鳥栖戦展望その1

2014年03月27日 | ガンバ大阪
2012年の屈辱を
 
今年はしっかり雪がなければなりませんね。
前回とは違ったチームになっているガンバですので集中力さえきらさなければ相手を完封するのは難しくないと思います。
 
では、鳥栖戦展望を書いてみます。
今季も鳥栖は4-2-3-1という布陣でトップの豊田をめがけて球を動かし2列目の池田・水沼・金民友がポジションチェンジしながらそれをサポート、そしてその一連の攻撃動静の中でサイドバックがスペースを駆け上がりチャンスに絡むという戦法をとっています。
 
そこを分断するという意味に於いては中盤を司るボランチの藤田・谷口を封じることが考えられますが、相手の攻撃を完全に機能させない為には寧ろ2列目に注意を向けることが大切であると断じます。
先ず、トップの豊田には意地でも岩下が食らいつき本来の仕事(ポスト・シュート)を遮ってその圧力を半減させなければなりません。 これが1つ。
 
次に自由に動く2列目をどう封じるかですが、そもそも豊田のパフォーマンスを半減できれば解決の糸口は絞りやすい。
こぼれ球や落とし球が減るわけですから動きが絞られたり無駄走りが増えるはずですので丹羽や加地(米倉)が普通に球を拾えると見ますので危ない機会は減ると考えます。
 
そして攻撃になりますが、ここで相手ボランチに焦点を合わせます。
元々藤田・谷口にはバラエティに富む展開力はありません。これは豊田ありきのチーム事情や戦術に因ることもありますが遠藤・小笠原・中村憲、中村俊という明らかにピッチ全体を見渡し球を自在に配給できる存在が居ないということですのでガンバにとってはチャンス。
(逆に言うと、鳥栖にそういう選手が居たら優勝候補にも成り得る)
 
代表選手でもある今野1人である程度熟せると見ています。 相手があまりそこを経由してこないという要素もありますが。
明神と今野が交互に相手の2列目とボランチを止め球を奪取できれば左の藤春を生かす機会が多くなるはずです。 相手ボランチこそ弱点というのが1つ。
 
そして鳥栖が抱えるもう1つの弱点。それは両SBの高さと技術。
丹羽・安田となればそこそこ攻めれて守りにも献身的な選手だと思いますが高さと絶対的な技術に難があると感じます。
リンス・佐藤でいくならば寧ろサイドに流れてボールをキープしたり裏に付けこむことが可能だと考えられます。 高さで優位に立てるならパスの出し手にもバリエーション(選択肢)が増えて余裕が出来るので自ずと試合をコントロールできると思います。
その流れに沿って藤春・阿部と予想される先発陣がどう相手SBを押し込めるかが楽しみ。
 
そして遠藤・倉田が出るのかどうかというのも興味がありますね。
前述のプランが奏功すればこの2人にとって見せ場がテンコ盛りということになります。
 
誰が得点を取るかは今のガンバに於いてまだ形が確立されていない様なので阿部・リンス・倉田あたりに期待しておきます。
また、鳥栖はホームということもあり試合開始から強い圧力をかけてくることが予想されますし運動量も多いチームなので必ず訪れる2-3のピンチをしっかり押し返す集中力が肝要です。
 
更に詳しい読みや先発予想などは次回にでも☆
 
 
コメント (2)
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