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発売された改憲ソング「憲法よりも大事なもの」のCDジャケット
歌の中の言葉、歌詞で
「憲法よりも大事なものは、僕たちが毎日を幸せに安全に暮らすことさ」
「憲法なんてただの道具さ 変わること恐れないで未来のために」
「憲法よりも大事なものは、僕たちが毎日を幸せに安全に笑顔で暮らすことさ」
などと歌わせているが、「憲法は国民を守る法律であり、憲法がある事で、多くの部分で、国民を防御している」。
「僕たちが毎日を幸せに安全に暮らせる事」は「「憲法が存在しているから」だ。
この憲法を変更してしまうと、「僕たちが毎日を幸せに安全に笑顔で暮らせなくなる!」と言う事にも繋がりかねない!。
「日本国憲法」は、最高法規であり、この法律が基準となっているので今の日本があるのだ。
過去において、日本国憲法を変更していれば、「現状の戦争を行わない日本ではなかった」と思う。
太平洋戦争のように多くの犠牲者が、再び発生していたかもしれない。
天皇は「憲法を尊重し擁護する義務」があり、これを恒久的に維持継続させているのだ。
安倍氏らが「憲法は変えなければならない!」などと述べている事自体、安倍氏らは「天皇」や「皇室」に「逆らっている!」事になる!。
「極めて無礼な奴ら!」と言える。
*安倍氏らは、「何故、憲法を変えないといけない」と考えているのか?!。
多くの庶民は、「そのような事を、安倍氏らが述べている事は知っている」と思うが、「何故、そこまで拘るのか?」、「深い理由は周知しておらず、把握していない」。
自らの考えがあるのであれば、問題点を隠さずに「詳しく説明すべき」だ。
安倍氏は毎回、「コソコソと話している状態」が多い。
自らの考えがあるならば、多くの人が視聴しているテレビで、改憲賛成者、反対者で「徹底討論すべき!」と言える。
最近、そのような事、全く行なっていない。
地方の集落の少数の人々に対し、「一方的に洗脳するような話し方」をしている事は、「正しい説明のあり方」とは言えない。
Youtube
【憲法改正ソング】憲法よりも大事なもの/田村重信 with Friends
https://www.youtube.com/watch?v=yD3JxJ7my6c
#憲法よりも大事なもの
https://twitter.com/hashtag/憲法よりも大事なもの
国会議員は、憲法を守る義務がある。
第十章 最高法規
第九十七条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。
第九十八条 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。
○2 日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。
第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
記事参照。
自民党職員の改憲ソングに漂う“軽さ” 国家の規範も「もう替えよう」?
毎日新聞2019年3月3日 12時00分(最終更新 3月3日 16時47分)
♪憲法なんてただの道具さ♪ 憲法を改正しようと高らかに歌う「改憲ソング」が、2月に発売された。企画したのは自民党本部の職員で、自身が歌っている。
「個人の作品で、自民党とは無関係だ」と強調する。
耳になじみやすいメロディーだが、曲全体に漂う「軽さ」は何だろう。
歌を聴いて、安倍晋三首相が目指す改憲路線を考えてみた。【江畑佳明/統合デジタル取材センター】
• 【「5.3憲法集会2018」では安倍晋三首相を批判するプラカードなどもみられた】
• <安倍改憲でどうなる自衛隊>
• <首相の発言、なぜ荒れる? 国会審議で目立つ感情的な振る舞い>
• <「ご飯論法」で印象操作 安倍政権の言い換え体質>
• <「右」「保守」にも「安倍政権NO」>
• <安倍首相は真の保守か 強引な姿勢に政治学者が異議>
現憲法は「子どもの服」か
タイトルは「憲法よりも大事なもの」(CDシングル、1080円)。
2月6日に発売された。アマゾンなどで購入でき、動画投稿サイト「ユーチューブ」でも視聴できる。
メロディーはややアップテンポのフォーク調で、なじみやすい。
問題は歌詞だ。
♪いつまでも同じ服は着られない 大人になったらもう着替えよう♪
と、まずは改憲の必要性を訴え、サビの部分で、こう呼びかける。
♪憲法なんてただの道具さ 変わること恐れないで 憲法よりも大事なものは 僕たちが毎日を幸せに安全に暮らすことさ♪
「原案」と歌を担当したのは、自民党政務調査会の前審議役、田村重信さん(66)。
これまで安全保障政策や憲法問題に取り組み、著書は共著を含め「防衛政策の真実」(扶桑社)や「改正・日本国憲法」(講談社)など約50冊に及ぶ。
昨年1月に定年退職し、その後嘱託職員として再雇用された。
憲法改正を目指す自民党の広報戦略なのかと思いきや、本人は「セカンドライフを充実させたいという思いから作った。党は全く関係ない」と、あくまで個人の仕事だと主張する。
以前から歌うことが好きで、CDを出した経験もある。
作詞と作曲は、音楽プロデューサーの坂本裕介さんが担当した。
田村さんは「旧知の間柄で、憲法についても議論してきた」と語る。
他国からの侵略におわす
改憲ソングといえば、中曽根康弘元首相が作詞した「憲法改正の歌」(1956年)が知られる。
やや勇ましい曲調で、歌詞は「押し付け論」に基づき、とにかく硬い。
♪平和民主の名の下に 占領憲法強制し 祖国の解体を計りたり♪
田村さんは自身の改憲ソングについて「中曽根さん以来ではないか」と胸を張る。

![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/84/d410ef4cca0a9491ff5ac624f7b3880b.jpg?1551655887)
日本国憲法の原本(国立公文書館所蔵)。これは「ただの道具」なのか=東京都千代田区の同館で2017年4月11日、長谷川直亮撮影
田村さんの歌詞は「憲法改正の歌」と異なり、改憲を声高に叫んでおらず、全体的に抽象的な内容だ。
「憲法に興味のない人や改憲に反対の人たちに届くように、聞きやすいものにしたかったから」(田村さん)。
「日本は経済の停滞など、さまざまな閉塞感が漂っている。今の日本はこれでいいのか。世の中の変化に合わせて、憲法改正だけではなく、前に向かって一歩踏み出そうじゃないか。そんなメッセージを込めた」とも。
それにしても、「毎日を幸せに暮らすこと」が「憲法」より大事だと言うが、現行「憲法」のもとでは「幸せ」に「安全」に暮らせないのか。
さらに、歌詞にこうある。
♪誰かの助けを待つんじゃない 自分の力で立ち上がろう♪
ここは、他国からの侵略をにおわせ、9条の改正を想起させる。
「戦後、日本が平和だったのは憲法があったからではない。その考えは幻想で、日米安全保障体制と自衛隊によって守られた」と田村さんは持論を展開した。
南野さん「安倍改憲路線に合致」
改憲ソングを、専門家たちはどう見るのか。
九州大法学部の南野森(みなみの・しげる)教授(憲法)は「『憲法は道具』という表現は、確かにその通りです。憲法は国民を幸せにするためのものだから」と一定の理解を示しつつも、「いつまでも同じ服は着られない 大人になったらもう着替えよう」の部分を「憲法のたとえとしては不適切だ」と批判する。
「本当に改憲したいなら、どの条文をどのように変えたいかの具体的な訴えがあってしかるべきだ。『もう着替えよう』からは『時代が変わったし、細かいことは考えなくていいから……』というニュアンスを感じる。憲法について真剣に考えているのか疑問です」と首をかしげる。
その上で、南野さんは改憲ソングを「安倍首相がこれまで唱えてきた改憲論の延長線上にある」と指摘する。
安倍首相はかつて、憲法の国会発議のハードルを下げようと96条(憲法の改正手続き)を改正しようと主張した。
しかし、憲法学者の小林節氏に「裏口入学だ」と厳しく批判され、世論の反発でトーンダウンした。
その後、東日本大震災への対処が不十分だったなどとして政府に一時的に強大な権限を与える「緊急事態条項」新設に意欲を示した。
だが、これもトーンダウン。
現在は9条への自衛隊明記にこだわり、「自衛官の息子が『お父さん、憲法違反なの』と涙を浮かべた」というエピソードを説いて回る。
南野さんは言う。
「安倍政権は、改憲の中身は関係なく、改憲そのものを目的としている。今回の歌にもその考えが表れています」
平川さん「憲法の精神の無視」
「憲法のコモディティー(商品)化だ」と懸念するのは文筆家の平川克美さんだ。
「グローバリズムという病」(東洋経済新報社)などの著書がある。

![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/44/7887ad92daca6da2a22951e27b207d4c.jpg?1551655906)
憲法記念日の集会で安倍晋三首相の改憲メッセージを聞く市民たち=高知市内で2017年5月3日、岩間理紀撮影
平川さんは、服のたとえの部分を問題視している。「例えば『パソコンが古くなったから新しく買い替えよう』というのと同じ発想だ。憲法には先人たちが積み上げてきた歴史的な英知が反映されている。『時代が変わったから』というような短期的な理由で、国家の規範が変更されないために憲法が存在している。そういう基本的な憲法の精神を無視している」と批判する。
そして「この『買い替えよう』という考え方は、経済発展を遂げた日本で受け入れられやすい。簡単に改憲していいという風潮が広がる可能性がある」と憂慮する。
辻田さん「政党のプロパガンダ」
政党による政治的宣伝は「プロパガンダ」と呼ばれる。
田村さんは改憲ソングを自民党とは無関係だと強調するが、「たのしいプロパガンダ」(イースト・プレス)などの著書がある近現代史研究家、辻田真佐憲さんは「この歌もプロパガンダのひとつと言わざるをえない」と指摘する。
この曲は「ヒット」するのだろうか。
辻田さんは「効果の大きいプロパガンダは、人気歌手が歌うなどエンターテインメント性が高い。今回は大きな広がりにはならないのではないか」と否定的だ。
それでも、気になる点があるという。
「今後もし憲法改正の国民発議が行われ、国民投票が実施される段階になると、CMなどで改憲派と護憲派が主張を激しくぶつけ合う宣伝合戦となる事態が考えられる。その時に冷静に判断できるよう、日ごろからプロパガンダに備えておく必要がある」と警鐘を鳴らす。
https://mainichi.jp/articles/20190302/k00/00m/010/013000c
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