西川悟平 (著)
病気のため両手合わせて7本しか指が動かない
NY在住のピアニストが起こしてきた数々の奇跡。
15歳から志して音大に入学、
医師から「一生ピアノは弾けない」との宣告を受けるが……。
「大人になっても絶対にピアノが弾ける方法」も紹介。
NY在住のピアニストが起こしてきた数々の奇跡。
15歳から志して音大に入学、
医師から「一生ピアノは弾けない」との宣告を受けるが……。
「大人になっても絶対にピアノが弾ける方法」も紹介。
もし、やりたいことがあったら、「これ以上、無理」というくらい一生懸命やる時期があっていいと思います。
また、夢が持てない人は、いろいろトライして、自分が好きだと思うことを見つけてほしい。
失敗や挫折は多ければ多いほど、自分の中に経験値や引き出しが増えるし、必ず役に立つ時が来ます。
どんなに八方ふさがりに思えても、出口は絶対にあります。
闇が深ければ深いほど、その先にある光は、眩いほど明るいのです。
どんな最悪のことも、ちっとした考え方と方と行動の違いで、最高の出来事に変えられることがある―それが僕のモットーなのです。
<目次>
【第1部】アメリカンドリーム
●遅いスタート
●音楽ならなんでもありの家庭環境
●今津先輩のピアノの衝撃
●楽譜が読めなかったブラスバンド部時代
●不純な動機でピアノを始める
●音大入学という不可能に挑戦
●猛練習の日々
●「聴音嫌~」
●コンプレックス
●練習してるのになぜ弾けない?
●チャンス到来
●質問の嵐が好機をもたらす
●無我夢中でこなした前座
●和菓子屋の店員に――ニューヨークへのスカウトが!?
●行ったらええやん!
●渡米に向けて準備
●夢のニューヨークに到着
●NYレッスンの洗礼1――テクニックより個性!?
●NYレッスンの洗礼2――派手な演奏からの脱皮
●NYレッスンの洗礼3――うしろまで響くピアニッシモ
●NYレッスンの洗礼4――抜き打ち演奏
●リンカーンセンターのサプライズ
●出場をためらう
●夢にまで見たニューヨークデビュー
●ニューヨークに引っ越し
●超一流ピアニストたちと会えた!
ほか
【第2部】どん底
●積み重なるプレッシャー
●またもコンプレックスの暗雲が
●わりばしが割れる
●じゃあ、さっさと日本に帰ったら?
●ジストニアの発症
●自殺未遂
●「一生勉強。一生青春」
●アメリカでジストニアの治療を受ける
●超貧乏時代
●職を転々とする
●貧乏ネタをきっかけに――スピーチコンテストで優勝
●もう一度舞台に立とうと思ったキッカケ
【第3部】再び夢へ
●ピアノ教師の職を得る
●マンハッタンで1人暮らし
●思い出深いアパートメントホテルの仕事
●『チューリップ』の演奏から得たヒラメキ
●ブラッドショー先生の死
●5本指で演奏できた!
●テクニックではなく、音色で勝負する
●大ピアニストにコンサート出演の直談判
●プロデューサーになる
●リンカーンセンターでオペラに出演
●ピアノの名門ブランドに飛び込み営業
●強気の交渉
●憧れのスタインウェイホールで復活
●母の死
●復活のきざし
●初心者にもプロにも効果的な練習法
●初の7本指演奏
●本場ヨーロッパからブラボーコール
ほか
また、夢が持てない人は、いろいろトライして、自分が好きだと思うことを見つけてほしい。
失敗や挫折は多ければ多いほど、自分の中に経験値や引き出しが増えるし、必ず役に立つ時が来ます。
どんなに八方ふさがりに思えても、出口は絶対にあります。
闇が深ければ深いほど、その先にある光は、眩いほど明るいのです。
どんな最悪のことも、ちっとした考え方と方と行動の違いで、最高の出来事に変えられることがある―それが僕のモットーなのです。
<目次>
【第1部】アメリカンドリーム
●遅いスタート
●音楽ならなんでもありの家庭環境
●今津先輩のピアノの衝撃
●楽譜が読めなかったブラスバンド部時代
●不純な動機でピアノを始める
●音大入学という不可能に挑戦
●猛練習の日々
●「聴音嫌~」
●コンプレックス
●練習してるのになぜ弾けない?
●チャンス到来
●質問の嵐が好機をもたらす
●無我夢中でこなした前座
●和菓子屋の店員に――ニューヨークへのスカウトが!?
●行ったらええやん!
●渡米に向けて準備
●夢のニューヨークに到着
●NYレッスンの洗礼1――テクニックより個性!?
●NYレッスンの洗礼2――派手な演奏からの脱皮
●NYレッスンの洗礼3――うしろまで響くピアニッシモ
●NYレッスンの洗礼4――抜き打ち演奏
●リンカーンセンターのサプライズ
●出場をためらう
●夢にまで見たニューヨークデビュー
●ニューヨークに引っ越し
●超一流ピアニストたちと会えた!
ほか
【第2部】どん底
●積み重なるプレッシャー
●またもコンプレックスの暗雲が
●わりばしが割れる
●じゃあ、さっさと日本に帰ったら?
●ジストニアの発症
●自殺未遂
●「一生勉強。一生青春」
●アメリカでジストニアの治療を受ける
●超貧乏時代
●職を転々とする
●貧乏ネタをきっかけに――スピーチコンテストで優勝
●もう一度舞台に立とうと思ったキッカケ
【第3部】再び夢へ
●ピアノ教師の職を得る
●マンハッタンで1人暮らし
●思い出深いアパートメントホテルの仕事
●『チューリップ』の演奏から得たヒラメキ
●ブラッドショー先生の死
●5本指で演奏できた!
●テクニックではなく、音色で勝負する
●大ピアニストにコンサート出演の直談判
●プロデューサーになる
●リンカーンセンターでオペラに出演
●ピアノの名門ブランドに飛び込み営業
●強気の交渉
●憧れのスタインウェイホールで復活
●母の死
●復活のきざし
●初心者にもプロにも効果的な練習法
●初の7本指演奏
●本場ヨーロッパからブラボーコール
ほか
西川/悟平
1974年大阪府堺市生まれ。ピアニスト。JHC Foundation,Incグリニッチ国際音楽院ディレクター。米日財団会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1974年大阪府堺市生まれ。ピアニスト。JHC Foundation,Incグリニッチ国際音楽院ディレクター。米日財団会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
「GO HOME!(国に帰れ)」の鮮烈!を受けるんだなぁ!
アメリカで成功している方は、超がつくほど、行動的で、活動的。失敗を恐れない、失敗したらまた、チャレンジすればいいじゃあないか?という精神の持ち主。
梧平さんは、とてもチャーミングな感じがします。
そして頑固で、不撓不屈の精神の持ち主。
自分をさらけ出し、追い込んでいく姿は迫力があるし、読んでいるものをどんどん引き付けていきます。あっという間に、読了。
アメリカで成功している方は、超がつくほど、行動的で、活動的。失敗を恐れない、失敗したらまた、チャレンジすればいいじゃあないか?という精神の持ち主。
梧平さんは、とてもチャーミングな感じがします。
そして頑固で、不撓不屈の精神の持ち主。
自分をさらけ出し、追い込んでいく姿は迫力があるし、読んでいるものをどんどん引き付けていきます。あっという間に、読了。
文章が読みやすくて、テンポがいいのかどんどん読んでしまって危うく電車で乗り過ごすところだった(笑)。
生まれつき手が不自由な方だと思い込んでいて、最初の数ページで違うと気付いて驚愕。
ピアニストなんてコケて手をつくくらいなら顔面から転ぶと言うほど手を大事にする人がいると聞くのに。
始めたのが遅かったとは言え周囲に恵まれ、幼少期から始めた人でも滅多にないような運の良さで舞台に立つまでになってからどん底に突き落とされる…。
運が良いと言っても生まれた環境以外はそもそも彼の情熱や才能、努力、人柄によるものだと思います。書かれていない苦労もあったでしょう。
私にはどれもなく(笑)、大人になってから楽器を始めて「上手くなんてなれないだろうな」と思っていましたが、この本を読んで自分をぶん殴りたい気持ちになりました。
彼の何万分の一の努力をしたのかと。
才能がどうとかいう以前に上手くなりたいなどと言う権利もない、と。
特に楽器を習っている子供さんに読んで欲しいな。
せめて同じくらいの努力をしてから才能や運を嘆かないと。諦めるなんていつでもできる。
否定まみれで潰されそうな時も、彼の試練を思い出したら違うかも知れない。
海外で日本人がよく知りもせずにダメ出ししてくるっていうのが意外だった。
同じ日本人だからこそマウンティングしたくなるのかな。差別もあるだろうし。
でも物でも才能でも何でもマウンティング行為って客観的に見るとコンプレックスが透けて見えるからカッコ良くはないんですよね。
それすら気付けないほどのコンプレックスに苦しんでいるのでしょうが。
最後の金髪カールの青年に一瞬ゾッとしましたが、正体?がわかったら心の汗で視界が悪くなりました(笑)。
もしかしたらアメリカに連れて来ない方が良かったのかなとか、これから先のこととか気になっていたりしたのかな?
いつか彼の指が治るといいなとも思うし、でも不自由ゆえに得たものと、それでも弾き続ける情熱が表現する音楽を聴きたいなとも思う。
ともかく悟平さんが教えてくれた練習をしてみます。まともに弾きたいなら自分に根気強くならないと。
生まれつき手が不自由な方だと思い込んでいて、最初の数ページで違うと気付いて驚愕。
ピアニストなんてコケて手をつくくらいなら顔面から転ぶと言うほど手を大事にする人がいると聞くのに。
始めたのが遅かったとは言え周囲に恵まれ、幼少期から始めた人でも滅多にないような運の良さで舞台に立つまでになってからどん底に突き落とされる…。
運が良いと言っても生まれた環境以外はそもそも彼の情熱や才能、努力、人柄によるものだと思います。書かれていない苦労もあったでしょう。
私にはどれもなく(笑)、大人になってから楽器を始めて「上手くなんてなれないだろうな」と思っていましたが、この本を読んで自分をぶん殴りたい気持ちになりました。
彼の何万分の一の努力をしたのかと。
才能がどうとかいう以前に上手くなりたいなどと言う権利もない、と。
特に楽器を習っている子供さんに読んで欲しいな。
せめて同じくらいの努力をしてから才能や運を嘆かないと。諦めるなんていつでもできる。
否定まみれで潰されそうな時も、彼の試練を思い出したら違うかも知れない。
海外で日本人がよく知りもせずにダメ出ししてくるっていうのが意外だった。
同じ日本人だからこそマウンティングしたくなるのかな。差別もあるだろうし。
でも物でも才能でも何でもマウンティング行為って客観的に見るとコンプレックスが透けて見えるからカッコ良くはないんですよね。
それすら気付けないほどのコンプレックスに苦しんでいるのでしょうが。
最後の金髪カールの青年に一瞬ゾッとしましたが、正体?がわかったら心の汗で視界が悪くなりました(笑)。
もしかしたらアメリカに連れて来ない方が良かったのかなとか、これから先のこととか気になっていたりしたのかな?
いつか彼の指が治るといいなとも思うし、でも不自由ゆえに得たものと、それでも弾き続ける情熱が表現する音楽を聴きたいなとも思う。
ともかく悟平さんが教えてくれた練習をしてみます。まともに弾きたいなら自分に根気強くならないと。
音楽への情熱と出会いに恵まれたことで不可能を可能にしてきた著者の半生です。
最後のほうのホームレスのおっちゃんのところで泣いた。
ちなみに、ジャズの世界では、右手の指が3本しか使えない
ホレス・パーランという素晴らしい8本指のピアニストがいます。
最後のほうのホームレスのおっちゃんのところで泣いた。
ちなみに、ジャズの世界では、右手の指が3本しか使えない
ホレス・パーランという素晴らしい8本指のピアニストがいます。
タイトルから興味を持って買ってみました。
作者の方の信じられないような幸運とハプニングの連続の人生に、これが実話なんて!ととにかくびっくりです。
語り口調も面白くて読みやすく、一気に最後まで読んでしまいました。
子供の頃にやめたピアノ、また習ってみたくなりました。
作者の方の信じられないような幸運とハプニングの連続の人生に、これが実話なんて!ととにかくびっくりです。
語り口調も面白くて読みやすく、一気に最後まで読んでしまいました。
子供の頃にやめたピアノ、また習ってみたくなりました。
生きている中で起こる様々な出来事は、その本人の受け取り方次第で幸にも不幸にもなりうる。
一見マイナスな出来事に感じても、全ては自分を前に進めるための糧。
プラスに思い返して感謝で受け取れたら素敵ですね。
事実は小説より奇なりな著者の半生。
一見マイナスな出来事に感じても、全ては自分を前に進めるための糧。
プラスに思い返して感謝で受け取れたら素敵ですね。
事実は小説より奇なりな著者の半生。
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