goo blog サービス終了のお知らせ 

三浦春馬が思わず「結婚しないかもしれない」と話した理由

2020年08月18日 01時44分38秒 | 社会・文化・政治・経済

2019.9.24 11:30週刊朝日

ドラァグクイーン、医大生、バーテンダー、逃亡者……と、ここ数年で役の幅をぐんと広げている人気俳優、三浦春馬さん。作家の林真理子さんが迫ります。

*  *  *

林:話が変わりますけど、私、びっくりしたのは、三浦さん、まだ20代なんですよね。
三浦 そうなんです。32、33歳だと思われることが多くて、「まだ20代だったんだ」って驚かれることがわりと多いんですよね。

林:昔からずっと第一線で活躍していらっしゃるような気がしますよ。10代のときからいっぱい出てたんですか。

三浦:いや、いっぱいじゃないですね。「水戸黄門」に出させてもらったり、「はぐれ刑事純情派」に出させてもらったり、細々とやってました。

林:細々じゃないですよ。最初は「あぐり」(NHK「朝ドラ」97年度上半期)だったんでしょう? 何の役だったんですか。

三浦:エキストラです。

林:エキストラ? あぐりさんの息子の役とかじゃなくて?

三浦:ぜんぜん。電車の乗客で、主人公からおにぎりをもらうというだけの役でした。

林:「あぐり」でデビューしたってプロフィルには書いてありますけど。

三浦:エキストラの中で使われたということなんで、それでもまあデビューなんですよね。エキストラとしてでも、現場に行ったのは「あぐり」が初めてだったんで。

林:そのとき、この仕事をやろうと決めたんですか。

三浦:いや、そのときは純粋に遊んでるだけでした。

林:NHKに一回行っただけなんですか。

三浦:そうですね。

林:子役から大人になるまではふつうの子だったんですか。

三浦:いや、小学生、中学生から子役として出てました。

林:そのころから、“ふつうの青年”のときってなかったということですね。

三浦:仕事はずっと続けてました。

林:三浦さんがJRの駅員に扮した大きなポスターが、全国津々浦々に貼られていたのを覚えてますよ。

三浦:東北新幹線の新青森駅開業のポスターだったと思うんですけど、あれはすごくいいコマーシャルでしたよね。僕も好きです。20歳ぐらいでしたね。

林:最近は役の幅が広がってきたとおっしゃってましたけど、今年、舞台は「キンキーブーツ」と「罪と罰」もなさったんですね。主役のラスコリニコフを。

三浦:はい。「罪と罰」のあとに、「キンキーブーツ」をやらせてもらいました。

林:舞台と映像と、どちらが向いてると思ってます?

三浦:どうなんでしょうね。おもしろい作品に参加したいなと思っていて、どちらでも輝きたいなと思ってますね。

林:そしてドラマ「TWO WEEKS」(フジテレビ系)もすごい人気ですね。

三浦:ありがとうございます。

林:うちの大学生の娘が、ずっとドラマを録画して熱心に見てますよ。このごろの若い子は、テレビも録画して見るんですよね。彼女、「いいドラマほどみんな録画してるんだよ。録画しないのはジジババが見るドラマだけ」なんて言ってましたけど(笑)。

三浦:ハハハハ、おもしろいお嬢さんですね。

林:ふだん、お酒とか飲みに行ったりする時間はあるんですか。

三浦:はい、普通にありますよ。

林:これから、そういうところも含めて出会いがあるといいですね。

三浦:アハハハ、そうですね。いい人に出会えればいいなと思います。

林:でも、スターの人ってふつうの女の子と出会うチャンスなんてないですよね。

三浦:まあそうですね。向こうとしては著名人としての認識から始まりますからね。

林:三浦さんぐらいになっちゃうと、ファンの人も近づけないしね。そのうち、(小泉)進次郎さんみたいに突然「エッ!」みたいなことがあるかもしれない(笑)。

三浦:アハハハ。

林:どういう人と結婚されるのか、すっごい楽しみ。

三浦:結婚しないかもしれないですけどね。

林:ファンの人はそれを望んだりもしますけどね。ずっとカッコよく一人でいてくださることを願って。

三浦:考えておきます(笑)。

(構成/本誌・松岡かすみ)

※週刊朝日  2019年9月27日号より抜粋


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。