コロンビアは、FIFAランキング8位と言う事で、やはり強いチームであった。
日本は46位のようだ。
試合を注視して見ていたが、選手のスピード感はあったと思うが、ゴールキックやサイドからのボレーで相手キーパーにキャッチされる事が多いと言える。
シュート数は、高かったと思うが、今までのシュートの種類だけではなく、タイプの異なる、新たなシュートの種類を増やす必要がある。
追加すべき事としては、ゴールに向けての「正確なミドルシュート」だ。
強いチームは、このタイプのパワーシュートを数多く入れている。
又、今回の試合では、ショートパスのパスミスが複数回発生していた。
ボールを蹴る側のミスは、「相手の選手がいる場所」にボールを蹴っていた。
ボールを受ける側のミスは、取り損ねて相手選手にボールを取られてしまった。
小さな問題に感じている選手もいるのかもしれないが、結果的には得点に直結する問題だ。
ボールを支配される事で、自分たちの得点化について、時間が短くなる事でチャンスが遠のき、相手が得点化しやすくなると言う事になる。
この事は特にコート中央部で多く発生しているように感じられる。
相手チームの質と比べると「ショートパス」の練習が足りないのでは?と思える。
この事はゴールシュートの正確性、質も「同じ事が言える」。
厳しい言い方かもしれないが、英国やEU各国のチームに所属している日本人選手について、簡単に言えば、「走るスピード」と「パスやシュートなど、ボールを蹴る正確性」が他国の一流選手よりも劣るように思える。
日本人だから「劣る」と言うのは間違いと言えるが、個人的に思えるのは、やはり「練習不足」なのではないのか?と言う事だ。
このような状態では、EUの一流チームのスタメンから外されるのは当然であろう。
少し前にテレビでロナウジーニョについての放送していたが、ゴールコーナー枠にキックして一人で練習している映像を見た。
ゴール枠にボールを当てて自分の所までボールを戻しているのである。
その練習を日が落ち、暗くなる頃まで練習していたのだ。
そのくらいロナウジーニョ選手は練習していたのである。
日本人選手でそのくらいの練習を行なっている選手はいるのであろうか?。
そのくらいならないと、ベスト8も難しいのではと思える。
本田選手は本番試合前に「ベスト16はいけるのでは?」等と述べていたが、それも無理であった。
やはり、考え方が「甘い」と言わざろうえない。
今回のコロンビア戦では、ロドリゲス選手が後半から出たが、彼は「20歳」だ。
そのような若い選手に日本チームは負けているのだ。
今後の日本チームの編成では、海外組主体ではなく国内チームからでも実力のある選手ならば、若い選手でも積極的に組み込むべきと言える。
重要な事は実力だ。
年齢は関係は無い。
又、シャビ選手とイエニスタ選手のような絶好の組み合わせの選手がいる場合、二人とも採用すべきだ。
人数は二人だが、三人分、4人分の成果が出せると言う事だ。
もう一つ重要な事がある。
選手の「やり通す」と言う、精神力だ。
相手チームが1点獲得した時点では、問題は現れていないが、2点差になった時点で、闘争心が急激に低下したのではなかろうか。
「もう駄目だ、、、」と。
この気持ちが引き起こされると、注意力も急激に低下し、相手の攻撃に耐えられない状況になってくる。
結果的には4点も与えてしまった。
口で言うのは簡単だが、「諦めない精神力」を強化する必要がある。
このような事は結局は「経験」、「困難な事をいくつか乗り越える事」を行なってくれば、「自然と身に付いてくる」と言う事は言える。
更に追加して述べておきたい事として、今回の試合で主審がコロンビアよりだったように思える。
危険プレーでレッドカードやイエローカードが出ていてもおかしくはないプレーも多かったのでは?!、と思えた。
主審については、賄賂でももらっている可能性もありえる、と思った。
今回の日本男子チームについて個人的に感じた事を記述した。