寅さんの自分さがしの旅日記

人生は気ままに自分らしく生きるための自分探しの旅

鷲羽岳・水晶岳

2014-09-28 17:12:32 | 登山・散歩
8/1~8/4、長野県・富山県にまたがる日本百名山鷲羽岳2924m・水晶岳2986mに登る。

8/1 岡山市南区21:20-赤磐市22:00-山陽I.C-飛騨清見I.C-新穂高温泉

8/2 鍋平園地駐車場6:00-7:00新穂高温泉-8:14笠新道登山口-8:40わさび平小屋-シシウドが原
  
   13:05鏡平山荘-弓折岳分岐-16:18双六小屋(泊)

8/3 双六小屋5:00-8:00三俣山荘-9:45鷲羽岳-ワリモ北分岐-11:48水晶小屋-12:46水晶岳-
   
   13:48水晶小屋-ワリモ北分岐-14:52岩苔乗越-16:04黒部川水源地-16:50三俣山荘(泊)

8/4 時々三俣山荘5:20-双六小屋-弓折山岳分岐-鏡平山荘-わさび平小屋-15:00観光案内所

   -飛騨清見I.C-山陽I.C-赤磐市-岡山市南区

今回は当日になって隊員の親戚のご不幸など不測の事態が起こり、予定を1日ずらして、N、K、寅の
3名参加での山行となった。

途中飛騨清見ICを過ぎ、新穂高温泉に向かう途中、ナビが悪いのか設定の仕方が悪いのか、悪路に
入り30分ほどロスし、そのため登山口に近い駐車場に数秒差で入ることができず、目の前で満車になると
いう屈辱を味わうことになる。

仕方なく向かった鍋平園地駐車場から奥飛騨温泉郷観光案内所まで道に迷いながら急坂を下ると1時間かかった。

最初から前途多難を予感させる出来事の連続である。
既に7時、予定から1時間遅れている。
  

焼岳


鏡平から槍ヶ岳
来年行く予定の大キレット(右の凹)もよく見える。


槍ヶ岳
小槍(主峰の左)も見える。
7時間を要し1時鏡平小屋に到着。 例のごとくカレーを喰らう
このあたりまでは元気だった。


槍ヶ岳と鏡平山荘




鷲羽岳と双六小屋
鏡平からさらに3時間余りかかり、ヘトヘトになりながらもやっと双六小屋に到着
早速で乾杯


双六小屋の夕食
天ぷらもあり山小屋にしては豪華。


ご来光
2日目 朝食後、双六小屋を5:00頃出発。


槍ヶ岳と穂高連峰
雄大な景色にうっとり


鷲羽岳と水晶岳(左)
まさに鷲が羽を広げたよう


鷲羽岳と三俣山荘


K隊員のテント
8時頃三俣山荘に到着。本日の宿泊手続きをし、荷物を軽くして鷲羽岳に向かう。


槍ヶ岳に続く北鎌尾根と硫黄尾根(中段)左は大天井岳


黒部五郎岳(中央左)
3年前、太郎平小屋に2泊しながら、雨が止まず登頂を断念した黒部五郎岳が見える。


鷲羽岳頂上
三俣山荘から1時間半程登り、9:45鷲羽岳に登頂
だいぶガスってきた。

鷲羽岳から2時間足らずで水晶小屋に到着。餅2個の入った名物力汁(ちからじる)をいただく。
K隊員絶賛の美味さであった。


雷鳥の親子
水晶岳手前で雷鳥に出会う。今年も出会えて嬉しい。子供を4羽連れていた。


水晶岳頂上
水晶小屋から40分足らずで水晶岳に登頂
いよいよガスが出現し何も見えなくなる。 晴天ならばさぞかし絶景が望めたであろう。
水晶小屋まで戻り黒部川の源流を目指す。




黒部川水源地標
水晶小屋から4時間で源流点到着。このあたりはやっと春が訪れた様子で、こごみのような山野草が芽吹いている。
源流点からさらに50分程で三俣山荘に着く。


三俣山荘夕食 ジビエ料理 鹿のシチュー
山小屋でこんな料理が出てくるとは思いもしなかった。臭みはほとんどなく美味しい

外でを飲んでいると1人で長野から来たという女性と出会う。その人は300名山まであと12座だと言う。
本日、100名山のうちの13、14座目に登った吾輩からすればまさに雲の上の人である

今夜の山小屋は非常に混雑しており、2枚の布団に3人が寝ることになり、1人当たりのスペースは肩幅ほどしかない

最終日は朝からと風である。
三俣山荘から新穂高温泉まで下る。長い一日になりそうだ。
5時20分頃三俣山荘出発

双六小屋を越え、なおも風雨が続く中、長い距離をひたすら下る。GOATEXの靴にもついに雨が滲みてきて、体も冷たくなって来る。
もうこうなると修行以外の何物でもない。

11時前頃、鏡平小屋に到着。一息ついてラーメンを食す。具沢山で雨で冷えた体にはとても有難い。

鏡平を過ぎた当たりでやっと雨は止んだ。
さらに2時間半程歩き、わさび平を通過、3時観光案内所に到着。今回の山行もきつかった。

先行したK隊員に車を回してもらい、観光案内所裏ので汗を流した後、岡山への帰途についた

当初計画した笠ヶ岳に行くことはできませんでしたが、充実した3日間でした

歩数 1日約3万歩×3日