寅さんの自分さがしの旅日記

人生は気ままに自分らしく生きるための自分探しの旅

三徳山投入堂

2009-09-20 18:15:53 | 登山・散歩
皆生までの間、道の駅や新幹線ラーメンに寄りながら17:30頃 皆生 やすらぎと憩いの宿岩崎館に到着。

リーズナブル(8,000円)な割には料理は良い。
子供連れには最適な宿であろう。 海にも比較的近い。


弓ヶ浜

朝食前に海岸を散歩。 朝食後三朝町にある三徳山へ出発。
この日は平日、9号線は以外と混んでいた。

11時前駐車場に到着。やや遠い駐車場になんとか駐車できた。

入山料は本堂まで400円、投入堂まではさらに200円かかる。
しかしここで大問題が発生ひとりでは危険なため登山を許可できないというのである。

ここまで来て国宝三徳山投入堂まで行けないとは・・・
しかたないので後から来た4人の家族連れにお願いすると快く同行させてくれた。
おかげでとりあえず投入堂まで行けることになった。

受付で靴のチェックを受け、輪袈裟をもらい、登山開始。
靴底に凹凸が少なかったら×なようで、その時はわらじを購入して登るようだ。

同行して頂いたのは枚方から来た初老の夫婦とその子供であった。

先月、香川のうどん屋で話をしたOLも昨日旅館の風呂で話したおじさんも
そして今回の家族も枚方(ひらかた)の人だった。枚方には不思議と縁が
あるようだ。


文殊堂(国重文)附近

登山道は危険な箇所もあり、変化に富んでいて面白い。


鎖場


文殊堂からの眺望



登山開始から約2時間、やっと投入堂に着く。


投入堂

小泉元総理ではないが「感動した」
吾輩のブログをご覧になっているあなたも是非一度行ってみるべきである。
決して損はない。 心が洗われる気がする。

下山後、枚方の家族に感謝してお別れ。
あなた方のお陰で投入堂を拝観することが出来ました。


投入堂揺拝所

お山に登れない方は、県道から投入堂が眺められる。


株湯

下山後は三朝温泉の東端にある株湯という超ひなびた温泉に浸かり汗を流す。
湯船はこれだけで板の向こうは女湯になっている。料金は200円

これで吾輩の2泊3日の島根・鳥取の旅は終わり、家路に着く。

知らない街、行ったことのない場所、登ったことのない山を尋ね、
会ったことのない人と話すのはとても面白いことだ。

島根・鳥取の旅 Ⅲ

2009-09-07 21:29:03 | 旅行
朝食後宿を出て世界遺産・石見銀山へ向かう。
近くまで来てここに寄らなければ世界遺産に失礼というものであろう。

30分余りで銀山公園へ到着。
平日の朝であればここにも駐車可能である。

まずは大森の街並みを散策する。

温泉津は大正 大森は江戸時代へタイムスリップしたようで
妙になつかしく心が落ち着く



観世音寺から見た大森地区の街並み


そのまま水戸黄門のロケに使えそうな佇まい

竹下錻力店(上)のおやじが三瓶山の火事や蝶のことについて語ってくれた。


郵便局

パン屋、喫茶店、飲食店、珍味、銀の店など色んな店があって
なかなか飽きさせない。


自動販売機もこんな立派に

ひととおり回って銀山公園(観光案内所)まで帰ると龍源寺間歩までの片道2.3㎞
の間、無料ガイドが案内してくれるという。

10時半、ガイドさんは十人程を引き連れ出発。

神社仏閣、お墓、精錬所、山などの説明を受けながら龍源寺間歩まで歩く。
仙ノ山という山にしか銀が出ないらしく、最盛期の江戸初期頃には仙ノ山周辺
に20万人が居住していたそうである。
その頃大阪、京都が30~40万人であったというからすごい数である。


龍源寺間歩入り口

間歩とは坑道のことである。
中は年中14度くらいで冷気が漏れてきて、10m離れていても涼しい。
間歩は600以上あるらしく現在公開しているのはここだけである。


間歩の内部


民家の屋根

民家の屋根ひとつ取っても工夫がこらされている。

2時間余りで銀山公園へ帰着。
ガイドさんのおかげでよく石見銀山を学習できた。

その後すぐ街並みコースのガイドもあったが、今日の宿皆生温泉まで
行くため石見銀山をあとにした。

                -続く-