なかなか大物な若造君。

みんなーーー復活祭を楽しんでるかぁーーいぃ

そう、イタリアは今復活祭なのでございます。
２３日の日曜日がそう。

皆が、おうちで楽しいパーチーなんぞ開いちゃって、
卵型のチョコなんかをバクバク食ってる間、
あたいは働いてるんだよーーーー

なんせ、パスクワに合わせて連休を取るのか、
会社が連休になるのかは知らないが、
しがない町にも毎年パスクワには結構な観光客が訪れるのである。

しかーし、今年は数日前からお天気が悪くってずっと雨
それも、つい２週間くらい前にはすげぇ暖かくってもう春だったのに、
また冬に舞い戻る寒さ・・・

だから、例年よりは観光客が少ないでございます。
まぁー、どーでもいいっつったらどーでもいい話なんでございますけども。

そんなあたくすgellius、２ヶ月ぶりに職場に戻ったら、
ニューフェイスがいた

それは、若造君のお友達

若造君と同じ１８歳のピチピチボーイだ

あまり仕事のやる気は見れないが
若造君と同じくなかなかかっこよい。

やる気はないんだけど、
ちゃんと言う事は聞くから仕事はやり易いと言えよう。

１８歳のイタリア人の女の子と違う所は、文句が少ないのよね。
やっぱり女の子の方が１８歳にしてもうすでに大人のイタリア人女の貫禄といいましょうか、
口だけは達者状態、でも後は子供みたいな感じなんで、
仕事もなかなかちゃんとは出来ないといいましょうか。

だから、今までの経験から言うと
若造君とニューフェイス君と一緒に仕事した方が、
ちょっとトロイけど、一生懸命しようとしておるという感じで
こちらとしても仕事がやり易いでございます

やっぱり、どこの国でも女の子の方がおませで、
口が達者なんだなぁと思ったり。

いや、待てやっぱりイタリア人女性が特別なのかな？と思ったり。
どっちにせよ、あたくすが女だからとか関係なく、
この国は男の人との方が揉め事が少ないのは確実だと思いマフ。

って、男の人とだったら揉め事がないってわけじゃないわよ
日本に比べたら大いにあるんだけど、
それが女の人と揉めたらもっとめんどくさい事にイタリアはなるってこと。

あたくしはね、若造君とニューフェイス君が
後片付けの段階になると急に姿を消したり、
仕事も終わりがけになるとどうしても集中力が維持できないようで、
ホケェェェとしているのが、
たまーに気にはなりますけれども、
それはどのイタリア人でも同じ事だし、
重たいものも進んで持ってくれるから、
逆にありがたかったりしておるんです

ところが、この間、
後片付けをしていた若造君とニューフェイス君、
それにコックのイタリア人の若者が厨房で和気藹々と
話をしながら仕事してたわけだ。

そこに、たまたま下げ物を持って入ったあたくす。
彼らの楽しそうに笑っている姿を見て、

あたくしゃー日本でもイタリアでも嫌な職場ってのはあまり経験した事がないなぁ
上司からのセクハラや上司とのケンカはあっても、
どこもかしこも、従業員は皆仲良しでいい雰囲気だったよなぁ　　　　

と思いにふけっていたら、















ぶぉぉぉぉぉぉぉぉ＝＝＝＝＝＝＝＝＝




と五臓六腑に響く音が。

なんだーーー何が起きたんだーーーーー
いったい何の音なんだーーーーー
爆発だーーー非難せよぉーーーー




若造君『えへっへっへ、ごっごめん、もう我慢出来なかったんだよぉ
　　　　ァ '`,、'`,、'`,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、'`,、'`,、'`,、』



工工エエエエェェェェェヽ(゜Д゜;)ノ゛ェェェェエエエエ工工

若造君、もしかして屁こいたんすかぁーーーーーー

信じられない。
あんなに大きな音のオナラはそうそう簡単に人前で出来る事ではない。

すごい、すごいよ若造君。

もしかしたら、ちみはあたくすが思っているよりも大物なのかもしれない・・・・





ちなみに、イタリアではオナラ・ゲップは日本以上にマナー違反と言えましょう。
日本じゃーゲップしてるオッサン街中で見かけるけど、
イタリアじゃぁあんまりないよなぁ。イタリア人じゃなかったら別だけどさ。
若造君の力強い屁にポチーーーーーー
↓　↓　↓


ありがとぷー

イタリア de タイ料理

日本に２ヶ月いて、退化していたのは言葉だけじゃなかったよ、みんなーーー

太ももも退化していたんだ

そう、日本じゃぁトイレが和式もあるし、
洋式でも便座を拭く殺菌剤みたいなのがあったり、
シートが置いてあったりするけど、
イタリアにはそんなものはない

たまーに、

『いやん、ここ殺菌剤あるわーん』

と思ってプッシュ
すると、中身が入ってない

ってのが当たり前

シートも、ケースはあるが中身はカラが定番。

よって、家以外のトイレでは、
トレーニングジム化するのである。

そう、そうだよ、ちみ。
空気イスだよ。

イタリアにいると、外では空気イスが普通になるので　　って皆はどーしてんのか知らないけどさ
太ももが鍛えられて競輪選手並になるというわけだ

しかしだよ、日本ではそんな事が必要ないため、
２ヶ月間あたくすの太ももの筋肉は甘えに甘え、
今では、どこか持つ所がないと、
最後は座ってしまいそうになるくらい太ももがプルプルするじゃないかーーーー


さて、そんな空気イス拷問の刑によって
２ヶ月という期間の長さを思い知ったあたくすgellius
実は誕生日を迎えておりますたーーー　　　　gellius生誕記念日で祝日にすりゃーいいのに。

そんなめでたい日は、どこに食べに行こうかと悩んだ挙句、
ローマで日本人にもイタリア人にも人気のタイ料理を食いに行く事に決定

実はあたくす去年フランクフルトに行ったときに
ウィズバーデンという町で初めてタイ料理を食ったんでございます。
（知らぬあーたは、ココを見ろ。）

あたくすは、イタリア人の事を
あいつらは食に保守的だ(゜Д゜)≡゜д゜)、カァー ペッ!!
と言いつつ、実は自分も充分保守的だったりする

日本ではアジア料理居酒屋みたいな所では食べたことあったタイ料理。

あたくすは、ここで本当のタイ料理というものを知り、
感動して失禁しました

お値段はちょっと高めですけど、
ホールの雰囲気といい、味、サービスといい、
こんなにうまい料理を食ったのは初めてだと、
連れて行ってくれたイタリア人の友人に涙しながら感謝したものです

あの時からタイ料理のとりこになったあたくす達。
イタリアでもタイ料理が食いてぇぇ。
ということでローマまで行ってきましたよん

実は行ってみると、ローマ時代住んでいた家からすげぇ近くってびっくり
駐車場探しに血眼になっている夫をよそ目に、
ローマ時代の思い出にふけるあたい。　　　

３０分後駐車場をようやく発見し、
いざレストランへ

ホールの感じはねぇ、
なんというのかなぁ。
ごちゃごちゃしてるってのが一番正しいね。

ここに来てあたくすは確信したけども、
あたいは仏像類も苦手らしい。

教会の中も大きな石像と高い天井で怖いんだけど、
ヨーロッパで見るアジアレストラン（中華も含む）の様に、
天井から壁にまで絵が書いてあったり、
仏像が置かれているのも非常にあたくすには怖い。

なぜだか知らないけど、すごーく怖い。
ただ、怖いだけじゃなくって、すごーい好きでもあるからやっかいである。
すごーく見たいけど、こわーい。

そんなホールが、これぇ。




何！？真ん中にあるものが良く見えないって？

これだよ、これ

　




さて、見てお分かりだと思いますけど、
天井から壁から植物がわんさかありすぎて、
若干外よりも湿度が高いと言いましょうか

でも、お店の方はとーっても親切でございました

あたくす達が食ったのがこつら



トムヤムクンはおいしかったでございますわよぉ
一番奥にある揚げ物は、
実はヴェトナム風生春巻きだと思って注文したもの

そりゃー、あーた、
メニューに

カニと野菜の春巻き（ヴェトナム風）

と書いてありゃー生春巻きだと思うでしょーよ。

来たの見たら

『揚げ春巻きかよっ
　揚げってどこにも書いてねーじゃんかっ』　　まぁ生とも書いてないわけですけどね
まぁ味はよかったのでよしとしましょう。

後はナシゴレンと肉の入ったすっぱくてちょっと辛いスープみたいなの。



これね、自分達で何を注文したのか忘れてしまうくらい、
想像していたのとは違うものが出てきたのでびっくりです。

味は。。。。。まぁ次回行ったとしてももう頼みはしないでしょう。

実はパッタイも頼んだんだけど、
これまた想像していた味とは全く違ったというか、
ドイツで食べたのとは違って、
甘かったのでびっくりしますた。

どっちが本当の味なんだろ？

ここは本当に人気店のようで、
平日なのにも関わらず店内ほぼ満席でございました。

ちゃんと予約しといていがったぁ

あぁ、今年も楽しい生誕記念日だったなぁ





お店⇒ＴＨＡＩＩＮ　　　via federico ozanam
06-8530-2284


お店のこと詳しく知りたい人はコメントにでも残してくりー
ポチーーーー
↓　↓　↓

ありがとぉ

怪しいお友達の輪ーーーー☆

こないだ書いたセクハラ満載の胡散臭いオーナー。

実は彼よりも彼の友達の方がもーっと胡散臭かったんだよ

その人達がほぼ毎日する夜会は
今思えば絶対に何かの計画とか建ててたんじゃねいのーーー

とかって思ったりする。

だって、おじさんばっかりがほぼ毎日レストランでお食事してんのよ。
何を話してんだっつー話だよ。

あの頃、言葉がほとんど理解出来なかったことを非常に悔やむあたくすである。

その中でも一番胡散臭かったのは
通称：シニョール・ルイジ（仮名）

見た目は、総入れ歯確実でバーコード頭
鼻毛はいつも風にそよいでコンニチワということで、
かなり歳いっていると思われるのであるが、
彼が乗っている車が真っ赤なフェラーリ

言葉だけで伝えるには限りがあるので、
あたくすの得意な絵でご紹介いたしましょう

こちらが、そのシニョール・ルイジですぅぅぅ










愛車フェラーリとシニョール・ルイジ　　　by gelli画伯


そして、いつも２０代の若い秘書件愛人を連れているのだよ。

実は一度彼が誰かのパスポートと書類をうちのセクハラボスに届けているのを見た。
誰のパスポートで何のために必要なわけぇぇぇ

って、ただ単に何かの手続きがあただけかもしれないけど、
想像好きのあたくすはすごい想像をめぐらしたものだ

そのシニョール・ルイジ、いつもあたいや同僚の日本人を見かけると、
それがどこであれ大声で

『アモーーーーレ、ミオォォォ』

と酒やけしたようなガラガラ声で叫んで抱きついてくれるので、
あたくしゃー、本当に恥ずかしい思いを何度もした。

実は１度は他人の振りして無視もした。
どーせ、あいつにとっては中国人とも区別つかんだろうってことで、
無視したのに、次の日、あたいのボスにまで連絡が入っていたΣ(゜ロ゜;)

その、シニョール・ルイジ、
仕事はお土産屋さんらしい。

らしい。よ。念のため。

空港にもお店があるらしい。
そして、ローマのとあるホテルの中にもお土産屋さんがある。　これはホント。

それだけで、フェラーリって・・・

ありえるの？っつー話ですよ。

そして、うちのセクハラボスがシニョール・マリオには全く歯が立たず、
彼の言う事の言いなり・・・

怪しい。
非常に、シニョール・ルイジは怪しい。

セクハラボスはローマでも結構権力あるっぽいのに　　何の権力かは知らんが
そのセクハラボスが言いなりなんて・・・

シニョール・ルイジはあたいの働いていたお土産物屋の商品が気に入ると、
買い取って自分の店に持って帰る　　そして自分の店でボッタクリ値段をつける

それが、１個しかない商品でも持って帰る。
そして、セクハラボスは何も言わない・・・

怪しい。。。

しかーし、そんな、今考えればちょっと怪しい人だっつーのに、
無知とは怖いもので、
言葉もろくに出来ないあたくすは、
シニョール・ルイジを怖いと思ったことはなかった。

いつも開かれるボスとの夜会に参加して、
晩御飯をご馳走になっている時に、
急に

『オーーーーソーーーーレ、ミィィィオォォォ』

とだみ声で歌いだし、
真横に座っていた日本人に

『こんにちわーーーー』

と声をかけるも、
その若いカップルの男の子に日本語で

『めっちゃ歌へたくそやなぁ・・・(゜ｍ゜*)プッ 』

なんて言われてるのに、
笑顔であたくすに

『gellius、彼なんて？』

なんて聞くシニョール・ルイジを怖いと思うはずもなかったわけだ。

つーか。日本語で通じないからっていうのはわかってるけど、
歌がへたくそだと言っています。
なぞ訳せるかぁ＝＝＝＝＝

お前のせいで、冷や汗かいたわ。

つたないイタリア語で、
『歌上手だねって言ってますよ』
ってウソ言うてもたわ

シニョール・ルイジはいっつもフェラーリに乗っているわけではない。
普段は運転手付きの車があるんだけど、
ローマの街中を車を披露させたいが為だけに、
あたしの働いていたお店の前に車を違法駐車し、
その鍵をあたくす達に預けて、
お茶をしにセクハラボスと近くのホテルに入っていくというのがお決まりだったわけ。

ある時は同僚の女の子が車を見張って置くように言いつけられ、
小一時間ずーーーーっと店の入り口でフェラーリだけを見つめていた　　;`;:゛;`(;゜;ж;゜; )ブッ

でさ、あたくすったらフェラーリっつー車がそんなに高級で有名だって知らなかったのよ。
車なんて、さーっぱり興味なかったもんですから、
鍵渡されたからって、別になーんも思ってなかったのに、

何これ？

旅行者が車の中を覗き込んだり、
車を写真に撮ったりしてるんですけどぉ？
もしかして、そんなにすごい車なの？

ってなわけだったわけですよ。

するとさ、そんなすごい車の鍵があたくすの手元には今あるってわけじゃん？

あら？もしかして、これ、あたくすのおフェラーリなんざますの(´0ノ｀*)オーホッホッホ
ってな感じに見えるんじゃね？

ということで、シニョール・マリオがいない隙に、
フェラーリに勝手に乗り、
運転席の窓から顔を出してまるで自分の車かのように写真を撮っておったわけだ

すると、すると、シニョール・ルイジが帰ってきた＝＝＝＝＝
ぎょえぇぇぇやべぇぇぇ
コンクリート詰めにされて海に沈められるぅぅぅ　　まぁこの時はそんな怪しいとは気づいてないわけだけど。

しかし、そこはやっぱりシニョール・ルイジ
あたくす達がフェラーリに乗ってはしゃいでいるのを見て、
乗せてあげるよと。
ローマを一周してやるよって言うじゃなぁい

こんな機会はめったにないと、
喜んで助手席に乗った

すると、あせるシニョール・ルイジ

どうした？どうしたんだ？
なんで車は発車しないんだい？




なんと、シニョール・ルイジ、
このフェラーリは２台目で前日に来た新車だった為、
エンジンのかけ方がわかんねーと

おいおい、おっさん、どーやってここまで来たんだよー？
ボケちゃってんすかーーー？

と思ったけど、まぢでわからなかったのか、
すぐに秘書に連絡を取り、運転手を呼んだのでございます。

もぉーね、興ざめですよ。
興ざめ。

かっこ悪いにもほどがあるっつーもんですよ。

そんな人がフェラーリに乗っていいのか？ってな話です。

今でも彼はローマでフェラーリ乗り回してるのかなぁ？

ローマでシニョール・ルイジらしき人を見かけたら要注意ですぞーーーー



この人の息子はこれまたどっからどー見ても父ちゃんに似ておらず、
イタリア的色男でかなりブイブイ言わせておりやした。
ポチーーーーリ
↓　↓　↓

ありがとやんかぁ

思い出に浸りたい日もあるのさ。

ふと、去年の今頃って・・・
って考えてみると花の都フィレンツェにて、
豚箱のような家に住みながらも、
楽しくステキな毎日を送っていたなぁって思ったら、
涙が出てきたgelliusです　　　ウソ。

そんな思い出にふけってみたあたくす、
ついでだからもっと昔の思い出に浸ってみた・・・

そう、アレは２００１年の事だった・・・

あたいは、無謀にもイタリアに来て、
言葉が喋れるようになる前に働き出したのであーる。

なぜなら、友達いなくて寂しいから

学校に行ったってぇ、誰とも話が通じないっていうかぁー、
イタリア語があたいほど出来ない人はいなかったから、
他の外国人と友達になりようがないっての？

ちょっとの英語ならその当時はわかっていたけど、
楽しくたわいもない会話をできるほどの英語力はなかったあたい。

学校で授業がさっぱり理解出来なくって
悔し涙を流しながらフォロロマーノを見渡せる丘に一人佇んで、
ローマの遺跡をバックに涙するあたいって、かっこいい
なんて一人自分に酔いしれていたあたい。　
まぁ学校についていけず泣いている時点でかっこ悪いんだけども

でも、やっぱり友達が欲しいんだぁぁぁ

と思い、イタリア語なぞ挨拶くらいしか出来ないのにもかかわらず、
知り合いの紹介でバイトを始めたのであーる。

そう、それはおみやげ物屋さん。
オーナーは前にも書いたけど、
イタリア人ではなく、日本人を良き商売対象と見ていたため、
イタリア語が出来なくても全く問題ないとあたくすを雇ってくれたのだよ。

でもね、ちみ、
あの頃のあたくすは若かった・・・

その胡散臭いオーナーがセクハラ満載だと分かった時、
うら若き乙女は非常に悩んだわけだ

どんな、セクハラだって？

まず、挨拶でホッペにキスすると見せかけて
口にキスしようとする　　　おえぇぇーーーーー

非常に狭い通路で仕事している時にわざわざ後ろを通って、
抱きしめようとする　　　きゃーーーーー

あたくしのかわいいオケツを触ろうとする　　きょえぇぇーーー

あぁ、例を挙げればキリがないんだけど、
まぁこういうアメリカだったら裁判になって、
すんげぇ金もらえんじゃね？ってなセクハラだったわけでございます。

そんなのって、日本で経験した事ないし、
言葉わかんねーし、外人だからなんか体でかくてこえぇし、
ってなわけで、あたしゃーどー対処していいかわかんなかった。

毎日毎日ビクビクおびえる子羊のようだったのである

しかーし、この胡散臭いオーナーはセクハラするだけあって、
あたいの事を気に入ってくれていたのか、
毎晩のように自分が友達とよるご飯を食べに行くレストランに一緒に来い
とあたくすを誘ってくれた。

今思えばその夜会こそ、本当に胡散臭い夜会で、
アレはマフィアの集会だったんじゃないのか？と今では思ったりする。
まぁこれはまた今度。

最初は、なんでお前と一緒に飯食わなきゃなんねーんだよっ
と思って断っていたけど、
一緒に働いていた人（その人は彼のお気に入り）と
何度か一緒に行った事により、
１０回に１回はお誘いに乗ることにしたのである。

その、お誘いに乗る理由は、

①ご飯を一緒に食べに行くと、帰りはタクシーに乗せてもらえる
②晩御飯代がタダだ

でも、実は毎回食べに行くと
『好きなものを食べていいよ』
って言ってくれていたのだけれど、
その頃のあたいはイタリア語もままならず、
メニューがさっぱりわからなかったから、
いつもオーナーと同じものを頼んでいたのだよ。

食いたくもねーのに、チーズ焼いたやつとか。
食いたくもねーのに、赤みの肉とか。
食いたくなきゃー行くなよっってな話なんだけどさ。
その頃のあたくすにはタクシーで家まで帰れるということが、
ものすごーーーく輝いて見えた

だって、ローマで夜バスとか地下鉄乗って帰るの怖いんだもーん。

で、段々そうやって食事していくうちに、
その胡散臭いオーナーの事がよくわかってきて、
あたしも慣れてきたっつーの？

そして、一番重要なのが友達にセクハラを辞めて欲しい時に
言う台詞を教えてもらったのだ

台詞①Ｎｏｎ　ｔｏｃｃａｒｅ（触るな！）

台詞②Ｓｅ　ｖｕｏｉ　ｔｏｃｃａｒｍｉ　ｄｅｖｉ　ｐａｇａｒｅ（触りたいなら金払え！）

②に関しては、払ったらいいのか？;`;:゛;`(;゜;ж;゜; )ブッ
てな話ですけれどもね。

この２つの台詞どれだけ使ったことかっ

断るだけではなく逆に

『ちょっと、あたいのかわいいお尻を触ったわね
　今度寿司奢ってよ、このハゲ野郎！』

と、脅しに出たり。

ここぞとばかりに、

『お給料上げて欲しいなぁ』

って言ってみたり。

今だとばかりに

『今度２日間お休みちょーだいな』

と言ってみたり。

きゃぁー、怖い。
gelliusさんって、こわぁい。

この頃からだなぁ、あたいが強くなり始めたのって・・・
こうやって、人間取引って物を覚えるのね・・・　　　あ、違うって？

まぁ、こう言ったら本当に言う事聞いてくれる人だったから、
胡散臭いと言いながらも、悪い人ではなかったというか。　　あたいにはね。

ただ、人というよりはあれはちょっと商売知恵のついた動物だったのかな？
と思ったり。

あぁ、あの頃のあたいはまだまだ乙女だったなぁ・・・






戻りたいかって言われたら、戻りたくねー
ポチーー
↓　↓　↓

ありがとっす

イタリアでの顔、日本での顔。

みにゃさん、こんにちわ

イタリア在住日本人の方たちに
日本のニホイがするというわれたgelliusです

ぶふふふ
そうなのよ、海外在住の長い方はお分かりだと思いますけれども、
日本から帰ってきたばかりの人はすぐにわかる。

なぜなら、日本で仕入れてきた物を身につけているからだよ、ちみぃ。
そして、髪の毛や化粧なんかも日本モードなわけだよ、ちみぃ。

そーら、そーざんす(´0ノ｀*)オーホッホッホ
だってあたくしゃー３週間前に帰ってきたばっかりなんだもーん

まぁ、この日本のニホイもあと１ヶ月もすりゃ消えちまうんですがね

なんで消えるんだって？

そらね、髪の毛はイタリアの美容師さんに切ってもらって過去散々なので、
髪の毛は伸び放題になるわけだし
お化粧もね、日本にいたらあんなにバッチリ化粧していても、
若いコの方がまだまだ化粧がすごくって、
負けてらんないわーってな感じでますます厚く厚く塗りたくるのが、
イタリアに来ると、浮くんです

なんか、一人だけ仮面をかぶってるみたいで浮くんです。
それを、俗に一人仮面舞踏会状態といふ

しかも、一人だけ仮面被ってるのに、
負けてるんです。顔のインパクトが負けてるんです

というわけで、イタリアにいると、化粧が自然と薄くなると言いましょうか。
まぁ、反対ににすごく濃くなる人もいるわけですけれども（笑）

さて、そんな日本のニホイがかろうじて残っているあたくす
今回日本にいる時にとあるテレビ番組を見ていて思ったんだけども、
あたしって日本に居るときとイタリアにいる時って人格が違うわっ
まるで二重人格のようだわっ　　←ちょっと大袈裟。

いやね、その番組でこういうシチュエーションの場合どうする？
みたいな選択をしていたわけなんです。

で、その質問というのが

”勤め先のスーパーで同僚と一緒に商品にシールを貼る仕事を頼まれたあなた、
　同僚にはお肉コーナーを担当してもらい、
　自分は他のコーナーを担当してシールを貼りました。
　すると少ししてから上司が来て
　『ちみぃ、困るよ。このお肉のシール間違ってるじゃないぁ』
　って怒られちまいました。
　そこであなたはどーする？”

って質問だったわけ。

で、選択が
①同僚の間違いではあるが、仕事は自分達二人が頼まれたことではあるのだからと謝る
②とりあえず、その場はあやまるけど、大して気にしない　
③『それ、あたしがしたんじゃありません』と言って謝らない。

って感じだったんすよ。

で、あたくしゃーね、

当然③でしょー。
自分でしたミスでない事で怒られるなんてたまったもんじゃねーでショー。

って言ってたわけよ。

でもね、ちょっと考えたの。
そのシチュエーションを考えた時
あたしの頭の中ではイタリアの職場で上司に怒られた姿だったわけ。
だから、ありえないって思ったわけさ。

イタリアでは自分のミスをも人のせいにしなさいって
代々伝わる言い伝えがあるんだから。　　ウソ

でもよ、もし、これが日本でならあたい本当に
『あたいじゃないんで』って謝らないかなぁ？って。

日本では『すみません』『申し訳ありません』という言葉が潤滑油になる部分って多いから、
『ありがとうございます』よりも耳にする事が多いような気がするわけですよ。

だが、他の外国は知らないがイタリアでは『すみません』『申し訳ありません』と
日本人からしたら謝るべきところでちゃんと謝ることは非常に少ないと思う。

『ちょっと、すみません』という声をかける時とかの『すみません』は使うけど、
もうちょっと重い謝罪の言葉ってあーんまり聞かないんだよね。

職場や友達との間でも聞くのは聞くけど、
ここはそんな軽い謝罪じゃーだめだろー
って思う時や、
てめー、今そのタイミングでその言い方ってことは
全く反省してねーな的な言い方がほとんどなんだよね。

謝っても『まことに残念です』的なmi dispiaceを使われると、
日本人として余計に腹がたつわけです。

きっと、イタリア人的には重い感じの謝罪の言葉なのかだけども、
日本語に訳してしまうと
『まことに残念です』って
残念よりも先にあやまれぇぇぇとなっちまうわけです。

要するに、日本語に訳してしまうあたくしが悪いのですが、
以前も書いた事がある”se vuoi～（もしよかったら）”って言葉が癪に障るように
この言葉も癪に障るわけです。

するとね、あたくすの中でも『すみません』『申し訳ありません』の価値が変わってくるわけだ。

あたしの中の『すみません』の価値観は日本の価値観だったけど、
イタリアのとはなんか違うぞってなもんだ。

だから、自然と『すみません』『申し訳ありません』ってあたい言わなくなったの。
つーか、無理やり『まことに残念です（mi dispiace)』みたいに言ってみて、
心の中でしてやったりとほくそえんでいたりする訳

自分の中では本当は『すみません』と謝るべきところを、
あんまり納得してねーから、ちょっと軽めに謝ってやったぜ
と思ってるけど、きっとイタリア人からしたらそれで合ってるから、
きっと腹が立つも何もないんだろうけどさ。

だから、この質問でも即座に謝らないって思ったけど、
日本の職場だったら、
自分のミスではない事は伝えるかもだけど、
一応は謝るんじゃないかなぁって思った。

悪いと思ってなんかないんだけど、
一応謝っとくかみたいな感じなんだけど、
それでも言うんじゃないかなぁ？　　　　何？たちが悪いって？

そうとなると、あたしって日本とイタリアとで性格が違うじゃん。
海外にいる人は皆こういう部分少なからずあるよね？

きっと海外にいる時は気が張ってるとこってあるよね？

そこを気が強いって言われたら腹立ったりするよね？

気が強いと思う相手にハッキリと気が強いと言えるオメーの方が気が強いよっ
と言ってやりたいよね？　　　あ、これはあたいだけ？








二重人格gelliusここに参上
ポチーーーー
↓　↓　↓


ありがとん

春の気配♪

２００８年の目標を
イタリアの良い所を見てみる
と言う事に定めたものの、
もう挫折しそうなgelliusです

っていうかぁー、イタリアの良い部分を書いたブログや、
イタリアの良い部分だけを見たテレビ番組なんかは沢山あるわけで、
あたいのブログは、あえてそういう部分を見ないで、
現実のイタリアの姿を皆にお届けしてやろう
って思ったんじゃなかったっけ？

良い所ばかりを伝えすぎて、
イタリアに憧れた若者がイタリアに着て現実を見、
『gelliusさんの嘘つきーーーーイタリアなんてクソくらえだわぁぁぁ』
なーんて事になったら困っちんぐなので、
あえて、良い部分だけを伝えるのはよしたいと思います。
本当は良い部分伝えたいんだけどさぁ～　　　　;`;:゛;`(;゜;ж;゜; )ブッ

さてさて、もう気がつけば３月・・・
早いもんですなぁ。

イタリアはなんだか今年の冬は暖かくってもう春が来たかと思やー、
お天気が悪くなって冬に戻ったり・・・

よくわからん天候でございまする。

そう言えば、あたくしが初めてイタリアを旅行した時も
よくわからないお天気のせいでサミー思いをしたもんす。

そう、あれは５月だった。。。

もうすでにイタリアにいた旦那（その時はまだ彼だったんだなぁ）が、

『こっちは、もぉー暑いよー
　ランニングと半パンでいいよー』

って言うから、
日本から本当にランニングと半パンだけで行ったら、
その日から天気が悪かって冬のように寒かった・・・

イタリアは６月までは晴れたらもう夏だけど、
お天気が悪かったら、まだまだ上着がいるくらい寒くなるもんねぇ。

そんな、あたくす、
しがない町で春を感じるものを見つけました

それが、こつら




桜だぷーーーーー

ローマにはもっと沢山の桜があるそうなんですけども、
しがない町にも２本の桜があるのだぁ＝＝＝

あまりにも暖かいもんだから、
もう満開なんですけども、
また寒くなったら枯れちゃうのかなぁ？

しがない町でも日本を感じるものがあってちょっぴりうれしかったりする
まぁそのうれしさをもゆうに超える嫌な事があるわけですけれどもね、ハイ。

そして、もう一つあたくしが個人的に春を感じたのがこつら




なんか、色合いが春っぽくね？
パステルって感じで春っぽくね？
なんか、菜の花って感じじゃね？

って、まぁ菜の花なんて入ってないんですけれどもね。

何のパスタかと言いますと、
ブロッコリーとカラスミのパスタなんで、
全く春に関係はないんでございますけどね。

ほら、色で春を感じようっていうコンセプトなんです

そんな、あたくし日本で買ってきた物でちょっとした失敗を犯しました。

それは、この素材の上着・・・



日本では若者が着ていてね、
あたくしは非常にかわいいと思ったわけでございます。

だから、夫にも買ってあげたわけでございますよ　　あぁあたくしって素晴らしい妻

それがね、ある日仕事から帰ってきた夫が一言

『これぇ、●●（イタリア人の若者）にあかんって言われたわぁ
　いけてないって、言われた・・・』



工工エエエエェェェェェヽ(゜Д゜;)ノ゛ェェェェエエエエ工工

そんなわけはなーい、日本で仕入れてきた最新モードなのですわよぉぉぉ

と、思ったもののちょっと考えると、
なぜその若者がいけてねぇと言ったのかが理解出来た。

なぜなら、この素材ってイタリアでは４０歳から上の
おっちゃん～おじいちゃん世代が着るジャンパーなんですものぉぉぉ

特に、エリ部分がコーデュロイなんかになってたら、
もぉーバッチリ

そうだった。。。。
個人的には昔っからこの綿入れみたいな感じが好きではあったんだけど、
イタリアではそれが中年以降の人が着る服だって事忘れてた・・・

でも、いーんだぁーい
あたいは、イタリア人じゃないからいーんだぁーい





イタリアの流行と日本の流行ってやっぱりちと違うんだよね
ポチーーーー
↓　↓　↓


サンキューベリーマッチョ

滝に打たれて・・・

みなさーーーん、お元気してますでしょうか？

イタリアに帰ってきてからなんだか、
不吉なことばっかり起っている気がするgelliusです

だってね、前書いた記事もそうですけれども、
あたくすがイタリアに戻ってきて１週間の内に家の電球が３つ切れましたんですの
そして、バイト先のレストランは、
なんと、あたくすが戻ってきた途端人が減ったと・・・

怪しい・・・これは怪しい・・・
どうも、イタリアの文句を言い過ぎて、
イタリアに感づかれてしまった感じです。

イタリアよ、お前のせいではないのだよ。イタリア人のせいなのだ

このままでは、あたくしとイタリアの関係がギクシャクしてしまうっ　　もうしてるって？

これはいけないっ
これからは、イタリアの良い部分に注目してみよう
そう、イタリアにも良いところはたーくさんあるんだよっ

ということで、２００８年の目標は　　　　って今頃？とか言わないぃぃ

イタリアの良い所に注目してみよう

でございます。

イタリア悪い所だけじゃない
ちょっとしかないけど良いところはあるんだよっ
ってなもんです。

そんな、２００８年の目標も３月になってようやく決めたあたくすですが
この間は、近くの滝を見に行ってきますたーーーーー

もうね、しがない町に住んで約３年。
周りで興味のある所には全て行き尽くした感がありまして、
もう、どっかに行ってみたいと心揺さぶられる所はないわけ。

でも、ちょっと前きっこたんとこで見かけた、
マルモレの滝が心の隅っこに引っかかっていたのよーーー

ヨーロッパ１美しいと言われる　←実際こういう謳い文句を書いているのを見た
マルモレの滝を見ずして、
どーして、イタリアの事を語れようかっ

というわけで、しがない町から車で１時間弱のマルモレの滝を見に
テルニに行ってきますたーーーーー

ちなみに、テルニという町はサン・ヴァレンティーノの町なんですけども、
これと言ってなーんにも見るものがない、
これまったしょっぼい町です。

あ、イタリアの良い所に注目するんだったっ

えぇ、程よい大きさの町で、
あまり観光客で溢れかえることなく、
のんびりと出来る町です・・・　　　　　はぁはぁくっ苦しい

で、下調べによりますと、
このマルモレの滝は日に２時間（午前１時間と午後１時間）だけ
放水されるのでございます。

それ以外も全く水がないというわけではもちろんないんですよ。
なんせ、滝ですから。
水がなかったらただの崖ですから。

でも、どうせなら、放水される時間に行ってみよーーー

ということで、時間を調べて行ったんでございます。

入場料は４ユーロ。
車を駐車場に入れ、滝までの有料の道をのんびり景色を見ながらあるくんでございます

すると、あら？
さっきまではあんなに晴天で暑いくらいだったのに、
あたくすが着くやいなや、なんなのこの曇り空

ふんっ、天気ごときに負けてられるかいっ

と、ルンルンと歩いていくと
でた＝＝＝＝＝

マルモレの滝＝＝＝＝＝



って、あら？
なんか、水しょぼくね？

これが、ヨーロッパ１美しい滝？
いやぁ、冗談は困るよチミ

時計を見ると、もう放水の時刻は過ぎている。

本当にこれだけなら、まぢでしょぼいんですけどぉーー

って思ってると、
５分位したらキタ━―━―━―(゜∀゜)━―━―━―

水キタ━―━―━―(゜∀゜)━―━―━―



水の量が全然違うっしょ。
これは、放水時刻の時に来たほうが絶対によいでございますよ、奥様。

滝を見ながら先に進むと、
こんな滝があったり



全部で３段になった滝を見渡せたり



滝の周りにはこーんなにかわいいお花達があたくす達を出迎えてくれたり

　

そして、滝をぐるりと回り、
ビューポイントに行く事に

河沿いの山道をえーんやこーらぁ



木の橋を水しぶきを受けながら渡ったり

　



すると、ビューポイントに着いたわけですけれどもぉー、
あのーーーー、雨なんですけどこれ

つーくらい、水しぶきがすごくって、
あたくしゃー、髪の毛がペッタンコになっちまうわ、
けっけっ化粧が崩れるぅぅぅ
というくらいの水しぶきでして、
とてもじゃないですけれども、
写真は撮れませんですた

ここは、夏に来る事をお勧めしますわね。
夏なら、ミストみたいな感じで涼しくて気持ちがいいのかもしれない

近くで見る滝はこんなんや、



こんなんで、



まぁ氾濫した河みたいに見えなくもないと言いますか、
やっぱり、滝を近くで見るにはまだまだ時期が早すぎたと思いましたです。はい。

もうちと暑くならねーと、
さみーでございます。

そして、最後にこのマルモレに行ってみたいという人へのアドバイスとしては、
決してミニスカートとブーツなどという
明らかに自然を堪能しに行くにふさわしくない格好では行かない方がいいということですね。

えぇ、あたくし、ミニスカートにブーツで言ったんです
ブーツでの山道はつらいぜぇ。

だって、だって、服を着た時には滝に行くってまだ決めてなかったんだもん。
で、で、滝に行くからって服着替えるのがめんどくさかったんだもん。


ヨーロッパ１美しいと言われる誰が言ってんだ？
マルモレの滝

皆さんも、一度いかがでしょうか？
まぁ行かなくても特にどーもありませんけどね。






やっぱ、日本の滝の方が風情があるんじゃね？と思ってみたりぃぃぃ
だっだめ、イタリアもこんなに良い所があるんですよーーー
って遅ばせながら、アピってみたりぃぃぃ
ポチリィィィィーーーーー
↓　↓　↓


ありがとでやんす