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常夏ならば振り向くかも

語り部である私が提供する、今そこにあるチープでホットな噺の数々を口承するブログ。一話解決を目指して今日も喋ります。

Xな3「誰もが通る道、〇八三一」

2007年08月31日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記
8月31日である。そう!子供達が夏が終わる日としていえば8月31日。アナウンサーが
「みなさん夏休みの宿題終わりましたかぁ?」なぞと一年間で一度だけ、ご親切に心配してくれるのがこの日だけである。

学校始まってもその日は避難訓練や通知表の提出、掃除等とやる事がいっぱいなので「すみません…忘れてきました…」と述べれば逃げることが出来る(かも)。
そして次の日から授業を軌道に乗らせる為に教師は四苦八苦するので、一週間は猶予をくれるだろう。そのまま忘れてくれればいいのだが…そこは皆様の手腕に掛かっている


まっ明日から2学期頑張れや!


「明日は土曜日で休みですよ」

何ともはや土日がかかり9月3日から登校か。大概9月1日に登校。次の日は土曜、日曜となるから教師は宿題を忘れてくれる、若しくは猶予をくれるチャンスなのだが、今年はそうもいかんですか!


「何かいい方法はありますか?」

モンゴルへ療養に行くと言えばいいんじゃないの」


問題集を提出とかいうならばさ。全部まともにやっていては時間を食うだけだから、半分くらい気合いれて、後は適当に選択したりそれっぽい記述すれば誤魔化せるよな。
回答→無回答→回答→無回答→回答
リズムがある誤魔化し方だと怪しまれるから、工夫することだな。皆が出来そうなのを回答していないと痛い。


「わかったようでわからん
「あくまで個人での誤魔化し方です。あとは友達と運命共同体になるか」


そもそも自由研究とか調査レポートなんて、何人かでやった方が気楽でいいんだよね。
やるといっても図書館に雁首揃えて同時作業をする“受験勉強スタイル”ではなくて作業をシェアするの。

2007年7月27日、Xな2トコナツイチhttp://blog.goo.ne.jp/tonodeiika/d/20070727
これなんてシェアできる第一歩であって、ここから三人で出た一冊を読むの。
それから凧大百科事典ならば、一人がある地域の凧を調べに行き、もう一人はある地域の凧を調べに行く。その間三人目は映像とか資料といった軽いものを集めておくと共に、今課題の動機付けや議論ポイントを絞っておく。
三人集まった時点で調査報告をし終えて、さっそく議論すんの。そのトークは録っておいて文に起こせばいいさ。
あとは今回の調査の意義と感想で個人で締める。感想を纏められなければ一度三人で凧使って遊べばいい。

「遊んじゃ、楽しかった!だけになるのでは」
「いやー、プロセス踏んでの遊びだから、楽しさも一味違うでしょ」

終わりにメンバーと凧で遊んでみた。楽しかった。これが率直な感想である。
之まで凧遊びは何度か経験したが、今回ばかりはその喜びも一入である。調査を始めた頃はかんかん照りで空を眺めるのも拒んでいたのに、暑さが和らぎ澄み切った空になるにつれ今はよく見上げるようになった。
研究を始める時は陰鬱な気分だったのが、凧を通して天と人の関わりを学ぶ中で、凧に込められた生活への願いや人々の遊び心を理解できるようになった。「上を向いて歩こう」きっと昔の人もこの言葉を胸に明日へ向かって生きていたのだろう。この夏を通して僕を支えた言葉だ。
こうして茜色が懸かった空に凧を浮かべて今思う。こいつらと勉強できて良かったと


「とかなんとか書けばいいんじゃないの!?」
「勉強嫌いの奴が好きになる瞬間ですね」


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「ところで今日のブログ、テストには…」
ちょっとまった!

下につづく↓

Xな3「誰もが通る道、〇八三一」本気

2007年08月31日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記
思い出しちゃったんだからしょうがない。

電卓を用意



①自分の名前を平仮名にする。(例)殿でいい→とのでいい 

②母音が「あ」は1、「い」は2、「う」は3、「え」は4、「お」は5、「ん」は0と電卓に入力。(例)とのでいい→55422

③+を押す

④相性を占いたい相手の名前を同様に入力。(例)マッハ→131 


⑤=を押す

⑥この合計を÷2する


⑦あとは100になるか二桁が出るまで=を押し続ける。



この場合は54
これが自分と相手との相性パーセンテージ

54%


小学生の時に遊んだ電卓占い。知っている人は知っているかな。
今日ふと思い出したのだ。

一度はやってみたくなっちゃう、そんなレトロな話題でした。
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「今日は話が長すぎだよ」
「コメントするのに頭抱え込んじゃうかもね…」

「ところで今日のブログ、夏休み明けのテストにはどの辺が出るの?
パソコンの電卓機能を使ったのは生涯2度目だよって辺りを中心に…」


それでは
Ⅹ、散会!

勝手に解像

2007年08月24日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記
先日kataageからフィルムカメラを見せてもらった。一眼レフである。ま、欲しい。田舎にいけばきっと有るに違いない物。ただ相当な念が込められているから、おいそれと持ち出せん。
そのまま使って一つ前の写真がゲバ棒持って「安保反対」を掲げた安保闘争なのに、次が半裸でウェーブする私の「あんぽ、んたん」闘争な写真を写しては申し訳ない気がする。

仕方ないので我が家を探すとオートフォーカスカメラが出てきた。親父の何台かのカメラの1つ。シャッターが降りずに壊れている。壊した原因は大方、俺。
修理に出しても、古いので今は修理できずと何店も言われた品なので、親父に軽く説明はしておいた。
親父はちゃんと理解したのか、どうでも良かったのかは分からない。それよりも古いのが修理できない今の技術って何なのさ!と嘆きたい。本当に技術大国日本なのか!?めんどくさがりやがって

そこで俺が預かったままにしていた。

久しぶりに出てきたカメラ。やはり駄目、壊れ物。梅干や沢庵だったらば良かった。形は悪くても置けば味が良くなるからである。



ぶっ壊してやろうとドライバーを片手に、シャッターの部分をいじくる。ストッパーが簡単に外れて、ボタンの部分の金具が拉げていた。そこを補整して滑りが悪いから油を少々差してみた。

カシャカシャ

ちゃんとシャッターが降りる。電池を入れてフラッシュとオートフォーカスの点灯準備。半押しながら、シャッタを切る。

パシャ!

これ!これ!直ったか!
喜ぶ反面、シャッターから指を離すと戻らない。原因は中の金具に掛かっているスプリングだかなんだかが悪い。小指の幅くらいの穴から、ちまちまドライバーを入れていじくるものの駄目。
これも予想に過ぎず。そもそも細部までライト届かなくて分からない。

カメラをパカッと開けられれば。しかしネジが一個しか見つからず、力任せでも取れず、工具でやってもいいが直った後のことを考えれば出来ない。

しばらくカメラと離れて不貞寝した。

ん?
んん?

サイドのレザー部分をマイナスドライバーで削ってみると、何か溝がある。そこをツゥーとなぞると、これはもしかしてと思った。

ベリベリベリ

綺麗にはがせて、その下にはネジ止め部分を見つけた。
ここでカメラを静かにおいて、拍手を一本打つ。

ぱん♪

(やられたなこりゃ!)

両サイドのネジを外し、いとも簡単に頭部が開いた。

きもい

第一印象がきもい。人間で言ったらば脳味噌の部分であるからして無理もない。回路と導線を、がっちり半田付けされているので切れれば、こいつは撮影の趣味を忘れてガーデニングが好き!プランターが欲しい!欲しい!なんて言い寄るかも知れない。

慎重に見回す。スプリングが外れているのが分かったから、ピンセットを使う。中々留まらずピヨーンと弾いて床に落ちる。

悔しい。

どんだけ~集中したか分からんが、IKKO(いっこう)に上手くはまらない。

とその時

あっ!

ピンセットで抑えていたスプリングが弾かれて、カメラの深部へと落ちていった。カメラを逆さにして揺すってもコロコロカラカラいわない。がっちり奥の奥、大奥に嵌ってしまった。

「くっそ!バネは自由だなっ」投げ台詞をいちお吐いてやった。

直せるかも★と期待が高まった今回。やれるだけやったから気は済んだ。
結果は元通りのままである。

僕はよく物を壊す反面、それを直す作業が好きでも有る。大切に使うってことは壊すことを嫌う訳ではないと思う。物はいつかは壊れる。ならば壊れながらも使える部分を接ぎ当てて、あーだこーだ考えていくのが試行錯誤なのだろう。
その前提として綺麗に掃除しながら使うことが、現状を逐一察知できる上手い使い方に違いない。

Xな2「トコナツイチ」

2007年07月27日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記

話の発端は文化系書店Life堂入店おあついですねから始まり、時日が経ちました。
私の担当は「雑誌or学習本」、kataageは「漫画or写真集」、まっさんは「小説orゲーム攻略本」そこから一冊出してもらい。レビューを書いてもらいました。
本日ついに出揃ってことで、とくとお楽しみください♪



「今僕が釣りたいもの、それは雲」な一冊
 <殿でいい>                                                                                  

凧大百科 日本の凧・世界の凧  比毛一郎著  美術出版

 空気より重いものを飛ばす挑戦は紙の発明以前からあった。即ち凧は、紙の発明以前からあったものである。それでは凧の発生はいつごろなのだろうか。この本でも諸説唱えているが、中でも私が好きな説は「蜘蛛の糸に絡んだ木の葉が、空に翻るのを見て、蜘蛛の糸と木の葉で凧らしいものを作ってみた」という行。
 空に対する挑戦は大気圏外へ進んだ。凧は玩具としか扱われないものの、天に向ける憧れは、いつまでも持っていていいじゃんか。君と天空は握手できる。実現は凧の一糸から始まるのだ。
 日本・世界の凧を選り取り見取り、珍妙奇妙エトセトラ、詳らかに載っている大百科



 「この夏、イイ女に、出逢えない奴に向ける」一冊
<kataage>

PLEASURE BLUE―安西ひろこ写真集  山内順仁/撮影・著  ぶんか社

  俺の好きだったかつてのグラビアさん安西ひろこ… かつてはグラビア女王の名をほしいままにし、バラドルとしても名を馳せていた。ゴールデンから深夜枠まで彼女を見ない日はないくらいに。
  同時期に活躍していた「山田まりや」嬢はかろうじて見かける。彼女は今…




「童話?導話?のような」一冊
<まっさん>



イレギュラーズ・パラダイス(全4巻) 上田志岐著 富士見ミステリー文庫

 異世界の図書館「ケリポット図書館」はある日グーデリア市役所から廃館命令の通知を受ける。しかも撤回する条件は「1年以内に1000人の会員を集めないと廃館」するという理不尽なものだった。そんな中、新館長を迎えるものの、新館長は嘘つきで女たらしで、更には軍警察から追われているという根からのロクデナシな有様。
 さらに図書館に世界破滅を呼ぶ魔術童話「DDD」がやって来たことで、DDDを巡る騒動が巻き起こる。

  この作品のジャンルはほのぼのファンタジーかな。何か事件に巻き込まれつつも飄々として、最後にはちゃんと片をつける主人公と仲間たちの、ちょっとほのぼのした感じの話。ただちょっと説明不足な面は否めないかなとも思える作品だな


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「ところで今日のブログ、テストにはどの辺が出るの?
この3つで読書感想文を書かれたらば、どうしよってな所を中心に…」


それでは
Ⅹ、散会!


おあついですね

2007年07月19日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記

夏の推薦図書みたいなことをしようかなと


「文化系書店Life堂に感化されたってことですな」
イエス

ナツイチって感じですね。
こういう試みは初めてです。どうやったらばいいかなと悩みました。
今更ながら本っていうのはジャンルが色々あるんですね~。

そこを恒例のサイコロを使って、割り振ったわけです。
「割り振った」即ち、私だけではなく常夏三匹それぞれが一冊、力を抜いて推薦する。その方が面白いと思いまして、只今依頼中であります

「殿でいいの担当は何ですか?」

私は雑誌か学習本です。
けれども相当力抜きますよ~。

夏休みの読書感想文に使っていただければと…
「ええっ!?」


ま、そういう事情でして、今日はプレ段階ってなことで私が一冊()出しましょう。
その方が他の二人も練り易いだろうしね。

 

ロード・オブ・ザ・一冊
<殿でいい>


ヤングマガジン、ヤングジャンプ、週刊少年マガジン、週刊少年ジャンプ、モーニング、ヤングアニマル、週刊大衆、週刊実話、週刊アサヒ芸能etc IN電車

網棚に捨てられた雑誌達。一体何人の手に渡り、何本の電車を乗り継いで、ここに到るのか。手に取るまで判らない。拾うは一時の恥、拾えば一生の英知。さて、捨てる?持ち帰る?君の旅は今始まったばかりなのだ。



「一冊じゃねーじゃん、総合だし。廃品回収だし」

まーまーまー、こんな感じでやりますよってことで!

本番はちゃんと一冊に絞ります!!


うんじゃー どろろんぱ


文化系書店Life堂入店

2007年07月12日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記
今最も僕が好きな番組といえばTBSラジオ「Life」

ここの出演者お勧めのブックフェアをやっているので
渋谷ブックファーストに寄ることにした。
http://www.tbsradio.jp/life/2007/07/life_1.html

チャーリー(鈴木謙介)のエプロン姿写真に胡散臭さwを覚えつつも
出演者が選んだ小説・詩・漫画等を手にとってパラパラしてみる。
良い本だなぁーと手にとっては戻し迷っていたものの、決めた予算以上を捻出するわけにはいかない(本当は出したい)。

殿でいい内閣は透明性を確保し、少しでも多く担保できる金は取っておきたいと、24期目にしてやっと政権公約できた。それまでは全部機密費が内訳だったとか。

こういう所が大人になれてないところ、あってはLIFEという番組の「大人になるということ」という回から、見詰め直す機会を貰ったのかもしれない。

予算は出来れば1000円以内と決めていたので、文庫本で我慢するしかなかった。
むしろ出演者が俺らへ向けた選出に注目した。


社会学にだまされないための5冊
セカイから世界に繋がるための5冊
<鈴木謙介>

「文化系」に足を突っ込むきっかけとなった自分の基礎を作った10冊
<森山裕之>

文化系をこじらせないための10冊
<仲俣暁生>

LIFE-SAVERに必読の文学10編
<佐々木敦>

肥大した自意識や絶望とうまく付き合うための本
<津田大介>

<働く>ことに向き合う10冊
<斎藤哲也>

文化系よ、外を歩けの10冊
<柳瀬博一>

その頃の僕を支えていたのは例えばこんな本だった
<長谷川裕>


どれでもいいんだけど

内の葛藤と外への表出。カッコ良くなる為に第1ヒントから第6ヒントまであるならば、第2ヒント位までを教えてくれそうな本が並んでいた。

一冊買う。
百という本。

それだけやって、さらば渋谷。


次回Lifeは選挙後の特番
http://www.tbsradio.jp/life/

パッシング

2007年06月29日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記
近所で蛍の放流会が行われた。
この辺の風物詩で、ちょこっとした出店や音楽会が催される。

蛍とお祭りは好きだから、今回もツッカケをペタペタ言わせて
河原に向かった。

うーん見えん!

ギャラリーの数が40人に居て、蛍が1匹居るか居ないかなので探すのが一苦労。

一つ発光すれば

「あ、いたいた!」
「あそこ!」
「どこどこ」
「ありゃりゃ」
と歓声が上がる


出店で光る腕輪を買ったのだろう。
子供がキャッキャッと雑踏を駆け抜ける。

ったく人が多いってのに!と思うものの、一輪の蛍光を追いかけるお母さんもセットで観れば、これも蛍みたいなものかと優しい気分になれる。

類似して歩きタバコも蛍!?ですかな。


また明日以降、観に行くことにする。ちょっぴり贅沢かも

Xな1 「その秘部にはあまりにも強い、誘惑が!」

2007年06月17日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記
宮崎あおいさんが婚約したでしょ!
だからそういう芸能情報に敏感な俺が、今回何らかの声明を出すと思ったらば




ツツジの話ですよ。


先日、たぬきさんのブログに行ったらば
ツツジの蜜を子供以来、久し振りに吸ってみたという話がありまして
それに感化されて自分も吸ってみたんですね。


(う、思ったより薄い)
たぬきさん曰く「味が薄くなったのか、大人になったから感じなくなったのか」なんでしょうか

折角ツツジを摘みましたから、ちょっくら観察することにしました。


なんだこれ
「どしたの」

ツツジも花びらを一枚二枚って分けられると思ってた。
ツツジは合弁花の種類であって、まとまってるんですね。だからポトリと落ちるんですか。



「めしべですね」
「おしべに囲まれちゃってさ」

「でもこのめしべとおしべの距離が難しいところで」
「風とか水とか、虫とかが媒介しちゃうみたい」

「どんな世界でも第三者が大切なんですね。あいのりでもそうやって背中押してくれたキャラっていたなぁー。いいひとですな」

「もう、久しく観てないくせに」



「ここをチュパチュパしちゃうのよ」
「はぁ

「花は蜜腺http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9C%9Cというのが分泌するみたいで」
「要はこいつらの受粉活動に誘われたってことか!」

蜜差し上げます>
花も綺麗でしょ>
匂いもいいでしょ>

そこで~お願いしたいのが、おしべの先っぽ(葯)をちょーっと触ってから、めしべの先(柱頭)に触ってあげてくれないかな~。ちょっとでいいからさ!ね!ね!
来年もー蜜吸いたいでしょ!だったらさ!ね!!




「みたいな」
「そこまで主訴を読まないでも」

「ま、花がなんて喋っているかはわからないけどね」

「喋りといえば花言葉は、自尊心とか愛の喜びだって」


「ところで今日のブログ、テストにはどの辺が出るの?



宮崎あおいさんオメデトウ辺りを中心に…」


では
Ⅹ、散会!

サバンナ 後編

2007年06月16日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記
前回までのあらすじ

カルガモの親子を見ようと近くの溝に赴いた殿でいい(暇人)。そこで遭遇したのはその親子と隙あれば狙うキャット(飼い)の真剣勝負。漫画で言えばバチバチな場面だった。どちらも一分の隙を見せない硬直状態。
バンド、変えてンドとなれば、ウルトラセブンの二週続きの最終回の、展開らしくなるってことで始まります。



ギロリ
(なんちゅう目だよ…俺も猫目だけどさ)
「猫じゃらしで遊ぶなんて駄目なんですかね

ギロリ


私にとって一番の戸惑いが
手を出して追い払うべきかどうかだった。
ここは溝に入らないようにフェンス&有刺鉄線が敷いてある。といっても此の位ならば乗り越えるのも可能。乗り越えないまでも石ぐらいは投げていい
子ガモは可愛い
猫はイヤラシイ


ただ手を本当に出していいのだろうか。
面白いことは面白い。勝ち負けよりも次の決定的瞬間が目の前で動くのにワクワクする。

うーん
(これが自分ちのカモだったらば猫を倒すんだろうなぁ)
(逆手にとってカモが猫より強い存在だったら)
(棒で殴返したり、レーザー出したりすれば猫を助けるんだろうなぁ)


テレビでアフリカのサバンナ観るけど。これがアレなのか!?
なんか違うような。似ているような。



思い入れがないだけあって、どうでも良いような良くないような。

わっかんねーな。両者が満足する結果であれば良いけど


スッ

ヌッ



今だ!と思ったらしく猫は身を屈めながら、橋桁に足を伸ばした。中間まで二歩。ジッとガンを飛ばす。親ガモはビッーっと鳴いたがそれ以上の声は出なかった。むしろもう警告ではすまない。

バサッ、ニャーォ!!ガサバサササ!


(そういえば)
集中して見ていたのは猫と親ガモの関係。猫のターゲットは親ではなく傍にいる子ガモ。





なんとか逃げ出せたか


そうか

「良かったじゃないですか、望んだ流れじゃないですか、Happy end

う、うん

「何か不満でも」


そもそも



カモの子供って何羽いたのだろうか。

二羽の子カモが居たのは分かった。でも二羽だけだったのだろうか。


それと猫が下に降りたまでは分かった。それから姿が見えない。
うも言わさず一瞬で仕留める技に長けている猫。もし子ガモがまだ居たのならば…。



猫もいちおは飼い猫だからな。怪我とかすると困るよな。


自業自得で干渉せず、所詮動物
うーんそんな気がするし、なんか釈然としないものもあるなぁ。

動物が救出されるシーンにはあんなにワクワク、涙するのになー。


あんまし人が入り込めないゾーンって身近にもあるものだね。
アウターゾーン!?



「とかなんとか言っておきながら、コメントくれた人の言葉使っているし」

俺が一番オイシイ