ジーコ寅の「鹿島アントラーズよ永遠に」

昨年四月まであった、ジーコ寅の「名曲探偵アントラーズ倶楽部」に続いて開設したブログです。音楽部門は今回はやめました。

アギーレジャパンのジャマイカ戦

2014-10-11 08:40:34 | 日記

  アギーレジャパン、1-0でやっと初勝利。しかし試合内容は低調。正直言って、「つまらなかった!」。このつまらなさはどこから?と考えてみると、今の

日本代表には、「統一された勝利への意志」が感じられないことにあるように思う。「統一された勝利への意志」はアントラーズなら、どんなに内容の良くない

試合だってある。でも日本代表のサッカーにはそれが感じられないのね!もっともワールドカップのザックジャパンのサッカーにもなかったけど・・・・・。だ

から全体としてファイトしている印象がない。

 

 確かに部分的にチラッと光るプレーはある。香川なんかにしてもただチラッと見せるだけ。例えば後半左サイドから切れ込んで、武藤に出しだクロスなどは

光るものがあった。ただチラッと見せるだけで、全体の勝利につながっていかないの。言うなれば、「パンチラサッカー」。もっと強烈な勝利への意志がないと

強いチームに勝つのはとても無理。はるか格下のジャマイカは、明らかに調整不足。まるでサッカーになっていない。こんなチームに1-0で勝ってもとても

喜べないよね。少なくても3-0以上のゲームにならないと、お金を払って見に来ている観客に失礼。アギーレジャパンも集まって数日の練習だとはいえ、

これだけドイツやイタリアで活躍している選手が集まっているんだから、もっと何か出来るでしょう。本当に一時的な寄せ集め的なサッカーで、この段階では

とても将来の展望は見えない。

 

  そんな中、一番光って安定していたのが柴崎。初召集とは思えないない落ち着きと広い視野で、ゲームをコントロールしていた。香川がパンチラしか

見せないのに、柴崎は堂々と余裕で全部見せてくれる?んですね!もう長年日本代表でやっているような安定感。本当に彼がアントラーズの選手でいて

くれてうれしい。本当のサッカー的知性を感じさせてくれるプレーヤーは他にいないんじゃないのか。日本代表なんかどうでもいいから彼だけを見ていた

い気にさせてくれる。本田、香川、岡崎、長友がボールを持ってもときめかないけど、柴崎は何かときめかさせてくれるんですよね。

 

  ほとんど柴崎のゴールと言ってもいい一点は、岡崎から本田へ渡ったボールを裏でフォローして折り返したクロスだったが、オウンゴールになったもの

のほとんど一点ものの崩し。本田は、前半に一対一の決定的なチャンスにループシュートをはずしたが、日本代表戦ではむしろ本田が、柴崎や武藤など

を支えた方がいいのでは?本田が、「俺が俺が」の気持ちでいくとあまりいい結果が出ないように思う。

 

  細貝は体を張ったプレーで効いていた。酒井高も積極的に上がって、うまく切れ込んでチャンスを作っていた。全体的に右サイドからの攻撃が目立っ

て長友はあまり精彩がなかった。ジャマイカの攻撃が裏にロングボールを放り込むだけという単調なものだったので、森重と塩谷のCBの本当の力量は

判断がつきかねたが、うまく連係は取れていたのでは?昌子が出ていたら・・・・とも思ったが、こんなつまらない試合で怪我でもしたら本当に馬鹿馬鹿し

かったね。ジャマイカのサッカーのレベルが低かったので、それにつられて日本代表のポテンシャルも出なかった部分もあるかもしれないので、ブラジル

相手にどんなサッカーをするのか気になるが、正直言ってあまり期待できない。また柴崎を見るのが楽しみなくらいか・・・・・

 

  やはり週末にアントラーズのゲームがないと虚しいというか、心の高まりがありませんね。この休みの間にしっかりとコンディションを整えて欲しいもの

です。優勝を目指して、頑張れ!アントラーズ!!

 

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