地元G1・高松宮記念杯に弾み
5/28(日) 19:55配信 デイリースポーツ
「全プロ記念競輪in富山」(28日、富山)
古性優作(32)=大阪・100期・SS=が最終2角まくりで2017年和歌山以来となる2回目のSPR賞制覇を果たし、優勝賞金385万円を獲得した。稲川翔が迫っての2着で大阪勢のワンツー決着。脇本雄太(福井)は後方に置かれ、巻き返せず8着に敗れた。
古性が鋭くまくってSPR賞の優勝をもぎ取った。脇本と別線で挑んだが、見事に結果を出して後ろの稲川-東口善朋(和歌山)を連れ込み上位独占。「普段、ラインを組んでいる選手と戦うのは、いつもと違う緊張感があった。でも、楽しみしかなかった」。表彰式では自転車を後ろ乗りするパフォーマンスで登場した。
前走のG1・日本選手権(平塚)は決勝に進むも5着。納得のいく仕上がりには、ほど遠かった。「乗り方が分からなくなった。でも、ここに来る前に動作解析をしてポイントが見つかった」。わずかな誤差でもフォームに影響があり、それを修正する。積み重ねたデータと分析力を生かした成果はすぐ現れた。
次走は地元G1の高松宮記念杯(岸和田・6月13~18日)。「筋肉の状態を上げて、車との一体感を高めて臨みたい」。大会連覇に向けて確かな手応えはつかんだ。今度は脇本とラインを組み、堂々と直線勝負を演じる。
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