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過去を見る新しい眼が

2019年06月16日 05時07分31秒 | 沼田利根の言いたい放題

歴史とは何か
厳密に言えば、人間とは何かに通じる問題である。
ゆえに、歴史家とは、人間の研究家でもある。
歴史とは現在と過去との対話である。
現在に生きる私たちは、過去を主体的にとらえることなしに未来への展望をたてることはできない。
複雑な諸要素がからみ合って動いていく現代では、過去を見る新しい眼が切実に求められている。
歴史的事実とは、法則とは、個人の役割はなど、歴史における主要な問題について明快に論じるのが歴史家の役割である。
歴史には、必ず原因があり、結果がある。
歴史にもしもはない、とされているが、歴史は<もしも>をいう命題を人間に付き付けている。
歴史を主体的に動かした一人の人間が存在し、歴史を変えた例は数知れない。
それを如実を物語っているのが宗教である。
例えばキリストや釈迦など一人の人間が誕生し、現代の歴史の淵源ともなっている。
近現代では、マルクスであり、ヒトラーなどであり、一時代の歴史を大きく動かす原因であり結果となった。
さらに言及すれば、米国における同時多発テロが起こり、その後の新たな歴史が、展開されたのである。
歴史にもしもはないのであるが、過去を見る新しい眼が切実に求められいる。

戦争は、人間の心の中から生まれる―との視点は重要である。


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