寅さんの自分さがしの旅日記

人生は気ままに自分らしく生きるための自分探しの旅

瀬戸内国際芸術祭2016 犬島

2016-05-08 00:01:16 | 旅行
4月10日(日)岡山市の沖に浮かぶ犬島に奥方と行く。
前回の芸術祭では沙弥島、直島、豊島、男木島、女木島、小豆島に出かけたが、犬島を訪ねるのは今回が初めてである。

宝伝港11:00発の船に乗る予定でを早めに出発。
10時過ぎに駐車場に到着。まだかなりの余裕がある。

10時半すぎ頃そろそろ乗船場所に人が集まり始めたので、並んで待つことにする。
多くの人数が並んだのを見はかり、少し早い10:50頃船が出発。10分で犬島に着く。

犬島は花崗岩採石の島として栄え、1909年(明治42年)に、当時都窪郡中庄村(現在の倉敷市中庄)の帯江鉱山の精錬施設が移転する
こととなり、精錬所が建設された。当初は銅精錬も順調で、島には精錬所関係者だけで約2000人が居住しており、最盛期の人口は
5000から6000人程度であったとされる。1918年(大正7年)には、犬島小学校が開校。しかし、精錬所は1919年(大正8年)に操業を停止。
その後、一度も再開されることなく、廃止された。精錬所の遺構として、朽ち果てたレンガ積みの煙突が数本残り、島のシンボルとなっている。

1947年(昭和22年)には犬島中学校が開校したが、産業構造の変化による企業の撤退などから人口が減少。1991年(平成3年)に小中学校は
廃校となった。廃校舎は整備・増築の上で、犬島自然の家として公営の宿泊施設となっている。
1984年西部警察最終回のロケ地にもなった。《ウイキペデイアから引用》


まずは犬島製錬所美術館へ
精錬所美術館は近代化産業遺産である銅精錬所の一部を活用して作られており、敷地内に残る精錬所の跡だけでも十分見応えがあり
廃墟感がたまらない。

次にアート作品の鑑賞へ

犬島「家プロジェクト」は、アーティスティックディレクター・長谷川祐子と建築家・妹島和世が犬島の集落で展開するプロジェクトで、
現在の展示テーマは“桃源郷”。F邸からI邸までのひとつづきの旅で、「ビックバン」「知覚の冒険」「光景浴」「瞑想」などを
体験してほしいとの意が込められています。

犬島の集落に「日常の中の美しい風景や作品の向こうに広がる身近な自然を感じられるように」との願いを込め、2010年、企画展示を
目的とした3つのギャラリー「F邸」「S邸」「I邸」と「中の谷東屋」を公開。2013年、新たに2つのギャラリー「A邸」「C邸」が加わり、
それぞれのギャラリーと集落内に作品を公開します。集落に点在するギャラリーは、かつて建っていた民家の瓦屋根や古材、透明な
アクリル、周囲の風景を映し出すアルミなど多様な素材でつくられています。《ベネッセアートサイド直島から引用》

いろいろ作品を鑑賞した後、カフェtreesでチキンカレーを食す。
海の見える窓際の席で、も飲んで気分はである。

14:00発の船で宝伝港へ

犬島とアート作品ひとつひとつが醸し出す雰囲気に心が癒された一日であった





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