所詮は素人

自称情報通として、ある株に着目した。
小金を持っている家人は、カラオケ仲間の元証券会社のお偉いさんから情報をいただき懐を多少増やした。
だが、一方の取手地元の証券会社の営業マン。
勧められた株は下落するばかり、「あの人たちは、ホント！頭がみんな悪いんだから」と家人はクソミソだ。
そこで、「この株はどうか？」と当方が提案。
「そうね、いいかもね」とその気になる。
「100万円くらい買ったら」と言うが、家人は既にアビガン関係の株買って余裕がない。
結局、「遊びのつもり」と20万円買う。
それが何と！短期で70万円余のプラスに。
だが、証券マンが「今、売りです」と余計な横やりを入れ、売ってしまう。
結局、家人が当初予測したとおりの高めとなる。
1度、下がった時が買い戻しだったのに、「もっと、下がるはず」とその機会を逃す。
家庭の主婦であり、所詮は素人なのだ。
結果論だが、もしあの時に１００万円も買っていたら、８００万円ほどのプラスだっただろう。
20代のころ、雑誌のバイトで兜町へ行っていた頃が思いだされる。