六代目山口組
- 主たる事務所の所在地 兵庫県神戸市灘区篠原本町4-3-1
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。) 篠田 建市
- 勢力範囲 1都1道2府40県
- 構成員数 約3,800人
稲川会
- 主たる事務所の所在地 東京都港区六本木7-8-4
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。)辛 炳圭
- 勢力範囲 1都1道15県
- 構成員数 約1,900人
住吉会
- 主たる事務所の所在地 東京都港区赤坂6-4-21
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。)小川 修
- 勢力範囲 1都1道1府14県
- 構成員数 約2,400人
五代目工藤會
- 主たる事務所の所在地 福岡県北九州市小倉北区宇佐町1-8-8
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。)野村 悟
- 勢力範囲 4県
- 構成員数 約230人
旭琉會
- 主たる事務所の所在地 沖縄県中頭郡北中城村字島袋1362
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。)永山 克博
- 勢力範囲 1県
- 構成員数 約230人
七代目会津小鉄会
- 主たる事務所の所在地 京都府京都市左京区一乗寺塚本町21-4
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。)金 元
- 勢力範囲 1道1府
- 構成員数 約40人
六代目共政会
- 主たる事務所の所在地 広島県広島市南区南大河町18-10
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。)荒瀬 進
- 勢力範囲 1県
- 構成員数 約120人
七代目合田一家
- 主たる事務所の所在地 山口県下関市竹崎町3-13-6
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。)金 教煥
- 勢力範囲 2県
- 構成員数 約40人
四代目小桜一家
- 主たる事務所の所在地 鹿児島県鹿児島市甲突町9-24
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。)平岡 喜榮
- 勢力範囲 1県
- 構成員数 約50人
五代目浅野組
- 主たる事務所の所在地 岡山県笠岡市笠岡615-11
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。)中岡 豊
- 勢力範囲 2県
- 構成員数 約60人
道仁会
- 主たる事務所の所在地 福岡県久留米市京町247-6
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。)小林 哲治
- 勢力範囲 4県
- 構成員数 約370人
二代目親和会
- 主たる事務所の所在地 香川県高松市塩上町2-14-4
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。)吉良 博文
- 勢力範囲 1県
- 構成員数 約40人
双愛会
- 主たる事務所の所在地 千葉県市原市潤井戸1343-8
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。)椎塚 宣
- 勢力範囲 2県
- 構成員数 約100人
三代目俠道会
- 主たる事務所の所在地 広島県尾道市山波町3025-1
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。)池澤 望
- 勢力範囲 5県
- 構成員数 約70人
太州会
- 主たる事務所の所在地 福岡県田川市大字弓削田1314-1
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。)日高 博
- 勢力範囲 1県
- 構成員数 約70人
十代目酒梅組
- 主たる事務所の所在地 大阪府大阪市西成区太子1-3-17
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。)李 正秀
- 勢力範囲 1府
- 構成員数 約20人
極東会
- 主たる事務所の所在地 東京都新宿区歌舞伎町2-18-12
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。)高橋 仁
- 勢力範囲 1都12県
- 構成員数 約350人
二代目東組
- 主たる事務所の所在地 大阪府大阪市西成区山王1-11-8
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。)滝本 博司
- 勢力範囲 1府
- 構成員数 約80人
松葉会
- 主たる事務所の所在地 東京都台東区西浅草2-9-8
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。)伊藤 義克
- 勢力範囲 1都7県
- 構成員数 約330人
四代目福博会
- 主たる事務所の所在地 福岡県福岡市博多区千代5-18-15
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。)金 國泰
- 勢力範囲 2県
- 構成員数 約70人
浪川会
- 主たる事務所の所在地 福岡県大牟田市八江町38-1
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。)朴 政浩
- 勢力範囲 1都5県
- 構成員数 約170人
神戸山口組
- 主たる事務所の所在地 兵庫県神戸市中央区二宮町3-10-7
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。)井上 邦雄
- 勢力範囲 1都1道2府12県
- 構成員数 約330人
絆會
- 主たる事務所の所在地 大阪府大阪市中央区島之内1-14-14
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。) 金 禎紀
- 勢力範囲 1都1道1府9県
- 構成員数 約60人
関東関根組
- 主たる事務所の所在地 茨城県土浦市桜町4-10-13
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。) 大塚 逸男
- 勢力範囲 1都1道3県
- 構成員数 約100人
池田組
- 主たる事務所の所在地 岡山県岡山市北区田町2-12-2
- 代表する者(代表する者に代わるべき者を含む。) 金 孝志
- 勢力範囲 1道3県
- 構成員数 約70人
指定暴力団一覧表に関して
注意1:本表の「名称」、「主たる事務所の所在地」、「代表する者」、「勢力範囲」、「構成員数」は、令和4年末時点のものを示しています。
ただし、五代目工藤會の「勢力範囲」については、令和5年2月28日現在のものを示しています。
注意2:令和4年末における全暴力団構成員数(約11,400人)に占める指定暴力団構成員数(約11,000人)の比率は96.5パーセントです。
注意3:氏名等、旧字体のものは、新字体で表記しています。
大規模団体の寡占化から、山口組分裂で一極傾向に変化
- 全国でうごめいている暴力団勢力の合計数は、令和4年末現在22,400人で、前年比-1,700人となっています。うち、暴力団構成員の数は11,400人で、前年に比べ900人減少し、準構成員の数は11,000人で、900人減少しています。(図表)
- このうち主要団体の暴力団構成員等の数は、六代目山口組8,100人、神戸山口組760人、絆會190人、池田組170人、住吉会3,800人、稲川会3,100人等合わせて16,100人で、全暴力団勢力の71.9%を占めています。前年(令和4年)末に比べ六代目山口組が-400人、神戸山口組が-240人、住吉会が-200人、稲川会が±0といずれも減少しています。
暴力団勢力とは
暴力団構成員+暴力団準構成員(構成員ではないが、暴力団と関係をもちながら、その組織の威力を背景として暴力的不法行為を行う者又は暴力団に資金を提供するなどして、その組織の維持、運営に協力関与する者)
- 本表における暴力団構成員等の数は概数であり、増減数及び構成比は概数上のものであるため、各項目の和が「計」又は「主要団体合計」と必ずしも一致しません。
- 六代目山口組、神戸山口組、住吉会、稲川会を「主要4団体」と表記しています。
「在日韓国・朝鮮人」の記事における「暴力団と在日韓国・朝鮮人」の解説
「暴力団」も参照 日本の暴力団には韓国人が多数存在する。住吉会の元暴力団員によれば、日本全国で数百人の韓国人暴力団員が活動しており、主に韓国籍が運営するパチンコ店やマッサージ店からみかじめ料を徴収している。
組織で足場を固めると、韓国から人員を連れてきて配下に置くこともあり、日本で暴力団組織支部のトップに上り詰めることもある。また、韓国で指名手配され、日本に密入国して活動する暴力団員もいる。日本で活動する韓国人暴力団員の数は2016年より今後は増えないとされる。聯合ニュースの取材に答えた元暴力団員は、最近は日本に比べると治安が悪く物価は安くて儲けやすい中国や東南アジアなどでカジノに関わる仕事に行く暴力団員が増える傾向にあるとしている。 また朴正煕政権およびKCIAは柳川次郎など韓国系暴力団幹部と懇意にして、金大中事件など数々の秘密工作に関わらせていた。
1986年にカプランとデュブロは、日本最大の広域暴力団である山口組の構成員のうち、約10%の者が在日朝鮮人であると書籍に記した。
指定暴力団会津小鉄会四代目会長で在日韓国人だった高山登久太郎は「ヤクザの世界に占める在日韓国・朝鮮人は三割程度ではないか、しかし自分のところは約二割だ」と発言している。
元公安調査庁調査第二部長の菅沼光弘が、2006年10月19日に外国特派員協会で行った講演で、六代目山口組若頭の髙山清司から聞いた話として、暴力団構成員のうち6割が同和(被差別部落)、3割が在日韓国・朝鮮人、1割が同和でない日本人であり、右翼活動により収益を上げているという見解を示した。
暴力団系右翼団体の構成員である在日韓国・朝鮮人が実行犯として逮捕された事件では村井秀夫刺殺事件が有名である。 元山口組顧問弁護士の山之内幸夫は「ヤクザには在日朝鮮人や同和地区出身者が多いのも事実である」「約65万人といわれる在日朝鮮人のうち約50%が兵庫・大阪・京都に集中していることと山口組の発展は決して無関係ではなく、山口組は部落差別や在日朝鮮人差別の問題をなしにしては語れない」と述べた。
一方猪野健治は、『やくざと日本人』の中で、昭和中期の関西や北部九州の部落の悲惨な現状を取り上げ、日本社会に「やくざとなるか土方になるか」しか、選択肢の無い若者が多く存在する事がやくざの温床であるという見解を示した[どこ?]。また自身の取材から得た印象として、もとより体系的な統計があるわけではないが、と断りながらも、現在の暴力団員の半数は部落も在日朝鮮人も出自に持たない「市民社会からのドロップアウト組」だろうと推測している。
事実、2020年の矯正統計によれば、その年に刑務所に入った受刑者のうち暴力団加入者の国籍別比率は、日本国籍754人で約97.3%、韓国・朝鮮籍17人で約2.3%となっている。
2008年(平成20年)の警察庁による発表では22の指定暴力団の内、七代目酒梅組の金山耕三朗こと金在鶴、極東会の松山眞一こと曺圭化、松葉会の牧野国泰こと李春星、三代目福博会の長岡寅夫こと金寅純、九州誠道会の村神長二郎こと朴植晩が代表者として紹介されている。
また2010年7月20日、東京都公安委員会は4,800人の構成員を擁する指定暴力団稲川会の代表者として清田次郎こと辛炳圭を指定した。
(1)暴力団員と来日外国人が共犯関係を構築した経緯
暴力団員と来日外国人の接点は,我が国の国際化の進展の影響で,あらゆる日常的な場面において認められる。共犯事件に関する調査においては,暴力団員等と来日外国人が共犯関係を構築した経緯として,以下のようなものが見受けられた。
○テキ屋を資金源の一つとしている暴力団員が,日当稼ぎのためにテキ屋の手伝いをしていた中国人と親交を持ち,当該中国人又はその者から紹介された中国人と共犯関係を構築するに至った。
○暴力団員及びロシア人の双方が,暴力団員の所属する暴力団の縄張内にあるロシア人が多く集まる飲食店に客として来店した際に知り合いとなり,何度か飲食を共にする過程で相互に共犯関係を構築するに至った。
○日本に永住した中国残留孤児の子息である暴力団員が,他の暴力団員と不良中国人グループとを結びつけ,双方が共犯関係を構築するに至った。
○暴力団幹部が,韓国からの留学生を配下の暴力団員とし,その者に指示して韓国人の友人数人を集めて,共犯関係を構築するに至った。
○日本人の不動産ブローカーが,取引先の中国人から犯行を持ちかけられ,知人の暴力団員を紹介したところ,当該暴力団員と中国人が共犯関係を構築するに至った。
○暴力団員が商用で中国に渡航した際,常習的に集団密航を行っているとみられる中国人と面識を持ち,帰国後,当該中国人から紹介を受けたと自称する在日中国人から,集団密航の手伝いをするように依頼され,共犯関係を構築するに至った。
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