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事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学

2019年10月27日 22時00分38秒 | 野球

ターリ シャーロット (著), 上原 直子 (翻訳)

「あなたとい存在はあなたの脳が作りあげていく」

単に事実を提示するだけでは、人の心は動かない。
人間の脳は、自分の意見に肯定的な情報を得た際に喜びを感じるようにできている。
説得が奏功するかどうかは、まず相手の状況によるだろう。
相手がストレスを感じている時は、リスクのある提案を拒否する可能性がある。
何を、どのように伝えれば相手を説得できるのか。
例えば強固な信念の持ち主には、互いの共通点から話を始めるのが得策である。
本当に行動を促すには、恐怖を与える以上に、選択の自由や利益を示す方が有効だ。
苦境を打破するため大胆な選択肢を選べない相手には、不安や恐怖を取り除く手助けをしてあげることが大切になる。
人間とは、事実以外の要素に、簡単に影響される存在なのだ。
そえを知るだけでも、人への接し方は変わるだろう。

内容紹介

★脳研究が明らかにした〈人の動かし方〉の極意! ★


「銃規制などの議論を呼ぶ話題では、明らかな事実を提示することは、かえって逆効果になるという。本書が指摘するとおり、頭脳が優れている人ほど、自説に合わない情報を自分の都合よく解釈してしまうからだ」
――ニューヨーク・タイムズ

「他人を説得するための優れた方法だと思っていたものは、いまや間違いであることが明らかになった。その誤りを正し、役に立つ助言を詰め込んだ本書は、あなたの人生すら変えてくれるかもしれない」
――キャス・サンスティーン(『実践 行動経済学』著者)

人はいかにして他者に影響を与え、他者から影響を受けているのか? 
教室や会議室といったリアルな場所からネット上のSNSまで
私たちはみな、毎日何かしらのかたちで他者に影響を与え、また受けながら生活をしています。
私たちはその行為についてどれだけ自覚的なのでしょうか? 
もっと上手に他人の意見を変えることはできないのでしょうか? 
本書では、客観的な事実や数字は他人の考えを変える武器にはならないなど、
認知神経科学が近年発見した数々の驚くべき研究結果を示し、
他人を説得しようとするときに私たちが陥りがちな罠と、それを避ける方法を紹介します。

名門大学教授が教えるとっておきの「説得の技法」、ぜひご一読ください! 

*タイムズ紙、フォーブス誌ほか年間ベストブック多数ノミネート! 
*2018年 イギリス心理学会賞受賞!

内容(「BOOK」データベースより)

人はいかにして他人に影響を与え、他人から影響を受けているのか。名門大学の認知神経科学者が教える、とっておきの“人の動かし方”。タイムズ、フォーブスほか、多数のメディアで年間ベストブックにノミネート。イギリス心理学会賞受賞。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

シャーロット,ターリ

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン教授(認知神経科学)、同大学「アフェクティブ・ブレイン・ラボ」所長。意思決定、感情、影響の研究に関する論文を、ネイチャー、サイエンス、ネイチャー・ニューロサイエンス、サイコロジカル・サイエンスなど多数の学術誌に発表。

神経科学者になる前は金融業界で数年間働き、イスラエル空軍で兵役も務めた。現在は、夫と子供たちとともにロンドンとボストンを行き来する生活を送っている

上原/直子
翻訳家。桐朋学園芸術短期大学演劇専攻を卒業

主な訳書にボガード『本当の夜をさがして』、フィンレイソン『そして最後にヒトが残った』(ともに白揚社)など。



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