相手はロンドンオリンピック金メダルのメキシコ。手倉森ジャパンは前半非常に良かった。開始早々の中島の左サイドからの先制点、33分の遠藤が中盤
でボールを奪い取り、中島がドリブル、つないだ久保がヒールで流し、南野がオフサイドすれすれで背後を取って、右足で流しこんだ2点目は、特に素晴らし
かった。このコンビーネーションの素晴らしさは、A代表でも見られないものだった。選手間の距離も良く、非常にバランスがいい。局面局面でもメキシコと互
角以上で、内容的には前半はとても良かった。植田も対人対応能力の高さを発揮し、安心して見ていられた。植田の高さと足元の技術は十分世界で通用す
る。
後半はメキシコがキープする時間が長くなり、セカンドボールも拾われだしたが、日本も何とか体を張って、前線からの守備で対応した。個人的にはハリ
ルジャパンのサッカーより、手倉森ジャパンのサッカーの方が好きだ。後半24分に右サイドから崩されて失点したが、ここはゴール前の守備の対応が一歩
遅れた。しかし、メキシコは北中米カリブ海予選で五戦全勝で来ているチームでそれに日本がここまで戦えるのは素晴らしい。やはり植田の守備の高さ
は非常に効いていた。競り合いで一度も負けなかったのではないか?後半20分以降は完全にメキシコのペースになったが、金森のシュートは惜しかった。
久保や遠藤航は前後半通じて良かった。最後まで押されながらも何とか耐えて1点の失点で抑えられたのは大きな収穫だった。U-23手倉森ジャパン
はオリンピックでメダルを取れる可能性があると思う。
明日、アントラーズのヴィッセル神戸戦は苦しい戦いになるかもしれない。西のCB、三竿の左SBはもうやめてほしい。CBは経験が少なくても町田で
行ってほしい。FWは赤崎と鈴木か?小笠原は出てくるのではないだろうか?中村、遠藤、カイオ、土居は誰が出てくるのかわからないが、甲府戦のよう
な意思統一の取れない、情けない試合は二度としないでほしい。苦しい台所事情の中、とにかく気持ちで勝って欲しい。
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