ジーコ寅の「鹿島アントラーズよ永遠に」

昨年四月まであった、ジーコ寅の「名曲探偵アントラーズ倶楽部」に続いて開設したブログです。音楽部門は今回はやめました。

アギーレジャパンのブラジル戦 2

2014-10-16 13:16:43 | 日記

  ネイマール一人のショーのような試合になってしまったブラジル戦だが、アギーレ監督はあくまでも選手人一人一人の力を確かめたいという意図がある

ようだ。Jリーグレベルの選手をブラジルにぶつけるのはあまりにも無謀とも言えるが、この連中がブラジル相手にどこまでできるのか見てみたい、という考

え方はあってもいいとおもう。長期的な展望に立てば、いかにブラジル相手とはいえ、勝ちよりも選手の力を見極める方を優先するというやり方は、目の前

よりもあくまで四年後、という観点から見ると、正しいのかもしれない。

 

  前回、本田や香川、長友がいない前半に可能性を感じた、というようなことを書いたが、アギーレ監督も前半はいいサッカーをしていた、とインタビューで

述べた。ブラジルに押し込まれて、ネイマールに1点先制されたのに、前半がよく見えた理由を書いた記事がある。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141015-00010003-soccermzw-socc&pos=4

 

  前半は、シュート数がブラジルが5本に対して、日本が6本。流れの中からのクロスボールがブラジルが3本に対して日本が9本、フィフティフィフティー

でのボールの奪い合いは、31対23で日本が上回っていた。シュート一本を打つために要したパスが、ブラジルが57本に対して日本は23本、一本のク

ロスをあげるために要したパスがブラジルが95本に対して日本は15本だった、というデータが出ている。

 つまり、前半はボール支配率がブラジルの67%と大きくブラジルが上回っていたにも関わらず、日本は意外に効率よく攻めていた、とも言える。この

あたりがアギーレ監督は、前半はいいサッカーが出来ていたと分析したことが当たっている部分だ、とこの記事でも書かれている。

  

 それが後半になって、シュート数はブラジルが9本に対して日本が3本、流れからのクロスがブラジルが4本に対して日本が9本、フィフィティフティーで

のボールの奪い合いは、前半とは変わってブラジルが28対19で上回るようになった。重要なのはインターセプトの数で、これはブラジルが日本の倍は

あって、クリアの数もずっと多かったというデータ。つまり、守備面でも要所要所でしっかり日本の攻撃の芽を摘んでいたということだ。

 

  本田、香川、長友を前半から使っていたら、どういうデータがでていたか、興味深いのだが、どうも私の感じでは、今回の前半の日本のデータの良さを

上回ることはなかったのではないか?と思われてならない。アギーレ監督の大胆なスタメン起用には賛否両論あるだろうが、前半はあの悪いピッチコン

ディションの中、それなりに頑張っていたのでは?ということがデータからもうかがえる。本田、香川、長友に頼らない日本代表を目指したほうがいいので

は?という考え方は全く見当はずれでないように思う。

 

  まあ、アギーレ監督の深慮遠謀は良くわからないし、日本代表はまだまだ変わって行く余地があるので、あまり考えてもしょうがない。代表に選ばれた

柴崎と西のコンディションがどうなのかが、当面は重要。土曜日には間違いなく出てくるだろうから、いつものように普通にプレーできて欲しい。今度のレ

イソル戦に負けは許されない。

 

 

  柴崎と川澄、電話で話している。

 

川澄    「テレビで応援してたわ」

柴崎    「完全にネイマールに負けたよ」

川澄    「そうね。ネイマールの勝ちね」

柴崎    「奈穂美さんが、俺のこと、まだまだヘボだって言った意味わかったよ」

川澄    「フフフフフフ」

柴崎    「なんつーか、レベルが違った。あいつは別次元だった」

川澄    「そう?でも岳君もいつかは追いつけると思うわ」

柴崎    「・・・・・・自信なくなってきた・・・・・・」

川澄    「まさか、私が作った特製のパンツはいたんでしょ?」

柴崎    「それが・・・・・・・」

川澄    「はかなかったの!」

柴崎    「本田さんがどうしてもはきたいっていうんで、貸したんだ」

川澄    「えぇ!!あのパンツは岳君以外の人がはくと、駄目なのよ」

柴崎    「どうなるの?」

川澄    「チンガポールになるの・・・・・・」

柴崎    「・・・・・・・・難しくって良くわからないよ」

 

今回もお粗末さまでした。18日のレイソル戦での必勝を願って。

 

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