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CBCテレビ
フィリピンから入国し狂犬病を発症していた30代の外国籍の男性が、入院先の愛知県豊橋市の医療機関で13日に死亡しました。 豊橋市によりますと、ことし2月にフィリピンから入国した静岡市に住む30代の外国籍の男性が狂犬病に感染し、13日未明に死亡しました。
男性は、去年9月ごろ、フィリピンで犬に足首を噛まれた後、病院にかかっていませんでしたが、5月に入り脱水症状や腹痛、嘔吐などの症状が出たため、豊橋市の医療機関に入院していました。
海外から帰国後に狂犬病を発症した例が国内で確認されたのは、14年ぶりです。 2006年には、フィリピンから帰国したいずれも60代の男性2人が、狂犬病に感染し死亡。 厚労省によりますと、狂犬病は、犬などに噛まれ、傷口から侵入したウイルスにより脳や神経が侵されて、(発症した場合)ほぼ100%の確率で死に至りますが、通常、人から人への感染はないということです。
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