注釈の注釈による超現実詩小説
棺詰工場のシーラカンス
雑誌
連載 『S-Fマガジン』2016 4月号より、「幻視百景」を連載中です。幻視してしまった世界を、絵と言葉でお送りしています。
NEW『小説新潮』3月号の粘膜特集に「ながらえ」という短編を寄稿しました。扉絵も描いています。未来の八王子あたりに住む人々の、粘膜は噓をつかない、という話です。2025.2.20
NEW 創立70周年記念の『紙魚の手帖vol.20』(東京創元社)に、「蓋互山、葢互山(ふたごやま、ふたごやま)」という読切短編を寄稿しました。「無常商店街」の続編で、奇妙な習慣だらけの階段の町を彷徨います。今回もカシワイさんが最高の扉絵を描いてくださいました。
『ユリイカ2023年7月号』の「特集=奇書の世界」で、円城塔さんと奇書について対談をしております。2023.6.30
NEW 『現代詩手帖7月号』、夏の作品特集「幻想とポエジー」に「転轍機」という幻想詩を寄稿しました。 2023.6.26
NEW KCI(京都服飾文化研究財団)の広報誌『服をめぐる』22号に、「つれあい」という掌編小説を寄稿しています。これはKCIの収蔵品から一品を選び、実際に見せていただいてから書く、という企画で、わたしは鳥の剥製をつけた20世紀初頭の帽子を選びました。冊子はいずれKCIのサイトでもお読みいただけるようになると思います。2023.5.2
NEW 漫画と文学のリトルプレス『ランバーロール05』(タバブックス)に、「蛹室」という短めの小説を寄稿しています。
NEW 『紙魚の手帖』vol.2(東京創元社)に、「無常商店街」という短編を寄稿しています。扉絵はカシワイさんが描いてくれました。また、『旅書簡集 ゆきあってしあさって』の予告編として、高山羽根子さん、倉田タカシさん、酉島の三人で絵手紙を書いてます。
■ 『文藝』夏季号の特集1「もふもふもふもふ」に、「もふとん」という短編を書きました。ひたすらおふとんで眠りたいという話です。4月7日発売。
■ 『小説すばる1月号』最新SF特集にフラッシュフィクション「ひとりとも」を寄稿しています。『るん(笑)』のスピンオフです。また、石井千湖さんが『るん(笑)』の書評を書いてくださっています(書評はwebでもお読みいただけます)。
■ 『小説すばる』1月号に、「三十八度通り」「千羽びらき」に続く短編「猫の舌と宇宙耳」をご掲載いただきました。挿画は「千羽びらき」に続いて、夜久かおりさんです。担当氏曰く、酉島版スタンド・バイ・ミー。2019.12.18
■ 『たべるのがおそいvol.6』特集 ミステリ狩り(書肆侃侃房)に「彼」という短編を寄稿しています。人間(たべるのがおそいひとを含む)のでてくる、造語がひとつもない小説です。10月11日発売。
■『ユリイカ 2月号』(特集 クトゥルー神話の世界)に、あのお方の肖像と詩のようなものをご掲載頂いています。2017.1.28
■『現代詩手帖』9月号の、川口晴美さん企画の誌上アンソロジー「川口晴美と、詩を遊ぶ」第2弾に、「存に靡く」というゾンビ詩をご掲載いただきました。イラストもお使いいただいています。2017.8.26
■ 『小説すばる』9月号に、「千羽びらき」という中編をご掲載いただきました。「三十八度通り」と対になる、人間(等身大)の小説です。イラストは夜久かおりさんが描いてくださいました。8月17日発売。。2017.8.15
■ 『小説すばる』6月号の「宇宙と星空と小説と」特集に、「彗星狩り」という短篇を挿画と共にご掲載いただきました。小惑星帯に住む生命体の日常の一コマです。同じ創元SF短編賞出身の松崎有理さんや宮澤伊織さんも寄稿されています。2017.5.16
■ 『別冊文藝春秋 5月号(電子版7号)』に「ブロッコリー神殿」という、森というか、花粉が主役の短編が掲載されます。イラストも一枚カラーで描きました。4月20日より配信です。 2016.4.07
■ 『ユリイカ』8月号の江戸川乱歩特集に、「摩天の軽業師」というオマージュ短篇を寄稿しました。 2015.07.29
■ 日本図書設計家協会の会報『図書設計89号』の「本迷宮」に、「ひとり気味」という掌編を寄稿しました。図書館で読める他、協会の展示で配布されるそうです。デザインと編集は柳川貴代さん、挿画は野々村ゆみ子さんです。「わたしの東京創元社SFベスト5」でも話しましたが、「驚異の発明家の形見函」や「山尾悠子作品集成」など、以前から柳川さんの装幀のファンだったので、嬉しい依頼でした。2015.05.04
■ 『現代詩手帖5月号』特集「SF×詩――未知なる詩の世界へようこそ!」に、「橡(つるばみ)」という小品を書きました。クレイアニメっぽい人たちが出てくるSFです。飛浩隆さんや円城塔さんの作品も掲載されています。2015.04.26
■ 『SFマガジン』6月号に、ウルトラマン短篇『痕の祀り』が掲載されます。パワードスーツ的なものが登場するお仕事小説で、挿画は加藤直之さん! ■総解説の方では、『九百人のお祖母さん』と『スプロール三部作』を担当しました。よろしくお願いいたします。2015.04.24
■ 3月7日発売の『群像』4月号に中篇「三十八度通り」が掲載さています。人間の小説です。2015.03.6
■ 『S-Fマガジン4月号』に「環刑錮(かんけいこ)」という短編が掲載されています。近未来の日本を舞台にした、息苦しく土くさい獄中小説です。挿画も描きました。2014.02.14 ※『S-Fマガジン』2015年4月号にて、第26回SFマガジン読者賞の国内部門を頂戴しました。2015.02.26
■ 「なつこん」プログレスレポート2号(なつこん参加登録した方への期間限定公開)に「電話中につき、ベス」という掌編が掲載されています。挿絵は高山羽根子さんです。ダウンロードは2014年3月10日(月)まで。 2014.01.19
■酉島の新作中編『百々似隊商(ももんじたいしょう)』収録の『ミステリーズ! vol.57』、発売中です。twitterの感想集はこちらです。
舞台は『皆勤の徒』の社長たちがやってくる前の世界で、『洞の街』にもつながる、モフモフした生き物がたくさんでてくる隊商ものです。
・レビュアーの深山めいさんが、百々似隊商を作ってくださいました。写真 1 2
・『BOOK5』第6号のPIPPOさんの連載『詩はSFに乗って』で『百々似隊商』を取り上げてくださいました。
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