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【171】太陽の色々・太陽が爆発を繰り返していた――ノキタハ博士の論文6

 太陽を包み込んでいる色は、自らの内部で、自らの起源を遡るほど太古から、今では忘れ去られてしまった原因によって、今では存在しなくなった領土に向かって、間断なく画(かく)爆撃が続けられていることを知りません。書物のように言子【216】で構成されていたと考えられる複数の銀河【65】は、互いの攻撃で画爆発を繰り返しながら現在の大きさにまで収縮したのです。言子は画分裂の際に放出した単純な数子(すうじ)を媒体にしてさらなる連鎖反応を引き起こします。数子は遺伝子を形成して爆発的に色素を発現させます。その爆発は銀河の質量で球形にとどめられ、我々のよく知る太陽となったのです。
 頭上で行われている想像を絶する戦争を目にして、無力な我々になにができるでしょう。昼間に傘【177】をさすことくらいでしょうか。

※この項目は、ギョエテ師の献身的な協力なしには口述しえませんでした。彼は失明する恐れも顧みず、太陽の視線(【136】【145】【159】を参照のこと)をじかに見据えて面談【138】行い、その深層意識から以上の話を引き出してくれたのです。

リンク元
【159】傲慢で一方的な視線――ノキタハ博士の論文4【147】弁護士のメイソン氏【30】空間が赤く滲んできた

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