1昨日(11月8日)、夕刻午後5時、空は暗いが三日月がくっきりと輝いていた。
三日月に星が再接近するのは、1年に何度あるのか、と想って空を見上げる。
スマホでその珍しい光景を撮影していたら、西田さんに声をかけられた。
「ママの店まで行って来た」と言う。
西田さんの夕刻の定時の散歩である。
散歩時間を定めるのは、人間の習性であろうか?
ご婦人の山崎さんも、1年を通じて散歩は午前4時40分。
鈴木さんと同時刻。
11月なので、明るい時刻に散歩すればいいのでは、と思うのであるが、散歩時間は定刻。
午後5時撮影
洗濯物を取り込んでいた家人は、物干し台から珍しい天体ショーを見て「飛行機と想ったら、星だった」と言う。
-----------------------------------------------------
宵の南の空に注目!
日の入り後、あたりが暗くなってきた頃の南東の空には、土星と木星が見えています。
どちらも8月に衝を迎え、9月に入っても観望の好機が続いています。9月になると2惑星は、衝の頃よりも早い時間帯に空に昇ってくるようになります。
9月16日から18日にかけて、上弦を過ぎた月が、土星と木星の近くに見えます。満月に向かって少しずつ満ちていきながら東へ東へと位置を変えていく月と、2惑星の共演をお楽しみください。
397年ぶり木星と土星大接近!“輪”もバッチリ撮影(2020年12月21日)
月が土星と木星に相次いで接近
7月下旬の真夜中過ぎ、南の空では土星と木星が姿を見せています。24日(25日未明)から26日(27日未明)にかけて、月が土星と木星に相次いで近づきます。
月が土星に近づいて見えるのは、7月24日宵から25日未明にかけてです。24日の月と土星は、日の入り後しばらくした頃に東南東の地平線から昇ってきます。その後、真夜中頃には南の空で並んで輝きます。24日はちょうど満月で、月は強烈な明かりを放っています。一方、土星は0.2等で、夜空の星の中では目立つ明るさなのですが、月と並ぶと穏やかな輝きに見えるかもしれません。その後、25日未明から夜明けにかけて月と土星は徐々に近づいていくのですが、最も近づく前に朝を迎えます。
その翌日と翌々日、今度は月が木星に近づいていきます。最も近づくのは26日のお昼頃のため、日本では見られませんが、25日夜から26日未明と26日夜から27日未明の2夜で、月と木星が近づいて見えます。25日は、薄明が終わる少し前、東南東の空からまず月が、そして間もなくして木星が空に昇ってきます。26日は、同じ頃にまず木星が東南東の空に昇りますが、月は少し遅れて昇ってきます。月と木星の位置関係も変わりますので、2夜の見え方の違いを比べるのもよいでしょう。どちらの夜も、南の空に見えるのは、真夜中を過ぎてしばらくたった頃です。月は満月を過ぎたばかりで、まだとても明るく輝いていますが、木星もマイナス2.8等でかなり明るく、2天体の接近はとても目立って見えることでしょう。
(参照)暦計算室ウェブサイト:暦計算室ウェブサイト:国立天文台暦計算室の「こよみの計算 」では、各地の日の出入り時刻、月の出入り時刻、惑星の出入り時刻などを調べることができます。また暦象年表の「太陽系天体の出入りと南中」でも、各地の惑星の出入り時刻などを調べることができます。「今日のほしぞら 」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます