ジーコ寅の「鹿島アントラーズよ永遠に」

昨年四月まであった、ジーコ寅の「名曲探偵アントラーズ倶楽部」に続いて開設したブログです。音楽部門は今回はやめました。

キング・クリムゾン   「エピタフ」

2012-05-01 23:09:58 | 日記

 明後日は、エスパルス戦。アウスタでは、2007年以来勝ちがないそうだ。同じ静岡のチームでも、ジュビロはアントラーズを応援するかの

如く、肝心な試合で負けてくれたりするのだが、エスパルスは難敵だ。

 

  今日はアントラーズ関係のネタがないので、先日のガンバ戦をガンバのサポはどう見たのか気になって、ガンバ大阪のブログ村にお邪魔

してみた。大敗をどう受け止めるのか?ガンバ側からすれば、完膚なきまでに叩きのめされたような完敗をどう受け止めているのかに興味が 

わいた。これは「サッカーマニアはじめました」さんのブログから・・・・・。

 サッカーマニアをはじめましたという題名からして、何となく関西っぽい。

http://ameblo.jp/piyopiyoyatto/entry-11235724480.html

 

 読んでみるとわかるように、あの完敗を表向きは楽しんで、自虐的な笑いを感じる。ゴールの幅があと5センチあって、ゴールの

高さがあと5センチあったら、5-0どころか、8-0だったのでは?など無理にでも自分を笑わせながら書いているような文章だ。

しかも題名は「次がある、次が」といたって前向きである。アントラーズのサポーターはまじめだから、5-0でやられて、「しゃあないわ」と

自分たちを笑い飛ばす人は少ない。ここにはいい意味での大阪人の突き放して笑い飛ばすようなものの見方がある。

 

  「万博に集いし青と黒の戦士」というブログも面白い。

 http://ameblo.jp/venger/entry-11235642639.html

 

先日のアントラーズの中盤の連動性や、FWとの絡みなどが賞賛されている。「素晴らしく強い鹿島!!」という叫びを、ガンバサポがする

のはけっこうキツイのでは?でも全体の印象は、何となく「しゃあないわ」的というか、「ま、こんなもんでっしゃろ」的なやや自嘲を含んだ、

笑いの感覚を感じる。この方は、アントラーズが優勝するのでは?と考え、それどころかアントラーズが今までになかった新しい攻撃スタイ

ルを確立するのでは?と絶賛している。

 

 ランキングトップのガンバニアンさんも、完敗の現実を笑い飛ばすかのような書き方である。

最後のGKの藤ヶ谷のミスも、ペナルティーエリアの外の芝を踏んでみたくて足をとられただけだと、ポジティブに笑いのめしている。

 http://blog.goo.ne.jp/toptosh/e/3d06a6c0a506b0279879e60e9c26ccc3?fm=rss

 

 題名も「ポジティブ・ボード」だから、あの完敗をポジティブに見ていこうという姿勢だ。やや自嘲を含みながらも、「ま、しゃあないわ」と

笑いながら悲惨な現実を忘れようとする精神的な態度は、関東とはやはり違う。

 

よく言えば真摯、悪く言えばくそ真面目的なアントラーズサポとは違った、現実の受け流し方がここにはある。あの負け方だったら、アント

ラーズサポは、ほとんどが徹底的に叩くだろう。

 「今日はしょうがないよ。また次があるから・・・・・」などと書くブログが上位に来ることは、アントラーズのブログではあり得ない。

 

関東の人間も、ある意味いい加減でずぶとい大阪人の考え方を時には学ぶべきだと思う。

エスパルス戦、天候が心配ですね。雨が完全に上がっていればいいのですが・・・・・

 



 

 ピンク・フロイドなどのように、1970年代にプログレッシブ・ロックと呼ばれたイギリスのバンドに、キング・クリムゾンがある。

彼らが1969年に録音した、「クリムゾン・キングの宮殿」は、幻想的なイメージの音楽と、終末論的な未来観を持った詩を持つ陰影の濃い

音楽。キング・クリムゾンには、ピンク・フロイドとはまた違ったコアなファンがいた。3.11以降、40年近く前の彼らの詩が現実味を帯びて

感じられるようになった。

 この曲を、「ザ・ピーナッツ」が歌っていたとは知らなかった!しかもとてもうまくて、この曲の感じをよくとらえている。

 

 やや暗い感じの音楽が続いてしまっていますが、ご容赦を・・・・

20代30代の方が知らないような曲を意図的に選んでもいます。

最近のロックより、いいと思う人も多いのではないでしょうか?

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