寅さんの自分さがしの旅日記

人生は気ままに自分らしく生きるための自分探しの旅

白山vol.2

2008-10-27 22:57:54 | 登山・散歩
翌朝は4時過ぎに起床
先週は雪が降って寒くて寝られなかったそうだが、昨夜は全然寒くなかった。
耳栓が功を奏し、よく眠れた。

4:30身支度を整え、御来光を見るため白山御前峰へ向け出発。

外はまだ真っ暗闇、白山頂上までヘッドランプの長い帯が連なる。
1時間程で頂上 頂上は数百人の人でいっぱいである。
東の空は既に明るくなっている。


御来光を待つ人々


青の世界


乗鞍岳

6時乗鞍岳の上から太陽が昇る。


穂高連峰(右)と槍ヶ岳(左)


頂上にて


雲と光の造形

山頂は過ごしやすかったが、やがて風が出て寒くなった。

風の少ない紺屋ケ池でビジターセンターで作ってもらった弁当を食べる。
よく冷えた弁当である。
しかし、大天井荘の弁当よりはかなり上等である。

朝食が終わり、ビジターセンターまでお池めぐりをする。
花の咲いている時期はきっときれいだろう。


南極点に立つ越冬隊

実は千蛇ケ池という池の上 千匹の蛇を封印しているという。
雪が溶けると蛇が出てくるらしい。


白山室堂ビジターセンターと別山


ビジターセンターにて

9時過ぎいよいよ下山
下山はコースタイムより早いペース。
昼前、別当出合登山口に到着。

バスで市ノ瀬ビジターセンターへ

到着後ビジターセンター前の白山温泉、永井旅館で汗を流す。


永井旅館

檜風呂のよい湯であった。

入浴後、岡山へ向け来た道を辿る。無事20時過ぎ我が家へ到着。

北陸道に乗った直後からが降り出した。
下山までよく待ってくれたものだ。

<写真のほとんどはK隊員の撮影>








1本の苗に2種類のナスが

2008-10-24 00:10:05 | 家庭菜園
ゴールデンウィークの頃に植え付けをして、今は秋ナスを収穫しているところ

今年は台風が少なかったので、ナスも痛みが少なく秋になってよく実をつけて
くれますが、不思議なことに長ナスの苗に突然ニョキッと色の違う枝が生えてきて
丸い実がつきました。

接木苗なので接ぎ木をする土台の苗だと思いますが、いったいどんな味がするのか楽しみだナス


長ナスに丸い実が


葉の大きさも色も違う中央手前の枝

白山vol.1

2008-10-19 15:37:47 | 登山・散歩
10月4日(土)5日(日)、白山に行ってきた。
白山は富士山、立山とともに日本三名山に数えられるほどの名山である。(行く前初めて知った)

今回の参加は隊長、N隊員、K隊員と吾輩の4名である。

2:40を出発 3:20隊長宅駐車場到着
隊長ので石川県に向け出発。

山陽インターから山陽道、中国道、名神、北陸道を通り、福井北インターで下りる。
10:00予定より30分早く市ノ瀬ビジターセンターに着く。
ここにを止め、バスで別当出合登山口に向かう。

30分足らずで登山口到着。


いざ出発

10:40頃登山開始
吊り橋を渡り、砂防新道に入る。
始めは土の道であったが、やがて石で作った道が多くなってくる。

石の階段の高さはほぼ均一に作られている。
今まで登ったどの登山道よりも整備されているように思う。

1時間足らずで中飯場に着く。一休みし歩を進める。

さらに1時間程行き眺めの良い場所で昼食にする。


ここで昼食 景色が良いのでおにぎりもうまい

昼食後5分で甚之助避難小屋に到着。

さらに20分程で南竜道分岐に着く。


南竜道分岐 後ろは別山

分岐から黒ボコ岩まで紅葉を愛でながら登る。


紅葉はもう終わりに近い

15時黒ボコ岩に到着 岩を過ぎたとたん白山が姿を現す。


山小屋まではもうすぐ

黒ボコ岩から30分、15:30無事室堂ビジターセンター(山小屋)到着。


ビジターセンターから見上げる白山御前峰

今日は御前峰には登らず明日登ることにする。
とりあえずで乾杯。寒いけどうまい。


別山と紅葉


何を見ている中年トリオ


夕陽がだんだんと


はるか彼方西の空に沈むと


南の空には上弦の月が姿を見せる

そして夕食の時間になる。
室堂ビジターセンターはいくつかの棟に別れており、棟ごとに食事の時間が分けられているようである。

多くの人が行列にならぶ。セルフサービスになっている。
料理内容はまずますデザートも付いていた。
ここは750名収容であるから今夜も500名以上は宿泊しているのだろう。

その後食堂前の売り場でウィスキーのミニボトルを買い、外で湯割などにして飲む。
寒い中で飲むウィスキーはなかなかおつなものである。

空を見上げると、こんなに星があったのかと思うほどの星の数である。


K隊員渾身の作「夜空」 歌は五木ひろし

あすの朝は、御前峰に登り御来光を見なければならないので早めに就寝することにする。

9時に寝床に着くも同室のバカ大学生がうるさくて眠れない。
耳栓を取り出し耳に詰める。すると効果覿面すぐに眠りに落ちた。

              ・・・続く               


雪彦山

2008-10-13 23:07:08 | 登山・散歩
9月23日(火)秋分の日兵庫県姫路市にある雪彦山(せっぴこさん・三角点915m)に登る。
当初は21(日)を予定していたがで中止となりこの日の登山となった。
この山は英彦山、弥彦山とともに日本三彦山のうちのひとつで、修験者の山だったそうだ。

朝6:20岡山市ので出発
7時前赤磐市の隊長宅近くの駐車場に集合

山陽インターから山陽道に乗り雪彦山をめざす。途中メガマートで食料等を調達し
8:50登山口駐車場到着 9時登山開始 

今日は北アルプスで知り合った特別ゲストとともに登る予定であったが、残念ながら
急遽家庭の都合で来られなくなった。
隊長は食後のデザートとして冷えたピオーネを用意していたので、他の隊員よりもさらに
落胆の度合いが大きかった。


登山口にある案内図


展望岩附近から雪彦山を望む


巨岩出雲岩

1時間で出雲岩到着
出雲岩から大天井岳(通称雪彦山)までは鎖場あり人がやっと通れる岩あり
手を使わなければ登れない箇所があったりとトリッキーな道が続く。


岩と岩の間を行くY隊員

冷やしたピオーネの箱が入った隊長のザックは岩に挟まって前に進めない。
ザックをはずし出口で受け取る。

2時間で(休憩含む)大天井岳頂上に立つ。


大天井岳(雪彦山)頂上

頂上であから顔のおじさんがバッチを売っていた。
「なんでこんなところで」と思ったが思わず買ってしまう。
雪彦山の主のような人だ。


大天井岳からの眺め

大天井岳から三角点峰をめざす。
昼過ぎ三角点峰に到達


雪彦山三角点登頂

バーナー、コッフェルを出し、湯を沸かしカップラーメンとおにぎりを喰らう。
食後にはゲスト用だった高級ピオーネを頂く。冷えていてとてもうまい。

昼食後、新下山道を通り下りる。

途中、沢を何度も横切ったり面白い登山道が続く。

地蔵岩を見上げるところにあるベンチで休んでいると大きな声がするので
その方向に目をやるとなんと岩に人が張り付いているではないか


地蔵岩


地蔵岩を登る3人のロッククライマー

ここはロッククライミングで有名な山でもある。
羨望のまなざしで見ていたが十数分間ほとんど動かなかった。

この先で道を迷いそうになったが、大曲を右折し登山口へ向かう。

沢づたいに歩きやがて奇妙な工作物に出会う。


巨人のジャングルジム

案内図には青い銅製のダムと書いてある。
これはいったい何だろう ナニコレ珍百景に投稿したいくらいである。
説明の看板を見るとどうやら巨岩をせき止めるダムらしい。
砂防ダムならどこにでもあるが、こんなのは見たことがない。
バブル期、何億もの大金を投じて作った物のようだが、一度も使われた様子はない。

ダムから数分で無事登山口に到着。(15:40)
その後雪彦温泉で汗を流す。
露天風呂もありなかなかの良い湯である。


雪彦温泉

下山して発覚したことであるが、Y隊員が2、3箇所山ヒルに血を吸われていることがわかりビックリ

N隊員がズボンの裾をガムテープで留めている意味が理解できた。

汗を流した後は来た道を辿り、19時過ぎ無事我が家まで帰った。

(なお今回の写真の大半はK隊員の撮影による)







乗鞍岳でボランティア

2008-10-07 00:18:04 | 登山・散歩
昨日の常念岳からの下りの疲労は、湿布を10枚貼って寝たにもかかわらず、さほど取れていないが、
今日は乗鞍岳(3026m)へ障害のある子供達を連れて登る事になっている。子供達は昨日
岡山からバスで来て、高山市内に宿泊し、そして今日乗鞍岳へ登頂する。
我々はその手助けをするのだ。

朝、6:00ホテルのフロントに集合し、で岐阜県にある、ほおのき平駐車場をめざす。

途中、水などを調達し、8時前ほおのき平駐車場に着く。
しばらく待っていると子供達を乗せたバス2台が到着。
後ろのバスに乗り乗鞍畳平に向かう。
9時頃乗鞍畳平に到着。

各班に別れ、その班に一人ずつがサポートにつく。
吾輩は6班 名簿を見ると父兄を含め総勢26名。
あまりの数の多さにどうしようかと思っていたところ
先頭に付いてくださいと言われたので、M兄妹を中心とした元気の良い子達に付くことにする。


乗鞍畳平 観光パスがずらりと並ぶ

9時過ぎ登山開始。

我々はなにかしら登山のプロのように期待されているらしいが、吾輩はというと筋肉痛で自分一人で登るのが
やっとこさの状態であり、とても人の世話など焼いている場合ではない。

それでもそんなことは決して口にせず、平然とした涼しい顔で周囲に気を配りながら登っていく

子供は危ない方へ行きたがり、その都度注意が必要となる。
と励ましながら歩く。


乗鞍岳


よく見るとスキーをしている人が・・・


もうすぐ頂上   右はM兄妹の末っ子 Y子ちゃん(小1)

11時過ぎ頂上に到着 付き添ったM兄妹は無事登頂を果たす。
頂上で弁当をひろげ、おにぎりをほおばる。


頂上はラッシュアワー


頂上直下にある権現池


下山

おにぎりを食べ終え下山する。

途中、M兄妹の一人とお母さんがなかなか下山せず肩の小屋で待ったが、無事下りてきた。

15時前、畳平に着く。
6班は障害の程度が低い人が多いのかほぼ全員が登頂出来たようである。


無事役目を終え一息ついてソフトクリームを食べる。

15:30畳平を離れを置いているほおのき平へ到着。
ここで子供達と手を振ってお別れ。
また、来年も会えるとうれしい。

3日間の楽しい思い出をザックに詰め込んで、岡山への帰途につく。

に着く頃にはもう日付が変わっていた。

今までで一番苦しくて楽しい山登りになった。