GHQ焚書図書開封1 米占領軍に消された戦前の日本

2024年09月09日 03時10分15秒 | 社会・文化・政治・経済

 

  • GHQ焚書図書開封1 米占領軍に消された戦前の日本 (徳間文庫カレッジ)
西尾幹二 (著)  
 
アメリカが仕掛けた「焚書=歴史書の没収」は日本消滅の時限爆弾だった! 
7000冊以上を抹消させられたことで日本現代史に生じた巨大な空白を問う、著者渾身の歴史検証シリーズ、待望の連続刊行第1弾。
秘密裏に行なわれた帝国図書館館長室と首相官邸での「没収リスト」作成の現場から、アメリカに移送された「焚書」文書の行方、歴史から消された一兵士の従軍記が克明に記録していた侵略戦争の本来の姿など瞠目の真事実を白日にする。【電子書籍版ご購入のお客様へ】焚書図書の旧字体を当時のまま再現する都合上、一部旧字体が検索できない文字になっています。またビューアーによっては一部の旧字体が小さく見える場合がございますが、あらかじめご了承ください。
 
封印されていたGHQによる焚書の事実を明らかにした好評「GHQ焚書図書開封」の第2弾。
ABCD包囲網以外にもオーストラリアが日本にとって危険な存在であったことを明らかにした前作に続き、今回はフランスの野望の存在を指摘。
戦前日本がおかれていた大きな世界史的枠組みが新たに見えてくる力作。日本の現代史に横たわる巨大な空白を埋める画期的な著作。
 
封印されていたGHQによる焚書の事実を明らかにした好評「GHQ焚書図書開封」の第3弾。歩兵一等兵や予科練・少年飛行兵が綴る日常的な戦場での情景や「母への思い」。中国兵が語ったみじめな「日中戦争」最前線。『分隊長の手記』が明かす日本軍部隊内の人情。菊池寛の消された名著『大衆明治史』……。“忘れられた”あの時代を生きた人々の心が鮮やかによみがえる! 日本の現代史に横たわる巨大な空白を埋める画期的な著作第3弾。
 
 
戦前と戦後はひとつながりの歴史であって、決して切り離すことなどできない。GHQ焚書に呪縛された戦後的価値観から脱却し、いまこそ歴史の連続性を取り戻せ。戦前の「国体」論は、戦後の「日本人」論に直結する思想問題だった。「焚書図書」が炙り出す昭和十年代の言論戦。好評シリーズ第4弾。
 
 
昭和23年に戦前・戦中に刊行された書籍のうち実に7000冊以上がGHQの命令で焚書された。
その封印された書籍を紹介し、日本人はなにを考え、戦争へと向かっていったのか、その根本にある戦前の思考を探る好評シリーズ第5弾。
今回は、関心の高い満州、支那、そして知られていないハワイの戦前・戦中について触れた焚書を紹介し、考察する。
当時の写真資料も多く、資料的価値も高い。

GHQ焚書図書開封5 目次
第1章 米国のハワイ侵略第一幕
第2章 立ち尽くす日本、踏みにじる米国
第3章 ハワイ併合に対する日本の抗識
第4章 アメリカのハワイ・フィリピン侵略と満州への野望
第5章 長与善郎「少年満州読本」を読む(1)
第6章 長与善郎「少年満州読本」を読む(2)
第7章 長与善郎「少年満州読本」を読む(3)
第8章 仲小路彰の戦争哲学
第9章 長野朗「日本と支那の諸問題」
 
 著者について
昭和10年東京生まれ。東京大学文学部独文科卒業。同大学大学院文学修士。文学博士。
著書に「ヨーロッパの個人主義」「ニーチェとの対話」「人生の価値について」「教育と自由」「わたしの昭和史」「異なる悲劇 日本とドイツ」「歴史を裁く愚かさ」「国民の歴史」「西尾幹二の思想と行動」「沈黙する歴史」「民族への責任」「国家と謝罪」「江戸のダイナミズム」ほか多数。
 
 
 
 
米国は焚書を通して日本人の愛国心を抑えることに成功し、非武装によって言いなりになる下地作りが完了した。
米国の戦犯が明らかになったが、何のために焚書を国会図書館や米国の幾つかの施設に保管したのだろう。
そして、戦犯である以上、永遠に揉み消しても良い所を、何故、何十年も保管した上で、○十年後から公開可能としたのか。
世界は80年おきに大戦争が起きている。
今、戦後78年、そろそろ次の戦争が計画されている。
ロシアウクライナから始まり、イスラエルとパレスチナ。日本は既にウクライナ支援とロシア制裁によって戦争に巻き込まれている。
この情報を解除することで日本国民を目覚めさせ、第三次世界大戦の参加国となる方向へ誘導するために、この時期に解禁されたのではないかと思っている。
国民に浸透できる期間があり、逆に早すぎるとアメリカから独立する動きを取られてしまうため、支配層が第三次世界大戦を行いたいタイミングにちょうどよく公開できるよう、長く秘密情報が保管され続けたのではないだろうか。
いずれにせよ、日本国としての正しい歴史を知った上で、支配層の思うまま戦争に参加しないよう、独立運動をする際にアメリカに絡め取られたり戦争をすることで解決しようという方向に考えないよう、武器利権屋を儲けさせないように、冷静かつ効果的な戦略で独立を果たしたいと願う。
 
 
 
まだ読了しておりませんが、正直驚きました。
GHQが検閲をしていたことは周知の事実ですが、一般人にわからないように東京大学教授牧野英一・尾高邦雄・金子武蔵を中心に「焚書」する本を選別していたとは。
どんなモチベーションでこの「仕事」に臨んだのか知りたいところですがかないませんね。日本学会の左翼傾向はこのようにして進んでいったのですね。
 
 
 
 
「焚書」とは、ウディペキアによれば、
「焚書(ふんしょ、英: book burning)は、書物を焼却する行為。通常は、支配者や政府などによる組織的で大規模なものを指す。言論統制、検閲、禁書などの一種でもあり、特定の思想、学問、宗教等を排斥する場合、逆に特定の思想等以外を全て排斥する場合がある。現代では書物の他、レコード、写真、磁気テープ、ディスクメディアなどの情報格納メディアも対象に含まれる場合がある。有名な例には秦の焚書坑儒やナチス・ドイツの焚書などがある。」と記されている。

人類が幾多の戦いと犠牲のもとに勝ち取ったといわれる『普遍的価値』、すなわち、「言論の自由」「思想・信条・宗教の自由」「学問の自由」「出版の自由」といった基本的人権が、日本では昭和二十一年三月から連合国占領軍GHQの指令によって秘密裏に「宣伝用刊行物没収」という名に変えて「焚書」が行われ、踏みにじられていた。しかも、それに当時日本を代表する知識人・大学人が積極的に関わっていた、ことを突き止め研究した成果をまとめたのが本書だ。

協力者として明らかになっているのは、尾高邦雄、金子武蔵、牧野英一であるというが、東京大学文学部が大きな役割を果たしている、と指摘もしている。
GHQは、この「焚書」とは別に「検閲」も行っている。これは江藤淳著「閉ざされた言論空間~占領軍の検閲と戦後日本」で明らかにされた。
焚書と検閲をして日本人の精神活動を歪めながら、一方で、『国民主権』『平和主義』『基本的人権の尊重』を三大原則とする「日本国憲法」なるものを考案していた。これは、明らかに矛盾した行為であり欺瞞のなにものでもない。この事実が現代の日本人がどれだけ知っているのか、知らされているのか、残念ながら教育機関もマスコミも一切取り上げない。
このような状況下で西尾先生が研究し本書を上奏した意義は極めて大きいと思う。この事実を多くの人に知ってもらいたい。左右のイデオロギーではなく、今全世界を襲っている「武漢ウイルス」禍を契機に変わらざるを得ないカオスが予想される中、この事実をもう一度検証する必要があるのではないか。

欧米社会が拠って立つ根本原理ともいうべきこの『普遍的価値』を守る戦い、『普遍的価値』を守り実現する政治体制である『民主主義』とファシズム=全体主義の戦いともいわれてきた第二次世界大戦の勝者が行うべきことなのだろうか。たとえ、日本の軍国主義のもととなった考え方やそれを著した書物であったとしても「焚書」とすることが正しい行為なのかどうか、もう一度問質すべきだろう。また、その研究をしなければ「なぜ日本が戦争を起こしたか」という歴史への回答も得られないのではないか。また、西欧では、ナチス・ドイツの全体主義対イギリス・ソ連等の連合国の戦い、アジアでは、日本の『軍国主義』と米国の『民主主義』と単純図式かしてとらえられているが、はたしてそれは真実であったのだろうか、著書を読みあらためて疑問がわいてきた。

今日においても、「人権」とか「民主主義」とか「立憲主義」とか声高に叫ぶ大学の教育研究機関やマスコミでは一切取り上げられないのにも疑問を呈さらざるをえない。
 
 
情報戦という視点からアプローチする。
アメリカによる事実上の日本支配は、今も隠れて続いている。
それは、公職追放の後釜となった人々即ち敗戦利得者と言っても差し支えないだろう人たちにより続いているのだ。
アメリカによる占領政策は、直接的でなく恐怖による支配という巧妙な政策であった。
物言わぬ大多数の人々は、不服従という形で抵抗したが敗戦利得者の一団は代理人として行動したのであった。
それは、表面上は日本人の面をしていてるがアメリカの占領政策の忠実な実行者であった。
現在の於いても、政・財・官・学会等に潜んでいる。特に、教育・司法・各種審議会は直接的影響を及ぼすので要注意である。
このような眼で見れば裏の真実が見えてくる。
この人たちを、アメリカンロビイストと呼称したとしても何ら間違いはないであろう。70年経過したので本人にその自覚が全く無い人が居るかも知れない。

アメリカは、歴史の抹殺、文明の殲滅・愛国心を破壊するため焚書を行った。
その実行部隊は当然乍ら、東大を頂点とする一群であった。新聞社は、いつでも君子豹変する。
日本の文系は、徒弟制度のようなものであり頂点に立つ親方に犯行出来ない。こうして続々、量産されるのである。
彼らの行為はは、国民に対する裏切りであるが表面に顕われ難いないため見過ごされている。なので、知識人として今も振る舞っている。
「自虐史観」と云う概念が認知されたのは好ましいことである。

アメリカは、対日牽制のため中・韓・北を利用する。
こうして、役に立つ馬鹿である支離滅裂な左翼との奇妙なコラボが成立する。

一縷の望みは、ネット時代の興隆、それと裏腹の紙のマスメディアの沈下及びTVの地盤沈下であろう。
個同士がダイレクトに結び付き、代理の役割りが不要となりつつある。
その時初めて、敗戦後アメリカの対日占領政策が明るみに出されるだろう。
裏書に戦後、米占領軍によって戦前・戦中の本が焚書されただけで7700に及ぶタイトルの本が秘密裏に全国から消されたとある。
このシリーズは西尾先生の畢生の労作である。
そして、次の世代の若い知性が「研究」まで発展させるのを期待されている。
 
 
 
ウィキの英語版で大東亜共栄圏など調べると、よくもまあ同罪だと言わんばかりに米国主観の言いたい放題の事が書かれています。この本まで読んで判ったのは、当時の日本人の多くのスペシャリスト達は侵略の不味さだけでなく併合の不味さも知識としてよく判っていた事です。

まずはGHQシリーズの1から読んでそれ以前の国の植民地政策の不味さから学び、ハワイでのアメリカのやり方を学ばねば大東亜での日本の国の政策は到底非難できるものではないとつくづく思いました。

アメリカ人に変なこと言われたら、いい加減なこと言うなと、自信を持ってそう言い返してやれば良いんだなとたいへん勉強になりました。

また、何故日本人があそこまでハワイに対して慕情を抱き続けてきたのかが、ハワイの悲史や日本の皇族との関わりからもよく理解できました。カラカウア王のやり方は、告げ口外交ではなく奥床しいものだったのに、受け入れる事ができなかったのとその後の歴史が予測できなかったのは非常に残念な話です。日韓併合の話と並行して考えて観るとまた面白いなと。

また何故、黒龍会がエチオピア皇帝と日本の華族との婚姻をアレンジしようとしたのかも、スルスルと紐解けました。

今のスターウォーズのローグワンと言う新作を観れば分かりますが、歴史修正主義とホワイトギルドの賜物と言わんばかりの嫌らしく汚らわしい賜物です。

帝国軍をイギリス人とオーストラリア人俳優をつかい白豪主義かの様な印象操作。反乱軍は何人かのアメリカ人やイギリス白人以外は多くのイスラム系やアジア人や黒人などマイノリティで構成され、指導者の女性はまるでフォークシンガーの様な真っ白な白人女性ですが、出身を調べるとアイルランド。つまりケルト人なんです。

一番酷かったのは、仏教迫害してきた毛沢東主義の中国人に座頭市のモノマネをさせているところでした。ただのポリティカル・コレクトネスの左翼映画。なんと言うか座頭市は子供の頃、下品で嫌だなと思っていましたが、あのスターウォーズの中国人役者の演技を観てそうじゃないと痛感させられました。日本食屋に行って寿司を握っているのが、休憩時間にタバコを吸って投げ捨てているような中国人ですごく不潔に感じてしまうあの感覚とそっくりでした。

タイトルも直訳すると軍閥ワンと言う感じにすら聞こえます。

三船敏郎がオファーを蹴ったのは正解だなと。あの映画の様な戦い方を本当にしたのは日本人だから日本人なら役者を出演させられなかったんだろうなと思いました。

まさしく、おっしゃられる通り、アメリカは日本人から欧米の侵略史とあの時代の中国の実態、また当時の日本人の記憶をことごとく闇にふそうとしたんだなと。

そもそも、千葉真一のモノマネをして日本人役で出てきたブルース・リーからが最初で、勝手に自分達で作った日本も含むアジアの話を総合主義的に当てはめ、信じろ!と言わんばかりの事ばかりやっています。アジアン・アメリカンという胡散臭い人種は、みんな左向け左。
 
 

ハワイのカラカウア王は1881年日本を訪問して日本の皇室との婚姻を明治天皇に要請している。 
米国のハワイ併合の野心を見抜いていたカラカウア王は白人よりもポリネシア人に近い日本との併合を願っていたという。 
日本政府はこの千歳一遇のチャンスを逃している。
 欧米諸国が太平洋の島々を植民地にしようと血眼になっているときにこの縁談を断っている。 明治政府に的確な国際情勢判断ができなかったのか。
 この時ハワイを併合しておれば太平洋戦争は異なった展開となったはずである。 
ハワイは沖縄と同じく太平洋の戦略上の重要なコーナーストーンである。 オーストラリアからの移民要請も日本は断っている。 貧しい欧米が豊かになったのはアジア、アフリカへの侵略とその資源簒奪によるものである。 
明治政府も英国を見習って海外領土拡大に邁進できなかったのか。 
移民を送りその保護を名目に軍隊を送るのが帝国主義の常套手段である。 千島樺太交換条約でも樺太を取って置けば日本の資源戦略は大きく変貌していたであろう。 歴史にイフはないが返す返す残念な外交の敗北だったといえる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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