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「金を返せ!」自力V消滅で甲子園に怒号 テレビ解説者の元監督には「岡田、来年は頼むぞ!」

2022年06月01日 05時52分27秒 | 野球

5/31(火) 23:12配信 サンケイスポーツ

(日本生命セ・パ交流戦、阪神0ー2西武、1回戦、西武1勝、31日、甲子園)阪神は球団では今世紀最速となる54試合目で自力優勝の可能性が消滅した。今季13度目で甲子園では6度目の完封負け。試合後はグラウンドで整列するナインに向かって観客席からは「エエ加減、点取ったれよ!」「金を返せ!」などといった怒号が飛んだ。

またテレビ解説を務めたOBで元監督の岡田彰布氏(64)が引き揚げようとした際、近くにいたファンからは「岡田、来年は頼むぞ!」といった声があがっていた。

 

 

21世紀最速で自力V消滅の阪神 沈滞ムード一掃へ「ストッパー藤浪晋太郎」待望論
6/1(水) 6:30配信 日刊ゲンダイDIGITAL


甲子園に開幕投手が帰ってきた、と言ってもピンとはこないか。

 31日、阪神の藤浪晋太郎(28)が一軍昇格。4月8日以来のマウンドとなる西武戦で、2点ビハインドの九回を無安打1四球無失点に抑えた。

あるか藤浪の救済トレード 日ハム新庄監督「俺のところに来たら化ける」

 今季は3月25日のヤクルトとの開幕戦を含む3試合に先発して、0勝1敗(防御率6.00)。4月中旬に新型コロナウイルスに感染して離脱したものの、復帰後は二軍で4試合14回に投げて失点1、防御率0.64と結果を残しながら、「上の先発ピッチャーがいい形で回っているので、なかなかチャンスがなかった」(矢野監督)と、1カ月以上も二軍での塩漬け状態が続いていた。

 今回はなんとか中継ぎ要員としてチャンスを得たが、そもそも藤浪の起用に関しては、元中日監督の落合博満氏が「こういうピッチャーは二軍に行かせちゃダメ。先発させればいい。現状から逃がしちゃいけない」と苦言を呈すなど、首脳陣のハンドリングを疑問視する声があった。特に矢野監督は先発、中継ぎ、敗戦処理と役割をころころと変え、今回のように二軍に据え置くことも珍しくない。元横浜監督の権藤博氏も「それが藤浪の復活を遅らせている」と見るひとりで、今季の開幕前には日刊ゲンダイのコラムでこう書いている。

「藤浪はどんな状態でも一軍で投げてナンボの投手。使い切れないのは阪神の問題だ、と私は言い続けてきた。ここ数年、そんな藤浪を持て余して一軍と二軍を行ったり来たりさせておきながら、ちょっと結果が出始めたら『期待してるぞ』と手のひらを返す。虫が良すぎるという思いはあるが、藤浪には堂々と大役を務めて欲しい」

■ハマれば絶対的な守護神になり得る

 結局、矢野監督は今年も同じことを繰り返しているのだが、落合氏と権藤氏に共通するのは、“藤浪クラスの投手は、そのポテンシャルに相応しい役割を与え、我慢強く起用するべき”ということである。

「矢野監督が言っているように、現実問題として好調を維持する今の先発ローテ陣に藤浪が入り込む余地はない。だからといって、藤浪ほどの才能をこのまま眠らせておいていいわけがありません。球団内には、“抑え藤浪”は面白いという声がある。ストッパーを任される左腕の岩崎が、防御率2.50と安定感を欠き、直近の登板5試合で2敗を喫するなど、疲れも出てきた。藤浪が制球難の不安を抱えるのは百も承知でそういう声が出るのは、ハマれば絶対的な守護神になり得るから。チームの雰囲気をガラリと変える力があるからでしょう」(球団OB)

 この日、藤浪が157キロの剛球を連発すると、敗色濃厚の甲子園には大きな拍手が起きた。今季13度目の零敗を喫した阪神は借金13を抱え、54試合目にして自力優勝の可能性が消滅。2000年以降では最速の不名誉記録で、黒歴史を塗り替えた。ベンチを覆う沈滞ムードは、「ストッパー藤浪」級の大胆な手を打たなければ好転しないのではないか。

 

 

 

 


阪神・矢野監督 チグハグ采配 左に弱いロメロに右打者並べ 右に弱い東條に左の代打連発

2022年05月30日 09時50分22秒 | 野球

5/30(月) 6:30配信 デイリースポーツ

7回、新井コーチ(右)と話をする矢野監督(撮影・田中太一)

 「ロッテ3-2阪神」(29日、ZOZOマリンスタジアム)

 阪神・矢野燿大監督が試合後に、表情をゆがめながら振り返る。

【写真】初回のチャンスで三振 悔しがる佐藤輝

 「あそこを0で行ってしまったのが…。一気に崩せるかもしれない状況だったんで悔しいね」

 その言葉通り、終わってみれば、初回の攻撃が全てだった。近本、中野が連打、大山が四球を選び無死満塁。いきなり絶好の先制機が巡ってきた。

 しかし、佐藤輝は三振。5番で今季初スタメンに抜てきされた原口は初球、続く糸原は2球目を簡単に打ち上げる。立ち上がりの制球に苦しむロメロを早打ちで助ける形となり、まさかの無得点で勢いに乗せてしまった。

 この日は原口だけでなく、7番からの下位打線にも右打者を並べた。ロメロは試合前時点で今季被打率が右打者・212、左打者・277。データ通り、安打は全て近本、中野、糸原と左打者が放ったものだった。

 「ロメロは右の方が打ってるとかそんなことないし、今日も実際左が打ってる。それは関係ないんだよ」と指揮官は左腕対策として右打者を並べたことを否定。「コンディションとかもいろいろあるし、チームを動かしていく上で使わなあかん時期もある」と説明したが、七回も同じ傾向のある右腕・東條に対して、代打攻勢で左打者3人を送って無得点に終わった。

 日曜の連勝は5で、デーゲームの連勝は6でストップし、5月の勝敗は11勝12敗となった。31日からは甲子園に西武、そして新庄ビッグボス率いる日本ハムを迎え撃つ6連戦。まずは12個ある借金を、せめて1桁に減らすことから始めたい。

 


「巨人じつはマイナス…」「借金12の阪神、意外とヒドくない」「広島が圧倒的優位」セ・リーグ“交流戦まで”、得失点差が意外な数字に

2022年05月26日 14時12分18秒 | 野球

5/26(木) 11:06配信 Number Web

5月24日の交流戦ヤクルト対日本ハム。10回表、ヤクルト6番手・田口麗斗は無死満塁のピンチを20球無失点で切り抜けた photograph by Sankei Shimbun

 現在のプロ野球のカレンダーでは、交流戦突入までがひとつの区切り。

 セ・リーグの首位に立っているヤクルトの高津臣吾監督も、

【画像】意外な数字…交流戦までセ・リーグ得失点差を表で見る&巨人はこの選手の不在がイタい…一方でヤクルト好調を支える立役者まで(全5枚)

「これで節目というか、また新たな交流戦というステージに入っていくので、また、油断することなく、しっかりと気持ちを引き締めてグラウンドに立ちたい」

 と話している。

 各球団とも、シーズン143試合のうち3分の1を過ぎたあたりで、ようやくデータも出そろってきて、「傾向」が見えてきた。

 プロ野球に限らず、メジャーリーグにおいても私が重視するのは「得失点差」だ。プロは「平均」を競う世界であり、長いシーズンを戦っていくうえで、得失点差が順位につながっていく可能性が高くなる。

 さて、交流戦突入前のセ・リーグの順位、各球団の得失点差はこうなっている。

 この数字は、とても興味深い。それを列挙してみると……。

 ・得失点差で圧倒的優位を誇る広島が、実際は3位。

 ・2位の巨人は、最近になって得失点差がマイナスに転じた。

 ・このところ、阪神が得失点差を急激に改善し始めた。

 といったところだが、得失点差から見る各球団の特徴をまとめてみる。

【3位】広島「得失点差は“圧倒的”なのに…」
 広島は得失点差(+58)では圧倒的な強さを見せている。

 鈴木誠也が抜け、得点力が心配されていたカープだが、得点は202(1試合平均4.39)でトップだ。その中身が興味深い。本塁打数は24本、盗塁数は8個でこのふたつのカテゴリーではセ・リーグの最下位。反対に出塁率、犠打、犠飛の数はトップ。鈴木誠也が移籍したことで、「線」を意識した打線のつながりがいい。

 では、なぜ3位なのかといえば……7回以降に失点するケースが多いのだ。

 5月の8敗のうち、7試合で7回以降に失点をしているのだ。

 つまり、リリーフ陣の課題につながっていく。9回の栗林良吏は信頼度100%。しかし、8回の収まりがまだ悪い。このところ、勝ちパターンの試合では矢崎拓也を7回、8回に森浦大輔を起用したり、僅差の試合をケムナ誠、塹江敦哉でしのいでいる。

 序盤で大量リードを奪う余裕のある展開も今季のカープの持ち味ではあるが、交流戦では1点を争う試合で、どの順番でリリーフ陣の札を切るのか、佐々岡真司監督の腕の見せどころだ。

【2位】巨人「じつは得失点差マイナス」
 一方、得失点差マイナス(-5)ながら2位につけている巨人をどう考えたらいいだろうか? 

 3月から4月までの31試合、巨人の得失点差は+25(得点136、失点111)だった。

 ところが、5月に入ってからの18試合で、なんと-30と不振を極めている。

 これは主将の坂本勇人の離脱と、ちょうど時期が重なる。

 坂本が最後に出場したのは4月30日の阪神戦。5月に入ると大差で敗れる試合が増え、加えて吉川尚輝の離脱も重なって、弱り目に祟り目。この時期に得失点差がガクンと落ち込んだ。

 交流戦突入前の10試合は7勝3敗と持ち直しているが、7勝のうち3勝が1点差。実に際どい試合をモノにしている。このあたり、シーズン前半にもかかわらず、原辰徳監督の執念とも思える細かい継投が目立つが、クローザーの大勢がいかに勝利に貢献しているかが分かる。

 現在、巨人は2位につけてはいるが、得失点差で分かるように中身は心許ない。「坂本が戻ってくるまで」の期間、交流戦で原監督がどのような采配をふるうのか注目される。

【4位】中日「交流戦がチャンスか?」
 巨人はなんとか持ち直しているが、心配なのは中日(-24)とDeNAだ。

 開幕当初、中日は長年の課題とされてきた得点力に改善傾向が見られたが、この10試合は2勝8敗、得点32、失点51という状態で交流戦に突入した。

 中日は広いバンテリンドームと敵地とでは数値がガラリと変わる球団だが、5月に入ってからは打線が不調。バンテリンドームでは6試合戦ってわずか16点、敵地では12試合も37点と、得点プロデュース力が低下してきた。

 ただし、交流戦でDH制の恩恵を生かせそうなのが中日である。打数は少ないながらも、打率3割を超えているアリエル・マルティネスをパ・リーグの球場ではDHで使えるのが好材料。大島洋平も戻って、敵地での打線のつながりに注目したい。

【5位】DeNA「ワーストの要因は?」
 DeNAは得失点差がワースト(-48)。意外だったのは得点が139点でリーグ最下位だったこと。4番の牧秀悟は固定されているが、オースティンがまだ1試合もプレーしておらず、佐野恵太、ソト、宮崎敏郎も戦列を離れていた期間があり、得点力が安定しなかったことがその原因だろう。

 交流戦に入って佐野を1番に起用したり、三浦大輔監督はいろいろ工夫を凝らしているが、歯車が噛み合う打順を発見できるかがポイントになる。

 また、投手陣では先発が序盤に失点を重ねることが多く、6回自責点3点以内の「クオリティスタート(QS)」が少ない。

 ここ10試合でQSが達成されたのは、5月10日のロメロ、5月12日の大貫(7回2失点も敗戦)、5月17日の今永(完封勝利)の3試合だけ。先発がどう試合を作っていくかが得失点差を改善するカギになりそうだ。

【6位】阪神「借金12でも得失点差はわずか-3」
 阪神の数字は、ある意味で「カオス」である。

 交流戦突入前、借金は12。ところが、得失点差ではわずか-3にしか過ぎない。

 実は5月に入って、阪神の得失点差は著しく改善している。17試合を戦い、得点52に対し、失点は37。投手陣が充実し始め、なんと、1試合平均で2点ほどしか許していないのだ。ところが、この数字が勝ちに結びつくかというと話は別で、5月の月間成績は交流戦突入前までは、8勝9敗。

 問題は5月だけで完封負けが5試合あることで、相手先発投手を見ると、小川(ヤクルト)に2度。そして石川(ヤクルト)、大野雄(中日)、床田(広島)とサウスポー相手に苦戦を強いられていることが分かる。

 対左投手での改善が見られれば、一気に借金を返すのは無理にしても、徐々にチーム状態は改善してくるはずだ。

【1位】ヤクルト「去年とは違うチーム」
 そして日本一チームのヤクルトが、交流戦突入前に首位に立った。

 しかし、昨年のチームとはだいぶ様相が違う。

 まず、昨季は得点力がリーグトップで、打線が牽引した面も大きかった。ところが、今季は総得点が166点。1試合平均に直すと3.77で、昨季の4.37と比べると得点プロデュース力がかなり落ち込んでいるのが分かる。一方で、総失点は広島と並んでリーグ1位で、投手力で現在の地位を築いていることが分かる。

 得点力低下の原因を求めるのは簡単で、5番を打つサンタナの長期離脱、そして昨季は6番に固定されていた中村悠平が、開幕から1カ月以上にわたって出場できなかったのが大きい。

 中村は5月3日に復帰、現在は中村と2年目の内山壮真が1日おきに先発マスクをかぶる形になっているが、中村が戻ってきてからは11勝5敗1分と好調。得失点は65対39と、この17試合で+26を稼ぎ出している。

 中村の復帰は投手陣の安定につながっており、1試合あたり2点ほどしか許していない。中でもブルペンの5月の月間防御率は24日の時点では0点台前半で、クローザーのマクガフ、交流戦初戦で無死満塁のピンチを切り抜けた田口麗斗はいまだに自責点ゼロを継続中だ。

 交流戦の焦点は、対戦経験がほとんどない投手に対して、どう得点を作っていくかということだろう。高津臣吾監督は「打線ではまだ上手く行かないところも多い」と話しており、DHに誰を起用するかを含め、まだまだ模索が続きそうだ。

 例年、交流戦でガラッと戦いぶりがかわることもある。これまでの傾向がどのような変化を見せるのかが楽しみだ。

 

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阪神 12回、痛恨エラーから勝ち越し許す チームは22試合ぶり4失点以上に

2022年05月21日 06時12分39秒 | 野球

デイリースポーツ - 昨日 22:48

「阪神2-6巨人」(20日、甲子園球場)

延長12回、中野は中山の打球をエラーする(撮影・山口登)
 阪神が十二回、勝ち越しを許した。

 この回からアルカンタラが登板。先頭中山を遊ゴロに打ち取ったかと思われたが、中野が失策し、出塁を許した。嫌な空気が流れると、続く岸田の初球は死球。無死一、二塁から、丸には右前打を打たれ、満塁となった。

 ここで立岡には右前適時打。アルカンタラはここで降板となった。

 さらに渡辺は代打・中田に中前2点適時打。9番手・石井大がマウンドに上がった。

 21試合連続3失点以内の記録もついにストップした。

 打線は九回2死一塁、大山が起死回生の同点2ラン。執念で延長に持ち込んだ。

 

 


阪神の最下位脱出は時間の問題 青柳の復帰で歯車はかみ合う 5位のDeNAに2・5ゲーム差

2022年05月20日 06時34分00秒 | 野球
5/18(水) 17:00配信 夕刊フジ

エース・青柳の安定度は抜群だ=14日、横浜

【トラとら虎】
 
阪神が4月22日のヤクルト戦(神宮)から18試合連続3失点以下と、とても最下位とは思えぬ防御を見せている。先のDeNA戦(横浜)ではスコア9―2、8―1で2連勝。一時、16もあった借金を12に減らし、5位のDeNAに2・5ゲーム差まで迫ってきた。


球団OBは「最下位脱出は時間の問題。それどころか奇跡の逆転Vの可能性もゼロではない」と、阪神ファンが聞けば小躍りしそうな展望さえ口にする。


「なぜなら同じ最下位でも本当に実力のないチームと、たまたま投打のバランスを崩したチームがあるってこと。阪神は後者の方で肝心の防御面はしっかりしている。野球は何といっても投を含めた守り。ここが強固なうちは希望の光りは消えない」


少ない失点を続ける背景にはきっかけもあった。コロナ禍で出遅れていた青柳の参戦である。現に今回の連続記録のスタートも青柳の完封からで、失点の内訳は0点が1試合、1、2点がそれぞれ5試合、3点が7試合。この間のチーム戦績11勝7敗はある意味当然で、そのうち青柳が3勝を稼いでいる。


首脳陣のひとりは「延長10回0対1で敗れ、すみませんと謝るのは青柳くらい」と、エースとしての自覚と姿勢を絶賛する。これは5月6日の中日戦(バンテリンドームナゴヤ)で、大野雄に1安打完封負けを喫した試合を指してのことだが、打線は見殺しにした借りを14日のDeNA戦では返している。ようやく投打の歯車がかみ合ってきた証しではないか。


先のOBは「首位のヤクルトはじめどのチームにもモロさがある。どこも決め手を欠くから波乱は起きやすい。阪神はとりあえず7月の球宴までに借金を返すのが先決で、いまの投手力さえ維持すればそれからでも十分間に合う」と後半戦の混セに思いをはせる。計算上は2勝1敗ペースで進むと6月末には待望の勝率5割ラインに乗るが、果たしてどうか。 (スポーツライター・西本忠成)







江川卓氏 阪神浮上のカギは「新たに外国人を連れてくる」得点力向上へ途中補強の必要性を説く

2022年05月18日 16時41分48秒 | 野球

5/17(火) 18:23配信  デイリースポーツ
 

巨人の元エースで野球評論家の江川卓氏が17日、自身のYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」を更新。阪神の復調へ「できればいい外国人を連れてくることができれば」と途中補強の必要性を説いた。

 今季の外国人野手はマルテ、ロハスの2人体制をとってきたが、マルテは開幕直後に下半身のコンディション不良で離脱。復帰後もなかなか状態は上がってきていない。ロハスも韓国三冠王の実績から2年目の変ぼうが期待されたが、打率・175、3本塁打と結果を残せず、12日に出場選手登録を抹消された。

 「去年はいい外国人選手が2人いた。佐藤が4番でもいいんでしょうけど、3番、5番を打つ選手がいない。打線に得点力がない」と指摘。「できれば良い外国人を連れてこれたらなと思う。今でも入ってくる選手はいると思う。外国人を1、2人連れてくれば、起爆剤になる」と語った。

 現役時代に数多く対戦し、82打数19安打、3本塁打だった伝説の助っ人にも触れ「さすがにバース(級)は来ないと思うけど。それくらいの選手が入ってきたら、大きく変わってくると思う」と語った江川氏。「外国人の2枠というのは非常に重要。去年のヤクルト(サンタナ、オスナ)もそうだったじゃないですか。今の阪神は得点力がないわけですから」と分析していた。

 


矢野阪神もう自力V可能性消滅危機...「次期監督」はチームどう変える? 名前あがる「本命候補」

2022年05月18日 16時39分30秒 | 野球

5/18(水) 15:16配信 J-CASTニュース

阪神が2022年5月17日のヤクルト戦(神宮)で逆転サヨナラ負けを喫し、今季2度目の3連勝はならず。借金13の最下位で今月19日にも自力優勝の可能性が消滅する。

■本命視されるのは岡田彰布氏

 接戦で逃げ切れない。今季の阪神を象徴する試合だった。5回に糸原健斗の1号右越えソロで先制。先発の西勇輝が6回4安打無失点の快投で7回から継投策に入ったが、守護神・岩崎優が誤算だった。9回1死一、三塁から青木宣親に右中間へ同点適時二塁打を浴びると、続くホセ・オスナにサヨナラの右犠飛を許した。

だが、岩崎は責められない。4月中旬から守護神に回り安定した投球を続けてきた。12試合連続無失点だったが、昨年9月30日広島戦以来の黒星を喫した。

 今季の1点差ゲームは5勝14敗と大きく負け越している。裏を返せば、僅差の試合で競り負けている試合が多く、他球団に戦力で劣っているわけではない。矢野燿大監督は今季限りでの退任を公言している。なかなか上昇気流に乗れず低迷している現状で、メディアの関心事は「次期監督」に移行している。

「まだペナントレースは3分の1も消化していませんが、今の戦いぶりだとリーグ優勝どころかCS圏内に入るのも厳しい。次の監督がチームをどう変えるか。本命視されるのは阪神、オリックスで監督経験がある岡田彰布氏です。優勝経験があるし、人心掌握術にも長けている。平田勝男2軍監督も有力候補ですね。OBの藤川球児氏、鳥谷敬氏が候補に挙がりますが指導者歴がないので、いきなり監督に据えるよりコーチとして入閣するのが現実的だと思います。ミスタータイガースの掛布雅之氏はファンから待望論が強いですが、以前に2軍監督をしていた時に金本知憲前監督と方針の違いで退団した経緯を考えるとオファーは出しにくい。個人的には阪神、ロッテでコーチ歴がある今岡誠氏も候補だと思います。野球に対しての知識が深く、冷静沈着でリーダーの資質がある」(スポーツ紙遊軍記者)

 外部招聘では元中日監督・落合博満氏の名前が各メディアで報じられているが、現実味はどうだろうか。

「本気でチームを強くするなら考えられる人選ですが、フロントが落合さんを選ぶことはイメージしづらい。ファンサービスに協力的でないイメージが強いのでどう捉えるかですね」

 球団OBに託してチーム再建か、それとも外部の血を入れるか――。(中町顕吾)

 

 

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阪神次期監督に藤川球児氏が急浮上!最下位独走も売り上げ好調で矢野監督は途中解任せず

2022年05月17日 16時32分43秒 | 野球

5/17(火) 11:05配信 日刊ゲンダイDIGITAL

2月に日本ハムのキャンプを訪れた時の藤川球児氏

 史上初の開幕から17戦1勝と大コケした阪神。16日現在も14勝26敗1分けの借金12で最下位を独走しているが、どうやら親会社は今季限りでの退任が決まっている矢野燿大監督(53)を途中休養させるつもりはないようだ。

大低迷の阪神に後任監督人事と並ぶ重大案件! 抑え岩崎優&エース西勇輝がFA流出危機

 13日、親会社の阪急阪神ホールディングス(HD)が2022年3月期の決算を発表。デイリースポーツによると、阪急阪神HD執行役員兼阪神電鉄専務の佐々木浩氏が矢野監督について、「今年いっぱい続けてもらうということ」と明言。「出足でつまずいたが、まだシーズンは始まったばかりで、あきらめるには早いと思っている」と力説したうえで、ゴールデンウイークの甲子園の入場券が前売り段階で完売したことを受け、「ファンからも『頑張れ』と応援していただいており、ほぼ満席の状態で営業ができている。今の成績によって収益に与える影響がマイナス方向へ向くというのが確定しているわけではない」と話したという。

■観客動員数は12球団トップ

 阪神の主催試合の1試合平均の観客動員は12球団トップの3万6005人。2位の巨人に約5000人もの大差をつけている。今後も負け続けて観客が減る可能性はゼロではないが、客が入っているのにわざわざ監督を途中休養させる必要もない、とタカをくくっているようなのだ。

 同役員は「ポスト矢野」についても「去就の話は出ていません」と説明したそうだが、今後のチーム状況や6月に行われる阪急阪神HDの株主総会の動向なども踏まえて人選を進めるという。

次期監督決定のキーマンは谷本オーナー代行
チームをボロボロにする矢野監督(C)日刊ゲンダイ

 次期監督決定のキーマンとみられるのが、今年3月まで球団副社長を務めた谷本修取締役オーナー代行(57)だ。4月からは阪神電鉄本社の取締役に昇進し、球団や甲子園球場事業などを統括する「スポーツ・エンタテインメント事業本部長」に就任。タイガースの現場実務からは離れた。

 谷本氏は18年オフ、矢野監督誕生に尽力。矢野監督が今季限りで退任するのは、「後ろ盾」である谷本氏が本社復帰したことも無関係ではない、とみる向きも少なくない。

 その一方で、球団の百北社長、粟井副社長は共に新任。藤原オーナーが谷本氏を「オーナー代行」に任命したのは、球団運営の経験が長い谷本氏を中心として監督人事を進めたいと考えているからだろう。

「ポスト矢野」にはこれまで、球団OBで05年優勝監督である岡田彰布氏(64)の名前が取り沙汰されてきた。本人も再登板にやる気マンマンだというし、球団も05年優勝メンバーを中心とした組閣をしたい意向があるとみられている。一部では、00年代に常勝中日を率い、最近はユーチューバーとしても話題を振りまく落合博満氏(68)の待望論まで出始めているが、ここにきて有力候補と目される人物が浮上してきた。

「元守護神として通算245セーブをマーク、球団のスペシャルアシスタント(SA)を務める藤川球児氏(41)です」とは、阪神OBだ。

■阪神にとって切り札的存在

「谷本氏が次期監督選定のキーマンだというなら、同氏がOBの中で最も高く評価しているのは藤川SAだ。谷本氏は副社長時代に、鳥谷敬、能見篤史と生え抜きの大物を次々と戦力外にして引退を迫ったが、2人とも他球団へ移籍した。しかし、藤川SAは20年シーズン途中、故障もあって自ら球団に『チームに迷惑をかけられない』と引退を申し入れた。ドラフト1位で入団し、メジャーや独立リーグに在籍したことはあったとはいえ、阪神一筋を通した藤川SAに、谷本氏は選手指導や編成業務に携わるポストを用意し、功に報いた。阪神ではかつて、引退直後の選手がこうした『特別職』に就任した例はない。DeNAの三浦大輔監督が17年の引退直後にスペシャルアドバイザーとなり、その後監督に就任したように、阪神にとって藤川SAは、切り札的な存在だといえます」

 谷本氏は藤川SA就任時に「視野も広いですし、いろいろな情報を提供してほしいと思っている。いろいろな経験をしているので、経験値というのを若い選手たちに伝えてもらいたい」などと語っていた。

 当の藤川SAは阪神の仕事以外にもメディアで評論活動を精力的に行い、今年のキャンプでは日本ハムの新庄剛志監督(50)に請われ、吉田輝星らを指導している。昨年12月には、自身のユーチューブチャンネルで監督業について、「なりたくなくてもなると思います。そんな気がしてます」と話している。

 球団OBの間では、「ネックはコーチ経験がないこと。チームを再建するなら、実績と経験が豊富な岡田氏の方が適任といえるが、新しい風を取り入れるなら『藤川監督』でも異論は出ないだろう」との声もある。プロ野球では指導者経験がない人物が監督になるケースも多く、前出の中日・落合監督やソフトバンク・工藤公康監督らが結果を残している。

 藤川SAは現役時代から卓越した野球理論に定評があり、今も藤浪晋太郎(28)ら多くの選手が慕っているという。的確な解説を交えた評論活動も、ファンのウケがいい。今オフ、阪神の切り札が指揮官として登板する可能性が出てきた。 


阪神に“逆転V”の可能性を指摘する声 パの戦況「格差」が追い風!?

2022年05月13日 09時53分24秒 | 野球

5/13(金) 5:15配信 東スポWeb

矢野監督は交流戦での“ビッグウエーブ”につなげられるか(東スポWeb)

 本当に可能なのか。39試合を終え、首位・広島に10・5ゲーム差の最下位に沈む阪神だが、逆転Vの可能性を指摘する声が上がっている。

【写真】キャンプ中に胴上げの「練習」をされた阪神・矢野監督

 この日を終え12勝26敗1分け。開幕以降、まだ一度も最下位から抜け出せない現状は変わりないが、最大16あった首位とのゲーム差は10・5にまで縮まっている。

 1勝15敗1分けと球団史上最悪の開幕の船出以降、阪神は4月下旬から6連勝と多少、巻き返したが、5月もここまで3勝6敗。しかし、今月に入り4月首位の巨人が急失速。他のライバル球団も決め手に欠く一方で、パ・リーグは「上から下まであそこまでゲーム差が開くとさすがにキツイ」と、首位・楽天から最下位・日本ハムまで14・5ゲーム差(12日現在)と各チームの立ち位置が鮮明になりつつある。

 これが低迷中の阪神にとっては「不幸中の幸い」というわけ。セの球界関係者も「もともと選手層は厚いし、夏までに阪神が上がってくる可能性だってまだ大いにある。オールスターまでに首位と10ゲーム差近辺なら、全然、あきらめる必要もない。CSもあるわけだし、Bクラスで首位と離されていても、チャンスはいくらでもある」と話す。

 ライバル球団の関係者が、最下位の阪神でも「要注意」印を外さないのは今月下旬、24日から18試合ある交流戦が残っているためだ。

「今年のセは、とくに交流戦が大事。パ相手に自分のチームだけ勝って、他のチームが全敗すれば、順位なんてすぐ上がるはず。もちろん、どこもその逆だけは絶対避けたいと思ってやるだろうけど」。交流戦で「阪神ひとり勝ち」の状況が多くなれば、浮上のペースもグッと上がるというわけだ。

〝混戦〟のにおいが漂う今季のセでは、序盤戦大コケの虎もまだ巻き返し可能。ひとまずは交流戦までのリーグ戦残り9試合で借金返済に励み、首位と10ゲーム差以内をキープ、交流戦での〝ビッグウエーブ〟につなげたいところだ。

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逆転負け喫した阪神の継投策に疑問 金村氏「なぜ右投手を出さないのか」

2022年05月12日 14時11分39秒 | 野球

5/12(木) 7:29配信  ベースボールキング

◆ “勝ちパターン”前倒しせず「残念でならなかった」

 阪神は逆転負けで再び借金14。今季の広島戦は1分けを挟み、開幕から勝利なしの7連敗となった。

【動画】甲子園の虎党ため息…広島戦ハイライト

 先制された直後の1回裏に2点を奪って逆転するも、阪神ベンチはピリッとしない先発の秋山拓巳を4回1失点で諦め継投へ。5回は2番手・加治屋蓮がゼロに抑えたが、6回に登板した変則左腕の3番手・渡邉雄大が一死一塁から6番・小園海斗に右中間へ適時三塁打を打たれ試合を振り出しに戻されると、続く7番・末包昇大にはカウント3-1からストライクを取りに行った変化球を中犠飛とされ逆転。結果的にこれが決勝打となってしまった。

 11日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した金村義明さんは、渡邉が小園に同点打を許し、末包を迎えた時点で、「アルカンタラとか“勝ちパターン”の右投手がいくのかなと思っていたんですけど、簡単に逆転されてしまった」と2点を失った6回表の守りに注目。

 試合序盤から1点を争う接戦となり、「勝ちパターンでいく試合ですよね。そう思って4回で秋山を代えているわけですから。6回の同点の時になぜ右投手を出さないのか」と阪神ベンチの投手起用を指摘し、右打者の末包に対して左横手投げの渡邉を続投させた判断に疑問を呈した。

 結局、阪神は1点ビハインドとなった7回から“勝ちパターン”のアルカンタラ、湯浅京己、岩崎優がそれぞれ1イニングを無失点に抑えたが逆転ならず。

 金村氏は6回表のターニングポイントについて、「おそらく(左打者の)松山がピンチヒッターで控えている怖さもあったと思うんですけど、あそこは右のアルカンタラを前倒しで行かすなりね、そうしてほしかったなという気がして残念でならなかった」と振り返った。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

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岡田監督待望論  矢野監督の“奇策”は、選手起用にも現われている

2022年05月10日 20時15分14秒 | 野球

「矢野監督が独断で抑えに起用した新外国人投手のケラー(29)は開幕後に負けが続いて守護神失格の烙印を押されました。打撃陣も32試合目でスタメンオーダーが20通り以上と打順が定まらない。

 選手はそれなりに頑張っていますが、『楽しむことが一番』『ビッグウェーブを起こせ』と精神面ばかり強調されても、戦術や起用法が地に足がつかなければ、せっかく上向いたチームの勢いを維持できない。開幕から乱高下が続くのは、矢野監督の采配が定まらないからという声がもっぱらです」(ベテラン番記者)

 選手や関係者の不満が募る中、球団内部では早くもストーブリーグの話が出始めているという。

「今季限りの退任を表明した矢野監督の“次”を見据えている選手やコーチも既にいます。関係者からは阪神OBの岡田彰布氏を次期監督に据え、同じくOBの鳥谷敬氏を入閣させるなど次の体制を進めるべきとの声が出ています」(同前)

 一連のメンタルトレーニングについて球団に尋ねたが、「球団内情報につきご回答いたしかねます」(阪神タイガース広報部)とのことだった。

 前祝いではなく、ファンに本物の喜びを届けてほしいものだ。

※週刊ポスト2022年5月20日号

 

 


中日】大野雄大が9回までパーフェクト投球…延長10回に佐藤輝に初安打の二塁打許す

2022年05月06日 21時01分14秒 | 野球

5/6(金) 20:22配信

◆JERAセ・リーグ 中日1x―0阪神(6日・バンテリンドーム)

 中日・大野雄大投手が6日の阪神6回戦で9回までパーフェクト投球を続けていたが、0-0で迎えた延長10回2死に30人目の打者である佐藤輝に右中間へ初安打となる二塁打を打たれた。

【写真】やっぱり佐藤輝が止めた…完全阻止二塁打の打撃

 9回まで打者27人で抑えていたが、延長戦に突入したため完全試合扱いにはならない。

 大野雄は19年9月14日の阪神戦でノーヒットノーランを達成している。

 この日の大野は伸びのある直球に、左腕の宝刀・ツーシームがキレキレ。阪神打線を手玉に取った。特に4番・大山には勝負球にツーシームを選び、2打席連続で空振り三振を奪った。8回には2死一、三塁で大野に打席が回ったが、中飛に倒れ、自ら先制点を生み出すことはできず。中日打線は9回も阪神・先発の青柳を攻略できないまま、0-0で延長戦に突入していた。

 延長戦で完全試合を逃したのはプロ野球2度目。05年8月27日、西武・西口が10回無死、楽天・沖原に安打を許して以来。逆に、延長戦で完全試合を達成した例はなく、大野雄は史上最長の29人完全投球だった。

 なお試合は大野が初安打を許したあとの延長10回に中日がサヨナラ勝ちした。

報知新聞社

 

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サヨナラ勝ちに阪神・矢野監督「うまくいかないのは失敗じゃなく成功の途中」子供たちへ

2022年05月05日 21時25分42秒 | 野球

5/5(木) 18:14配信 デイリースポーツ

サヨナラでの勝利を喜ぶ阪神・矢野燿大監督(中央奥)ら=甲子園(撮影・飯室逸平)

 「阪神3-2ヤクルト」(5日、甲子園球場)

 阪神は今季初のサヨナラ勝ちで連敗ストップ。最後は2死満塁から山本が冷静に押し出し四球を選んで、試合を決めた。矢野監督との試合後、一問一答は次の通り。

【写真】近本&山本、お立ち台で子供たちと最高のガッツポーズ

 (テレビインタビュー)

 -今季初のサヨナラ勝ち。

 「まあね、押し出しという形ですけどね、どんな形でも今は勝ちたいですし、はい、うれしいです」

 -粘り強く流れをモノにしたゲーム。

 「うーんまあそれはね、投手陣が本当に粘ってくれたというところがね、きょうの勝ちにつながっていますし。攻撃の方はやっぱり課題っていうのがね、まだ残っていますし…えー…うん、複雑ですけど、はい、でもうれしいです」

 -タイムリーは佐藤輝から出た。

 「そうですね、チャンスにね、中心バッターに回ってもタイムリーが出ないというね、そういうような状況だったんで。いい当たりが正面突くとかね、そういうことがちょっと多かったんで。そういうところではそれがヒットになってね。かえすバッティング、これからもして行ってもらいたいですね」

 -八回には島田の好守もあって投手陣も奮起した。

 「そうですね、球際でね、しぶとくしっかり捕ってくれましたし。まあ先頭のバッターだったのでね、あれを捕ってくれるというのは大きかったですね」

 -九回は先頭近本の出塁し中野が初球バント。

 「そういう流れはつくってくれましたし、近本も複数安打が出るようになってきて、だいぶチームの形というものができつつありますし。どう1点を取るかというのは、僕も含めてやっていきたいと思います」

 -リリーフ陣の評価は?

 「いやもう本当に頼もしくね。浜地、湯浅、ナベもそうですし、みんな本当に向かって行く気持ちを強く持っていってくれているんで。自信を持って送り出しています」

 -子どもの日にいい勝利を届けた。

 「本当にこの2日間ね、満員で来てもらっているのに子どもたちにいい勝利とかいい姿を見せられなくて。本当に悔しい思いをしていたんで、派手なゲームではなかったんですけど、こどもの日にねこうやって勝つ試合を見せられてね、少しホッとしてますし、これからもっともっといい試合を見せられるように頑張っていきます」

 -お子さんたちへメッセージを。

 「僕たちもね、ホントにうまくいかないこと、今シーズン特に、そのようなことで苦しんでますけど、みんなもね、勉強やスポーツや、学校や、友達関係、いろんなことでうまくいかないこともね、あると思いますけど、それは失敗じゃなくてね、成功の途中だと思うのでね、それを成功に導けるように、一歩前に踏み出して、僕たちもそういう姿を見せていくのでね、一緒に頑張っていきましょう!」

 -山本は最後も何とかしてくれる予感は?

 「そうやね、もうそういう選手なんでね。守備でもいいプレーをしてくれるし、つなぎであったり何かこう、やれるっていう、それがヤスの強みだと思うんで、そういところでいい仕事をしてくれてます」

 -昨日は顔面をかすめたが、今日はバントも一発で。

 「うん、ちょっと心配はしてたんやけど、大ごとにならずに済んだんで、ヤス自身もタイガースに来てね、やっぱりもっといい野球人生にしたいと思って来てると思うし、俺もトレードを経験しているんでね。そういうところの思いというのもあると思うし、いろんな思いを試合にぶつけてくれているのかなと思っています」

 -近本に複数安打が出てきたことはチームにとっても大きい。

 「凡打の内容もいいしね。複数安打が、内容がよくても結果が伴っていないと、どうしてもテンションがなかなかつくりにくいという部分がどうしても、人間なので出てしまうので。最後のヒットなんかも、ああいうバウンドでヒットになったりしてきたというのは、本当に上向いてきていると思うんでね。そういうところで、近本が出て動いてっていうのがうちの野球なんでね。そういうところが出てきて、楽しみがだいぶ出てきたなっていう状態になってきてるんかなと思ってます」

 -三回の佐藤輝の先制打は内角を攻められる中でしっかり外角を仕留めた。

 「まあ、コースも若干、真ん中気味やし、輝に関してはね、そこをめちゃくちゃ苦手にしているわけじゃないしね。ただ、タイムリーというのは大きいんじゃないかなと思うけど」

 -ガンケルはまずい守備があった中でも粘った。

 「コンディションもね、ちょっとどうかなと思ったんやけど、しっかり投げてくれたし、今日の状態見てたら大丈夫そうなんで、それもひとつホッとする材料でもあるし、まあ粘ってくれてる、まだもちろんね、内容的にはいけたと思うし、しっかり先発投手としての仕事はしっかりやってくれたと思います」

 -藤浪と伊藤もファームで好投。

 「今、本当に投手陣が頑張ってくれてるので、何かきっかけがあればグッといけるようなチーム状態にはなりつつあるので、そこに将司や晋太郎が入ってくるというのはもちろんこっちとしては一気に波に乗る材料になると思う。だからこそバッター陣もどうとっていくか、どう繋げていくか。ミスが点につながっている部分もあるので。ミスもあるんだけどやっぱりプロである以上ね、少なくしていかないとダメなんで」

 -大山の体の状態は痛めた当初と比べどうか。

 「あそこから悪くなってることはない」


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【阪神】甲子園禁断のブーイング連発でサヨナラ勝利?

2022年05月05日 21時19分28秒 | 野球

1イニング2度の申告敬遠に大音量“解禁”

5/5(木) 18:51配信 日刊スポーツ

阪神対ヤクルト 9回裏阪神2死満塁、山本(中央)はサヨナラの押し出し四球を選びナインからウオーターシャワーを浴びる(撮影・上田博志)

<阪神3-2ヤクルト>◇5日◇甲子園

禁断のブーイング連発がサヨナラを呼んだ?

阪神が今季初のサヨナラ勝ち。同点の9回、押し出し四球で決着した。

【写真】サヨナラ四球を選びバットを突き上げ喜ぶ山本泰寛

最初のブーイングは1死二塁で、佐藤輝明内野手(23)を迎えた場面。すかさずヤクルトベンチが申告敬遠を告げると、超満員の観衆は感染対策を意識してやや遠慮気味にブーイング。

その後、2死一、三塁となって代打に糸井嘉男外野手(40)が告げられると割れるような大拍手が起きたが、再びヤクルトは敬遠を選び、全ての塁を埋めた。めずらしい1イニング2度の申告敬遠。しかも期待の高い強打者2人が歩かされただけに、ファンも我慢できず、ついに大音量のブーイングを“解禁”した。

ヤクルト大西は続く山本泰寛内野手(28)に対し、ボールが先行。カウント3-1から最後の1球も高めに大きく外れた。3年目の右腕にとっては初めて味わう甲子園の「圧力」だった。

▼阪神が今季初のサヨナラ勝ちを収めた。昨年9月4日巨人戦(甲子園)で、大山がビエイラから逆転サヨナラ本塁打を放って以来。押し出し四球に限ると、15年5月28日楽天戦(甲子園)で福留が戸村から選んで以来、7年ぶり。

▼山本は2年連続で、阪神のシーズン初のサヨナラ打点を挙げた。移籍1年目の昨年4月3日中日戦(京セラドーム大阪)で、自身初のサヨナラ打となる中越え二塁打を福から打った。




【虎になれ】0-3、0-3て東京の局番ちゃうでホンマ まず点を取ってくれ阪神

2022年05月05日 05時31分20秒 | 野球

5/5(木) 6:00配信 日刊スポーツ

「0-3」「0-3」って東京の局番ちゃうで。ホンマ。なんぼ東京ヤクルト相手やから言うて。などとぼやきたくなる連敗だ。これでヤクルト相手には開幕2、3戦目の京セラドーム大阪から「ホーム4試合連続0点負け」。せっかくのGW、甲子園を埋めた虎党もがっかりだろう。

最近では懐かしい「巨人戦燃え尽き症候群」という言葉も頭に浮かんでくる。先週末、東京ドームで巨人相手に3連勝。最下位に陥っているチーム状況の課題は山のようにあるのだが、とりあえずG倒に成功したことで燃え尽きてしまったかのようだ。

冷静に見れば“糸井不在”は大きく響いている。最後、代打の準備はしていたが、結局、この2試合で出番はなかった。指揮官・矢野燿大は前日に「コンディションがちょっと整っていないんで」という言い方をしたが、故障とはまではいかないにしても万全には遠いのだろう。

もともと今年41歳を迎えるベテランにそこまで期待していいのかという状況だったのは間違いない。早期の復帰を願うのはもちろんだが、それにしても、そういうときこそ若い選手たちの奮起を見たいのだが。マルテもいないのだし。

序盤の攻撃で「こら、あかんな」と思った虎党も多いだろう。1、2、3回と先頭打者は出るものの得点にできない。3番・佐藤輝明、4番・大山悠輔は2試合連続で無安打。“日替わり”のようになっている5番打者、この日は中野拓夢だったが打線にどうにも迫力が感じられない。

今更だが、いくら怪物級の存在である佐藤輝といえども、プロ2年目の選手にもっとも期待している現状も厳しい。「大山の4番」もシーズン当初は違っていたし、顔ぶれから考えて他にいないから座っていると言わざるを得ない状況だ。

そうは言ってもファームに目を向けてみても、現状、1軍で打てそうな選手は見当たらないし「こどもの日」を迎えるに当たって窮状を救ってくれるような“虎の子ども”の名前はなかなか出てこない。

3回の攻撃などせめて足を絡めて…とも思ったがなかなか踏ん切りもつかないのだろう。「こういう試合でね。オレ自身も悔しいし」。矢野は虎番キャップたちの取材にそう漏らしたようだ。勝敗もそうだがGWの思い出になるような試合をしてほしい。首脳陣、ナインの奮起を期待する。(敬称略)【高原寿夫】(ニッカンスポーツ・コム/野球コラム「虎だ虎だ虎になれ!」)

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