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韓国映画 殺人者の記憶法 新しい記憶

2019年10月17日 06時29分29秒 | 社会・文化・政治・経済

CSテレビのムービー・プラスで観た(2019年10月17日午前3時~)

3時40分には早朝散歩に行くのを変更して観たいほどの、衝撃的なドラマ展開に引きこまれた。

獣医のビョンスはアルツハイマーで元連続殺人鬼という顔を持ち、日々の出来事を“録音”することを習慣に過ごしていた。
ある日、接触事故を起こし謎の男テジュに出会う。

その目つきに彼もまた殺人犯だと確信し、警察に通報するがまともに取りあってもらえない。
やがてテジュはビョンスの愛娘ウンヒの彼として目の前に現れる。
ビョンスは1人でテジュを捕らえようとするが、アルツハイマーにより記憶は途切れ混乱していく。
そうしてまた始まった連続殺人事件……。これはヤツの仕業なのか?
ジャンル サスペンス

解説
韓国を代表する演技派俳優ソル・ギョングの主演で、アルツハイマーにおかされた元殺人犯が、新たに出現した殺人鬼と対峙する姿を描いたサスペンスミステリー「殺人者の記憶法」のストーリーが異なる別バージョン。
主人公のアルツハイマーの元連続殺人鬼ビョンスと、新しい殺人鬼テジュの激しい攻防をさらに詳しく描き、周囲を欺き一般社会に溶け込んでいる様子のテジュや、ビョンスから鋭い殺意を感じて疑惑の目を向ける警察官ビョンマン、そして事件の顛末を明らかにしようとする検事といった新しい場面が多数追加されている。

2017年製作/128分/G/韓国
原題:Memoir of a Murderer

監督
ウォン・シニョン
製作
ユ・ジョンフン ウォン・シニョン
製作総指揮
ユ・ジョンフン

素晴らしい構成。

アルツハイマーの本人を視点とするので、
見ているこちらも何が真実かわからなくなるが、それがまたはらはらどきどきを生む。

ありきたりな最後と思いきや二転三転。
最後まで楽しませてくれる。

最後のシーンはよくわからないが、韓国で話題になっている説ではないかな。
ミンテジュを殺すために、娘と入れ替えた写真をみて、
主人公は死したミンテジュを追い続ける。
それが殺人犯というものだといったところかな。

「殺人者の記憶法」と「殺人者の記憶法 新しい記憶」のふたつがあるようで「新しい記憶」を先に見ました。
ほぼ同じ内容なのでひとつにまとめれば良いのにと思ったのですが、エンディングで物語が異なるのでふたつなんだなと納得しました。

「殺人者の記憶法」は親子愛メインでわりとハートフルな作品、
「殺人者の記憶法 新しい記憶」はアクションシーン、残虐シーンが多くて、ハードめな作品に感じました。

私が面白いと思ったのは、主人公の視点ではないシーンが妄想なのか、現実なのかを見る側がどう解釈するかが面白みだと思います。現実でないとエンディングが矛盾してしまうシーンもあり、結局どうなの?と想像をかきたれられます。

クリストファーノーラン監督作「メメント」に似てますので、本作が好きな方にはオススメです。

あと、主人公の娘(キム・ソリョン)が最高に可愛い。



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