アロマテラピー学習ブログ

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参照。

キャリアオイルの分類

2008-03-06 11:33:33 | 基材論
キャリアオイルは植物油、植物脂、ロウ、炭化水素に分類される。

植物油…一つのグリセリンと三つの脂肪酸がエステル結合したトリグリセリド。常温で液状の物=油(Oil)
 乾性油…空気中に放っておくと自然に乾燥する油のこと(ヨウ素価130以上)空気にさらすと膜を作ってしまうためベースオイルには不向き。
 ローズヒップ(ヨウ素価183)、イブニングプリムローズ(月見草)
 ボラジ、サフラワー 大豆etc
 半乾性油…中間の乾燥性をもつ油(ヨウ素価100~130)
 セサミ油、小麦胚芽油、スイートアーモンド油、菜種油、トウモロコシ油etc
 不乾性油…不乾性油とは乾燥しない油(ヨウ素価100以下)ベースオイルに使う。
 アボガド油、オリーブ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、落花生油、ホホバオイル、 ココナッツオイル(ヨウ素価9)etc

 ヨウ素価とは100gの脂肪に吸収されるヨウ素のグラム数。油の分子が空気中の酸素によって酸化されることによって乾燥するため、不飽和結合(二重結合)の多い油脂酸を多く含んだ油は乾燥しやすくなる。この値が大きいほど脂肪酸の不飽和度が高い。すなわち「ヨウ素価の高いオイルほど酸化しやすい」

植物脂…一つのグリセリンと三つの脂肪酸がエステル結合したトリグリセリド。常温で固体状の物=脂(Fat)
 ココナッツ油、カカオ脂、パーム油

ロウ…脂肪酸とアルコールが結合したもの
 植物性 固体ロウ  カルナウバロウ、キャンデリラロウ
      液体ロウ  ホホバ油
 動物性 固体ロウ  ミツロウ、ラノリン
      液体ロウ  オレンジラッフィー油(鯨油)
炭化水素…炭化水素は炭素と水素だけでできている化合物のこと
 植物性スクワラン、スクワラン、
 石油から精製されるワセリン、パラフィン


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