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常夏ならば振り向くかも

語り部である私が提供する、今そこにあるチープでホットな噺の数々を口承するブログ。一話解決を目指して今日も喋ります。

サバンナ

2007年06月14日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記
近くの溝にカモの親子が来ているから、というので観に行った。

…。




ちょっ!
ちょっちょっ!




いいとこなんだ。ヒューマンはあっちいけ


タジタジ


話を整理すると、どこぞの飼い猫がカモ親子を狙っていてるという関係。
我がデジタルカメラの限界までズームしたが、ここが限界。

カメラのことよりも
やるかやられるか
神経と神経の鬩ぎ合いの真っ只中に突如ワープしてしまったのだ。

これがタイムワープいやタイプスリップするとなれば

ミッドウェイ海戦間近に飛んだイージス艦みらいの面々(漫画「ジパング」)
戦国時代に飛んだ伊庭3尉以下&島2等陸尉以下の面々(漫画「戦国自衛隊」「続戦国自衛隊」)
鈴谷比呂志(映画「この胸いっぱいの愛を」) の気持ちに

近づけるとか!
近づけないとか!



脱セーンした。


飛び降り仕留める速さは食肉目が得意とするもの
しかし所詮は飼い猫。隙は必ずある。首には鈴。貴様の一歩は敗北という音色を知らせているんだよっ
野生の性が実践経験の弱みを打ち消すことが出来るか。
うむ、殿でいいと似ておるな。



盛んに低く煩い「ビィービー」と鳴いている親ガモ。いまいち効果的ではない。
むしろ地の利が味方してくれるだろう。そうだ目の前の水が救いとなる。
ただこの親ガモは若い。そして最大の難点なのが子を連れていることだ。
歳は大人で口ぶりも大人といえども、子供っぽいことに興じる殿でいいと似ておる。

飼い猫vsカモ家族

(殿でいいvs殿でいい)





「ど、どうなったのこの後!!?」

「そこは…」




さぁさぁ!話は佳境に差し掛かるところですね。
猫・親カモ・子ガモ・殿でいいの位置関係、ここから発生する次のアクション。

といったところで恒例の想像タイムです。
素直な切り口でもお笑いな切り口でも良いですよ。
ちょっと考えてみてください

喜喜爛爛

2007年05月01日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記
夏日から一転して肌寒かった2日間
それぞれ悠々自適な連休をお過ごしだろう。
外出が好きな私もちょこちょこっと何処かに行っている。


秩父の羊山公園の画。連休中テレビでは取り上げられるスポット。色彩豊かな芝桜が丘一面を埋め尽くし、今をその健気さが全力で咲き誇る。裏手にある石灰質の堅固な武甲山とのコントラストは見事。圧巻されること請け合い。

それから山奥の沢で親父からガミガミ言われながらも渓流釣りをする。
渓流釣りはこれで4度目。ヤマメ二匹を自力で攻略。暴れ狂うヤマメとの一瞬の駆け引き、引き上げた時の喜びは今でも覚えている。やったねー!

一歩前

2007年04月23日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記
KATAGE「真のディズニー好きならば、1つくらいこだわりがあるキャラクター持っているもんだよ」
殿でいい「なにそれ、俺1つもそういうのないし」

「あっなら、誰かときた時OOが可愛いーと言っていても」
「(あっそう)とかいってそっけない態度とるでしょう」

「バリ、とりますよ」
「潔い!」

「おれはリトルマーメイドのアリエルがファンなんです」
「おまえは人魚か。うーん確かに可愛いねぇ。アリエルだけにこれも有り得る」
「うまい!けど寒い」

「うっせーよ。なら俺は働いているオネーサンの方が良いよ」
「真のディズニー好きならばお客はゲスト。働いている方たちはキャストと呼ぶんでっせ」
「あ、はい」

「殿はアレでしょ、ミッキーやプーサンのようなアニマルで探したいんでしょ」
「ジュウ(獣)ですね」



「これなんかいいじゃん」
「おー可愛い」
「名前なんていうの?」



「後ろに書いてあるぜ、タグだってよ」
「いやいやタグがついているからでしょ」
「ポリエステルだってさぁ!」
「それもタグに書いてあった素材で、ぷぷぷぷぷ(笑)」


まったく名前がわからん。
みんなこの可愛いウサギさんの名前教えてくれ!

滅入りアン

2007年04月13日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記

50パーセント、60パーセント、80パーセント、90パーセント!

クルクルクルクルクルクル

よーっし、これで100%、生絞り


後ろのオヤジ「あいつ(殿)は生グレ星人か…」


こうやって見ると絞り皿と生グレープのバランスがよく、UFOに見えなくはない

高速回転する生グレUFO。つまむお好み焼きの肉の部分を、こそぎとろうとするのはキャトルミューティレーション。何か説明する際、不覚にもテーブルを箸や指でなぞってしまう行動はミステリーサークルを生んでいる。

あー頭痛い
洗脳されたなこりゃ


煙ゆ

2007年03月23日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記
お彼岸ということもあって実家や地元に戻られた方もいるだろう。

私も今回は久し振りに行ってみよっかなっていう気持ちになったので、一人車を走らせてきた。春のお彼岸は木々がまだ芽吹いてないにも拘らず、お墓には仏花やお供えが立ち並び、お香が立ち上る。

ひと通り作法は済まし墓石の囲いにちょこんと腰をかける。

缶コーヒーをぐびりとやりながら、墓と目で会話をした。

それが金曜日。

朝帰り

2007年03月15日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記
先の先に見えるのは赤石山脈の連なり。そうか!今僕は甲府盆地に入ったのだ。
先程まで点々で輝いてた星と鋭さを帯びた三日月はいつの間にか消え去り、空に青みがかかってきた。後ろの山塊から日が差してくるのは間も無くだ。


トンネルから急坂を下りきると、国道は緩やかなスロープが続く。
今日初めて見る人が前から走ってくる。早い時間からランニングだ。
「おは…」
おはようございまーす
あちらさんの方が強い。俺負ける。

目的の山梨県甲府市の境には6時に着いた。この時間は流石に早すぎて誰も学校にも部室にも居ないだろう。なので漫画喫茶に入り3時間ほど休息することに決めた。

リクライニングチェアに腰掛け、ココアを啜る。漫画喫茶で寝れた例は一度も無かったが、今回は冷え切った体も徐々に温まってきたので強い眠気に身を委ねる事にしてみた。30分程して目を醒ます。インターネットを取りあえず付ける。
しばし物思いに耽る。

あっ
「メイドの服準備してれば、ネタで面白かったのになぁー」

隣はドンキホーテがあるのに営業時間外、ちょっと悔しかった。

「まいっか、晴れ着の女の子見れるしなぁ~ハァーぁぁ」


その辺でお団子でも買っていこうかなと思いつつ
またウトウトしだした。この睡眠が終わればまた元気になれるだろう…。



突貫

2007年03月15日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記

長い長いトンネルを抜けた。峠を通るのはやめたことはもうどうでもいい。
五分前まで僕は少し泣いていた。
トンネル内部は歩道はなく車道のみ、仕切りの線は20センチもなく、あっても幅の中は溝そして垂直の壁。どぅぉぉという地鳴りが我が目の前に迫り去っていく。あぁぁぁーと後方からトラックが追い越していく。逃げ場のない空間。一番怖いのが出口がみえないのと、稲妻のごとく通りすぎる車が起こす押しと引きの風。対向車は急に自転車を前へ押し、後方車は私を後ろに戻す。そしてどちらも気を抜けば壁にぶつかりそうになる。
折り畳み自転車の痛い所が小ささゆえに風に弱くふらふらになること

あ、ちなみに僕の自転車に名前つけました。「めざし君」です。

出口が見えてくると外の風がまた私を押し戻す、迫る対向車と後方からの車列。

だんだんと先程の興奮は落ち着いてきた。

腹減った(>_<)。

ちゃんちゃん♪