イタリアお気楽日記

イタリア生活8年目。楽しい事だってあるけど、つらい事だってあんのよねぇー。

微炭酸。

2007-09-24 21:11:19 | イタリア豆知識
イタリアの水にはガスなしの普通の水と
ガスの入った炭酸水があるのは
日本に居る方でもご存知の方は多いと思うんだけどもぉー。

実は、その間の微炭酸もあるって知ってた?

あたいイタリアに来て3年目くらいまで
知らなかったんだよね、これ。

道理で、”NATURARE(ナトゥラーレ)”って書いてあったから買ったのに、
飲んでみたら

こっこっこれ、炭酸じゃぁぁぁぁん  ゲップ おっと失礼
なんて事が数回あったわけだ。

あたいは、小さい頃あまり炭酸飲料を飲まなかった。
理由は骨がとけるからだ。  

ほんとに炭酸ジュースで骨が溶けちまった
なんて人は一度も聞いたことがないので、
きっとこれは子供にあまり炭酸ジュースを飲ませたくない親の嘘だろう

その嘘にまんまと騙されていたわけだ
そういう人いるよね?  いるいるーーー

小さい頃から炭酸水って飲みなれてないと、
やっぱり未だに苦手ではあるのよね。
好きなんだけど、
炭酸系の飲み物には付き物の、
喉を突き刺す感じとか
一口飲むたびにゲップをしたくなる現象等が
やっぱ、なんか苦手なんだわ。

だから、いつもガスなしの水を飲むのに、
わざわざ選んで”NATURALE”って書いてあるやつ選んだのに、
なんでガス入りなんだよっ

と一人でプンスカした事もあったわけだ。

微炭酸の存在自体を知らないのだから、
あたいが間違ったなぞ一切考えないわけだ。
どーせ、イタリア人がラベルを貼るのを間違えたに違いない
くらいに考えてたわけだ   ラベルは機械で貼ってるとは思うけどもぉ

そんなあたいが微炭酸の事を知ったのは、
しがない街に来て、
レストランで働いた時
イタリア滞在4年目に突入しようと言う時だった。

水のメニューがあるお店だったので、
色々見ていて気がついたの。

あら
NATURALE以外に、
EFFERVESCENTE NATURALE(エッフェルヴェシェンテ ナトゥラーレ)
ってのがあるけど、どーゆー意味ざんしょ?

そこで、イタリア人に聞いて初めて、
微炭酸の水の存在を知ったわけですねぇ~

で、あたいが住むしがない街辺りだけなのか、
それとも、南イタリアは全部なのか、
ラッツィオだけなのか、
よくはわかりませんがね、
トラットリア等の食堂的な所に行くと、
本来、あたい達日本人の欲するガスなしの水が置いてなかったりする所が
けっこうあるんだよねん

この辺りで取れるお水がNEPIという
微炭酸かもしくは炭酸のお水なんで、
それを使ってる所が多いのね。

だから、

『NATURALEくださぁい

と言っても、
微炭酸持って来る所多いんす。

NATURALE=ガスなしの水・微炭酸
の公式がなってるのはこの辺だけなのかなぁ?

このしがない街辺りでは圧倒的に微炭酸の水が人気があるわけで、
自動販売機(事務所とかに置いてある奴)とかでも
炭酸水が一つのレーン、ガスなしが2つのレーン、
微炭酸が5レーン

って、どんだけ微炭酸人気やねぇぇん

という事になってたりするわけだす。

でも、日本からの旅行者でどーしてもあの微炭酸がイヤだって人はいるはず。
骨が溶けるからいやだって人はいるはず

そういう時は、あるかどうかはわからないけど、
”NATURALE”というだけではなく、 
”LISCIA(リーシャ)”と言うか、
もしくは”SENZA GAS(センツァ ガス)”と言ったら確実にガズなしの水が出てくるでせう。

まぁー、置いてない所もあんだけどさ

この逆の事で、
この辺りに住むお客さんが

『NATURALEをくれ

っていうから、ガスなし持って行ったら

『EFFERVESCENTEが良かったなぁ

なんて水をついでからいいやがるので、

『最初から微炭酸くれって言わなわからへんに決まってるやろボケーーーーー

と言っときました ウソ

これで、イタリアに来た旅行者が
ガス抜きの水だと思って微炭酸を買ってしまい、
骨が溶けるんじゃないか
っていう恐怖に襲われなくなったね






今日も一つ賢くなったぞーーー
ポチーーー
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ありがとん

訛ってまっせ。

2007-03-15 02:03:57 | イタリア豆知識
毎日、大音響で音楽を聞いている上階のお兄ちゃんが、
いったい、どこの人なのか非常に気になるgelliusです

気になるっていうのは、
彼、すんごい訛ってるんです。

でね、よーーーーく聞けば、
イタリア語なの。

でも、すんごい訛ってるから何言ってるかさっぱりわからない

しかし、話し方(なんかいつも怒ってるみたい)や
使う俗語から言って、
ナポリ辺りの人なのかなぁ~?
って一人で考えたりしてみるんです。なんせ暇ですから

今まであたくしはローマヴェネトのしがない街ラッツィオのしがない街花のフィレンツェ
と移動してきたわけですが、
この方言とやらにかなりてこずるわけですよ。

最初は、ローマ。
でも、ローマいた頃はろくにイタリア語も喋れなかったので
いまいち、どのような方言なのかさえもわかってなかったわけです。

でも、それがヴェネトのしがない街にはじめていった時には、
まるで外国語のように、全く何言ってるかわかんなかった

ヴェネトの辺りは日本で言う東北弁のような
イントネーションで喋るわけなんです。

ですので、ローマ弁よりはゆっくりなんだけど、
聞きなれないイントネーションが外国語みたいだったと。

で、そのゆっくり東北弁ぽいイタリア語になれた頃に、
またもやラッツィオのしがない街に行ったら、
今度は早すぎて、なかなか頭がついてこない

でもって、単語とか人の名前は略して喋るから、
一層早く感じるもんだから、
これまた慣れるのに時間がかかるわけですよ。

で、今回はフィレンツェ。

イタリアではフィレンツェは標準語だとかっていいますが、
本当にそうなのかなー?

確かに、発音とかは特徴はない感じだけど、
トスカーナの人って”c”の発音が違う。

これは以前、トスカーナを旅行した時に気がついたんだけど、
カ行がハ行になるんですよー。

ハ行というか、
なんというかな、ほら、
痰を吐くみたいな発音

って汚い上に、わかりにくいってか?

でもって、”R”の発音が
イタリア語を喋るフランス人みたいな発音じゃありませんこと?

ってこれまたわかりにくい?

”R”の発音がはっきりしてないって言うか、
これまた痰吐くみたいな(笑)

だから、普通に話してて、

『訛ってて何言ってるかわかんねーー

って事はないんだけど、
なんせ、カ行がハ行になってるもんだから、
時々、わかんなくなる。

こないだも、ネット業者の人と話してて

『レホーダー』

って彼が言うから、
レホーダーとはなんぞや?

と思い、あ、そうか、カ行がハ行に変わるから、
レホーダーの”ホ”はカ行でいうなれば”コ”だ===

と、少し遅れて気がつくわけです。

ルーカって名前の人がいるとすると、
ルーアとかルーハに聞こえるってわけ。

訛りっておもしろいね。

あたいは、ローマの早い喋り方は関西弁みたいで好きだし、
ヴェネトの東北弁ぽい訛りもなーんか好き。

そういえば、こないだ、とある人が言っていたけど、
関西人は英語喋っても関西弁だって。

ってことはあたいの喋るイタリア語も関西弁なのかな?
`;:゛;`;・(゜ε゜ )ブッ!!ww

なんか、笑えるな。
イタリア語喋っても関西弁かよっ
みたいな。



訛りサイコーポチッ

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ありがとん


ヴァセリンの意味・・・

2006-11-29 21:43:47 | イタリア豆知識
昨日、あよなサンの所にお邪魔してて、
思い出した話がありますた

それは、ヴァセリン。

日本だと、唇が荒れたり、
手が荒れたり、お肌が乾燥したりした時に、
使える万能クリームみたいに扱われてるじゃない?

でね、ある日、元職場で同僚と
手とか唇がカサカサになるって話をしてたわけ。

でね、どこのクリームがいいだとか話してたら
同じ悩みを抱えた一人の子の友達が看護婦さんんらしく、
以前にアドバイスをもらったそうな、

『唇とか手の荒れにはヴァセリンがいいわよっ
 って看護婦の友達が言ってたよ。
 ほら、ちょっと買うのは恥ずかしいかもだけどさっ(゜m゜*)プッ
 私は、さすがに買には行けなかったけどね(゜m゜*)プッ 』

って言うからさ、

なんで

なんで、買えないわけ

っていうか、何で『(゜m゜*)プッ 』なの

って思うでしょ、コレ。

で、聞くとぉー
なんと、

イタリアでヴァセリンを薬局で買う=ゲイ、又はそっち用

という公式がなされているそうな====

そう、こういう様な事が繰り広げられるわけですよ

ホワホワホワホワホワワァァァン~

『すみませぇ~ん、手がちょっと荒れちゃって、
   ヴァセリンが欲しいんですけどぉー

店員『はぁ~、ヴァセリンですねぇ~。
    (来たよ、こいつ、ゲイだよヴァセリン買うなんてゲイだよ
    店長ーーーー!ゲイ入りましたぁ==)』

この店員の心の声が気になるわけですよ、イタリア人は。

だから、皆ヴァセリンを買いたくないそうな。

で、その話で盛り上がっている所に、
イタリア人の男の子が来て、

『俺も、昔やけどして、医者にヴァセリンを塗れって言われた時にゃーー
 必要以上に薬局の人に火傷を見せて、
 本当に、本当に火傷用なんですって言ったよぉ~』

だって(゜m゜*)プッ

必要以上に火傷をアピールした方が、
逆に怪しすぎる・・・




ポチっとしていただくと、
あなたの家にヴァセリンが届くかもしれない↓

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ありがとうごじゃます

タルトとトルタ┐(´-`)┌

2006-11-13 00:55:57 | イタリア豆知識
みなさーーん、今日はちょっとイタリア語の話なんですけどね、
いや、日本語の話とも言えるかもしれない。

あのね、日本語でタルトってあるじゃない。
日本語で言うタルトってのは
フルーツとかが乗った下がビスケット生地みたいなケーキの事
だとあたいは思ってるんだけど、
あってるかい?

でさ、イタリア語でね、ケーキの事をトルタ
って言うんだよ。

イマイチどの程度のケーキからどの程度のケーキまでがトルタと呼ばれているのかは、
まだgelliusリサーチ所では調査されていないわけなんだけどさ。

そこでよ、トルタとタルトってまさに逆さから呼んでもトルタとタルトなわけ。
今ちょっとスゴーーーーイとかって思ったんじゃない?

するとさ、うちの母上と話してるときにね、
タルトって言おうって思って、
間違えてトルタと言ってはいけないと思い、
よーく考えて言ったら
『トルタ』って言ってて、
うちの母上に、あのカビを抹茶パウダーだと思って食べちゃいそうになるような母上に(知らない人はここ☆だぜ)

『タルトやろぉ~

と突っ込まれるのです。

これ以上の屈辱があるだろうか

自分は数年前すごい好きだったケイン・コスギの事を

『めっちゃ好きやわぁ~











コイン・ケスギ

って言ってたくせに、
あたいのタルトとトルタの間違いにはものすごい敏感だ

言い間違えって言うのは誰にでもあると思う。

あたいも本当によく言い間違える。

餃子の王将なんて、
”おうざのぎょうしょう”と言ってしまう方が多いくらいだ。

でもねぇ、誰ですかー
タルトとトルタみたいに
ややこしい単語作ったのはーーー

もぉーこれ以上言い間違えさせないでーーー




イタリアのお給料。

2006-07-07 01:23:35 | イタリア豆知識
あーやっと湿気がなくなってきて、
涼しくなってきた今日この頃、
みなさぁ~ん、お元気ぃ

今日はイタリアのお給料の話しなんですがね、
私の働いているレストランには大学生の子達がバイトで沢山来てるんです。

みんな、良い子ばっかりでねぇ~
もぉー私の心はその子達にメロメロなわけですが、
そんな中、一人の女の子が大学を卒業して
新しい職を見つけたって話しに今日なったんです。

彼女は26歳。

イタリアは30歳超えてもまだ大学生っていう人
がいっぱいいるわけなので、26歳で卒業っていうのも
まぁフツーですわな。

でね、彼女の見つけた仕事が
イタリアにいる外国人達の事をいろいろお手伝いする仕事らしいのですがぁ、
(どういう仕事をするのかはイマイチわかならい)

週に5日、一日5時間労働で
500ユーロ弱のお給料らしいんです。

500ユーロ弱というと、
日本円で約7万円くらいかな。

どー思います?コレ。

私は、正直”安ーーー”って思った。

イタリアの現在の平均収入がいくらかなのか
詳しい事知らないんだけど、
ユーロに変った直前の2002年ごろは
確か、600ユーロくらいだったはず。

でも、物価異常上昇もあって
今はもうちょっと高いとは思うんだけどもさ、
物価に比べて給料安すぎるよ

バイトにくる沢山の大学生達もね、
本当はこんな田舎ではなくって
都会に出て働きたいらしい。

でも、でもね、給料の差はほとんどないのに
都会に行くだけで家賃が恐ろしく高くなって、
結局は家賃を稼ぐ為に働いてるってなっちゃうわけ。

だから、その子も、
給料は安いけど、5時間労働で
週休2日だと
他の時間に自分のしたい事出来るから
おいしい仕事だってさ。

そう、彼女みたいな人がイタリアには多いんだよね。

仕事だけの毎日になりたくないの。

いくらお給料がよくっても
仕事に拘束されるのがイヤ。

それだったら給料安くて、
短時間労働がいいって。

うぅ~む。

どうなんだろう?
この考え方。

確かにわからないでもないのよ、
イタリア人的考え方。

仕事はちょっとで自分がある程度楽しめるお金があったらいいっての。

イタリア人見てると日本人よりも
内容の濃い人生を送っている気がするもの。

でも、今のイタリアの物価じゃー
そういうわけにも行かなくなってる気がするんですけどぉ?

まぁ人の人生、その人が幸せであればそれで良しなんだけどさっ。

今日は、なんか真面目に書いてしまったわ。
私らしくないっ。


緑の財布。

2005-11-19 02:28:43 | イタリア豆知識
私の現在の財布は緑色

別に緑色が好きって言うわけじゃなくって
デザインは気に入ってたけど欲しかった色が残ってなくって
緑しかなかったからってだけのこと

だって、イタリアで
きれいなカワイイ財布持ってたら盗まれた時に
かなり悔しい思いするから
お金が入れば問題なしくらいに
私は考えてるわけです

ところが、昨日イタリア人が

『あーの財布なんか持ってぇ~イタリアじゃー緑の財布はお金がなくなるって言うんだよぉ~』




・・・え!?

それってもしかして、日本じゃい財布は赤字になるからダメみたいなやつ

どうやら、そーらしい。

確かに、イタリア語で

essere al verde

って”一文なしである”って意味だもんなぁ~

そりゃー知らなかった

どうりで、お金が溜まらないと思ったら
そういうわけだったのかぁー
(違うって!?)