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職場の高ストレス者、選定の手順を解説

2016年05月12日 13時25分27秒 | 医科・歯科・介護
厚労省がチェック制度マニュアルを改訂

CBnews  2016年5月10日 配信

 厚生労働省は、ストレスチェック制度実施マニュアルを改訂した。制度に関する実施プログラムの整備などを踏まえ、医師による報告書・意見書の作成方法や高ストレス者の選定方法を解説。同制度の実施が努力義務となっている労働者数が50人未満の事業場への支援も取り上げている。【新井哉】

 このマニュアルは、ストレスチェック制度の実施が義務付けられている労働者数50 人以上の事業場の産業医や保健師、衛生管理者といった産業保健スタッフ向けに昨年5月作成。その後、ストレスチェック指針の改正や実施プログラムの整備などがなされたことから、内容の変更や追記を行ったという。

 例えば医師の報告書や意見書の作成については、長時間労働者や高ストレス者の面接指導の報告書作成方法などを記載したマニュアルを参照するよう要望。事業者に対しては、労働者がパソコンでストレスチェックが受けられるプログラム(無料)の利用も促している。

 また、数値基準に基づいて高ストレス者を選定する手順も解説。労働者が入力・記入した調査票から合計点数を算出する際、点数が低いほどストレスが高いと評価する質問もあるため、点数の置き換えが必要な場合があるといった留意事項も記載している。

 労働者数が50人未満の事業場にも触れ、小規模事業場に対して産業保健サービスを無料で提供する産業保健総合支援センターの地域窓口を活用するよう提案。費用面についても、労働者健康安全機構の助成金制度を利用することを勧めている。
































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