量ではなく“質”や“機会”で考えていく

2016年04月04日 12時32分04秒 | 社会・文化・政治・経済
18、19歳の新有権者は240万人になりますが、これは全有権者のわずか2%。
高齢世代と若者世代の人口ボリュームには大きな差があります。
しかも日本の投票率は年齢に比例し、高齢世代の投票率は安定して高く、60代と20代を比べると2倍も違います。
視点を変えて、量ではなく“質”や“機会”で考えていくといいでしょう。
冷静にみれば、若い人が「公のこと」より、私的な充実というか、プライベートな充足を望むのは、自然な流れだと思うんです。
でも、結婚したり、子どもができたりする中で、「育児にお金がかかるな。今住んでいる地域の自治体はどんな補助があるのかな」というふうになってくる。
意識を持った若い世代が、自らの世代の争点や高齢世代との対立点を明らかにすることで、若者が高齢者世代と戦うのでなく、説得して、変化を生み出すことも可能になるでしょう.

東京工業大学准教授・西田亮介さん




















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