寅さんの自分さがしの旅日記

人生は気ままに自分らしく生きるための自分探しの旅

第23回瀬戸内倉敷ツーデーマーチ

2010-03-21 21:29:08 | 登山・散歩
3月13日(土)は早朝から我が家を出て瀬戸内倉敷ツーデーマーチ(40㎞)に初挑戦してきた
昨年は2日間とも20㎞を歩いた。

この日は5人でエントリーしたものの、Sさんは足の怪我、OさんとK君は業務多忙のため出場できず、
結局去年と同じく元上司と二人で歩くこととなった
元上司はホノルルマラソンに出場し、先月は吉備路マラソンのハーフを走った強者である


倉敷美観地区

スタートして最初の頃は快調だった。マスカットスタジアムの手前で元上司は三叉路で
ショートカットして左に行くと言うので、それでは40㎞歩いたことにはならないでしょうと
私が言うのも聞かず一人で行ってしまい、それ以来二度と会うことはなかった。
なんだか元上司の人生そのものを見たような気がした。


倉敷マスカットスタジアム

吉備津神社(15.5㎞)手前附近までは好調だったものの両方の足の裏に痛みを覚える。
どうやらマメが出来て潰れているようだ。
カットバンを貼り、靴下をもう一枚履いてみる。
先程よりは少し痛みが和らいだ様子だ。
しかしこんな状態であと24.5㎞も歩けるのだろうか?


吉備津神社

まあとにかく行けるところまで行ってみよう。
今まで何回かマラソンやウォーキング大会に出場したけれどリタイアしたことは一度もない。


備中国分寺

一歩歩く事に痛みを覚える。なんとか備中国分寺(24.7㎞)まで辿り着く。
しかし今度は両ももの裏が張っている。もう最悪である。
泣きそうな気分でおにぎりをほおばり先へ進む。
まあ少しでも前に進んでいればいつかは着くだろう。

きびじアリーナ(28.8㎞)に到着。
しかし今度は足先が痛くなり、先程履いた靴下を脱ぐ。

清音駅を越えぎ高梁川を渡るとあと5.9㎞らしい。


川辺橋

だんだんとももはパンパンになり、足の裏はさらに痛い。
歩幅が狭くなり、後ろから来た人にごぼう抜きにされる。
水戸黄門の歌と全く同じ状態で悲しい。

横溝正史疎開宅を過ぎあと3㎞ こんなに長い3㎞は経験したことがない。


マービーふれあいセンター

やっとマービーふれあいセンターが見えてくる。
あいわらずごぼう抜きにされながらなんとかゴール。
終わってから聞いた話ではこのコース41.9㎞あったそうだ。

あとはもうどこに行くにもよちよち歩きで、送りのバスに乗るのも降りるのも倉敷市役所に
着いて駐車場まで行くのも必死である。

それにしても40㎞を甘く見ていた。
昨秋六甲全山縦走(56㎞)からすれば楽だろうと思っていたのだ。
靴の選択にも失敗した。
矢掛マラソンで使用したニューバランスの寛平モデルはウォーキングには不向きだったようだ。

まるで地獄のような一日になってしまったが、なんとか完歩出来たのが唯一の救いであった。
家に帰って足の裏を見ると左右とも500円2枚大の水ぶくれのあとがあった。
来年もし出場するならウォーキングシューズを買おうっと。

倉敷市役所7:10→美観地区7:26→マスカットスタジアム8:22→庄小学校9:20→吉備津神社10:14→備中国分寺12:20→吉備路アリーナ→川辺橋14:23→マービーふれあいセンター15:38 歩数55000歩