ジーコ寅の「鹿島アントラーズよ永遠に」

昨年四月まであった、ジーコ寅の「名曲探偵アントラーズ倶楽部」に続いて開設したブログです。音楽部門は今回はやめました。

アギーレジャパンのブラジル戦

2014-10-14 20:44:05 | 日記

 本田、香川、長友のいない日本代表が見たいと思っていたが、やっと見ることが出来た。アギーレ監督もこの三人がいないチームがどんなサッカーをする

のか試してみたいという気持ちがあったのだろう。全体的な印象としては、本田、香川、長友のいない日本代表には可能性を感じた。当然、ブラジルには押

し込まれていたものの、何か「統一された意志」のようなものは感じられた。特に左SBの太田のクロスは正確で、長友よりずっといい。

  

  18分のネイマールのオフサイドをうまく避けたゴールは、これこそワールドクラスのプレー。あの動き出しの早さ、うまさは日本人選手にはないもの。あの

スピードは誰も付いていけないだろう。ああいうプレーを見ると本当のワールドクラスとは何なのか、ということを実感できたのではないのか。後半、3分の

ネイマールのゴールは柴崎のトラップミスから。後半、14分にもゴール前でネイマールに簡単にかわされて3点目かというシュートを打たれる。ネイマー

ルのボールコントロールのうまさは圧倒的。とても一対一では止めるのは不可能のレベル。三人くらいで囲んでも無理という感じ。ハットトリックになった

ゴールもネイマールの正確なクロスから。4点目はカカのピンポイントのクロスに高い打点のヘディング。柴崎は近くにいたがボールウォチャーになってし

まった。この日は力の差を見せつけられてしまった感じだが、この経験をいい糧にしてほしい。

 

  ピッチコンディションが非常に悪く、ボールがポンポン弾み、砂ぼこりがあがるようなコンディションの中、柴崎がゲームメイクするような余裕はなかっ

た。今までの中では一番出来が悪かった。後半、武藤に代わってしまったが、小林の動きは良かった。左足のボレーは惜しかった。代わった武藤も左サ

イドで鋭いドリブルを見せたりして才能の片鱗は感じさせた。後半入った柿谷の43分のヘディングシュートも惜しかった。ここでも太田の左足のクロスの

正確さが光った。一番問題を感じさせたのは後半に入った本田。本田がいなかった前半の方が、チームとしてのまとまり、意志統一はとれていた。可能

性を感じさせたのは、選手交代する前の前半のサッカーだと思う。

 

  ブラジルにはワールドカップの選手が6人いて、個人の能力はかなりの差があった。アギーレジャパンの実力はまだ試行錯誤の状態で、この段階で

判断するのはまだ早いと思う。柴崎も武藤も世界水準との差を実感できていい勉強になったことと思う。どうせ負けるならこれくらい徹底的にやられた方

がいい。ただただ、ネイマール一人にやられたゲームになった。試合後のアギーレ監督の顔は引きつっていたが、大胆な選手起用は良かったのではな

いか?本田、香川、長友に頼らないチームを時間をかけて作っていくことが、長い目で見ると必要だと思った。先は長いし、あせる必要はない。

 

取り合えず、全体的な短い印象はこれくらい。

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