。

イタリアにはこういう人のことを全くもって考える事が出来ず、
道のど真ん中で急に立ち止まったり、
すごーーーーーーーーーーーいゆっくりしか歩けないおばぁさんが何人も横に並んで
道を歩いていたりするなんて場面に遭遇する事が多いわけだ。

だから、早くどいてくれと思いつつも、
オバサンの指す指の先を見てみると、

Σ(゜ロ゜;)

ちゅっ注射器

そっそれも、なんか液体入るところが赤いんですけどぉーー
どーーゆーーわけーーーーー?

そして、その横に横たわる十字架

なんですかこれーーーーー?
何かの暗号ですかーーーー?

麻薬をすると、神に召されますよ的なメッセージを含んでいるのだろうか?

本当は立ち止まってじっくり観察してみたかった。

でも、そんなのしたらさ明らかにおかしいじゃん?
だから、あたすは我慢した。   お母さん、あたし我慢が出来るようになりました

バスを降りてからも頭の中は先ほど見た注射器の事が離れず、
ついについにあたすはローマで注射器を見たのだと、
だからといって、何かが変わるわけでもないけど、
この興奮を誰かに伝えたいっと興奮していたのであーる。

しかーし、
注射器を目撃したことだけで誰かに電話するというのもナンセンス
落ち着くのだgellius・・・
と自分に言い聞かせ無事家に着いてから夫に報告に至ったのであります。

いやぁ~いたって普通の全く治安が悪くなさそうな所で
見たもんですからある意味びっくらこきましたがな。
もしかしたら、昼間しか行った事ないからわかんねーけど、
夜はあんまり治安が良くないところなのかなぁ?

しかし、横に十字架が置かれていたのが
何か意味深じゃね?

怖さ倍増じゃね?

実はイタリアに来てまだ初めの方、
スーパーに行ったら注射器が普通に売ってて、

なんだこの国はっ
薬中の為の注射器がスーパーで売られているなんて、
どーゆーことなのだ?

あ、もしかしてこれも、
薬を止めるのは難しいから、
せめて、するなら注射器をまわして使うのは止めて、
どこでも買えるから新しいやつ使いなさいよっていう、
メッセージが含まれているのかすら?

ってことは、薬が公認されてるってこと?

等、あたくすの得意の想像で色んなことを想像していたわけだけども、
本当は、イタリアって痛み止めとかさ、
子供の予防接種とかさ、
家で自分で注射したりってのが一般的なんだよね。

それが、分かった時には、
なんだかちょっとホッとしたもんだったよ。

だから、今回見た注射器ももしかしたら、
誰かさんが急に道端であまりの激痛に痛み止めを打ったのかもしれないし、
子供の予防接種の為に、
お母さんが、今日は天気がいいからお外で注射しましょう

って事になった可能性もなきにしもあらずなわけだ。

ほんと、イタリアにいると日本ではまずありえない事とか
見れないものとかが沢山見れたり体験出来まして、
ありがたいと申しましょうか、
でも、実はそれを体験したり見たりしないでも
何の問題もなく人生を終えれただろうといいますか、
なんだったら見ないほうが良かった、といいますか、、、

まぁ、あたすはついに注射器が見れてうれしかったでございます。





うれしいと感じるあたすもどーなんだろうか。
ポチーーーーー
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ありがとねん

お見舞い。

2008-07-21 23:21:09 | イタリア生活
みなさーーーん、お元気してるぅー?

なんかイタリア在住の方々も夏休みということで
日本に帰ってる人が多くってあたくすさみすぃー

さて、あたくす少し前に知人のお見舞いにローマに行ってまいりますた。

26歳と言う若さで結婚式の直前に事故を起こしてしまった彼。
その事故でクビの骨を折り、下半身不随になってしまった彼。
そして、下半身不随ということは子供が出来ないからという理由で
結婚式を予定していた教会から結婚式を断られ、
結局は市役所にて彼女との結婚式を挙げた彼。

新聞にも取り上げられるほどこの教会のことは話題になりますたわけですけども、
当然、あたくすも全然納得がいかず、
でも、本人達は二人で頑張って行こうと前に目を向けているからと
応援していたわけでございます。

その彼ももう事故から約2ヶ月経ち、
そろそろあたくす達(関係:友人未満知人以上)もお見舞いに行かせてもらっていい頃かな?と。

で、知り合いのイタリア人にイタリアではお見舞いには何を持って行くのだ?
とあたくすは質問した。

しかし、質問した相手が悪く、
こいつは本当に恐ろしく世間知らずな奴なので、
やはり、『知らない何も持っていかないでいいんじゃね?』
とか抜かしやがるので却下。

そこで、職場のニューフェイス君(20歳)に聞いてみた。
もっと、聞く人選べって?

あたす『ニューフェイス君、イタリアではお見舞いって何持ってくの?
    日本はお花とかフルーツとか持ってくんだけど、イタリアは?』

って聞いたら

ニューフェイス君『お花はダメだよ。イタリアはお花は死んだ人みたいだからダメなんだよ。 
         ビスケットとかそういう食べ物を持ってくといいよ

とのこと。

しかーし、動けない彼に甘い物を沢山持って行っても。。。
って思ったのと、
熱い食べ物もダメと聞いていたので、
グルメな彼のお気に入りレストランのシェフにガスパチョを作ってもらい持参。
それから、結婚式には最初は呼ばれていたんだけど、
こういう事になっちゃって最終的には親族だけで市役所で結婚式を挙げた彼らに何か祝いの品
と思うも、大きな物を送っても、
まだまだ入院生活なのに迷惑だろうし、
彼ら自身もそこまでめでたい気分でもないだろう、ということで、
小さな家庭雑貨をキモチということでこれまた持参。

そして、いざ病院へ
と思いローマで知り合いのイタリア人と待ち合わせて行くも、
イタリア人に任せたのが悪かった・・・

あたい達のナビはなかなか電波が入らないからということで、
友達にナビを借りてきたのまでは良かった。
それなのに、病院の住所を知らないってどうよ・・・

ということで、病院のあるだろうとおぼしき所を
ずぅーーーーと周る事1時間。
人に聞きまわりやっとたどり着きますた・・・

もぉー絶対こいつには何も任せられない。

で、病院に着いて病室を聞き、
5階と言う事だったので、
2つしかないエレベーターを待つも
このエレベーターがギューギューに乗っても4人までってくらい小さい。

おいおい、病院のエレベーターがこんなのでいいのかよぉ
と思ってたら、松葉杖を着いた人があたす達の前に立つ。

あたい達の前には既に2人待ってたから、
この松葉杖の人は絶対にエレベーターに乗らないとだし、
これじゃーあたいたち乗れねーじゃん
ってことで、5階まで階段で登る。

ヒィーヒィーいいながらも、
健康体であるありがたさを噛み締め、
5階に到着。

で、病室を覗くも彼がいない。

おかしいなぁ~って思ってたら
がたいのいい病院の関係者なのか
それとも誰かの親族なのかわからない普段着のイタリア人男性がとても感じ良く

『おーー、君達の探している子はここの病室じゃなかったかなぁ
 いや、こっちだったかなぁ?
 でも、今ドアが閉まってるからもしかしたら検査か何かしてるのかもしれないねぇ』

って言ってくれるじゃなぁい。
全ての病室見ても彼がいなかったので、
助けてくれることにあたすはなんて親切な人なんだーーー
って思ったんだけども、

どーして、あたす達が探している人が誰かわかったのずら?

と思ったら

『あー、こっちだったこっちだった、
 ほら、彼でしょ探してたのは

って言うから見たら、
そこにはオリエンタルな男性が・・・・・

『すみません、ありがたいんですけど
 あたくす達が探しているのはイタリア人男性なんです。。。。

ちなみに、ダンナは病室にいたオリエンタルな男性に気づいていたので、
彼が話しかけてきたときにすぐ”あーあの人の連れだと思ってるんだろうなぁ”と
気づいていたそうな。

まっ、感じがいい人だったのでよしとしよう。

結局、彼の病室はちょっとリッチな人ゾーンといいましょうか、
厳重なドアで仕切られた違う棟でして、
そこでは、やっぱり最初見た病室よりもカーテンで仕切られていたり、
冷蔵庫があったり、一部屋の人数が少なかったりしていたわけですけども、
テレビもなかったと思うし、
もぉー日本の病院とは雲泥の差でございますた。

あー絶対にイタリアで入院したくねー。

彼の様子はといいますと、
事故とは言え、自分の起こした居眠り運転が原因だということを
自分でも重く受け止めているんだなという事がすごくわかりました。

今の自分の状態に満足している。

と言っていた彼の状態は、
下半身だけではなく、左上半身もあまり動かないと。

ただ、上半身はリハビリでどうにかなりそうだということでした。

下半身不随はこれからも回復の見込みがあるのか・・・
それは、聞くのもはばかられますし、
少しでも回復できるならそれを祈るのみでございます。

彼的には今後は車椅子生活になるという事も
冷静に受け止めている感じで、
彼のお父さんからは聞いていましたが、
常にポジティブな彼の発言に周りの人も勇気づけられるという感じでございました。

きっとつらいには違いないだろうけど、
周りの人への気遣いというものをキチンと考えられる
それはそれは素晴らしい青年なのでございます。

自分が今嘆いた所で周りの皆を余計に心配させ、
暗い気分にさせてしまう。。。
だから、前向きな発言をしよう

というのが感じとられ、
聞いているこちらとしては、
頑張れっと言うのも、なんだかだし、
こういう時にイタリア語でなんて言ったらいいか全然わかんなくって、
すごーく自分が無力に感じましたです。

でも、やっぱり彼女もつらいだろうなぁーと。

結婚したと聞いたときには
彼女もすごい決断をしたなぁと思いますたけども、
実際二人を目にすると、彼女つらいだろうな・・・・・
って、こんな悪魔なあたくすでも
ちょっと涙が出そうになりましたでやんす。

まぁ、この二人はものすごく家庭環境に恵まれていますから、
お互いお金に困る事はないから、
こういう決断がくだせたのかもしれませんね。
それでも、勇気のある決断だと本当に思います。

恐らく退院は10月には出来るだろうということだったけど、
これからの生活が大変だものねぇ。

この二人にはつらい事が沢山待っているだろうけど、
頑張って欲しいし、力になれる事ならいくらでも力になってあげたいと思いますた。
まぁあたくすごときが役に立てることなぞはないだろうけどさ。

イタリアは本当に事故が多くって、
あたくす自身も事故を何度も目撃したし、
周りの人も事故でなくなったり、怪我したりと多いので、
皆様も気をつけてくださいませねぇ~
でも、気をつけてても事故に合うのがイタリアなんだよなぁ。




皆、気をつけよーぜー!
ポチーーーー
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ありがとん


イタリア人にとって不思議な物。

2008-07-17 19:51:22 | イタリア人
こないだ、ガス代がなんと2ヶ月で600ユーロを超えた

1ユーロを170円で換算すると、
なんと、102,000円なり    チーン

それも、前回も同じような請求だった。

おいおい、なんかおかしくねーか?

どんだけガス使ってる家庭なんだっつーの。
あたいそんなお料理好きじゃないよ?
普通の主婦より明らかにガス使ってねーよ?

と思い、ガスメータを見ましたら、
実際よりも8倍で料金請求が来てましたです・・・

イタリアはある程度ガス使用量を想定して料金請求をし、
のちほど、その差額を返却するというわけのわかんねー二度手間な方法で
料金請求されるわけなんすけども、
それでも8倍ってひどくね?

で、これ払わなかったらすぐにガス止めやがるわけっしょ?

やっぱり、イタリア人ってアフォじゃね?


さて、そんなあたくすgelliusにこの間遊びに来ていたヴェネトの友人家族から、
スカイプ電話がかかってきました

しがない町から初めての南下のヴァカンスを終えたヴェネト家族。

そう、彼ら家族はフィレンツェより南に行った事がなかったんですねぇ。
でも、想像していたのが相当悪かったのか、
とっても良かったわぁ~とのこと。

数年前は、

『南イタリアと北イタリアで国を分けて欲しいっ

なぞと言っていた人達だけに、
南を気に入ってくれて、外国人のあたくすがなぜかうれすぃ

さて、そんな家族とスカイプしていたら突然、
ヴェネト父が言い出した

ヴェネト父『実はさぁ~ヴェネト母とも喋っててやっぱり分からない事があるんだよgellius
      だから、教えて欲しいんだけどさぁ~

あたす『何?何?』

ヴェネト父『あのさ、お風呂場にあった靴っていったい何に使うわけ?
      聞こうかと思ったんだけど、なんか家の中探ってるみたいで悪いし、
      あれかなぁ~なんて思って聞かなかったんだけど、
      アレから家族で何度も話し合ったんだけど、 
      あの靴がいったい風呂場でどういう役目を果たすのか想像がつかないんだよ。

      もしかしたら、あの靴の中に石ころを入れて、足をツルツルにするのかな?
      って思ったんだけど違うよねぇ?

      いやいや、実は南イタリアの海岸で石ころが一杯の所歩いてたら、
      僕たち足がツルツルになったもんだからさぁ~
      ァ '`,、'`,、'`,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、'`,、'`,、'`,、
   
      で、あれは何なわけ?』




;`;:゛;`(;゜;ж;゜; )ブッ


あれとはコレ



そう、彼らが不思議がっていた物とは
うちのママンのアドバイスにより、
冬の寒い時にこのフロ掃除用靴にお湯をためてそこに足をいれ、
シャワーをすれば体が温まるよっ
って言われて冬には欠かせなくなっていた風呂掃除用の靴だった。

なんせ、うちはシャワーしかないからさ

それを説明したら、

『あーそうなのかーーー
 いやぁ、見てすぐに日本の物だとはわかったけど、
 どうやって何に使うのかが不思議だったんだよぉ

とのこと。

やっぱり、イタリア人細かい所までチェックしとるがなーーー

っていうか、あたすは埃がたまらない為にも
裏返しておいてるんだけど、
きっと彼らは皆一度手に取って

『いったい、この靴は何なんだ?』

とうちの風呂場で考えていたと想像しただけで笑えるじゃないか( ´,_ゝ`)プッ

きっとうちの家を出て南イタリアに向かっている時には
車内でうちの家のことで持ちきりだったんだろうな。

絶対に子供達が物をチェックしまくるとわかっていたから、
ちゃんと掃除しといて良かったぁ。





イタリア人を家に迎える時には本当に気が抜けませんのぉ。
ポチーーーー
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ありがとさん



バルバレスコォォォ☆

2008-07-14 20:27:45 | 旅行・国内
バルバレスコは名前があまりにも有名なもんで、
大きな町を想像していたけれども
これまた小さい小さい街でして、
町にバールが1個しかないと。  ありゃー町じゃねーな。

そのバールで日本人らしき若い女性を発見
明らかに日本人だと思ったあたくすは、
話しかけておいでオーラを放ち神のお言葉
あ、違った彼女のお言葉を待つも、
全く話しかけようというそぶりも見せない

せめて、目さえ合わせてくれたら
にっこり笑ってこちらから話すきっかけが掴めると思い、
凝視してみたり、わざとダンナとちょっと大きめな声で日本語を話すも
全くこっちを見ようともしない

日本人ではなかったのかすら?
それとも、日本人とは知り合いたくない人だったのかすら?

まぁそんなバルバレスコはこんなにかわいいきれいな町だったよー



そして、ここもまたワイン畑に囲まれてて空気がきれかったこと





紅葉らしき木もみかけたり



そこでは、また年代物ワインの倉庫を見せていただいたり。。。



そして、ようやく8時にしがない町に向け出発

帰りの車で聞いていたラジオで
日本人がイタリアの建物に落書きしてた事を言ってたんだけども、

『日本人の落書きした人達が皆の前でお辞儀までして謝罪をしなければいけないなんて大変ねー
 ていうか、ちょっと厳しいよネェ
 イタリア人には到底住めない国ですネェ

なんて事言ってましたです。
イタリア人自体が落書きしまくりなんで、
日本人が落書きした事に怒る事さえもないわけだ。

これを日本人はイタリア人って寛大だなぁって思うのかもしれないけども、
寛大というのとはまたちと違うと思うあたす。

だって、自分の物じゃないからねぇ(笑)
自分の物じゃなかったらどーでもいいのがイタリア人ですから。

そして、途中で看板に”PISA”と書いてあるのを目撃。

あぁ、”ピサ”かぁ~なんて思って、ふと考えた。

あら?あたくすPISAの事”ピサ”って言ってるけど、
イタリア語では母音に挟まれた1つのSは濁点付きで発音するんじゃなかったけっ?
ようするに”ピザ”なんじゃねーの?

でも、今まで何にも考えずにいたから
ピサの斜塔って言うし、日本人が言ってるのもピサだし、、、
あれ?イタリア人はどうやって発音してたっけ?
と思い、確認した所、
やっぱり、”ピザ”だった

おぉぉぉ、今更になってPISAの発音が”ピザ”だと気づいたあたす。
でも、ピザって書いたらなんか食べるピザみたいじゃね?

ちなみに、食べるピザはイタリア語ではピッツァと発音なーり。

まっ、どーでもいい事なんだけど。

途中のサービスエリアでこんな物発見



スタバのフラペチーノが大好きなあたしは速攻試してみたんですけど、
フラペチーノとはちと違いまふ。

もっと、濃い感じだな。
でも、なかなかうまかったぞよ。
ちなみに2ユーロ

3時にはしがない町に戻りますて、
その日は夜から仕事。。。。。

恐ろしくハードなスケジュールをこなした後の達成感は、、、
疲労感しか残っておりませんがな

トリノには行けなかったけど、
念願のピエモンテのワイン畑を見れてうれしかったーーー

今度は絶対にトリノに行くろーーーーーー


ということで、ついにイタリア全州制覇にリーチがかかりますたーーー

トリノという有名な州都に、
行っていない・・・
というのは多少気にかかりますが、
まぁ、いつかは行くであろうからそこは大目に見るということで

残るはサルデーニャだけなりよーーーーー
ポチーーーー
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ありがとん

アルバのワイン畑でルネッサーーーンス♪

2008-07-11 18:41:47 | 旅行・国内
ワインのシミを付けたあたくすgellius
ワイン畑の見学へ   

見渡す限りのワイン畑
さっき飲んだワインがコレだとかアレだとかの説明を受ける。





ワインに興味のないあたくすでもちょこっと面白いと思ったのが、
同じブドウの品種なのに、場所によって味が全然違うかったこと。
きっと土や日の当たり方によって違いが出るんだろうねぇ。

そして、ワイン畑のど真ん中にそびえたつ趣味の悪いカラフルな教会。



ここも、このワイナリーの持ち物らしいんですけど、
廃墟化していた教会をイギリス人とアメリカ人アーティストによって
生き返らせたと。    間違った生き返らせ方じゃね?

なんとも、イタリアらしからぬと思ったわけだ。

さて、そろそろ、泊まる場所に戻って夕食前に一眠りでもしたいんですけど?
と思うも、友達兄ちゃんの張り切りは止まらず
そのまま、またこのワイナリーの持ち物だというこんなモダンな建物へ。



このガラス張りの博物館だとか美術館チックな建物、
ちょっとした計画ミスだったと言ってたんですけれども、
すげぇぇぇぇぇ暑いの
中は蒸し風呂。

なぜなら、一面のガラス張りに床は鉄
それはサウナでございます。

冬は暖かくってすごいいいらしいけど、
夏は大人でも死ねるであろう暑さ

さて、やっとここで友人兄があたくす達を解放してくれるも、
すでに7時半・・・
風呂入って着替えてしてたら寝る暇ねーじゃん。

ということで、寝ることはせずに夕食へ
夕食はお昼に行ったレストランの2階へ



とっても、かわいいレストランだったんだにょー
レストランの内装としてはもしかしたらあたくす的には一番インパクトに残る
レストランだったかもだわ
意外な内装といいましょうか。

写真を撮るのはちょっと・・・な雰囲気ですたが、
あたくすブロガーとして料理だけはちょこっと隠し撮りしてきましたぞよ

 

右のは41種類もの葉っぱやお花、ハーブが入ったサラダ
これは、絶対に日本人が好きだと思うよ。
だって、日本の味がするんだにょーん。

左のはミルクづくしとか言うデザート
分かりにくいかもだけど、左のジェラートは薄紫で四角のメレンゲは薄い水色なんだよーん。

実はここにダンナの友人(伊人)がおりまして、
食事が終わった後も会話に花が咲き、
レストランを出たのが夜の1時半。。。

その後、同行したイタリア人がなぜかビールが飲みたいと言う
愚か者発言をする。
ちなみに、迎えにこいと言った奴です。   まさにKY野郎

もちろん、お前一人で行けやーーーと断るもKY野郎に通じるわけもなく、
半分閉じた目でビールを飲みに行き、
寝ることが出来たのは夜中の3時でございますた。。
疲れた。。。

イタリア人って本当に仕事じゃなかったら元気だねぇ

アルバはとってもかわいい町で、
やはり世界的にもワイン等で有名な為か日本人も結構見ましたです。


そして、次の日。

前日、寝たのが夜中の3時だったわけですが、
次の日は6時にはもう起きなければならなかったわけでありまして、
朝が苦手なあたくすとしては、
明日起きれるかなぁ・・・と不安だったんですけれども、
全然、大丈夫ですた

それも、そのはず。
だって、目覚ましがなる10分ほど前に
右ふくらはぎが思いっきりつりまして、
涙が出るほどの激痛に襲われますた

何度も経験したことはある痛みですが、
これが、痛いんだ。

でも、30秒ほどじっとしてたら
痛みは去っていくので、
ジッとして我慢し、痛みが去ったのでホッっと一息をつき、
さぁ~もう一眠りと思った途端、
今度は左足の太ももが・・・・・

と言うわけで、
パッチリ目が覚めたわけでございますね、ハイ。

で、本当はすぐにしがない町へ帰る予定だったんだよ。
なぜなら、仕事があったから・・・

しかーし、友人兄が是非とも自分が住んでいる
バルバレスコも見に来いっと、
しつこく言って来るもんで、
行きたいのは山々なんだけど、仕事もあるし帰らないとなんだよ。
って言うのは言ってみたけど、
それなら、早起きして来いと・・・
鬼ですね。鬼。

というわけで、睡眠不足と疲れた身体を引きずって
朝からバルバレスコ(ここもワインで有名)へ



次はバルバレスコだーーー
ポチーーーー
↓ ↓ ↓


ありがとん

アルバに行ってきたどーーーー☆

2008-07-10 03:14:51 | 旅行・国内
みなさん、こんにちわ

この間あたくすはピエモンテのアルバという街に行ってきたぞよ

前もって断っておくけど、
今回は、いや、今回も長いよ。
そして、写真が多いから重いかもよ。

ピエモンテはまだ行った事のなかった州の一つでして、
トリノには絶対に近いうちに行ってやるぜーーー
と思っていたら、トリノに近いアルバに行く事になった次第でございます
あたくすの願う力が弱かったということでしょうか・・・

アルバと言えば、やっぱりワインとトリュフ

今回の旅は、ダンナの友達のお兄ちゃんがイタリア有名ワイナリーの一つで働いており
そこに招待してくれますたのです

しがない町のあたくすの家に朝の6時に集合ということで話を進めていると、
ダンナのイタリア人友人が

『俺は家で待ってるから迎えに来てくれ』

と、ほざく

ちなみにあたくす達は北イタリアに行こうとしているのに、
彼の家はしがない町から南へ車で約30分。

お前はアフォか

ということで、相手にするのも馬鹿らしいので
彼はもう来ないことと踏まえて他のイタリア人との予定を組む。

で、次の日、朝6時7分に家を出たら、
ちょうどそいつが家の前に来た。

なんだ、来たんだ。
てか、あたい達がちょっと遅れたからよかったけど、
そうじゃなかったらどーするつもりだったんだろ?と意地悪な事を早朝から考える。

フィレンツェで事故渋滞に巻き込まれるも、
昼の1時にアルバに到着。

あぁ~涼しぃーーー
明らかにしがない町とは気温も違うし、
太陽光線の強さが違うっ

まっ、違う所はそれどころではないんだけどね。

これがアルバのドゥオモだぁーーーーー



やっぱり、アルバもポルティコがあって、
建物がカラフルで北イタリアって感じでオサレだよねぇ

 

町を見たらその州がどんだけ金があるかってのが一目瞭然でございますね。
アルバはお花もそこここらに沢山植えてあって、
一緒に行ったイタリア人も

『すげぇ~きれぇ~どーして、こんなに建物も町の中も整備してあんのかねぇー?』

ってΣ(゜ロ゜;)!!
あんた、そりゃー、ピエモンテですぜ、
州が持ってる金が違うってーの。

そりゃーこんなパステル色の細い小道もあるっつーの。

 

アルバには貸し自転車システムがあるみたいで、
これは誰でも借りれる自転車なんですねぇ。
こういうシステムがある時点で、
あー、ココの人達は道徳心と秩序がある人達なんだなってわかるよね。
南イタリアではとてもじゃないけど、出来ないシステムでしょ。
だって、盗むの(もしくは壊すの)分かってるじゃん。

さて、早速友人のお兄ちゃんに会いランチへ
お兄ちゃんの勤めるワイナリーの経営するレストランなんだけど、
ここが、かわいいんだっ



イタリアっぽくないでしょ。
なんかこのパステルな水色といい、
貴族なおフランスを想像するというか、
モダンな日本にもありそうな感じでしょ  

中にはこんなステキな空間があったり

 

あたい達はお天気もいいので、
ドゥオモを眺めながらお外でランチ

ここでは、この辺りの地方料理を食べさせてもらえるのですぞ。



 

食後はおにいちゃんの勤めるワイナリー見学へ

実はね、あたくすワインは飲みますけども、
それは酔っ払って皆で楽しくするのが好きだから飲むだけで、
特にワインが好きということはないんでございますのよ。

でもって、ワインに興味もないもんですから、
どうやって作られようが、
別にどーーでもいいっつーの?   飲めりゃーいいんだよ、飲めりゃー

でもさ、そんな事言えないジャン?
あたい、ワインに興味ないから一人でトリノに行ってきます
って言いたいけど言えないじゃん。

言った所で、じゃぁ~行ってらっしゃいって言われても、
初めて行く都市一人で地図も持ってないのにウロウロとか出来ないじゃん
てか、寂しすぎるじゃん

ので、強制的にあたくすもワイナリーへ。



ワイナリーの周りは素晴らしい景色で、
ワイン畑がすごかったですぞー

 

ワイナリーに入ってからは、
いろーんな事を説明してくれましたけども、
あたくすが覚えてるわけもないので
まとめて写真だけ。

 

 

 

 

最後にワインのテイスティングをしたんすけど、
これもまたあたすの苦手とする事でして、
でも、飲まないと(試飲しないと)イタリア人うるさいから

酔っ払っちゃうから本当に飲んじゃわないでタンツボみたいなやつに
吐いたらいいんだけど、
上品なあたくすが公衆の面前で口に含んだワインを吐くなぞ、
出来るかいっ  てか、タンツボって本当はどんなのなの?

よって、この日は全てで約20本のワインを味わせていただきますた



もうね、最後の方なんかわかんねーの。   
味の強い赤ワインが続いたら
舌が”しぶいです”としか認識しなくちまって
とにかく、あたすの苦手なワインだって事以外わかんねーの

でも、そんな事は思っていても口にはだせなーい。
悪魔でも違いがわかる女を装うあたす。

友人と友人兄はソムリエな為、
恐らく言葉を崩しに崩してあたすにわかりやすく説明してくれるんだけど、
こっちは興味もクソもねーもんだから、
聞くフリして聞いてないわけじゃない。

フムフムとか言いながら頭では他のこと考えてるわけだからさ。

だから、突然『●●って言う意味gelliusわかるかい?』
って言われたらこっちも困るわけよ。
あたすなんかで会話を止めないでおくれぇぇぇ
お先にドンドン皆だけで進んじゃってください
と言いたい。

そんなあたすだから、途中で

『ルネッサーーーーンス』   by髭男爵

ってやってダンナに見せてあげたら、調子に乗りすぎて、
服にワインをしこたまこぼす。      オーマイガーーー

さて、ワイナリーの後は
ワインのシミを付けたままワイン畑の見学へ・・・



ちなみに、赤ワインのシミはちゃんと取れますた。
ルネッサーンス
↓ ↓ ↓


ありがとさーん

3周年なりぃぃぃ☆

2008-07-07 04:02:47 | イタリア生活
みなさん、今日はご報告でございます

なんと、7月7日にてこのブログ3周年を迎えましたですぅーーーーー
ドンドン、パフーーーーー

って、実はイタリアはまだ6日ですけども、
わが故郷、ニッポンではもうすでに7日だからヨシとします。

いやぁ~、実は今まで全く意識をしてなかったので、
どれだけ続けてたのか覚えてもなかったのだけど、
偶然見てみると、3周年じゃなぁい
ということで、皆さんにお祝いの言葉をいただきたく
ここに書いて見ますた    さぁ~お祝いの言葉をおくれ

昔の文をちょこっと読み返してみると、
なんかぎこちなさが残ってて、
なんか照れるでございますなぁ(*´_ゝ`)ポッ

あたくすね、日記と言う物を人生でつけたことがほとんどなく、
ブログもまさかここまで続くとは思っておらなんだです。

しかーし、これもここを訪れてくれる人達や、
コメントをくださる皆さんとのふれあいが楽しくって楽しくって、
いつの間にやら3年経っていたという感じでございます

何度このブログを辞めよっかなぁ~と思ったことか。

だって、最初はものめずらしい事も沢山あり、
書く事だって沢山あったけど、
日に日に全てが普通になってきて書くほどのことだと思えなくなってくるものでして、
更新するのがドンドン遅くなっちったりもしたわけです。

でも、まぁー、自分のペースで楽しみながら続けていこうと決めましたので、
これからも、おっとりペースではあるかもですが、
皆さん、暖かく見守ってくれるとうれピーれす。

いつもコメントをくださる皆さん本当にありがとうねーーー
あなた方のコメントがあたくすのしがない町生活を支えているのですっ

ではでは、これからも楽しいイタリアから
あんまり楽しくないイタリア、憎むべきイタリアまで
あたくすの視点からお伝えしていきますのでーーーーー
夜露死苦


3周年ばんざーーーい
ポチーーー
↓ ↓ ↓


いつもありがとね

TVB・・・

2008-07-03 19:58:11 | イタリア生活
みなさん、今日は涙なくしては語れないお話です
ハンケチのご用意を。



Ti voglio bene・・・
略して、TVB・・・  若者がこうやって使うんだわ。

この言葉はあたくすがとってもステキだと思うイタリア語の一つ

一つって事はこれ以外にステキな言葉があるのかと聞かれたら、、、

ない

まっ今後もしかしたら出てくるかもしれないからということで。

意味は日本で言うとぉー。。。
何?

辞書では”好き”と訳されているんだけど、
あたくす的には”好き”もあるけど、
でも、どっちかというと”大切”という風に取ってるんですけど、
皆さん、どーでせう?

恋人との間でも使うだろうし、
親子や、友達の間でも使う。

自分にとって大切な人だと伝えたい時に使うみたいな。

さて、あたくすgelliusは今までこの言葉を口にした事はなかった

だって、そんな台詞を言う相手がないっつーの。

あたくすのダンナはサムライ魂燃え盛る日本男児ですし、
イタリア人の友達はいても、
そんな”貴方の事好きよ(大切よ)”なんて言い合うのも
なんか小学生とか中学生ならわかるけど、
大の大人が、本厄の大人が言う台詞でもない気もするし、
なんか、改めて言うのも照れくさいってかさぁ。

実は、A子には言われた事がある(*´_ゝ`)ポッ

わがまま、ゴーイング マイ ウェイなA子ともなんやかんや言いながら、
一番付き合いが深くなってきて、
今では一緒にいて一番楽なイタリア人にまで昇格した。

そんな、A子に言われてうれしかったけど、
どー返せばいいのか、うれしいんだけど、
照れくさいし、、、で、
あたしもよっと一応返しては置いたけども、
自分からこの言葉を発した事はなかったのだ。

しかーし、ついについにこの言葉があたくすの口から発せられる日が来たのであーーーる

それは、こないだ来ていたヴェネトからのお客様の
おませな姉妹(9歳と10歳。ちなみにまだサンタクロースを信じてる二人)。

姉が突然

『gellius携帯見せてぇ~

と言うので、携帯を出して見せたら

『あれーーーー!?あのキラキラの携帯はぁ====?』

あぁーそうそう、実は前の携帯をあたくすはラインストーンで日本風にデコ携帯にしていたのだよ。
ちょっと、若者を装うとしたわけだ。
でも、日本にいる間に壊れちゃったから
新しい携帯を買い替えてたわけ。

じゃぁ~

『あの携帯捨てたのー?』

って聞くから

『いや、捨ててないよ。
 だって、なんか携帯って壊れたって言ってもなんか捨てにくいでしょ?
 だから置いてるよ』

って言ったら、おませ姉妹のお母さんが

『gelliusもしその携帯使わないんだったら、
 この子達にあげてくれない?
 もし良かったらよ
 無理しなくていいのよ

って言うじゃなぁ~い。

全然OK

だって、使えないんだけど、捨てにくいってだけで
今までの過去の携帯も全部おいてあるんだよ。
だから、それを欲しいって言うなら喜んであげますがなーーーー

どうも、彼女達の知り合いの20代の女の子が
自分の携帯がかなりいけている
この姉妹に見せびらかせて来るんだけど、
そのいけている携帯というのがタダ単に携帯にキティちゃんのシールをいっぱい貼っただけという代物らしく、
あたくすのラインストーンぎっしりキラキラ携帯を見てしまった
姉妹には、そんな携帯は屁のようにしか感じられなかったそうで、
その携帯を見せられては

『あたし達の友達のgelliusの携帯の方がすごいキラキラできれいんだからー

とあたいの代わりに自慢をしてくれていたそうなのであーる。

うれしいじゃないかぁ=====

ということで、物置から携帯を出してきて、

『ハイ、どーぞ』

って渡したらさ、おませ妹がね

『gellius、、、本当にいいの?
 あたし達なんかにこんなキレイな携帯あげちゃっていいの?』

って聞くのよぉ=====
きょえぇぇぇぇ~かわえぇぇぇぇ

『いーーーーのよーーーー
 二人が気に入ってくれたなら、全然いいわよ
 それにもうこれ使えないのよ

って言ったら

『でも、こんなにきれいなのに、
 本当はgellius持っておきたいんじゃないの?
 どーして、あたし達にくれちゃうの?』







『そらーーーーーーーー

 VI VOGLIO BENE(チミたちが好き(大切)))
 だからに決まってるじゃないのぉ=====

出たーーーーー意識もせずに、
自然とこの台詞が口を出たぁぁぁ

すると、おませ姉、
( ´,_ゝ`)プッ





Σ(゜ロ゜;)!!
って、おいっ笑うところじゃねーっつーの。
てめー、今は泣く所だぞおませ姉よ。

でも、おませ妹は違った。。。。。

『あたしもよ、gellius・・・・



きゃっきゃっきゃわいいーーーーーーーー

ここで、ひしと抱き合う二人  それを横目でみるおませ姉

いやぁ~、あまりのかわいさに
食っちゃいそうになりますた。

しかし、あのおませ姉の笑う感じが気になるじゃねーか。
照れてるのか、おい。
照れなくていいんだぞ。

いやぁ~いい話でしょーーーー

そうでもないって?

いーの、あたしは本当にうれしかったんだもん。
イタリアに来てからというもの、
心がささくれだって、イタリア人に心を閉ざしていたというのに、
そんなあたくすの傷だらけのハートがちょっとオープンしちゃったのよぉ

あぁ、このままいったらあたしイタリアが大好きになっちゃうかもしれない

って、んなわけねーじゃん( ´,_ゝ`)プッ

そんな事になったらこのブログ辞めないとだめじゃん。







イタリア人にオープンハート度ただ今60% ←結構開いちゃってます
ポチーーーーー
↓ ↓ ↓


さんきゅーーーーー