政府、社会の問題、提言など

社会、経済、政治などの問題点について投稿して行きます。 又、テレビ報道しない重要な出来事や、注目すべき出来事も対象です。

鬼怒川、茨城県域で堤防が決壊!~3.11の津波を思い出す! ダ・ビンチの「荒れ狂う水」そのもの!

2015年09月10日 22時26分44秒 | 社会
鬼怒川の堤防が決壊し、自衛隊ヘリなどが孤立した住民を次々と救助した=10日午後3時5分、茨城県常総市、朝日新聞社ヘリから、岩下毅撮影
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20150910004502.html


規模は3.11の津波程ではないが、川に近い一部の家屋は流されたようだ!。

最後の審判での「レオナルド・ダ・ビンチ」の「荒れ狂う水」、「大洪水」のような光景そのものと言える!。


このような状態は、基本的には地球温暖化が原因と言える。

日本も含め先進各国と中国やインドなども、もっと真剣に考えないとならない。

特に発電する為に「燃料を燃焼させる発電方式」は今後はやめるべきと言える。

原子力は危険なので「それ以前の話し」だが。





記事参照


目前で決壊「やばい」 電柱につかまり救出待つ 鬼怒川
遠藤雄司
2015年9月10日20時01分



【動画】車の上で救助を待つ人たちも=吉山健一郎撮影



濁流の中、電柱にしがみつく男性に近づく自衛隊員(左)=10日午後3時9分、茨城県常総市、朝日新聞社ヘリから、岩下毅撮影
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20150910005003.html



濁流の中、電柱にしがみつく男性(左)を救出する自衛隊員=10日午後3時10分、茨城県常総市、朝日新聞社ヘリから、岩下毅撮影
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20150910005008.html



自衛隊員に抱きかかえられ、電柱から移動する男性=10日午後3時11分、茨城県常総市、朝日新聞社ヘリから、岩下毅撮影
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20150910005012.html



電柱にしがみついていた男性を抱えて救助する自衛隊員=10日午後3時12分、茨城県常総市、朝日新聞社ヘリから、岩下毅撮影
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20150910005017.html



電柱につかまっていてヘリに救助された坂井正雄さん=茨城県常総市の石下総合運動公園、青木美希撮影
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20150910004855.html




 堤防上に立って鬼怒川の水位を見ていたら、足元のアスファルトが目の前でみるみる割れ始めた。

【特集】鬼怒川氾濫
【写真特集】鬼怒川決壊

 「やばい!」。

茨城県常総市三坂町のタクシー運転手坂井正雄さん(64)は川に背を向けて駆け下り、100メートルほど先の自宅へ急いだ。

 自宅の隣にある畑の様子を確認し始めた時、流れてきた水にのまれた。

近くの電柱に必死につかまるが、水位は増し、すぐに腰あたりまで達した。

 気づくと、妻(60)がいるはずの木造2階建ての自宅は流され、隣の家にぶつかっていた。周囲の家も、次々に流されていく。

 数メートル先の車の屋根の上には、長男(25)が避難していた。

「大丈夫かーっ。こっちに来い」。

長男は「大丈夫」と返してきたが、上流から来た流木のようなものが車にぶつかった瞬間、あっという間に車ごと流された。

助けようにも、水の流れが強く、一歩も動けない。

「俺ももうダメか」と思いながら、流された時につかまるための流木を足元に挟んでおいた。

 流れてくるゴミや木を払いのけていると手のひらが切れ、血がにじんだ。

すねには流木が何度もぶつかり、無数の切り傷ができたが、痛みを感じない。

上空をヘリが舞うようになると、何度も何度も手を振った。

午後3時過ぎに、ようやく自衛隊のヘリに救出された。

 避難場所の市内の体育館では、自宅ごと流されたはずの妻が先に救助されていた。

長男も救助されてつくば市内の病院にいることを、駆けつけた兄から伝えられた。

2人の無事を知った坂井さんは「良かった」と目をうるませた。(遠藤雄司)


避難所4カ所が孤立状態、810人とどまる 茨城・常総
記録的大雨、自衛隊が69人を救出 日没後も救助続ける
鬼怒川決壊、200人取り残される 茨城・常総
「父親流された」「屋根から転落」の情報 鬼怒川決壊
同じ地域で断続的に積乱雲が発生 大雨のメカニズム


http://www.asahi.com/articles/ASH9B63F8H9BUTIL04Q.html





茨城の鬼怒川決壊、7人不明 200人取り残される
2015/9/10 20:07 (2015/9/10 20:37更新)


 台風18号などの影響で豪雨が続いた関東地方では10日、河川の氾濫などによる被害が広がった。

茨城県常総市では鬼怒川の堤防が決壊し、洪水が広範囲に及んだ。

県によると、7人が行方不明になっている。

このほか多くの住民が住宅や商業施設に取り残され、警察や消防のヘリコプターが救助にあたった。



鬼怒川(手前)の堤防が決壊し、濁流で浸水した市街地(10日、茨城県常総市)
http://www.nikkei.com/content/pic/20150910/96958A9E93819695E3E29AEA9E8DE3E2E2EBE0E2E3E79F9FEAE2E2E2-DSXMZO9159533010092015MM8001-PB1-4.jpg


 茨城や栃木では降り始めからの雨量が最大600ミリに達し、各地で川が増水。鬼怒川には高さ3~4メートルの堤防が整備されていたが、記録的な大雨に耐えられず幅約140メートルにわたって決壊した。

関東で国が管理する河川が決壊したのは1986年の小貝川(茨城県)以来。

 安倍晋三首相は10日、首相官邸で関係閣僚会議を開き、警察や消防、自衛隊などに人命救助に全力を尽くすよう指示。

「国民の命を守るため一刻の猶予もない。政府として取り得る限りの最大限の勢力を動員するように」と述べた。

 国土交通省によると、鬼怒川の堤防は10日午後0時50分ごろ決壊した。

同省の被害想定では最大で面積37平方キロが浸水する恐れがある。



大雨による増水で鬼怒川が決壊し、冠水した住宅地から防災ヘリで救助される住民=10日午後1時50分、茨城県常総市(共同通信社ヘリから)
http://www.nikkei.com/content/pic/20150910/96958A9E93819695E3E29AEA9E8DE3E2E2EBE0E2E3E79F9FEAE2E2E2-DSXMZO9158589010092015I00003-PB1-5.jpg


 浸水した地域では多数の住民が孤立した。

政府によると、260人以上が救助された。なお約200人が取り残されている。

 東京電力は鬼怒川発電所(栃木県日光市)など3つの水力発電所で発電機などの設備が水没した。

電力需給に大きな影響はない見通し。

 石油元売り最大手のJX日鉱日石エネルギーは、栃木県や茨城県など6県15カ所の給油所で浸水や停電被害を受け、うち11カ所が休業。

コメリが栃木と茨城の両県の計3店舗、家電量販店のケーズホールディングスが茨城と栃木両県の計3店の営業を終日取りやめるなど、小売り各社にも影響が出た。

 青果物では、北関東が主産地のコマツナやホウレンソウが品薄になるとの見方が出ているほか、コメも作柄が悪化するとの懸念が出ている。

 気象庁によると、10日は台風18号から変わった低気圧に南から湿った暖気が流入し、関東から北日本にかけて断続的に非常に激しい雨となった。

 警察庁によると、台風18号が接近した9日以降、栃木県鹿沼市で女性1人が行方不明になったほか、栃木や静岡など9県で21人が重軽傷を負った。


関連キーワード

東京電力、安倍晋三、JX日鉱日石エネルギー、ケーズホールディングス、コメリ

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http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG10H8L_Q5A910C1MM8000/






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http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/421a0cf60007ddffb4a53a710321083b






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torl_001 (天皇、皇后両陛下も「大雨による被害が心配」。)
2015-09-10 23:26:15


記事参照


両陛下が大雨被害を心配
2015年09月10日 22時31分
Tweet

 皇室

 宮内庁幹部は10日、天皇、皇后両陛下が茨城県や栃木県などを襲った大雨による被害を心配されていることを明らかにした。

 同庁によると、両陛下は公務の合間にテレビなどで被害状況の把握に努められている。

同日昼に皇居・宮殿でウガンダのムセベニ大統領夫妻と会見、昼食をともにした際にも、天皇陛下は大統領に「河川が増水し、氾濫している所もあるので心配しています」と語られたという。

2015年09月10日 22時31分 Copyright © The Yomiuri Shimbun


http://www.yomiuri.co.jp/national/20150910-OYT1T50133.html




torl_001 (鬼怒川堤防決壊について、東京都のような巨大な地下水路があると良い。)
2015-09-12 20:40:50
土地のかさ上げと言う方法もあるが、費用が高額になるので、「氾濫してもすぐに吸い取れるような仕組み」があると良い。

やはり、各自治体の資金では足りないので、国費の投入が必要と言える。

東京都のような巨大な地下水路を建設しておいた方が良いと言える。




torl_001 (鬼怒川決壊~国土交通省は10年前から予測していた。)
2015-09-13 08:36:34

国土交通省は、鬼怒川の堤防が決壊した場合、どのような水の流れ、溜り方になるのかを10年前に、シミュレーション・データとして作成していたようだ。(フジテレビ 報道2001 より。)

各自治体の関係者らは、自分たちの自治体の河川も同じようにならないようにする為にも、確認しておいた方が良い。




多少調べてみたが、このようなシミュレーション・データが出てきた。



国土交通省 関東地方整備局

下館河川事務所ホーム > 防災・災害情報 > 鬼怒川・小貝川氾濫シミュレーション(PDF)


防災・災害情報


(図)鬼怒川・小貝川氾濫シミュレーション(PDF)
http://www.ktr.mlit.go.jp/shimodate/simulation_pdf/
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/1d/9f4a74b184c76b8f3991d2380148a47d.jpg?random=72c770453c261fdfa628b88c97be20f0


(図)鬼怒川 20k~40k
http://www.ktr.mlit.go.jp/shimodate/simulation_pdf/ki02.html
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/19/36e29cb256f24e827e17f5ce11ec5263.jpg?random=584ad739a362b444c4a04514db670bdb


(図)鬼怒川 0k~20k
http://www.ktr.mlit.go.jp/shimodate/simulation_pdf/ki01.html
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/cc/eb4736c70663078a59d4c1296d4129e6.jpg?random=723fe0603102399099892198b5cd0816


*オリジナルのサイトでは、●マークをクリックすると氾濫シミュレーションを見る事が出来ます。


(図)氾濫シミュレーション
http://www.ktr.mlit.go.jp/shimodate/simulation_pdf/pdf/kinugawa_R6.25k.pdf
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/f4/f5094f7633fc270ee0f3fbb61253aba7.jpg?random=723c1cf33ef4eaaeb93716b82b74ea89





torl_001 (河川に流出した放射性廃棄物の袋、「計240袋」に~一部の袋は破れ、放射性廃棄物は拡散!。)
2015-09-13 16:40:00


記事参照


福島汚染廃棄物 流出240中回収113 一部は破れて空に


 東京電力福島第1原発事故の除染で出た汚染廃棄物を入れた大型の袋が豪雨で福島県飯舘村の河川に流出した問題で、環境省は12日、流出が計240袋になったと発表した。

このうち113袋を回収したが、一部は破れて空になっていたという。

 環境省は残りの袋の回収を急ぐとともに、回収した袋の状態や周辺環境への影響がないか確認を急ぐ。

今後流出数が増える可能性がある。

 12日午後9時半現在の調査結果を集計した。

240袋のうち238袋は飯舘村で、2袋は保管場所から約20キロ下流の南相馬市原町区で見つかった。

破れて空だった袋は南相馬の2袋で、最近刈り取った草が入っており、重量は1袋200~300キロだった。

環境省は「放射性物質濃度は比較的低く環境への影響は少ない」としている。

[ 2015年9月13日 05:30 ]


http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/09/13/kiji/K20150913011122240.html



torl_001 (鬼怒川などを氾濫させた豪雨に名称~気象庁は「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名。)
2015-09-19 14:02:50

記事参照


「平成27年9月関東・東北豪雨」気象庁が命名
2015年09月18日 20時33分
Tweet

 気象庁は18日、9~11日に関東と東北で発生した大雨を「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名した。

 同庁は顕著な災害をもたらした自然現象について、今後の教訓とするために名称を付けている。

 気象庁によると、9~11日は台風18号から変わった低気圧と台風17号の影響で、関東や東北の上空に積乱雲が帯状に連なる線状降水帯が次々と発生し、大雨をもたらした。

関東や東北の統計期間10年以上の16地点で、最大24時間降水量の観測史上1位の記録を更新した。

鬼怒川の堤防が決壊するなどの水害が起こり、茨城、栃木、宮城の3県で計8人が犠牲となった。


2015年09月18日 20時33分 Copyright © The Yomiuri Shimbun


http://www.yomiuri.co.jp/national/20150918-OYT1T50139.html



torl_001 (福島の汚染土袋拡散問題~環境省幹部、「地元は心配していない」と「ウソを述べる!」。)
2015-10-23 06:00:07


「ウソの擦り込み」は良くない!。

このような状態では、地元だけではなく、国民の信頼は得られない。



記事参照

除染袋「心配してない」に反発 飯舘村民ら
2015年10月16日
Tweet


 復興の遅れを心配する県民らの前で、環境省幹部は持論を述べ続けた。

環境省福島環境再生本部の小沢晴司・副本部長は15日、郡山市での講演で、9月の関東・東北豪雨で東京電力福島第一原発事故の放射性物質に汚染された草などを詰めた袋が流された問題を軽視していると受け取られかねない発言をした。

難航する中間貯蔵施設の建設用地確保についても自賛し、聴衆から批判の声が上がった。

 小沢氏は、飯舘村での川の氾濫で除染現場から流出した袋は「村にある30万袋のうち400袋で地元も心配してない」と語った。

 同省によると、実際には同村の仮置き場の約99万袋、除染作業現場の約17万5000袋のうち、439袋が流出。

捜しに出た除染作業員5人が一時、山中に取り残される遭難騒ぎも発生し、36袋は「回収は困難」として今もそのままだ。

 講演では聴衆の一人が「言い訳がましく、まず管理体制の問題としておわびがあるべきだ」と批判し、小沢氏は「大変失礼しました」と陳謝。

終了後の読売新聞の取材に対し、「全体の中の事実を客観的に伝えようと思ったが、順番が逆になってしまった」と釈明した。

 地元からは反発の声が上がった。

同村区長会長の愛沢文良さん(73)は「無責任な発言でふざけている」と憤った。

菅野典雄村長も「大したことがないとは思っていない。川の下流の人たちも心配しているだろう。放射性物質が入った袋なのだから軽く考えてはいけない」と話した。

 中間貯蔵施設の建設用地の地権者2365人のうち、8月末までに売却に応じたのは9人にとどまっている。

小沢氏は講演で「地権者が全国に散らばり対象住民が多い中、我々としてはかなり頑張った」とも述べ、聴衆から批判を浴びていた。


2015年10月16日 Copyright © The Yomiuri Shimbun


http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20151015-OYTNT50330.html





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