http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/images/PK2016020902100016_size0.jpg
日本の株式番組では、この事件について「まったく報道していない」のが、深刻な問題と言える。
2/9の株式相場 9:18分現在、全銘柄の98%が値下がりしている。
「自動車産業に偏りすぎ、いざと言う時に非常に脆弱な状態になる日本経済」と言う事が言える。
産業の三本柱化が必要と言える。
各記事参照
2016年2月9日 朝刊
減産8万台、挽回に時間 トヨタ全工場生産停止
空の荷台ずらり 8日、プリウスなどを生産する堤工場(愛知県豊田市)近くの輸送会社駐車場には、組み立てた車両を市内外へ運ぶトレーラーが、荷台を空にしたままずらり。
従業員は「20台ほどありますが、普段なら1台もここには残りません」と影響の大きさを語った(今泉慶太撮影)
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/images/PK2016020902100017_size0.jpg
トヨタ自動車は八日、愛知製鋼知多工場(愛知県東海市)で起きた爆発事故の影響で、国内すべての車両工場と部品工場の稼働を停止した。
部品工場は九日に再開するが、車両工場は十三日まで停止する。
二〇一六年三月期(一五年四月~一六年三月)の国内生産計画は三百二十五万台を見込むが、減少は避けられない見通しだ。
六日間(八~十三日)の稼働停止で八万台程度の生産減となる。
大竹哲也常務役員は、五日の決算会見で「年度内に国内生産の減少として影響が出る」と語った。
車両組み立てラインを停止したのは、トヨタ本体の四工場(元町、高岡、堤、田原)に加え、グループのダイハツ工業や日野自動車、生産子会社のトヨタ車体などの計十六工場。
エンジンを造る上郷工場など愛知県内の八つの部品工場も休止した。
国内全工場の稼働停止は一一年の東日本大震災以来となる。
トヨタは十五日から車両工場の稼働を再開し、残業や休日出勤も復活させて生産の遅れを取り戻す。
ただ、繁忙期の二~三月はもともと残業や休日出勤を計画していたため、挽回は簡単ではない。
トヨタ幹部は「来期の前半までには、何とか取り戻したい」と話している。
◆代替生産整備さらに
トヨタ生産方式を研究する熊沢光正四日市大教授(経営工学)の話 災害や事故が起これば生産ラインを止め、全力で問題解決と復旧に当たるのがトヨタ生産方式の原則。
在庫を持つ負担を軽減し、効率的な生産ができる平時の利点の方が大きい。
一方、特殊な鋼材や部品について複数社による納入や、災害時に代替生産を依頼する態勢整備を一層、進める必要がある。
リスクとコストの難しいバランスを取りながら考えていかなければいけない課題だ。
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016020902000071.html
トヨタ全工場操業停止、静かな朝 愛知製鋼の爆発事故で
高橋諒子
2016年2月8日13時21分
操業を停止したトヨタ元町工場前のバス停。ふだんなら混雑する道路もすいていた=8日朝、愛知県豊田市、吉本美奈子撮影
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20160208000750.html
操業を停止したトヨタ元町工場前。ふだんなら混雑する道路もすいていた=8日午前7時24分、愛知県豊田市、吉本美奈子撮影
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20160208000755.html
トヨタ自動車の車両を組み立てる国内の全工場が8日、一斉に操業を停止した。
トヨタ傘下の愛知製鋼で起きた爆発事故の影響で、鋼材部品の調達が滞っているのを受けた異例の措置。
停止は13日まで続く予定だ。工場周辺はいつもより静かな朝を迎えた。
愛知製鋼爆発、トヨタに影響 代替生産も
愛知製鋼の工場で加熱炉が爆発
8日午前8時前、愛知県豊田市にあるトヨタの元町工場。
いつもなら混雑する工場前の通りを、車が次々と通りすぎていった。
出勤した従業員は「道がすいていたので、珍しくスムーズに出勤できた」と話した。
トヨタが稼働を見合わせているのは、愛知県内の直営4工場と、トヨタ車体やトヨタ自動車東日本など、グループ5社の11工場。
また、日野自動車の1工場もトヨタから受託した分の生産を止めた。
工場の全停止は、2011年の東日本大震災以来。
グループの主要部品メーカーも、これに合わせてトヨタ向けの生産ラインを止めるなど、影響が広がっている。
爆発事故は愛知製鋼知多工場(愛知県東海市)で1月8日に発生。
特殊鋼部品の供給が滞り、他メーカーに代替生産を依頼したが、大雪の影響で輸送が滞るなどし、在庫が足りなくなった。
ただ、今は部品の確保にめどがつき、トヨタは15日に通常の生産体制に戻す予定だ。(高橋諒子)
トヨタ、現場に悲鳴 下請け「1週間、仕事ない」
格安弁当にはワケがある 「卸に出どころ聞かぬルール」
いざ春節、進化する爆買い 美容にカラオケ…ラブホまで
トップニュース
電力自由化、悪質勧誘に注意を 虚偽の説明、強引営業も(07:27)
自衛隊オスプレイ、木更津に配備検討 佐賀断念の場合(08:27)
夜の駅、ミサイル動く 日米韓と北朝鮮、情報戦の内幕ノ(05:05)
首相、定数削減の明記を指示 自民党原案見直し促す(07:15)
橋下氏、衰えぬ注目 講演料200万円 4月TV復帰へ(05:07)
朝日新聞デジタルのトップページ
もっと見る」
http://www.asahi.com/articles/ASJ2833D4J28OIPE005.html
関連記事
愛知製鋼の工場で加熱炉が爆発、けが人なし 愛知・東海
2016年1月9日11時02分
愛知県東海市荒尾町の特殊鋼メーカー「愛知製鋼」の知多工場で8日午後11時45分ごろ、鉄を溶かすための加熱炉が爆発する事故があった。
県警東海署によると、事故で炉が損傷し、工場内の壁が崩れ落ちるなどした。けが人はいなかった。
同社の説明では、現場は第2棒線圧延工場で、当時は社員23人がいた。
加熱炉を温めるためにガスを入れていたところ、何らかの原因で引火して爆発が起きたという。
同社はトヨタグループで、主に自動車用の鋼材を加工・納入している。同社総務部は「近隣の住民の方々にご心配をおかけし、大変申し訳ない」と話した。
http://www.asahi.com/articles/ASJ190H7WJ18OIPE02L.html
日本の株式番組では、この事件について「まったく報道していない」のが、深刻な問題と言える。
2/9の株式相場 9:18分現在、全銘柄の98%が値下がりしている。
「自動車産業に偏りすぎ、いざと言う時に非常に脆弱な状態になる日本経済」と言う事が言える。
産業の三本柱化が必要と言える。
各記事参照
2016年2月9日 朝刊
減産8万台、挽回に時間 トヨタ全工場生産停止
空の荷台ずらり 8日、プリウスなどを生産する堤工場(愛知県豊田市)近くの輸送会社駐車場には、組み立てた車両を市内外へ運ぶトレーラーが、荷台を空にしたままずらり。
従業員は「20台ほどありますが、普段なら1台もここには残りません」と影響の大きさを語った(今泉慶太撮影)
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/images/PK2016020902100017_size0.jpg
トヨタ自動車は八日、愛知製鋼知多工場(愛知県東海市)で起きた爆発事故の影響で、国内すべての車両工場と部品工場の稼働を停止した。
部品工場は九日に再開するが、車両工場は十三日まで停止する。
二〇一六年三月期(一五年四月~一六年三月)の国内生産計画は三百二十五万台を見込むが、減少は避けられない見通しだ。
六日間(八~十三日)の稼働停止で八万台程度の生産減となる。
大竹哲也常務役員は、五日の決算会見で「年度内に国内生産の減少として影響が出る」と語った。
車両組み立てラインを停止したのは、トヨタ本体の四工場(元町、高岡、堤、田原)に加え、グループのダイハツ工業や日野自動車、生産子会社のトヨタ車体などの計十六工場。
エンジンを造る上郷工場など愛知県内の八つの部品工場も休止した。
国内全工場の稼働停止は一一年の東日本大震災以来となる。
トヨタは十五日から車両工場の稼働を再開し、残業や休日出勤も復活させて生産の遅れを取り戻す。
ただ、繁忙期の二~三月はもともと残業や休日出勤を計画していたため、挽回は簡単ではない。
トヨタ幹部は「来期の前半までには、何とか取り戻したい」と話している。
◆代替生産整備さらに
トヨタ生産方式を研究する熊沢光正四日市大教授(経営工学)の話 災害や事故が起これば生産ラインを止め、全力で問題解決と復旧に当たるのがトヨタ生産方式の原則。
在庫を持つ負担を軽減し、効率的な生産ができる平時の利点の方が大きい。
一方、特殊な鋼材や部品について複数社による納入や、災害時に代替生産を依頼する態勢整備を一層、進める必要がある。
リスクとコストの難しいバランスを取りながら考えていかなければいけない課題だ。
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016020902000071.html
トヨタ全工場操業停止、静かな朝 愛知製鋼の爆発事故で
高橋諒子
2016年2月8日13時21分
操業を停止したトヨタ元町工場前のバス停。ふだんなら混雑する道路もすいていた=8日朝、愛知県豊田市、吉本美奈子撮影
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20160208000750.html
操業を停止したトヨタ元町工場前。ふだんなら混雑する道路もすいていた=8日午前7時24分、愛知県豊田市、吉本美奈子撮影
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20160208000755.html
トヨタ自動車の車両を組み立てる国内の全工場が8日、一斉に操業を停止した。
トヨタ傘下の愛知製鋼で起きた爆発事故の影響で、鋼材部品の調達が滞っているのを受けた異例の措置。
停止は13日まで続く予定だ。工場周辺はいつもより静かな朝を迎えた。
愛知製鋼爆発、トヨタに影響 代替生産も
愛知製鋼の工場で加熱炉が爆発
8日午前8時前、愛知県豊田市にあるトヨタの元町工場。
いつもなら混雑する工場前の通りを、車が次々と通りすぎていった。
出勤した従業員は「道がすいていたので、珍しくスムーズに出勤できた」と話した。
トヨタが稼働を見合わせているのは、愛知県内の直営4工場と、トヨタ車体やトヨタ自動車東日本など、グループ5社の11工場。
また、日野自動車の1工場もトヨタから受託した分の生産を止めた。
工場の全停止は、2011年の東日本大震災以来。
グループの主要部品メーカーも、これに合わせてトヨタ向けの生産ラインを止めるなど、影響が広がっている。
爆発事故は愛知製鋼知多工場(愛知県東海市)で1月8日に発生。
特殊鋼部品の供給が滞り、他メーカーに代替生産を依頼したが、大雪の影響で輸送が滞るなどし、在庫が足りなくなった。
ただ、今は部品の確保にめどがつき、トヨタは15日に通常の生産体制に戻す予定だ。(高橋諒子)
トヨタ、現場に悲鳴 下請け「1週間、仕事ない」
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http://www.asahi.com/articles/ASJ2833D4J28OIPE005.html
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愛知製鋼の工場で加熱炉が爆発、けが人なし 愛知・東海
2016年1月9日11時02分
愛知県東海市荒尾町の特殊鋼メーカー「愛知製鋼」の知多工場で8日午後11時45分ごろ、鉄を溶かすための加熱炉が爆発する事故があった。
県警東海署によると、事故で炉が損傷し、工場内の壁が崩れ落ちるなどした。けが人はいなかった。
同社の説明では、現場は第2棒線圧延工場で、当時は社員23人がいた。
加熱炉を温めるためにガスを入れていたところ、何らかの原因で引火して爆発が起きたという。
同社はトヨタグループで、主に自動車用の鋼材を加工・納入している。同社総務部は「近隣の住民の方々にご心配をおかけし、大変申し訳ない」と話した。
http://www.asahi.com/articles/ASJ190H7WJ18OIPE02L.html