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枯れ葉 (映画)

2025年03月27日 18時03分39秒 | 社会・文化・政治・経済
 
枯れ葉
Kuolleet lehdet
監督 アキ・カウリスマキ
脚本 アキ・カウリスマキ
製作
  • ミーシャ・ヤーリ
  • アキ・カウリスマキ
  • マーク・ルオフ
出演者
主題歌 枯葉
撮影 ティモ・サルミネン英語版
編集 サム・ヘイッキラ英語版
製作会社
配給
公開
  • フランスの旗 2023年5月22日 (CIFF)
  • ドイツの旗 2023年9月14日
  • フィンランドの旗 2023年9月15日
  • 日本の旗 2023年12月15日
上映時間 81分
製作国
言語 フィンランド語
製作費 1,400,000
興行収入 US$6,900,000
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枯れ葉』(かれは、フィンランド語Kuolleet lehdet)は、アキ・カウリスマキ脚本・監督による2023年フィンランドドイツ合作の恋愛コメディドラマ映画

カウリスマキの20本目の長編映画であり、2017年に発表した映画監督からの引退を事実上撤回した復帰作でもある。当初三部作として構想されていた『パラダイスの夕暮れ』(1986年)、『真夜中の虹』(1988年)、『マッチ工場の少女』(1990年)から成る『労働者』シリーズの続編である

主演はアルマ・ポウスティ英語版ユッシ・ヴァタネン英語版である。製作はスプートニクとブフォ英語版が行った。

プレミア上映は2023年5月22日に第76回カンヌ国際映画祭で行われ、コンペティション部門でパルム・ドールを争い、審査員賞を受賞した。フィンランドでは2023年9月15日に公開された。批評家からの評価は高く、ナショナル・ボード・オブ・レビューからは2023年の国際映画トップ5に選ばれた。

第96回アカデミー賞国際長編映画賞にはフィンランド代表作英語版として出品され、最終選考15作品に残った

ストーリー

ヘルシンキに住む独身女性・アンサ(フィンランド語で「罠」の意味)は、スーパーマーケットでゼロ時間契約者として商品の陳列に明け暮れていた。ある晩、同僚の女友達たちとカラオケ(伴奏で歌う)パブに出かけたアンサは、工場で働く孤独な労働者ホラッパと目が合うが、互いに声はかけられなかった。

賞味期限切れのパンを持ち帰ろうとして見つかり、解雇されるアンサ。新たな仕事はカラオケパブの皿洗いだった。初の給料日にアンサが出勤すると、バーのオーナーは麻薬密売で逮捕されていた。金のないアンサに声をかけ映画に誘うホラッパ。電話番号は教えたが、名前は告げずに別れるアンサ。しかし、ホラッパは番号の紙片を失くし、夜ごと映画館の前でアンサを待ち続けた。

アルコール検査で依存症だとバレて工場を解雇されるホラッパ。アンサとはすれ違いの日が続き、ホラッパは建設現場で働きだした。別の工場に職を得たアンサは、ある晩、ようやくホラッパと巡り合った。

ホラッパを自宅に招き食事を振る舞うアンサ。だが、家族の飲酒で苦労したアンサは、隠れてポケット瓶から飲むホラッパに怒り、家から追い出した。

酒を絶ち、断酒の会にも通うホラッパ。君のためだと電話を受けて家に呼ぶアンサ。だが、ホラッパは現れなかった。数日後、ホラッパの友人から彼がトラムにはねられ意識不明で入院中だと聞くアンサ。

毎日、仕事帰りに病院で眠っているホラッパに雑誌を読み聞かせるアンサ。ついにホラッパは目覚め、アンサと共に松葉杖で退院して行った。

キャスト

 


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